居酒屋(三)

AI要約 (β)
この文章は、酒を求める客と店員のやり取りを描いたものです。客は酒を要求しますが、店員は塩や甘パンを提供しようとします。客は怒り、酒を持ってくるように強く要求します。最終的に客は勘定を済ませようとしますが、金額が足りず、友人が代わりに支払います。最後に、客は店を出る際に騒ぎながらも、友人と共に帰ります。
pid
3580382
date
1930-12
note
商品番号 : 51475, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 落語
year
1930
genre
落語
creators
三遊亭 金馬
duration
194
persName
三遊亭 金馬
publisher
ビクター
おう、小土さん、酒をすくれ まことにあいすいません、川前が塩を落としました みょうは早くからご飼育に願います 何言ってやんで、俺は塩を食うんじゃねえんだ 酒を飲むんだよ、酒の代わりだよ まことにあいすいません、甘パンでございます みょうは早くからご飼育に願います 甘パンなんじゃ食えるけえ、酒を持ってこいってんだよ へへ、夜は更けとおりますからお静かに願います 何言ってやんで、夜が更けたって勝手に更けたんだ 俺が吹かしたんじゃねえや 世間様でみんなお休みになります そんなことするもんかい 勝手に向こうでお休みになるやつなんだよさ 酒持ってこねえと、俺は暴れるぞ ここにおしたら勘弁してくださいまじよ 夜が更けとおりますんですから ごめんよ えい、まことにあいすいません こちらのお客さんはお断りしております 甘パンでございます みょうは早くからご飼育に願います 俺飲むんじゃねえんだよ そこにいるやつは友達だよな どこ行きやがったと思って探してたんだ どうもありがとうございます すまねえな、勘弁してくれ おいおい、どこにやんだおい おい、うわ汚い 汚いじゃねえやな、表の人だから見ろよ わあわあ騒ぎあってしょうがねえじゃねえか けえろ もう一本飲もう 飲もうじゃねえ、けえるよ な、勘定しようじゃねえ勘定よ いいよ、よう勘ねえや お父さん勘定してくれ、いくらだ ありがとうございます、ごゆっくり願います 寝ちゃうんだよ、馬鹿野郎ねえ 勘定と聞かねえじゃお早く 勘定と聞いたら、ごゆっくりと聞やったな さあらしょっちねえ、このうち一番ごゆっくり寄留するぞ くたらないこと言うんじゃないよ、いくらだ ありがとうございます、二円五十銭いただきます 二円五十銭って魚何もねえな お酒ばっかりです 酒ばっかり、お前飲んだのか 飲んだかも知れねえ 知れねえじゃねえやな、二円五十銭だったよ いいよ、よう勘ねえや払えよ 二円五十銭にちょいと足りねえや あら見やれ足出しやがった 二両もあんのか 二両に少し足りねえんだ 一両か 一両あれは何とも言うけえ いくらんだよ 十五銭確かにあるがえれいだろ えらがないよ まるっきり足りねえんじゃねえか しゃがねえ野郎だな 仕方ねえ俺は払ってやらおい お父さんこれ三両ありよ、釣りはいらねえよ おっとっと待つくれよ 釣りは俺はもらおうじゃねえ やせや、せわやかしたんだ釣りぐらいやりなよ だっておめえにけえす時には三両けえすんだろ 五十銭でいい子になるねえ そんなこと言いなんのさ いこいこ、いくわよ もう一歩 くどいねえ、いこうよ お父さん表に水まかなきゃ大変な人だぜ いいかさよなら まいだありがとうです さよなら お、おっとっと 待つくれよ 大変だ大変だ 何が大変だ 俺だんだん前に出てくるぞ おとりめえ俺は引っ張ってるんだな そうか、どうも変だ変だと思ったんだ こんなら目つぶったって歩けら くだらねえこと言いなんのよ ちゃんと歩きなよ 驚いたんなんとにおめえの世話ばっかりやってんだから 飽きりけっちゃうよ 砂漠に日が落ちて月あら 夜となる頃が 砂漠でなくたって日が落ちれば夜になれ いい加減にしやれ ババイやんてみ