演説 重大時局に直面して(三)

AI要約 (β)
日本は過去14年間の港事変により、多くの犠牲と経済的消耗を経験しましたが、生産力の拡大と軍備の充実に全力を注いでいます。そのため、消費税の生産が制限され、国民生活も抑圧されています。しかし、国民は困難に耐え、元気を奮い起こしています。政府はこの状況を踏まえ、三国条約の締結が経済的・軍事的に最善の方策と確信しました。日本は新体制の確立に向けて努力し、民族の運命を問う重大問題に積極的に取り組んでいます。
pid
3573910
date
0000
note
商品番号 : A-2007, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 演説
year
0
genre
講義、講演、演説
creators
内閣總理大臣 公爵 近衞文麿
duration
170
persName
内閣總理大臣 公爵 近衞文麿
publisher
コロムビア
今や日本は、すでに過去3年14年にわたる港事変により、いくつか中油なる商兵を犠牲に、かつまた多大の国土と経済力等を消耗したのであります。 だれども、非常時日本は一面において、この変時の一大消耗をまかないつつ、なお、生産力の拡大と軍備の充実とに全力を注がねばなりません。 これがため、消費税の生産は大いに制限せられ、一般国民生活も著しく抑圧を公務に至っておるのであります。 しかも、全国民諸君がこの実情に直面して、よくその困難に耐え、相携えて元気を奮い起こしつつあることに対して、私は中心により敬意を表するものであります。 政府は格納如き日本の社会情勢を検討し、さらに緊迫する国際関係と照らし合わせてこれを看護るとき、この三国条約を締結することが、経済的にも軍事的にも、この困難を克服し得る最善の方策なりとの確信に到達したのであります。 我々は格納如き重大時局に臨み、諸国の精神に基づき、万民欲参の諸国新体制を確立せんがため努力を致しております。 この新体制に生命を与え、その精神を躍動せしむるものは非常時刻拓の実践であります。 今日、新体制は非常の構想によりて決せず、南極座会の行動過程において発育し体制すべきものであります。 今や日本の全島には民族の運命を問すべき重大問題が横たわっておる。しかも我々は積極的に邁進して、光明の一路を踏み開かんとするものであります。 ここにおいてか、先進バンクはもとより覚悟の前である。実に我が国は今や一億一新、否一億が真に一新となっても直ったらざる環境に置かれておるのであります。