落語:ぬか袋(上)
- AI要約 (β)
- この文章は、お笑いの一部のようです。内容としては、話し手が友人に対して結婚を勧めている場面です。友人に「女房を持って奮発してみよう」という考えがあるなら、自分が世話をしたいと提案しています。具体的には、震災バスのところで見かけた女性を紹介しようとしていますが、その女性は言葉がわからない外国人のようです。話し手はその女性の言葉の意味を解説しながら、友人に結婚を勧めています。全体的にユーモラスなやり取りが展開されています。
- pid
- 8269143
- note
- 商品番号 : 1581, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 落語
- genre
- 落語
- creators
- 立花家 花橘
- duration
- 187
- persName
- 立花家 花橘
- publisher
- オリエント
お笑いを申し上げます。
これ、お前もいつまでも一人に出るのに、
いい加減に肩を一つ持ったらどうしよう。
持ちたいなあとは私思っていますのやが、
何かいい手物がありますかい?
そんないいなお菓子使おうとのや。
素敵な風景あるまいし、
おかみさんの出物しもあるかい。
お前が一つ、
女房を持って奮発してみようという考えなら、
わちが世話したいなあと思う工具があるのや。
言ってみたいなあ。
お前言ってるわ。
そういうか、
うん、
こないだお前に震災バスのとこでおったなあ。
お前と話しつけたら、
そばで立って待ってた女房があるやろう。
そんなん思わせたいなあ。
あるがなあ、それ、
生の子づくりなあ。
へえ、
生の白い。
そうや、
生の二本ある。
当たり前やがなあ。
あら、結構や。
あら、人がしまえよ。
もらいまえよ。
頂戴しまえよ。
そんなおかしい様子なあ。
呪ってくれるとなるとなことに結構やが。
前もってお前にひとつと答えておきたいが、
あの子にひとつの地図があるねえ。
ほーら、うせた。
うせたとはどうや。
なんじゃねえ、その地図というのは。
たいした地図ではないのやが、
象徴、言葉がわからん。
ことなんですか。
あら、外国人ですか。
いや、日本人。
日本人で、そういうわけで言葉がわかりまへん。
時代の娘さんで。
少し言いながることが堅苦しい。
そんなこと言いまして、
今朝もうちにして言いながることが、
根性は祖父を激しゅうして、
長者元人をすってなことを言いながる。
なんじゃねえ、そら。
考えてみるとこれはわかる。
根性とは今朝、
祖父とは月の風激しゅうして、
長者元人をすとは、
小さい砂が芽へ入ったとこう言いながるのや。
なるほど。
で、若いやったらそらすぐに挨拶したりますな。
そうかいって、
これはこれは元人のおぺろぺろでござい、
と言うたるわ。
なかなかうまいなあ。
そらどういう意味やね。
こら、すっとあるのれんが風が吹いて
ぺろぺろしてあるのに、
元人のおぺろぺろでございって、
そんなバカバカしいことを言うな。
どうする。
どうやるな。
構いまへん。そらもらいまへん。
ほかの地図やない。なあ。
言葉の表紙がわからんぐらいやったら、
わたしにうまく買いこなしてやります。
青がふわして、
ひがたりまわして、
うまそうにやがる。
今はまあ、
もろてくれるとなるとけっこうじゃ。
なあ、今夜連れてこう。
今夜。
今夜、下げてきてもらうのよ。
おかしいよ。
今、今夜連れてくるわ。