義太夫;壷坂(ニ)
- 作詞・作曲・編曲・実演家
- 竹本 錣太夫, 豊沢 新左衛門[三味線]
- 製作者(レーベル)
- ニッポノホン
- 歴史的音源ジャンル
- 三味線楽(浄瑠璃)
- 出版年月日
- 1930-02
- カテゴリ(AI 付与)
- 感情表現
- キーワード(AI 付与)
- 自己表現, 正直, 気持ち, 思い出, 告白
- 注記
- 商品番号 : 17445, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 義太夫
うーん、そうやれば、こっちも言おう。
うんうん、何なりとも言わっしゃんし。
おーい、言わいでか。
こ、こりゃ、おさと。
いや、おうおうおう、聞いてよ。
われとふうなってまるさんねん、まいばんななつからさき、ついにいちどもいたことがない。
そりゃもう、おれはこのようなめぐらことに、えらいほうそうで、みるかげもないかおかたち、
ど、どうで、われのき、きにいらぬはむりならねど、ほかにおもうおとこがあらば、さっ、たりとうっちゃけて、
言うてくれたら、このように、ま、のう、はらを、たちょうどいい。
もっとも、われと、おれとはいとことし、もっぱら、ひとのおわさにも、
あの、おさとはうつくしい、うつくしい。
ともう、きくたびごとにおりゃ、あきらめているほどに、りんきはけっ、けっしんのや、こり。
どうぞ、あかし。
言うてたも、と、きっぱに、えど、めにも、なみだ、なみ。
お、む、むぐむぐの、こころの、むちがわす。
お、むぐむぐの、き、りんき。
きくにおさとがみもよもあがて、すがりついてろ。
そりゃどうよくなったわいっさん。
いかにいやしいわたしがでて、ねんざいおまえをふれしてて、ほかにおとくをもつような、そんなおだことおろうてか。
そりゃきこえ、そりゃきこえぬ。
ぎー、ぎーん。
まっ、きこえませぬわゆうさん。
ととさんや、かかさんにわかれてから、おじさんのおしゃわになり、おまえといっしょにそだてろり。