ソロモン海戰に就て(一)
- AI summary (β)
- 本日8月10日は、38年前に東欧長官が指揮した航海海戦の記念日です。この戦いでロシア艦隊を撃滅し、日本海海戦の基盤を築きました。現在、帝国海軍部隊は8月7日からソロモン諸島で米国連合艦隊と交戦中で、大本営は敵艦隊と輸送戦艦に大きな打撃を与えたと発表しました。作戦は続行中で詳細な報告はまだありませんが、米国は連続する敗北で政治的・経済的に困難な状況にあり、対日反撃を試みています。米国はシナを基地とする空軍や大鳥島方面での反撃を試みましたが、いずれも失敗しました。ルーズベルトは太平洋での牽制戦を試み、ソロモン諸島に艦隊を派遣しました。
- pid
- 3573997
- date
- 0000
- note
- 商品番号 : AK-743, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 記録
- year
- 0
- genre
- 文学作品以外の朗読、解説
- creators
- 大本營海軍報道部課長 海軍大佐 平出 英夫
- duration
- 189
- persName
- 大本營海軍報道部課長 海軍大佐 平出 英夫
- publisher
- ニッチク
本日8月10日は38年前東欧長官によって戦われたる航海海戦の記念日にあたります。
当時魚巡港に殉道をしていたロシア艦隊を撃滅、日本海海戦対象の下地を作ったのでありますが、
ちょうどこの日にソロモン海戦についてお話申し上げることは誠に感激新たなるものがあります。
帝国海軍部隊が8月7日以来ソロモン軍島方面に出現しました敵米Aの連合艦隊に対し、
猛撃を加え敵艦隊並びに輸送戦艦に大なる打撃を与え、もっかなお作戦続行中であることは、
昨日大本営で発表せられたとおりであります。
今回のソロモン海戦につきましては、作戦なお続行中であり詳しい報告もまだまいっておりませんので、
その詳細なる説明は今のところいたしかねるのでありますが、
いずれ次から次へと報告が到着いたしておりますので、逐次発表せられることと思います。
本日はただ今回の作戦の意義を概括的に申し述べたいと存じます。
最近米Aは引き続く負け戦によって、その打撃は軍事上はもとよりのこと、
政治上、経済上におきましてもいよいよ深刻化し、この現状を打開するのを必要に迫られ、
少なくとも国民主義を鼓舞するため何らかの方策に出なければならぬ羽目に追い込まれていたと認められます。
したがいまして、アメリカ当局が最近しきりに対日一斉反撃を豪語しておりましたのは、
決してゆえなしとしないのであります。
さすがに二日のみによってはもはや国民の主義を鼓舞振り立たせることができないのを知っておりますので、
まずシナを基地とする空軍の対日反撃に期待をかけたのであります。
しかしこの機体は我が陸軍航空部隊の先制的猛攻によりまして完全に封鎖されました。
ついで大鳥島方面に対して反撃を試みにとしたのでありますが、
厳然たる我が防備の前には歯が立たず、反撃の機動を放棄せざるを得なかったのであります。
しかしながら敵は厄機となって対日反撃の瞬動を続けておりました。
ことにルーズベルトは欧州における独位の圧倒的攻勢を太平洋方面において牽制戦と等し、
一部有力部隊をもってアリューシャン軍島に行動せしもるとともに、
米英のダンソン艦隊を集結し、戦艦、巡洋艦、駆逐艦、航空兵力などよりなる艦隊を編成し、
輸送船団を応用してソロモン軍島方面に出撃し来たったのであります。
以上であります。