防空精神強化大講演會に於ける演説(上)

AI要約 (β)
去る12月8日、米英との戦争が始まりました。我が海陸軍は迅速に行動し、米英の進攻を阻止しました。この戦果を祝うべきですが、油断せずに最終的な勝利を目指す必要があります。大東亜戦争は大東亜共栄圏の構築を目指す重要な戦いであり、帝国にとっても未曾有の試練です。敵は我が国土を攻撃しようとするでしょうが、帝国の防空体制は整っており、海軍も敵の根拠地を攻撃しています。しかし、敵が我が国土の上空に現れる可能性は否定できません。
pid
3573691
date
0000
note
商品番号 : AK-414, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 演説
year
0
genre
講義、講演、演説
creators
内閣總理大臣 東條 英機[12379と同一]
duration
185
persName
内閣總理大臣 東條 英機
publisher
コロムビア
去る十二月八日、傍慢なる米洋朝の火蓋が開けまするや。 迅速果敢。我が海陸軍は、陸に海に空にかっかつたる戦火をあげました。 巡述を出ずしてすでに、すでに、米英の進端をさまからしめたのであります。 我々はこの大戦火を大いに祝福すべきであります。 しかしながら、これにおごることなく、ますます勝ってかぶとの尾を占めて、 所詮の成果を最後の勝利へと押し進めていかなければならないのであります。 大東亜戦争は、大東亜共栄権変設の一大事前でありました。 帝国にとりましては、前後未曾有の一大ステージであります。 それと同時にまた、戦の正に我々に退任を下さんとする一大試練でもあるのであります。 しかして、同期戦たることは当然、これを予想せねばならないのであります。 この間、幾多の難関あり、敵もまた我が国土に向かい、 必ずや火を伺い、火を狙い、空襲を込める心みるのであろうことは想像されるのであります。 もとより帝国の防空に関しましては、 甘美せる底に軍防空あり、また日海軍、また万里の波濤を越えて、 積極的にその根拠地の覆滅に当たっておるのであります。 しかしながら、航空作戦の本質といたします。 敵が広大無限の空海を通って、我が国土の上空に現れないことは断言はできないのであります。