義太夫:伊賀越道中双六(十二)(平作内の段)
- 作詞・作曲・編曲・実演家
- 近松 半二[作詞], 近松 加作[作詞], 近松 半二[作曲], 近松 加作[作曲], 竹本 津太夫, 鶴澤 友次郎[三味線]
- 製作者(レーベル)
- コロムビア(戦前)
- 歴史的音源ジャンル
- 三味線楽(浄瑠璃)
- 出版年月日
- 1930
- カテゴリ(AI 付与)
- 人間関係
- キーワード(AI 付与)
- 困難, 女性, 探す, 困惑, 決意
- 注記
- 商品番号 : 35092, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 義太夫
おあり、およね、およね、およね、と言いつつ探す浜戸の渦に見る。
月に映りし、顔見合わし、
よ、娘じゃないか、我らも手に銀を下げて、
ふっ、ななさまか、何故にこのありさま、
何の陰間で、このような情けない日には、何をたのり、
情けない日には、何をたのり。
こりゃいやい、こりゃ、この親はな、その日暮しのものじゃけれど、
人様のものをもじきなか、盗もうと思う気は出さぬわい。
えい、親の顔まで、やはし、女と、
わーっと、おあがりに巻き、い、だ。
証明は、気の毒が、はても、金銀のとったというではなし、
これには訳のありそうなことと、
あ、とわれて、
お嫁は、かおかお、
恥ずかしながら聞いてくださりまし、
よすわっていいかわしし、
夫の名は申されぬが、
私ゆえにそのおこり、
その場へ立ち合い、
できるおおい。