一谷嫩軍記 三段目之切(熊谷陣屋の段)(七)
- AI summary (β)
- この文章は、我が子の小次郎が敵に捕まり、命を失うことを嘆く母親の心情を描いています。母親は小次郎の運命を受け入れられず、彼の命を救おうと必死に願っていますが、その願いは叶わず、悲しみに暮れています。母親の心には、子供を失う悲しみと、彼を救えなかった無力感が深く刻まれています。
- pid
- 3579059
- date
- 1952-10
- note
- 商品番号 : NH-2039, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 義太夫
- year
- 1952
- genre
- 三味線楽(浄瑠璃)
- creators
- 豊竹山城少掾(日本芸術院会員), 鶴沢 藤蔵[三味線]
- duration
- 338
- persName
- 豊竹山城少掾(日本芸術院会員), 鶴沢 藤蔵
- publisher
- ビクター
我が子の年場を愛に 定めてふたをやまし
妄想
その女の気はいかばかりと こうもたのみの
思いをあまりに 追いとって 舌でちりをたち
ほら 早落ちたまえと すすめしゃしゃにしたか
そんなら 打ちたてまつる お心ではなかったの
妄想
早落ちたまえと すすむれどはいいよ
一旦てきにくみしかり
なにめんぼくにながらえん
早くいっとれよ
妄想
なにくびとれと 言うたかいの
まけなげなことを 言うたの
妄想
そのおせに 人どなを
何度も胸にせきあげし
まっこのとおりに わが子の小次郎
てきにくまり
でいのじをして
あそもしきもののふの ならいとたちも
ぬきかねし
にげそっとるしらやまが
むしろのやまより こえたか
くまがりごしょ あつのりを
くみしきながらたすことは
ふたのぼろにきわまり したよだまる
こえ
ぜひものきしろいかの
うせうかるることわらば
いつといまいらせん
とんじわぐれば
女をうがめとも
ちちははとえおむじ
ども
こころにかかるは
母ぶえのおむこと
きのうにかわる