鈴ヶ森(一)
- AI要約 (β)
- この文章は、森田恵子という人物が夜に何かを企画している場面を描いています。彼女は急いでお城に行く必要があり、他の人々とやり取りをしています。途中で、彼女は金儲けの手段として手紙を見つけ、その手紙には特定の人物を捕まえることで報酬が得られると書かれています。その人物の特徴として、年齢が17〜18歳で、歌舞伎役者のような外見を持ち、門所に「丸二の字」があることが記されています。最後に、彼女たちはその人物を捕まえるために頑張ることを決意します。
- pid
- 3574203
- date
- 1951-07
- note
- 商品番号 : NK-3085, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 歌舞伎
- year
- 1951
- genre
- 歌舞伎
- creators
- 松本 幸四郎(七代目), 市村 羽左衛門(十五代目)
- duration
- 198
- persName
- 松本 幸四郎(七代目), 市村 羽左衛門(十五代目)
- publisher
- ビクター
森田恵子
なんと夜が詰まったじゃねえか とっと今お城くれたと思ったら
もう五つだ しかし俺たちの勝負よ
夜が肝心だ こういう家にもいい鳥が
買いそうなものだな エーサーサー
エーサーサー オイオイ企画待ちねえ待ちねえ
おめえそんなに急ぐんなら 籠に乗って行ってくんねえ
こいつがこいつが何を申す 企画は籠に乗って参れるものか
嫌がろうでも乗せにゃお金 それとも逆手を超えだし
取ることなら許してやる ここは地獄の一丁目といって
二丁目のねえところだ ぐずぐず言わずと身ぐるみ置いて
置いているねえ さてはわいらは物取りよな
何を言ってんだよ それで踏ん張れ踏ん張れ
ほとんど行ってやがれ いやまさかないこんな慣れにされては
江戸へも行かれず とあって国元へも帰られず
これは仕方がない もし久保助様へどうぞあなた方の
お仲間へ私を入れてはくだされません 随分仲間入れてやるまいものでも
ねえが何か鶴があるか 鶴と申すのは何でございます
仲間入りの印の金だ いや金はどこのへ落としてしまった
が ああこれ良いものあるこの錠箱
の中に手紙が入っているこれが 金儲けの品でございます
何これが金儲けか ああ王将読み読んでいい
ああよしじゃあ俺が一つ読んでやろう 何々貴札をもって申し入れそろ
しからばいかなる意思に候や 国元において本城助田雄を打って
立ち抜き候を伏せものは 白い氷材もんがせがれにて白い
金箔と申すもの 江戸表へ執符致し候につきお取り
抑え下されたく この段申し入れそろ
それを召し取って差し出せば 褒美の金になるのでございます
そうして何か目印になるものでも あるのか
その目印というのは年の頃は十七 八歌舞伎役者と申すような男ぶり
で門所の丸二の字が確かな証拠 でございます
それじゃあ丸二の字の門所だな それじゃあここで
がんばれがんばれ それじゃあここで
がんばれがんばれ