農民への感謝(下)

AI要約 (β)
要約: 我々国民は豊作に酔うことなく、この豊作を戦力増強の機会と捉えるべきです。食料を海外に依存せず、自給自足を目指すことが重要であり、これは容易ではありませんが、非常時には非常の決意と処置が必要です。政府は国内食料自給自足体制を強化するための施策を進めており、農民や国民全体の工夫と努力が求められます。農民にはさらなる食料増産をお願いし、国民全体で政府の施策に協力することを呼びかけます。
pid
3573956
date
0000
note
商品番号 : AK-698, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 記録
year
0
genre
文学作品以外の朗読、解説
creators
内閣總理大臣 東條 英機
duration
164
persName
内閣總理大臣 東條 英機
publisher
ニッチク
しかしながら、我々国民はこの際、いたずらに豊作に酔うことは禁物であります。 この豊作に不する我々国民の道は、いかにしてこの豊作を天気として、さらに戦力の増強を図る価値あるのであります。 これが近道は、とにもなおさず、食料を海外に依存する原料より脱却することであります。 これは、生やさしいことではないのであります。 しかし、ただいま、我々は乗るか飛ぶかの大戦争をやっておるのであります。 非常の決意をもって、非常の処置をなすべき時であります。 そこに、農民諸君をはじめ、国民全般において、工夫と努力の余地が存するのであります。 この検知に基づきまして、政府におきましては、国内食料自給自足の体制を強化するとともに、 強化するため、適時土用の施策を断行せんとしておるのであります。 どうか、農民諸君には、この上とも可能を不可能とする精神力を持つ、 今年の努力をさらに倍化して、食料を増産していただきたいのであります。 しかして、増産に応し、一億国民が挙げて、国内食料自給自足を目指す政府の施策に協力していただきたいのであります。 ここに重ねて、今年の法則を通告するとともに、農民諸君の努力に感謝し、 併せて我々国民としての覚悟の一端を刺激いたしました。 私の挨拶を終わります。