講演 計畫造船の完遂(上)

AI summary (β)
全国の造船に従事する皆さんに感謝の意を表します。大東亜戦争において、皆さんは多くの困難を乗り越え、重要な船を立派に作り上げてきました。米英は敗北を取り戻すために必死に船を造っていますが、その数は失われる船に追いついていません。一方、我が国では新しい船が国力の充実に役立っています。この有利な状況を活かし、我が国は全力で米英の攻撃に対抗しています。したがって、我が国の造船は追撃のためのものであり、米英の造船は退却のためのものです。大東亜戦争の目的を達成するためには、国を挙げて追撃船を造り続ける必要があります。
pid
3573683
date
0000
note
商品番号 : AK-391, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 講演
year
0
genre
講義、講演、演説
creators
内閣總理大臣 陸軍大將 東條 英機
duration
208
persName
内閣總理大臣 陸軍大將 東條 英機
publisher
コロムビア
造船に従事しておられる全国の諸君、私はこの放送にあたりまして、 まず第一に諸君に心からお礼を申し上げるものであります。 この大戦争下において、諸君は幾多の困難に打ち勝つ大事な船を立派に作ってこられたのであります。 その極真、その驚くは察するに余りあるものであります。 私はここに深く感謝の意を表するものであります。 そもそも大東亜戦争を勝ち抜くために、船がそんなに大切なものであるかは、改めて申すまでもなく、諸君の十分ご承知のことであると存じます。 米英におきましては、所詮の敗北を取り返さんとして、今や船を造ることに死に物狂いの努力を払っておるのであります。 しかしながら、その出来上がっていく船の数は、次から次へと逆流されていく船の数には、どうせ追いつかない状況にあるのであります。 これに反して、我が国におきましては、新しく出来上がっていく船は、学船に、また建設に、また国力の充実に、ますます有効に役立ちつつあるのであります。 この有利なる情勢を利用して、我が国は、海に陸に空に、ドイツ、イタリー等、米方等直接、手を取ってますます米英の攻撃に全力を注いでおるのであります。 従いまして、我が国の造船は、追撃船における造船であり、米英の造船は、退却船における造船と申すべきであります。 しかして、米英を克服させて、大東亜戦争の目的を達成するためには、国を挙げて、どこまでもこの果敢なる追撃船を続けなければならないのであります。