御所桜弁慶上使 (五) ヤァ其振袖
- 作詞・作曲・編曲・実演家
- 豊竹 つばめ太夫 (二代目), 野沢 勝市[三味線]
- 製作者(レーベル)
- ビクター
- 歴史的音源ジャンル
- 三味線楽(浄瑠璃)
- 出版年月日
- 1929-04
- カテゴリ(AI 付与)
- 人間関係
- キーワード(AI 付与)
- 過去, 出会い, 魔王千代, 復讐, 孤独
- 注記
- 商品番号 : 50703, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 義太夫
やあ、その古袖は?
この片袖はそっちにあるはず。
いつぞ夜番将福井村にて、
人目を忍びし、わしの狩りに、
さては何時で?
おっというの。
そんならおまえがその時の、あの、
魔王千代さんかいな。
うむ、そう、所々、
鬼は子もろだ。
し、そりゃこの娘は真実おまえ、
真実おまえの子じゃないかいな。
うむ、そう、初めて面見る狩り目の手手をよ、
殺したわな、こりゃ。
復讐の身が悪いんだ。
ああ、さ、く、
あれ、いの、この娘、あれは違ったがいの。
その手の手をと言わん、あれ、
あの弁警様じゃないの。
さ、さ、さ、さ、さ、さ、さ、と、
さ、さ、なにやらおっしゃるそうなが、
耳が聞こえんの。
ああ、う、おめがみえんの。
ああ、もうし、ご夫婦様、
親ひとり子ひとりの私に離れて、
頼りのないかかさ、
お見捨てなされて下さりますな。
うまい、うい、うい、うい。