落語:塩原多助
- AI summary (β)
- 要約: 園長職員の塩原が、藤野家の娘・花が竹という住屋に心を寄せていることを明かし、住屋を呼び寄せることになった。相談のために秋猿会の友人を呼び、住屋の素性や行動について尋ねる。住屋は一人者で正直な人物であることが分かり、塩原は住屋に花を嫁がせたいと考えている。時間がないため、話の続きは後日となる。
- pid
- 8268014
- note
- 商品番号 : 11399, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 落語
- genre
- 落語
- creators
- 六代目 朝寝坊むらく
- duration
- 175
- persName
- 六代目 朝寝坊むらく
- publisher
- ニッポノホン
次に、一石お話を申し上げますのは、園長職員の塩原と申しお話をいたしますが、
まず塩原のお話と申しますと、数がございますが、
藤野家の娘、花と申すのが、竹と申す住屋に心を見抜きましておれましたのを地に明かしましたから、
あの住屋は見込みがあると言って、初めて島づきから住屋を呼び揺れることになりましたが、
最初から相談をいたしますと、大家が園団のことで断られるといかんというので、
秋猿会の旧柵という柵家の友達を呼びました。
さあさあさあ、こっちづーっとパリ屋さんお入り。
ひひ、どうもありがとうございます。まことに結構なお庭でございます。
どうも初めてお庭にあがりましたのでございますから、念くらいまして。
いやいや、時にのお前さんに少しお聞きもしたいことがある。
ひひ、どういうことでございます。
いや、ほかのことでもないが、
地中お前さんが休寿になると物見の下のかけがやで、
一緒にご飯を食べておいてのあの住屋さんの。
ひひ、あの住屋さんは、あれは何かい、どこのお方だい。
いやいや、あたしのうちの、あれは隣でございます。
おう、お前さんのうちを私は知らないよ。
なるほど、隣でございます。
いやいや、本庄あようじあるから。
おう、そうかの。あのお方にご家内はあるかの。
へえ、なんでございます。
いいえさ、ご家内はあるかの。
へえ、あなたに結構でございます。
いや、お前はお分かりはないのか。
へえ、お分かりがないんでございます。
いいえさ、にょうぼうさまはあるかと。
なるほど、山の上でございます。
山の上とはおかしいの。
一人もんでございます。
そう、あたしも一人もんでございます。
お前さんのことを聞きやせん。
時にあのお方のおこないはどういうおこないなの。
やめたな、お供えはついた人十分でございます。
いいえさ、お供えではないお供えだ。
へえ、そんなもんな。
食いません。
食べ物ではない。
あのお方は朝起きるとどういうことをなさるの。
いいえさ、やめてください。
寝て起きて顔を洗うんで。
これはあべこべだ。
しかし、あのお方はどうらくはなさらんかの。
どうらくなんて言いたくはない。
まことになんでございます。
正直なもんでございます。
そうかの。
お前さんにも少し私がおりってお願いがあるの。
いいえ。
あのお方に女房さんはないのだの。
さっき言ったとおり一人もんでから。
あの住み屋さんに、
女房さんを世話をしようと思うが、
もらっておくれてないかの。
ええだな。
お金持ちなんてはなんてくらんねえ。
贅沢なんてくらんねえ。
ええ。
おうちのお三丼が色が黒いから、
夫婦にしたら茶丼のような子ができるだろう。
いいえ、そうではない。
娘の花がまことに恥ずかしいが、
住み屋さんに惚れたという話だ。
あと申し上げます。
時間がございませんから、
後連と差し合います。