落語:妾通い(下)
- AI要約 (β)
- この文章は、ある女性が自分の立場や役割について話している内容です。彼女は自分が「ほんさん」(本妻)であり、他の女性(おめかけさん、妾)よりも優れていると主張しています。彼女は自分の家が大きく、立派であることや、自分が本妻としての責任を果たしていることを強調しています。また、旦那が他の女性を褒めることに対しても、自分の方が優れていると自信を持っています。全体を通じて、彼女は自分の地位や役割に対する誇りを持ち、他の女性と比較して自分が上であることを確認しようとしています。
- pid
- 8269297
- note
- 商品番号 : 2474, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 落語
- genre
- 落語
- creators
- 立花家 花橘
- duration
- 198
- persName
- 立花家 花橘
- publisher
- オリエント
お家の隣にいられましたら、私が来てくれます。
そりゃあんた、おめかけさんよりお家の方がすっごい大きな築地でございます。
めんちゃらいいな、あんたお手帳が。
いいえ、お手帳はございません。
そりゃあんた、おめかけさんは、我々にお手帳をしておかないと、都合が悪くなりません。
あんたはご主人でございますもの。
何の方向にお手帳をする必要がございますものか。
やぶんどのくらい遅くなりましたかて、お腹がすくましても、それを我慢して寝てしまいますのが、これがご方向でございます。
そりゃあ私、おとんじとおりますのに。
それにあんたが、なにたべえかたべえと、気をきいてておふれあそばすので、実はご遠慮申し上げましたんではし。
まあ、そうか、かんしんこの子。土地はいかんけと偉いかと言うしな。
いいえな、そのくらいなこと、気な使いで、ここの丑の女房になれますかいな。
わたいは、なにやなにべえと言うて、そしたらごとはんが中に入って、じゅうさんがのにて、ここの丑にもらわれてきたんやな。
旦那がおるってやったら、丑をあずかって、ばんじゅって入っていくのは、女房のやつやな。
わたいは、ほんさんやな。なにを言うてなんで、あたりまえやな。
聞く様子には、今度のおめかけさん、えらいもの持ちやそうなな。
てべやら、あたまのもん、ちゃんと持っててかい。
そりゃあんた、かんざしてやら、くってやら、こうないやら、ひじわやらな。
てべやら、ちゃんと持ってありますわ。
まあ、そうか、わたいとどっちが女房ある。
そりゃあ、お家はん。そりゃあんたはんのほうが、女房ございますわ。
言えたこと言いながら、わたいは、ほんさんやな。
むこは、おめかけやないかい。
なにやなにべえと言うて、きっとしたなごーどはんが中に入って、
じゅうさんがのりで、ここのうちもらわれてきたんや。
みっとぶないもん持って、よめいりができますかい。
わたいは、ほんさんやな。
聞く様子には、今度のおめかけさん、えらい絶品さんやそうなな。
へえ、そだな。だんなはんが、のろけはるだけあって、
そだな、絶品さんでおわって。
まあ、そうか、で、わたいとどっちが絶品や。
そりゃあ、お家はん。そりゃあんたはんのほうが、絶品さんでございますわ。
言えたこと言いながら、わたいは、ほんさんやな。
なにやなにべえと言うて、きっとしたなごーどはんが中に入って、
じゅうさんがのりで、ここのうちもらわれてきたんや。
だんながおろしやったら、ひとなかいけんならんからでやないか。
にっともない女ごーば、りょうぼんにおもちながるかい。
わたいは、ほんさんやな。
聞く様子には、今度のおめかけさん、
かおにうつあばたが、いえさうすみっかがあるそうなが、
わたいとどっちがじょうさんやる。
ええ、そりゃあん。そりゃあんたはんのほうが、じょうさんでございますわ。
言えたこと言いながら、わたいは、ほんさんやな。
ご視聴ありがとうございました。