第二次ソロモン海戰に就て(四)

AI summary (β)
アメリカは近年、数十隻の母艦と数万機の飛行機を完成させ、対日反撃を強化しようとしています。アメリカはハワイ海戦以来、多くの船艦や飛行機を失っており、今後も軍艦や飛行機の建造に力を入れることが予想されます。イギリスの船艦が撃沈されたことを受け、アメリカは航空母艦の増強に注力しています。しかし、我が方も軍艦を増強し、敵の動きを先手で撃破する戦略を取っています。敵の増勢に対しても有利な戦略的体制を保持し、最終的には敵戦力を撃滅することが目標です。艦船や飛行機の増強を図るため、非常の処置も必要とされています。
pid
3574004
date
0000
note
商品番号 : AK-746, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 記録
year
0
genre
文学作品以外の朗読、解説
creators
大本營海軍報道部課長 海軍大佐 平出 英夫
duration
200
persName
大本營海軍報道部課長 海軍大佐 平出 英夫
publisher
ニッチク
アメリカは口癖のようにここ一両年をいれずして数十隻の母艦を完成、数万機の飛行機を充実し、これをもって対日反撃を強行するんだと鼓動し、国民の指揮をこぶしております。 これを直ちに課題評価する必要はないにいたしましても、敵が今後軍艦、小船の建造、飛行機の製作に懸命の努力を払うことは、 現にアメリカがハワイ海戦以来、船艦、航空母艦、巡洋艦だけでも撃沈破されたもの45隻約75万頭、飛行機の撃墜破されたもの約2千機、小船の撃沈破されたもの447隻約283万頭、 これだけの数に上っている実情からいたしましても、当然予想されるところでありまして、これをもって敵が集中的に兵力の優勢をもって反撃し来たるとき、我が方としては絶対不敗の自信ある兵力を保有しておかなければならぬのであります。 アメリカにありましては、イギリスが不沈を誇る船艦、プリンス・オブ・ウェイルスが撃沈され、航空予算40億ドルを追加し、船艦を航空母艦に改造するとか、あるいは設計を変更するもの合計14隻、小船の改造20隻、 建造中の小船を空母に設計外をするもの70隻に上ると盛んに宣伝している状況でありまして、いかにアメリカが航空母艦を重視してきたというかが伺われるのであります。 しかしながら、敵が転艦するのをこちらは黙って見ているのではありませんので、敵の軍艦が増えつつあるときはこちらの軍艦もまた増えつつあるのであります。ことに敵が所要の軍艦を建造し終わるのを待って決戦するということはないのでありまして、敵の歓声を前に我が方はこれを個々に撃破していくのであります。 すなわち戦略的に先手先手と打って敵の出花をくじいていくさえすれば、敵がいかに大増勢をしましょうとも、我が方は常に有利なる戦略的体制を保持し、やがては敵戦力を撃滅し得るわけであります。 いたずらに敵の転艦状況にのみ目を奪われて、不当にこれを警戒する必要はありませんが、この転艦の競争においても負けてはなりません。いや、絶対に固めばならんのであります。これがためにはいかなる非常の処置もこれを採用し、艦船、飛行機の躍進的増強を図らなければならんのであります。 以上言論不代表本台立場的說明。