浪花節:赤垣源蔵(徳利の別れ)(三)

Lyricist / composer / arranger / performer
吉田 大和之丞(二代目吉田 奈良丸)
Label
コロムビア(戦前)
Genre
浪曲
Publication date
1930-12
Category (AI-assigned)
訪問・交流
Keywords (AI-assigned)
訪問者, 家の主, 不在, 赤坂, 寺廟
Notes
商品番号 : 26001, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 浪花節
人の穂連れや笠の台 お褒めに頂く君が来ん 忘れんほどの者のことは 見えん足元 妖しげに 帰り来たの足を止まぬ もう入れば玄関先よ 頼も寝顔で下嬢の娘に 玄関の障子を左右に挙げまして手を使え あ、どなたかと思えば玄関様、お久しぶりございます ねえ、小杉か。お兄様は御在宅か。 ただいま。殿様の御用事で赤坂の方まで御回りでございます。 何?御不在? うーん、せっかく楽しんで立ち帰ったに御不在じゃというか。 お姉娘はいかがじゃ。 寺廟の釈で御始まっておいででございます。 釈に嬉しい男の力、真虫の指で抑えるとすぐ治るげな。 玄関は生まれついての指が真虫だ。 一間へ参り所と御座いましょう。 いえ、ただいまはすやすやとお休みでございます。 なあ、釈には真虫は大きくものじゃ。 言っただけでもすやすやとお休みか。 では、我様の御帰りまでしばらく一間を早くよ。 紐をほどいて笠の台へ行き、もろともに赤坂。 玄関横にざらざらとんびしてて、 とくりかたてにたこざかな杉をあないをたのぞと、 とりなされた奥の間の兄が不在のとこの間へ並べたてたろ酒さくらむ。