一谷嫩軍記 三段目之切(熊谷陣屋の段)(十一)
- AI summary (β)
- この文章は、親子の絆や別れ、そして再会についての物語の一部のようです。親子が再び都に帰ることや、別れの悲しみ、そして再会の喜びが描かれています。また、虚構の煙や鎧などの象徴的な表現が使われており、物語の中での試練や困難も示唆されています。全体として、親子の絆の強さと、それに伴う感情の起伏が中心テーマとなっています。
- pid
- 3579063
- date
- 1952-10
- note
- 商品番号 : NH-2041, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 義太夫
- year
- 1952
- genre
- 三味線楽(浄瑠璃)
- creators
- 豊竹山城少掾(日本芸術院会員), 鶴沢 藤蔵[三味線]
- duration
- 302
- persName
- 豊竹山城少掾(日本芸術院会員), 鶴沢 藤蔵
- publisher
- ビクター
親子の永遠の絆に
承知に移る
カネロワの巣窓は
確かはつもりじゃ
藤のつもりは人の目のように
やれ懐かしいのは
小屋と駆け寄りた者を
さがまは抱きとめ
ああこれもわし
虚構の煙に姿をあらわし
冷め方はしして
再び都へ帰りしも
一年のなすところ
あるまいことにはあらねども
うかしき生じのかげことに
親子はいっせともごせば
ごたいめんなそばさば
おすがたはきえうせん
いやのし
そのありがたましじゅうに
まよわたきく
せめてはおわてひとわと
ふりはなし
ふりはなし
すべてがなりとあたまれば
すがたはうえのひもと
わたしはよろいばかり
ぞのこり
はっとわかりに
ふじんのかたを
さがものともにとりつえて
さてはよろいのおかになるか
こいしとまよう
こころからおしまかと
みえけるかと
とみこまれてしょうだいも
なきくどくの
あわたりの
じがをぶつと
じろをのぞに
くびをきったずそに
とちいぞり
さがみはおとの
たもとはひかり
これをわし
これがおやこんを
いっしょうのおわかり
せめておぐびになりと
もいとまもいと
ねんおにの
ふじんのつぼめも
なみだながら
おくまがい
そちもこのわるみでないか
のやまるだけ
いけどもむずい
こうかなしまのはなきもの
おやのおもいをわきまげて
なさげにひとめみせて
たもとすまび
なにかし
たまえども
じっけんにそなえぬ
うっとないけん
なかなわぬ
とはねのけ
つきのけ