落語:初参り(三)

AI要約 (β)
この文章は、ある人物が客人に対して馬に乗るように指示し、その後のやり取りを描写しています。客人が馬に乗る際に注意を促し、馬が暴れないようにするための指示を出しています。途中で土砂が通ることや、馬が暴れる可能性についても言及されています。最終的に、馬の尻を竹で叩いて走らせる場面で終わります。全体的に、馬に乗る際の注意事項や、馬を制御するための具体的な指示が中心となっています。
pid
8269288
note
商品番号 : 2122, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 落語
genre
落語
creators
笑福亭 枝鶴
duration
181
persName
笑福亭 枝鶴
publisher
オリエント
この人は邪魔くさい。 お膝を持ち上げて両手に馬を回して、 おんなじこっちやな、客人。 降りて乗り換えとくなされ。 おっと、ひょっと。 首が出てきた。 元からあんねんわい。 土手のとこまで行きますてな。 乗っとくなされ。 すまんけど、なるだけ。 やむらにもたれんようにな。 行きますてな。 この客人はどうしたもんね。 ちょっと客人乗せると、 豆くらい攫わしてからにまたブーブーと。 いま、豆くらい攫わしてからにまたブーブーと。 お、こんなお、こんな魔法。 うまこいたわいや。 ま、客人がやな。 手洗いことする人じゃなおら。 お楽しもうしますってな。 下にいるもんがたまらんでな。 やばいな。 はい、はい、はい、はい、はい。 そう、ま、客人。 客人、そうやったらたまらんな。 下にいるもんが。 お、こんなお、こんな。 いまのはうまや。 うまと掛け合いかやな。 ことの気持ちもあってな。 やばいな。 お前、ぼつぼつ言わんかて。 子供らお前らの手に儲けの飽きや。 明日から二行山、四行山、 土砂が通るでな。 お前ら手に儲けうんとできるやろう。 客人、それが飽きませんでな。 いいえ、土砂が出てきますと 馬に乗る客人もな。 土砂に連れられて行ってしまいますしな。 私も土砂が出てきますとな。 腹が立っていてもならんでの。 あ、そうか。 この向こうの松原のところにされてからに 三笠が並んだの。 あら、何やり。 いま関東土砂がここを通りましたのでな。 何や。 関東土砂が通った。 そうか。どうやら一つこの馬、 あの土砂の中にされて 暴れ込ましたら、 あ、客人何かいな。 こんなことしても構いませんのかい。 あ、私は怒って好きやけど。 お前どうや。 私も爪からムカついてますのでな。 一つ暴れ込ましましょうか。 え、だんないかい。 はい、私はそんなこと好きじゃ。 私ほど幸いじゃ。 そんな一つ暴れ込ませて。 ええか。 客人よ、なるだけな。 落ちんように捕まえておくなされや。 ええか。どうぞ。 はっはっは。おれ。 ここに竹があるでな。 これで馬の尻をしばりとくなされ、 馬が駆け出せ。 そうか。お前方落ちんようにしっかり捕まえて。 ええか。私がどっち行ったら、 馬が走るで。おいしょ。