評議会 昭和十三年 其一 コマ58
- コマ
- 58
- 巻
- 評議会 昭和十三年 其一
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- 2518
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迄ニ
江口書記官
昭和十三年五月五日評議員協議会ニテ
今日の評議會に於て私は去る七月廿八日の文部大臣と六帶國大學總長
との懇談會に於ける大臣の要望と懇談の内容とを評議會に傳へて考慮を
希望した、評議會に於ける意向は大体次の通りであつた
現在の大學の總長、學部長、敎授、助敎授の祭衝推薦の方法は大正七
年山川總長の時代に於て愼重審議の結果政府の承認を得て決定し今日に
及んでゐるものであり、十分なる行政上の根據を有し多年慣習として認
められ支障最も少かりしものである、その根本精神は大學の使命達成上
最も肝要であり今日變革を加ふるの必要を認めざるものである、若しそ
の運用上に缺陷あらば之を愼重に研究し正規の手續を經て改むるに吝か
でない、現に本學に於ては時勢の進選に鑑み舊臘以來大學制度審査委員
會を設けて大學の教育、研究及行政の三方面に亘つて廣く檢討審議を重