評議会 昭和十三年 其一 コマ209

コマ
209
評議会 昭和十三年 其一
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2518
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扱ヒヲ為スベカラズ斯クノ如クンバ経済学部ノ乱弾ニ迄進 マザルヲ得ザルニ至ル 坂口氏 大学教授ハ須ク学生ノ模範タルベシ日本国ノ為メ大学ノ 為メト云フ信念ノ下ニ総長ガ如何ナル処置ヲ採ラルルモ凡テ 総長ニ信頼シ度シ 所論ノ重復ヲ避ケラレ総長ノ健康ニ留意セラレ度シ 柴田氏 網長ニ於テ確信ヲ以テ處理セラルルコトニ満腫ノ信頼ヲ 捧グ大学自治ノ精神ニ立脚シテ処理セラレ度シ 議長 種々ノ意見ヲ拝承シ感謝ス此ノ会議内容ハ絶対秘密 ヲ厳守セラレ度シ就テハ対内対外関係ニ於テ無用ノ誤伝 ヲ避クル為メ庶務課長ヨリ左案ノ如ク発表セシメ度シ 庶務課長原案ヲ朗読ス 本日の評議会に於ける主な事柄は次の通りであります 先づ学生大名再入学の許可が承認せられました 次で大内教援有沢脇村二助教授が過日検挙せられましたのは 誠に遺憾な出来事でありまして大学として此問題を真面目 に十分に考慮研究すべしとの点に於ては各評議員の意見が一 致して居りますので今日は先づ当該挙部長から是に関する 教授会の帰議の経緯に就て報告を受け続いて懇談的に種々 意見の開陳、質疑応答が行はれました問題の三氏は目下 警察当局に於て取調中に属します故に現在に於て大学として は一応当該学部たる経済学部の意向を尊重することが評 議会に於ける多数の意向でありました起訴の有無又は学説