第八十三臨時帝國議會 戰況報告演説(二)(於衆議院)
- AI要約 (β)
- ニューギニア方面では、我が部隊がサラゴア南方地区で優勢な敵と対峙していましたが、6月30日に敵がサラゴア東南方地区に上陸しました。我が先見隊は奮闘してこれを阻止しましたが、9月4日と22日に敵がシンツハーフェン付近に上陸しました。我が航空部隊と地上部隊は協力して敵を攻撃し、激戦が続いています。最新情報によると、敵の航空機約2,000機、火砲14門が戦火を上げています。我が部隊はサラムア及び来付近で敵に大打撃を与え、10月中旬に来北方地区に集結を完了しました。マダン南方地区の我が部隊はラムガ上流ウガン地区で敵と交戦中です。敵の航空勢力は戦闘機約1,200機、航空機約1,800機で、上陸後に飛行基地を設置し、作戦を進めています。敵は上陸後、地上兵力を増強し、航空及び艦艇で我が後方補給を妨害し、我が地上戦力の低下を狙っています。
- pid
- 3574085
- date
- 0000
- note
- 商品番号 : AK-978, デジタル変換後ノイズ除去 : なし, 演説
- year
- 0
- genre
- 講義、講演、演説
- creators
- 陸軍大臣 東條 英機
- duration
- 189
- persName
- 陸軍大臣 東條 英機
- publisher
- ニッチク
ニューギニア方面におきましては、我が一部隊が今春以来、サラゴア南方地区において優勢なる敵と相対しておったのでありますが、
6月30日にいたり、敵の一部隊はサラゴア東南方地区に上陸してまいり、我が先見隊は火平よく優先奮闘、これを阻止いたしておったのであります。
しかし、敵はさらに9月4日及び同月22日、それぞれ来、シンツハーフェン付近に有力なる一部隊を上陸を進みましたが、
この方面、我が1階航空部隊は相協力してこれを攻撃するとともに、各方面の我が地上部隊は混然一体となり、もっかいシンツハーフェン方面の敵を攻撃、激戦中であります。
先ほど入試いたしました情報によりますと、敵の1機体約2,000、旅客火砲14門、基準多数の戦火が上げております。
なお、サラムア及び来付近において優先中でありました我が部隊は、敵に大打撃を与え、10月中旬、来北方地区に集結を完了。
また、マダン南方地区の我が部隊は、ラムガ上流ウガン地区に進出する敵と、10月上旬以来攻戦中であります。
ユーギニアソロモン方面における敵航空勢力は、第1戦機約1,200機、航空約1,800機でありました。
敵の戦法はまず、その優勢なる航空兵力をもって確実に成功し得たる視点に上陸。
飛行基地を急速に設定し、さらにこれを根拠として成功範囲を拡大しつつ、一歩一歩作戦を進めてきておるのであります。
しかも、敵は上陸後、我が地上部隊の優先を恐れて、その地上兵力をもってする実効を下げ、もっぱな兵力を増強する一方、
その優勢なる航空及び艦艇をもって、我が後方補給の手段を行い、我が地上大戦戦力の低下をもって攻勢を取る、を例といたしております。