演劇:十二時会稽曽我(裾野対面の場)(下)

AI summary (β)
この文章は、古典的な日本語で書かれた物語の一部のようです。内容を要約すると、以下のようになります: 主人公は、父の仇を討つために決意を固めています。彼は、仇である河津殿に対して、父の仇を討つことを誓い、戦いに挑む覚悟を示しています。彼の母親や周囲の人々もその決意を理解し、彼を支援しています。最終的に、主人公は仇討ちのために行動を起こし、戦いに臨む場面が描かれています。 この物語は、忠義や家族の絆、復讐のテーマを中心に展開されています。
pid
3577606
date
1938-01
note
商品番号 : 68797, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 演劇
year
1938
genre
演劇、演芸
creators
福地 櫻痴居士[作詞], 市川 猿之助, 市川 荒次郎, 市川 八百蔵, 市川 段四郎
duration
193
persName
福地 櫻痴居士, 市川 猿之助, 市川 荒次郎, 市川 八百蔵, 市川 段四郎
publisher
リーガル
小なりといわばいいえ、まったくもって知らざること、大宮はたがゆんぜいは、たかのしれたるいてなるに、 冬にすぐれし河津殿、なみやみやみとうたるべき。 もっとも河津がろくめいは、またののごろうがおったりとも、 運命ならざるとわのかたき、なにをしょうこにしけずねば、 親のかたきとねろうよな。 たといえ古野のべんぜつにて、ことばたくみにもごすとも、 おんみが父のかたきということ、いずさがみにかくれなし。 このばにのぞみ、そのいいわけ、きくみみもどん、ふどうすげんね。 かたきせんにどころでの、きょうの小次郎さまのふしょぞんものさえ、 いっさくじつよりつぎきってのごがんびょう、おふたりさまのごごうごう、 それにおとってのりまするか。 たったひとりのおふくろさま、めいどまでのおふらみ、 このずみがおそろしいとはおぼしめさぬか。 へいしもはやくこのばをも、なぜおたちなされません。 かくことわりをもはしても、とくしんせずはぜひにおよばす。 うつぶたるのはときのうん、いざうちかかれころはときむね。 きりかかり、じわろうすけのり、ことにきいてるほどにもの、 おくれたるか、そのとろもろう。 しんびょうじょろう、すげんねじょろう。 けがちごはたかおともとごろう、いまはうえのうんつかい、 なんときいたか、これときむね。 いやだといえみじんになればとて、かたきにこえをかけられながら、 すごすごたってわかばねのちじょく、おはなしなされ、じわろうだろう。 いやわがみのちじょくもほまれもして、 しゃばとめいどのちちははにこえをつくすが、 ふたりのねがい、はやわすれしか、ごろうときむね。 あんじゃひとさえおかえりなら、このときめもごいしょに。 しからばさがの、わかったのばら。 くどもさげんもん、すげんねどろう。 とじつどいめ、ひとすでおろう。 ごきげんよう。