自作短歌朗読:尾上 柴舟

AI要約 (β)
夕暮れの空に藤があり、心が定まらず旅を続ける。空の色や深さは変わらず、涙がこぼれる。日が沈み、青い空が悲しさを増す。若草の山や木々、林の国が響き、風の音が暗く感じられる。限られた日々を過ごし、白い木に人の思いが寄せられる。ぼたんの花が咲き、空は澄み渡り、月に近づくものはない。暗い山の絵の中で月は限りなく澄んでいる。呼びかけに答えがあり、月の光が谷を照らし、山は悲しさを感じさせる。
pid
3571563
date
1939-04
note
商品番号 : 33622, デジタル変換後ノイズ除去 : 無, 自作短歌朗読
year
1939
genre
文学作品の朗読、解説
creators
尾上 柴舟[作詞], 尾上 柴舟
persName
尾上 柴舟
publisher
コロムビア(戦前)
夕暮れの空に藤があり わが心つくところなく 旅の道ゆく 大空の色も深さも変わらねば また我が涙をつるうなりけり 日の入りて空の青きが 悲しさにおりん 灯せぬ若草の山 木々をもき林の国ひびきつつ 浅山くらき風の音かな すう限りある日をすいて 白い木に人の思うつ ぼたんの花は 山の葉の空は真青にすみきりて 月に近づくものひとつなし 陰くらき山の絵にして月は今 すまん限りをすまんとすなり ひとつ呼べばひとつ答えて ついに耳が月のよかわず 泣きたちにけり 草山の肩を流れて満月の 光は泳ぐ谷のさぎりに つけ捨てし伸びのけぶりの 赤赤と見えゆくころぞ 山はかなしき