東京帝國大學卒業式に於ける祝辭(八)

AI要約 (β)
この文章は、卒業生に向けた激励のメッセージです。話者は、卒業生たちが学生時代を終え、これから実社会に出て行くことを祝福し、彼らの若さと希望を持って日本の将来に貢献することを期待しています。国家が彼らの真剣な活動に大きな期待を寄せていることを強調し、どんな障害も乗り越えて自己の境遇を開拓し、各々の職域で努力を続けるようにと激励しています。最後に、卒業生たちの成功を祈りつつ挨拶を締めくくっています。
pid
3573901
date
0000
note
商品番号 : AK-690, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 祝辞
year
0
genre
講義、講演、演説
creators
内閣總理大臣 東條 英機
duration
156
persName
内閣總理大臣 東條 英機
publisher
ニッチク
どうか諸君も、この上とも、大陸の東京のためには、格段の努力を続けられたいのであります。 卒業生諸君、私は、若くしてあたらったる諸君を前にして、考え、誠に無量なるものがあるのであります。 諸君は、本日をもって、いわゆる原服の式を終わったのであります。 しかして、諸君の学生時代は、再び帰り来ることはないのであります。 いよいよ、明日からは、温泉学園と初めを挙がり、暖かき頃の故郷であるところのこの学生を育って、ゆうしくも実社会の荒波を乗り切らぬとしておられるのであります。 しかも、この未曾有の時刻に立って、国家が若き諸君の真剣なる活動に期待するところは、誠に甚大なるものがあるのであります。 日本の将来。 日本の将来はいつにかって、諸君ら青年の将権にあるのであります。 どうか諸君は、本日の感激を肝に銘し、いかなる障害もよくこれを突破し、自己の境遇を開拓し、しかしてもって、 各々の職域において、諸君の若さと希望等を生かしつつ、君国のため今進の努力をいたされることを徹に祈って、私のご挨拶を終わります。