暮らしがいきづく風景/長野市 若穂綿内 温湯
- AI要約 (β)
- 長野市若穂渡内は、歴史ある街道筋に位置し、市街地や高速道路のインターチェンジに近い利便性から、近年住宅や工業団地の開発が進んでいます。しかし、明治大正期の民家や伝統的な農作業、四季折々の行事が残り、新旧の文化が共存する地域です。特に、竹間川の旧河道である「ぬるゆ」では、かつて盛んだった蓮根栽培が現在も少数の農家によって続けられています。地域の伝統的な祭りとして、300年の歴史を持つ「天皇卸」や、標高1293メートルの山頂で行われる「白ひげ大明神礼祭」があり、地域の人々が参加しています。若穂渡内は、都市部に隣接しながらも、伝統と革新が調和した里山の姿を見せています。
- width
- 640
- height
- 360
- duration
- 262.028695
- provider
- 信州デジタルコモンズ 映像記録
- attribution
- 『暮らしがいきづく風景/長野市 若穂綿内 温湯』(県立長野図書館)を改変
- video_format
- video/mp4
長野市若穂渡内。歴史の街、松城・須坂をつなぐ街道筋に発展した地区で、
市街地や高速道路のインターチェンジに近い利便性から、近年、住宅建設や工業団地としての開発が進んでいます。
しかし明治大正期の面影を残す民家や四季折々の行事、伝統的手法の農作業など、歴史ある風情が色濃く残り、
新旧の文化が整然と同居する新しい里山の姿がそこにあります。
ぬるゆくは竹間川の旧河道で、現在は竹間川の荒廃湿地にあたり、かつては底なしと言われるほどの湿田でした。
稲作には苦労する湿田ですが、蓮根の栽培には都合が良く、江戸時代の終わり頃から盛んに栽培されるようになりました。
最盛期の昭和5年、1930年頃には、ぬるゆを中心に40ヘクタールから50ヘクタールくらいの栽培面積があったと言います。
しかし戦後、田畑の高地整理や統計者の減少などで、現在栽培者は10人弱、栽培面積も3ヘクタールほどになってしまっています。
四季折々には、区内の人々の多くが参加する伝統的な祭りが開催されます。
8月、1週間にわたり行われる天皇卸。天皇卸は、およそ300年の歴史を持つ地区一番の大きな祭りです。
10月の白ひげ大明神礼祭は、標高1293メートルの明徳山山頂近くまで、若穂地区の各区の区長が住民を代表して上り、
祭ります。
途中、がればやロープを伝って登る場所など危険な箇所もあります。
御神体の白ひげ大明神は、その昔、この地が大間罰ににまわれたとき、雨漕いのため祀られたものと言い伝えられています。
伝統と革新、新旧の文化と産業が根前一体となった長野市若穂渡内ぬる湯。都市部に隣接する里山の姿がここにあります。
御神体の白ひげ大明神は、その昔、この地が大間罰ににまわれたとき、雨漕いのため祀られたものと言い伝えられています。