居酒屋(下)

AI要約 (β)
この文章は、ある人物が他の人物に対して、以前行った「ゴジョゴジョゴジョゴジョピーン」という行動をもう一度やってほしいと頼む場面から始まります。会話の中で、壁に貼られた紙に書かれた内容についてのやり取りが続きます。紙には「お魚で何でもできます」と書かれており、それを見て指示を出すように言われますが、具体的な指示内容が曖昧で混乱が生じます。さらに、濁点の使い方や文字の読み方についての議論が展開され、最終的には棚に並んだ魚についての話に移ります。会話は混乱しつつも進行し、最終的には魚の種類や調理法についての話題で終わります。
pid
3578109
date
1942-03
note
商品番号 : 68012, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 落語
year
1942
genre
落語
creators
三遊亭 金馬
duration
208
persName
三遊亭 金馬
publisher
キング
コシガーリーチェー おい、コトドさん さっきやったあのゴジョゴジョゴジョゴジョピーンてのをもう一回やってくれよ アータの上の木壁に紙書いて貼ってあります そこに書いてあるのはお魚で何でもできます それをご覧になってください なら鼻からこれを見せりゃピーンもスーンもねえじゃねえか 一番鼻に書いてある口の上ってのはなんだ あれは甲状ですよ 甲状か、口の上ってから鼻かなんか拾えるのかと思ったよ 甲状一人目持ってこい そんなもんできやしませんよ、その次からできんです ならそう断れよ その次、なんだよこのトセウケってのは ドジョジルです まずい字書きやがったな トセウケと書いてドジョジルか トの字に濁りが打ってあるからドで、セの字に濁りが打ってゼです なんで濁りってな 肩へポチポチと点打ってあります すみこぼしたんだろ そうじゃないんですよ イロハ四十八文字に濁り打つとみんな音が違います お前学者だな初めて聞いた イロハのイの字に濁り打つとなんてんだ イの字に濁り打ちますと なんだよ歯むき出すねえ、どうしたい イの字は打てないんです 殴ってやれ試しに打ってみろよ その次のロの字は ロへ打ちますと 驚かすなよ ロは打てません じゃマは マは打てないんです ぬは あなた打てないの酔ってんですもの ざわみろよ何でも打てますって 打てねえもんガチで一生懸命になりやがって バナの頭汗かいてやんな なんつーバナって 顔の真ん中にこもり高いのなんだ 鼻でございます だって濁りが打ってあるじゃねえか これほくろですよ ほくろかいそりゃ幕二つあるな なるほど横っちょにあるもんぼっぺただぞ 上には自体だ 顔じゃねえやお前ら顔だよおい 元方現金につき貸し売りを断る こいつ一人目厚くしてこい そんなもんできやしませんよ 酒の代わりだよ ごしがりーちー お前どっか破けてやしねえかんなおい さっきのごじょごじょごじょごじょ ピーンっての持ってやるよ 月当たりの棚にお魚が並んでますから ご覧なしてだい あんなとこまで行くのめんどくせえ あの棚はここに持ってこい 持ってこられやしませんそっからご覧なってくだい 右の隅に真っ赤になってぶるさがってんのなんだ タコでございます うーんあのタコ生きてんのか 生きてやしませんよ 死んじゃったのか さやでございます うーん気の毒なことしたらちっとも知らなかったぜ 真っ赤んだな 腕たんですエビでもカニでもタコでもシャコでも 赤いものは何でも腕たんです 赤いものは何でも腕たの さやでございます サルの血なんて誰が腕た あんなもの腕る人ありませんよ 足は何分あんだ 八分あります うーんエブはいくつある そんなの分かりやしませんよ 何にすんだ 巣にいたしますスタコでございます サクラにもございます あの横に赤肌の大きな口の魚は アンコウでございます 鍋にいたしましてアンコウ鍋 その隣にひるいばんてんきてでばぼうちょ持ってんのは うちのばんとうでございます あれ一二枚持ってこい おなわてのこひるいつくり