演説:政治の倫理化(一)
- AI要約 (β)
- 要約:複数選挙が実現し、新たに賛成権を得た人々に対し、政治の倫理化を提唱することが重要であると述べています。現在の政界の腐敗や堕落は広く認識されており、特に県政運用の中心勢力である政党が非立憲的な行動を取ることは問題視されています。立憲政治は倫理に基づくものであり、政党政治も同様であるべきです。現在の政党の問題は選挙民にも責任があり、選挙を通じて改善する必要があります。新たな賛成権を持つ人々は、内省し、より良い政治を目指す覚悟が求められます。政治の倫理化を公表したのは、この重要な歴史的事業を共に完成させるためです。
- pid
- 3574649
- date
- 1926-10
- note
- 商品番号 : 15392, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 演説
- year
- 1926
- genre
- 講義、講演、演説
- creators
- 後藤 新平[作詞]
- duration
- 220
- persName
- 後藤 新平
- publisher
- ニッポノホン
今や我が政界多年の謙願であった複数選挙もようやく実現の趣向を従うに至りました。
この時にあたり新たに賛成権を得て県政裁示の対応に加わらんとする諸君に向かって、
与賀執政の主張をたる政治の人事化を提唱することが最も心配とするところであります。
諸君、既に御承知の通り我が政界信頼の腐敗堕落は天人の共に持どおるところ、
ことに県政運用の中心勢力をもって認ずる政党が、我が政党内閣というような極めて非立憲の文句を具面もなく公表して、
民衆の信頼を厳惡するがごときは立憲の局面として切に妄生を望む。
そもそも立憲政治は倫理政治であり、国家倫理に立脚する公党によって行われる政党政治でありませんか。
現在の各政党は主に政綱の擁堂を掲げて、市・市役の組織を得るとの差し弱を免ることはできましょうか。
これらは、一に各党の領主連は党内の実情に鑑み、常に忠信悲観を感じ得ざるところと受けたまわりおります。
しかしながら、いかに醜い政党でも、それは決して国民から憂意して、空中に幻滅する蜃気楼ではありません。
それは選挙という種板にさえせられてある国民の写真である。もし現在の政党が悪いというなら、少なくとも現在300万の選挙民はその責任を分かたねばならぬとおりであります。
かるがいい、諸君は今より深く内に帰りみ、自ら責めて諸君が賛成権否賛成事務を過ごすのときにあたっては、その醜い写真を修正し、
皇帝一尊に誇り得る立派な肖像を我が県政市場に残す用意と覚悟がなければならぬではありませんか。
私が去年、政治の倫理化を公表する理由は、実に諸君と共にこの公平ある歴史的大事業を完成し、明治最低に受け入れられまずいたからであります。