第二次ソロモン海戰に就て(一)

AI要約 (β)
第1次ソロモン海戦で日本海軍は圧倒的な勝利を収めましたが、その後、アメリカの航空母艦が増援を受けて再び北上し、8月24日に第2次ソロモン海戦が発生しました。この海戦で日本海軍はアメリカの航空母艦2隻を炎上させ、戦艦1隻に損傷を与えましたが、アメリカ艦隊は反転して逃走しました。日本側も小型航空母艦1隻と戦艦1隻を失い、激しい戦闘であったことが伺えます。
pid
3574001
date
0000
note
商品番号 : AK-745, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 記録
year
0
genre
文学作品以外の朗読、解説
creators
大本營海軍報道部課長 海軍大佐 平出 英夫
duration
188
persName
大本營海軍報道部課長 海軍大佐 平出 英夫
publisher
ニッチク
第1次ソロモン海戦におきまして、帝国海軍が航空船及び36分間の夜戦をもって、世界海戦史にまでなる圧倒的勝利を得ましたことは、既に発表された通りであります。 この海戦におきまして、アメリカの航空母艦は、巡洋艦14隻を犠牲としてかろうじて奔走し得たのでありますが、その後判明したところによりますと、この航空母艦は薬器となって搭載機の補充を行うとともに、他の方面よりの増援を得まして、けなげにも再挙北上してまいりました。 これは、河南、津羅岐、ガダルカナル方面に上陸して、我が守備隊と対峙のまま、後方の海上補給の道をたたれ、孤立無縁のソロモンの故事となった海兵部隊を何とかして救援しなければならなかったからであります。 この気配を早くも察知した我が艦隊は、8月24日、これをソロモンの東方洋上に迎え撃ち、ここに航空母艦を主体とする激烈なる海戦が展開されました。 この第二次ソロモン海戦の戦果は、昨日大本営より発表されたとおりであります。 第二次ソロモン海戦におきまして、敵は、新大型航空母艦、中型航空母艦2隻を主体とし、これに戦艦2隻、残存巡洋艦数隻、及び駆逐艦多数を配した機動部隊を編成し、津羅岐、ガダルカナルと救援の体制をもって、ニューヘブライズ奮闘方面より北上してきたったのでありますが、 我が艦隊はこれを偵察、発見するや否や、もうぜんこれに殺到攻撃し、たちまちにして敵航空母艦2隻を炎上ししめ、戦艦1隻に損傷を与えました。 敵は我が猛撃にこうしかね、急速に反転南下、包装を始め、海地議事官の関係上、ついに野犬にその姿を没し、最後完全に確かめ得ずして、これを一死全滅し得なかったのでありまして、さぞや艦隊少子は皮肉のたんに耐えなかったことと思われます。 我が方もこの海戦で小型航空母艦1隻を逮破し、戦艦1隻を失いました。 これをもってもこの海戦がいかに激烈であったかが想像されるのでありますが、優先母国の花と散った救霊に対しましては、心から感謝の幕等を捧げる次第であります。