講演:道徳、経済合一論(四)Union of Morality of Economy
- AI summary (β)
- 要約:私は学問や能力に自信がないが、道徳と生産活動が一体であると確信している。国を発展させるためには科学と商工業が必要であり、それには学問的な組織が不可欠である。論語を基に経営を行い、道徳と生産活動を一体化させることが重要だと考えている。しかし、社会が進歩する中で道徳が伴わないことが多く、これは国家の問題である。私の道徳経済合一説が広まり、社会がより良くなることを期待している。
- pid
- 3574596
- date
- 0000
- note
- 商品番号 : 15290, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 講演
- year
- 0
- genre
- 講義、講演、演説
- creators
- Shibusawa(渋沢 栄一)[作詞], Shibusawa(渋沢 栄一)
- duration
- 197
- persName
- Shibusawa(渋沢 栄一)
- publisher
- ニッポノホン
私は学問も浅く、能力も乏しいから、その成すこともはなはだ美道であるが、
直ちに道徳と生産食理とは全く合体するものであるということを確信し、
かつ事実においてもこれを証拠だっていられるように思うのであります。
が、これは決して今日になっていうのではありません。
第一自分の知念が、人生の国家の従政を望むならば、国を飛ばすということを努めなければならぬ。
国を飛ばすは科学を進めて商工業の活動によらねばならぬ。
商工業によるにはどうしても学本組織が必要である。
非こうして学本組織をもって会社を経営するには、完全にして強固なる道理によらねばならぬ。
常に道理によるとすれば、その表情を何にするか、
これは工夫時の意見を報じて論語によるのほかはない。
故に不詳ながら私は論語をもって事情を経営してみよう。
従来論語を講ずる学者が人事道徳と生産食理等を別物にしたのは誤譬である。
必ず一緒になっていられるものである。
心に肯定して数十年間経営しましたが、幸いに大いなる価値はなかったと思うのであります。
然るに世の中がだんだん進歩するに従って社会の事物もますます発展する。
ただしそれに伴って寛容なる道徳人というものが共に進歩してゆくかというと、
残念ながら否と答えざるを得ぬ。
ある場合には反対に大いに逮捕したことがなきにしもあらってある。
これは果たして国家の刑事であろうか。
およそ国家はその審議さえ済むなれば、道徳は欠けても人事は行われずとも良いとは誰も言えないと思う。
気だしその極度に至りちは、ついに筋なず差別を弱視するは、自殺を待たずしてするのである。
こうしてその失礼は、党内常用あまりに多くて敗拠する範囲に足りぬ。
こう考えてみますと、今日私の論文主義の道徳経済合室説も、
さらに世の中に普及して、社会をしてここにいつ沈むようになるであろうと行くすぎを期待するのであります。
ご視聴ありがとうございました。