落語:寄合酒(四)
- AI summary (β)
- この文章は、混乱した会話の一部を描写しています。登場人物たちは、タイ料理を作ることや犬の扱いについて話し合っていますが、会話は支離滅裂で、互いに理解し合っていない様子が伺えます。特に、犬に対する行動やタイ料理に関する話題が混ざり合い、全体的に混乱した印象を与えます。
- pid
- 3577339
- date
- 1935-12
- note
- 商品番号 : 67428, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 落語
- year
- 1935
- genre
- 落語
- creators
- 桂 春団治
- duration
- 200
- persName
- 桂 春団治
- publisher
- リーガル
アホやな、こいつ。そのうちにこれやったら誰がそんなお城の周りにあったるか。何かんだよ、アホが。
みんなこっちやれ、こっちやれ。もうぐさぐさにしてんの。
えで、タイ持ってきたら我、料理して。
えで、親のみんなそこ、なんじゃこっち、こっち入って。
もうじゅっとして、表に立ってんの。こっちやらんか、みんな。
オーケー。えで、おじい。
何も、呼ばれまってやん。
呼ばれまって、何お前酒を飲むとかなんて言うてへんが。
いいよ、もうどっちかめて。兄貴に呼ばれ、呼ばれまって。何かんだよ、アホが。
だいたいそんなこっちゃと思って、俺のところに何じゃ酒がある酒屋行って、俺たちみんな飲みに来やがってやる。
知らねえや。
えで、これこれ。
あれ、わた、井戸端で、あの、何か、何してんねんその。
え?井戸端で何してんねん。
え?あの、タイ料理、あに、してんわんねん。
タイ料理してんの、お前。
な、な、な、何が、こちょこちょ話してんねん。
いいえ、それ、あの、わたし今、井戸端でね、タイ料理、寂しい、してたん。
ああ。
おい、だいぶ、三百円のあの、タバコ屋の犬ね。
ああ、三百円のタバコ屋の犬よ。
どうせん。
え、それがあの、ここや、遊びに来てくれてやるがんねん。
これ、そんなあほなこと言ってんねん。あれへんで、何言ってんねん、あほが。
タイ料理してんの、遊びに来てくれてやるでもあるまいがん。
おわんかいな。
え?おわんかいな。
え、でも、あの、今、わた、言うてわんねん。
ど、そっち、どうなれ、言うてわんねんからな。
まあまあ、嘘をつけえ、おい。
犬がまあまあと言ったら、するけえ。
おいおい。
お、お、お見ましてんけど、あかん。
どうしても、いらんまんねん。
かんちゃな。
しぶていねん、その犬は。タバコ屋の犬は。
そんなびっくりするでない。
どだ、パンとくらわせん。びっくりして逃げおるでやろ。
え、どだ、パンとくらわせん。
え、どだ、くらわせん。
ちゅうめん、おかえったら。
なっしゃめん。
やっと、しょっと。
そら、くてめえ。
どたまお。そら。
え、兄貴。
くわじまったで。
やあ、ごくろごくろ。
逃げおったでやろ。
え、逃げおったでやろ。
え?
やっと、しょっとやった。
そら、しっぽもくてめえ。
そら。
お前は、くじていきおった。
あ、兄貴。
くわじまったで。
やあ、よら。
逃げおったでやろ。
え、逃げおったでやろ。
え?
まだ、おってですわ。
おってです?
これ、しぶていな、あいつは。
ついでや、もう。
どだ、くらじてめえ。
あ、どだ、いでまえ。
どだ、いでまえ。
え?
やっと、くらわせん。
もう、しちゃねえ。
そら、みんな、いでまえ。
ほら。
うまずにくやった。
こら、心持ちや。
兄貴、いでわかったで。
あ、逃げおったか。
え?
逃げおったかや。
え?
まだ、いられますわ。
そら、なんしてや、お前。
いられますわって、お前。
どうやって、おいしい口して、いられますね。
ねえ、いられますやら、もう。
ほっとけ、その犬を。
タイマって、こっちこい。
え?
タイマって、こっちこいってねえ。
タイ、あ。
タイマ、おまえは。
あれ?
おまえんで、どうして。
いや、なんだ。
タイマ、タイマ、ドタン食わせや。
ドタン食わせや。
ドタン食わせや。
お、食わせや。
みんな、食わせや。
そ、何をすんねえ、これ。
誰が、タイマ頭食わせや。
あ、こいつ、反情きけえ。
おかしがきな、こいつ。
わいの言うのは、そうやないやがな。
犬のドタンを、バーンと食らわせや、
ちゅうねやがな。
そ、それ、そう言いなれへんねえ。
あんた、ただ、
私が、タイ言うてたら、
ドタン食らわせや。
ちんなさや。
これを、食らわせな。
どうなれば、やっぱり、タイ無しやな。
タイがあったせいで、食わせたんで。