マダガスカル・シドニー強襲について(四)

AI要約 (β)
この文章は、米英が日本を過小評価した結果、アメリカ国内で政府批判が高まり、ルーズベルト大統領もアメリカの状況が悪化していることを認めざるを得なくなったという内容です。ゴーシュー(イギリス)は資源や人口が不足しているにもかかわらず、無駄な戦争を続ける理由が理解できないと述べています。ゴーシューは態度を決める必要があり、戦うなら日本が撃滅する準備があるし、提携するなら歓迎するとしています。また、日本海軍がインド洋東半部からアフリカ西岸まで作戦を展開しており、これがインドや近東に重大な影響を及ぼすと確信しています。イギリスの海軍力が弱体化していることを示し、インドと近東の生命線が遮断されると予言し、日本が南洋圏を確保し、大攻勢を開始する準備が整ったことを強調しています。
pid
3573797
date
0000
note
商品番号 : AK-525, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 記録
year
0
genre
文学作品以外の朗読、解説
creators
大本榮海軍報道部課長 海軍大佐 平出英夫
duration
187
persName
大本榮海軍報道部課長 海軍大佐 平出英夫
publisher
ニッチク
米英の失敗は日本を甘く見たからである。その評論は今や彼らの国民の中から自国政府攻撃の声となって現れ、ルーズベルトもついにアメリカの潜伏状態は非常に悪化してきた。 アメリカ人は問題の重要性に目覚めなければならぬと告白するに至っております。 かかる現実を、ゴーシューは冷静に、勇敢に認識しなければなりません。油のない、ゴムのない、艦船のない、しかも人口少なく、海上権さえ持っていないゴーシューは、なぜ無駄な戦争をあえてしようとするのか、誠に判断に苦しむ次第であります。 しかしながら、残された数ヶ月の間に、ゴーシューは嫌顔でもその態度を決しなければならぬのであります。もしあえて戦わんとすれば、我にゴーシュー撃滅の精算があります。また、もしわして提携せんとすれば、我らは前鱗としてこれを迎えることであろうことを、もう一言、受け加えておきたいと思います。 次に、マダカスカル襲撃について申し上げます。 インド洋東半部を制圧中の我が海軍が、東空、アフリカ西岸までも、鋭艦隊を追って作戦いたしておりますることは、私の考えとは異なります。 インド洋東半部を制圧中の我が海軍が、東空、アフリカ西岸までも、鋭艦隊を追って作戦いたしておりますることは、インドにとっても、さらにまた近東にとっても、おいおいと重大なる影響を及ぼすことと確信するのでありました。イギリスの海軍力の日に日に強弱の一路を辿っていることを如実に証明するものであります。 我々はこの明快なる意思標準を持って、イギリスの生命線であるインド及び近東線が遠からず遮断されることを予言するとともに、南洋圏の確保をさらに強化し、大戦略体制を形成したところ、 早くも強大なる弾発力を蓄積して、東へも西にも南へもさらに大攻勢を開始し得る戦略を整備したことを、世界に向かって表示し得るものと思うのであります。