演説 重大時局に直面して(二)
- AI summary (β)
- この文章は、日独伊三国の協力と共存共栄圏の形成について述べています。具体的には、ドイツとイタリアが欧州で、日本が大東亜地域で、それぞれの地域における「真実城」の建設を進めているとしています。世界がいくつかの共存共栄圏に分かれるのは自然な流れであり、日本が東亜で、ドイツとイタリアが欧州でその指導的立場に立つのも自然の勢いだと主張しています。この必然的な傾向が第二次大戦や東亜の緊張を引き起こしたとし、三国が協力し軍事同盟を結ぶことも自然な流れであると述べています。最後に、国難に直面している今、断固としてこの困難を突破する覚悟が必要だと強調しています。
- pid
- 3573909
- date
- 0000
- note
- 商品番号 : A-20060, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 演説
- year
- 0
- genre
- 講義、講演、演説
- creators
- 内閣總理大臣 公爵 近衞文麿
- duration
- 147
- persName
- 内閣總理大臣 公爵 近衞文麿
- publisher
- コロムビア
活岸を開いて、東亜と欧州の現状を見れば、日独単国は実に各々その持ち場において、救出所、堺のために共通の努力を続けつつあるのであります。
すなわちドイツ及びイタリーは、欧州において真実城を建設線としておるのであり、日本は大東亜の地域において、アジア本来の姿に基づく真実城の建設を実施するのであります。
そもそも世界歴史の現段階において、直ちに世界を単位とする組織の完成を期待することはできないのでありまして、世界の庶民族が数個の共存共栄圏を形成することは自然の勢いであります。
そうして日本が東亜において、ドイツ、イタリーが欧州において、この共存共栄圏を指導すべき立場に立つことは、歴史上より見るも知事上より見るも経済上より見るも、これまた自然の勢いである。
私はかかる必然の傾向を阻まぬとするところに、欧州においては第二次大戦の勃発を見、東亜においては準戦時的国際関係の緊張を示すに至ったものと思うのであります。
果たして日からは、日本が独位に協力し、独位が日本に協力し、三国相寄り合い助けて、場合によっては軍事同盟への威力をも発揮せんとするに至れる、これまた自然の勢いであります。
各幹事記されば、我々は今や有志依頼の一大国難に直面したと言うべきである。我々はこの際一大決心を持って、この国難の中に突入し、断固としてこれを突破するの覚悟がなければならないのであります。