合邦(十二) 今の様子を聞くにつけ
- 作詞・作曲・編曲・実演家
- 菅 専助[作詞], 若竹 笛躬[作詞], 豊竹 古靭太夫, 鶴澤 清六[三味線]
- 製作者(レーベル)
- ビクター
- 歴史的音源ジャンル
- 三味線楽(浄瑠璃)
- 出版年月日
- 1930-09
- カテゴリ(AI 付与)
- 家族
- キーワード(AI 付与)
- 母親, 子供, 心配, 成長, 愛情
- 注記
- 商品番号 : 13080, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 義太夫
今の様子を聞くにつけ、もうしばらくもこの家にお前はどうもおちまされぬ。
家族へなりとお供しようと、手をひたつれはしんと困る。
我が子を見てる母親に、学校までお生まれまいらするの。
身の在所を問いながら、館を入れし頃にはまされる。
我が子へたるその上に、かかるきあげき姿を
お目にかけのはば母親の。
あやこしなきれもやせむ。案内せよいまいちど。
お目にかかってその上に、いりへいもうだる。
猫をめしつれてたちの館の玉を、声を聞きたる子供し、
ああいやいや、げろうめをせんくぐより、親友の様子をむけたまわる。
このところにござわること、さとみとの噂に聞けば、
もうし手紙をあたりはれてはないし、いっこくも早くおんともせん。
かけてる玉で、のお、なつかしやしんとくさま、
おまえに青ばっかりに、いくせのプロモモのわんじ、
心をつぶしたかいはあって、おまれがお姿をみとる。
かわいいなとすがりたまれば、
みぼすりのち、つめなさけない母親さま、
やかたにてもむぼす男の子しさえもめとらぬは、
くんしのいますね。
まして、親子のばかなかに、
こいのいろのどかほどまで、
したいだもんはおみばかりが、
しゅくもをふかにしゅみとくに、
まだまだつみをかさねよとか、
みるげいぶせき子のらいびょう、
ぎょうまんしいてあさましきつまたは、
おめにかからずかく、
これでもあいそがつきだせるか、
みちもはじほもしみたまえの、
なみだとおとにおらわれ。