第七九回帝國議會に於ける施政方針演説(五)
- AI要約 (β)
- この文章は、大東亜戦争の初期における状況と、それに対する筆者の見解を述べています。筆者は、重慶政権下の民衆に対して同情を示しつつ、米英の主力艦隊が太平洋から撤退し、戦略的拠点が日本の手に落ちたことを強調しています。米英が日本の国力を軽視し、戦争に敗北し続けている現実を指摘し、米英政府の態度を批判しています。また、米英が戦略的優位を軽視し、国内の不安を煽っていると述べています。
- pid
- 3573713
- date
- 0000
- note
- 商品番号 : AK-428, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 講演
- year
- 0
- genre
- 講義、講演、演説
- creators
- 内閣總理大臣 東條 英機[作詞], 内閣總理大臣 東條 英機
- duration
- 199
- persName
- 内閣總理大臣 東條 英機
- publisher
- コロムビア
しかして、この花々しき大東亜の黎明期におきまして、
枯れらしのさに猛上して無益の戦いを続け、無益の苦しみをなめつつある
重慶政権下の民衆に対しましては、私は衆心より憐れみを感じる次第であります。
大東亜戦争を開始以来、ここにわずかに参加し、
今や米英の主力艦隊は太平洋よりその影をぼしつつ、
西南太平洋の拠点、またことごとくはが象徴に陥ったのであります。
前々、帝国の国力を軽視し、
自ら不敗の体制を豪語し、
我が正当なる主張を拒し、
遂に帝国をして先端を開くのやむなきにいたらしめたる米英は、
今や戦って敗れざるなく、
守って失わざるなき現実を暴露しておるのであります。
この現実の暴露に対し、米英の犠牲者の責任を返しせんとする弁明と、
思いも及ばざる諸行の宣伝とし、
私は彼ら政府当局の傲願無知なる態度に対し、
違反の言葉を発見するに苦しむところであります。
しかして、米英政府当局は、
いたずらに当機将来に淡き希望をつない、
その大軍備拡張を鼓動しておるのであります。
核の如きは、太平洋において、
彼らにとって変わった我が戦略的優位を故意に軽視、
また、関連、後軍関連の訓練、作戦の指標、
徴兵の重要、国内武道の結束に対し、
ことさらに目を閉じ、
いたずらに警鈴を掲げて、
自らの不安、焦燥を大いに拡散とするものであります。