新口村 (三) 二人はハット
- 作詞・作曲・編曲・実演家
- 近松 門左衛門[作詞], 竹本 越名太夫, 野沢 勝市[三味線]
- 製作者(レーベル)
- ビクター
- 歴史的音源ジャンル
- 三味線楽(浄瑠璃)
- 出版年月日
- 1928-12
- カテゴリ(AI 付与)
- 人間関係
- キーワード(AI 付与)
- 大阪, 年子守, 三郎, 道場, 故郷
- 注記
- 商品番号 : 50452, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 義太夫
2人は、はっと胸に釘をつなづいて。
なるほど、なるほど。
大阪でもその評判。
わしらは妙とずれで、年子守の三郎、懐かしさによりました。
が、立ちながらお手入れたい。
これ、大阪者と言わずに、ちょっと呼んできてくだされぬか。
おお、それは安いこと。一帰り行ってきましょう。
が、今日のお寺が鎌田村の道場へおくなり、
先からすぐに参られたもしれまい。
それではよっぽどわしが戻りも遅い。
あ、これ女中さん。
めしが仕掛けてあるほどに、できぬ粉はぬように、さしくべて下るぜよ。
はたすきたずして、入れてよく。
あとは門口畑としめ、かき金かけてうっとりとしまし、
言葉もなかりしが。
これ、中名さん。
本にここは鶴木の中、こうしていても、大事ないかい。
おいよいよ、男気な中山郎。
頼んで今夜はここに泊まり、
死ぬるとも故郷の土、海の母の墓所、一緒にうずまれ。
肌にも嫁姑と引き合わせ、
みらいのたいめんさしとわいと、
うるうる涙をみがわむ。