拾玉筭法童子問 巻之4
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- oai-pmh-kyushu
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- http://hdl.handle.net/2324/6632394
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- 2026-08-17T18:54:30.056Z
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- 1784
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- book
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- 2026-08-17T18:54:30.056Z
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- 四周単辺無界 [内匡郭 18.5×13.2cm], 保存状態 汚損あり, 表紙, 題簽は原装
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- パブリックドメイン
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- 村井, 中漸, ムライ, チュウゼン
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- 算学一般, 和算, 理学
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- jpn
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- 天王寺屋市郎兵衛
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- oai:catalog.lib.kyushu-u.ac.jp:2324/6632394
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- シュウギョク サンポウ ドウシモン
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- 九州大学
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- 四周単辺無界 [内匡郭 18.5×13.2cm], 保存状態 汚損あり, 表紙, 題簽は原装
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- 筭法童子問
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- 2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
玉雀
弄法童子問
に
一、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、〇〇
巻四目録
兄術也
弁
臼并鎌
一況法并図
四一
五
天口術窺法
三望儀窺法
〔六
三望儀全図
合
大学教學學校教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
大正一乙卯十一月2日
數學物理學教室
州帝國大學理學部
九州帝國大學理學
物理學教室
7078
7078
物理學教室
巻四目録
兄術也
弁
同并鎌
○法并図
四」
天口術窺法
五
三望儀窺法
〔六〕
三望儀全図
合
教学教學校教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
10月22
大正/2年/0月22日
數學物理學教室
醫學部大學醫學部
九州帝國大學理
物理學教室
1076
7078
物理學教室
第二十二年大學醫學部
九州帝國大學理
物理學教室
1076
2078
物理學教室
算法童子問巻四目録
海嶋法町見術也
□
子午の弁
二
三
□□
円規図并鎌
円規窺法并図
天口術窺法
五
六
三望儀窺法
三望儀全図
を以てしるし算法をすてより一
七
一分度盤図
八
周脾并水準
九
天眼儀窺法
十一
天眼像全図
十二
半円盤并周脾図
十二
地図盤図
十三
旋矩儀窺法
十四
旋矩像全図十五視学
算法童子間巻之四
海島町見術也
童子問ていはく算家に測量の術とて遠きを
はかり深きをしる法ありといへりしかれとも算学に
うとくては其法を得る事かたかるべしねがはくは其
大がいを示発し給へ答ていはくをよそ遠近広狭浅
深尊像を察するにみな算家句足弦の理にもるゝ
事なし今この書に紅毛の測術を折衷して算法
しらざる人といへとも解しやまく捷径の法をひらがな
を以てしるし算法をすてゝ高低遠近を求むる法を
あらはせり
測重の体六あり一といはく分卒二にいはく準望三と云
道里四に高下互に方郡六に逆直なり事吉要玄にあり
晋ノ饗秀といふ人此六体によつて禹貢地域の図を
つくり秘府におさむといへりこれらは漢土にておつしき
業なり近年本朝に町見となづけ簡易の器物を
制す見盤あり元器あり円盤分度矩虎数器等
あり然るを猶これを逆開なりとす故に今あらたに
測儀をつくる名づけて三望儀といふよく方田の理
をつくし測童の精妙此一器にそなはる又高所より
低きをのぞむには天眼像ありたりの図像は後に見へ
たりおよそ算の竪横をしらずといへともこの圓器を
用ゆる時ははやく広輪の度をわきまへ速に夷嶮の
ことなるを授ふ惣じて測遠の器物諸人をの〳〵心を
師として作る故にその計おなじきありおなじからざる
あり畢竟よく当浙に燃煉せはなんぞ器物に拘
らんや渕筋はみな無用の具となりて至妙の所
千里を一歩とし一尺を千尺とする活法を得るを
簡要とする事先師のおし也なり
町見といふは通俗の名なり海島法又は重差法と
一せんめし
目門てんかく
ときやう
いふ又画術ともいふ通雅に祖暇之が綴術あり
画術と同しといへり近年。紅毛の一流伝来して算に
かゝはらず円規を以て遠近をはかるに算法の不尽
を用ひずかへつて捷経なりといふ其術近年梓行の
書量地指南町見弁軽等に大概をのせたりといへ共
奥旨を秘しけるにや其流には伝へざるにや其肝要を
得ざる所あまた見えたり又古法には分度矩を測量ノ
妙具とせりその後発明して虎放器といふを制し
分度規より便利よろしといへり当流には両種共
用ひず分度盤といふを用ゆその図後に見えたり
□□
一子午の報
町見弁頼に云子午の正線みな差ふ分度監虎
放監はなはだ誤れり正子午を改むる法別に伝有
今弁ぜざるのみといへり愚按するに此説豈それ
然らんや数学通執に兵南夷来朝周公作二指南
車一与レ之以金入レ水ニ定二其子午一後世依レ此作二羅経一
羅経とは磁鍼なりそのさす所を以て子干を定むる
事かの分度虎散器のみならず測童の一術是に
よらずといふ事なし然るに暦家に磁鍼のさす所の
午は天の正午にあらず鍼頭やく東に偏よりといふ
説あり陣畔山が三才発秘に其説を破していはく
日は正東の地に居るといへとも実はすこしく南にいづ
日出の景日皮のかげと銘しも正対にあらず子午
の位西にかたよるかへつて磁鍼の正しきを東に
偏よるといふといへり愚を以て観れば天もとより東西
南北の名なしその東西南北十二支の石あるは人作
にして四方の符なり畢竟天の正午を論ぜす唯
磁鍼さす所の南を正南とする共測量の道に
於て害なかるべしいはんや磁誠の方位は国是の
ある所にして公私の用に備へて売論なきをや
万物の性同気なるは相感ず故に銅山東にくづれ
洛鐘西に惣ず磁鍼の正南をさすは天性ノ感動
なり聖人も巧製する事あたはず町元弁軽の説
人をして迷しむ故にこれを弁ずるのみ
円硯并鎌
二
回規とは蛮路にコンパスといふうの製熱便または
黄銅を以てつくるぶんまはし也左右二股にしてすゑ
とがり漕をほる事二寸左漕に朱を貯へ右潜に墨
をたくはふ上の二股合ふ所に要釘を打て或は釘
或は閨自由ならしむその味はひ甘からず苦からざるを
よしとすこれ測量必用の要具なり
円規仰面図
長一寸
両股長六寸
世上町見の書にのせたるは皆表裏
同側面図
二枚あはせ也当流には三枚合せを用
鎌は長さ二尺五寸ほそくして五寸ごとに熱鉄及び
黄銅をもつてまじへ製す本に長二寸五分はゞ
八分の銅尺をつなぐ也
現窺法
三
測量の時にのぞんて鎌二尺の所に円規のとがり
をさしとみくさりの本等つなぎたる弐寸五分ノ銅尺を
右の手にとり田親を左にとりて眼下に引つけ
二尺のくさりたるまざるせうに目通りまつまぐに
目当のうたへうでをのべて手さきさがらざるやうに
田規の横のひらき口あるひはひろくあるひはせまく
して目当にため合せ見こむ事的矢をいることし
てまへをたゞしくかためてのち目当をのぞむべし
又はじめ田親の口をひろくひらき置て次第に
せばめて目番に合すべし
一町見弁軽に此術実測にをいて大にたがひ
ありといへり此説非なりもつとも土地の高低
によりて少差はあるへし古来より測童の
法に小差を論ぜず他の算法とは異なり
しかれ共右おしへのごとく心をしづめ身をかた
めおとなふときは差ふ事なしなを差ひある
ものは是いまだ其術を熱し得ざる也多とへば一
正鵠にあたらずとて弓矢をすつる理あらんや
たゞその人の修煉にあるへし
四
天口術窺法
天口術といふはたとへば面前に山あり此山の遠近を
しらんと欲せばまづ円規の口をひらきてくさり
二尺の所へさし込目当のかたをはさむなり其法
まへにいへるがことし山のいたゞきになにても見ゆる
ものゝかたく田規の上のとがりをあてゝ見こむなり
其口ひろければちゞめ挟ければひろげてよく〳〵
目当きはまりたる時懐中より紙をとりいだし
その田親のひらき口をつきとめ置べしさん先へ
一町すゝみいでゝにたゝびはじめの目当をはさむ
事まへのごとしたゞし初めはさみたるよりその開
口かならずひろくなるもの也此口をもつきとめ置
なりたとへは初めの口二寸五分也又一町すゝみて
三寸ともならば三寸と二寸五分との差五分はすゝみ
いでたる間数にして一町とすこれ定法也
もし二町
三町又は
五十間八十間などすゝむ時は
是によつて回規五分の開き
その術すこし異なり
口をもつてつき留置たる後の口三寸をはかれば一町
づゝ六つなるゆへ面前の山まではじめ爽みし所より
六町ありと知る也
按ずるに長さをはかなもこれになぞらへ知べし
但し目当ひろきものをはさむ時二尺のくさり
にては口大にひらけて田規一ぱいにひろげたり
とも目当に口の合ざる事あり其ときは繰を
一尺にちゞめてはさむべし又初め二尺のくさりにて
爽みたる目当を後にくさりを一尺になをして
はかる時は初の目当の口を一倍すべしはじめ
二尺の時一町の口なれ共今一尺にしては二町の
口となる也これを天口術といふ又地口術あり
いづれも逢退の二術有繁多なるによつて是を
略す
十五
一三望儀窺法
三望像を以て土地を測量するに大小の品あり
その小なるはたゞ一所の尊低遠近をはかるのみち
大なるは或は国の図城の図或は十里二十里数十ケ
所をはかる也今その広きをはからんと欲せばその地に
をいてあらかじめ磁鍼をたてゝ東西角北をさだめ
目当になるべき四辺の山とを見て其方位をきはめ
又大ては空眼をもつて其路程を懸度してかりに
絵図を設くる也これは後に火差あらせじとのため也
其後三望儀を設け水準を以て地の平直を正し
四方八面にある所の高山峻嶺重塔大廈或は
二里三里五里八里の外を周解をもつてをの〳〵
見たみ其方位の度数をしるし置其後いづれの
方角へ成とも便利よろしき土地へ三重像をうつす
是を開き場といふさて別にこの開き場まての道
のりをはかるべしたとへば前の地より此開き場まで
是を種縄とも
十二町へだてたゝはこれを記し置也
月花の縄共いふ
諸方の里数
さえ此所より初め見こみたる高山俊嶺
これより始る
重塔大廈等を見かへしをのく其方位度数を記
す事前のごとし其方位とは分度盤の周に刻み
たる度数を見てたとへは某の山は刁の三分にあたり
某の塔は卯の七分にあたるなとゝいふ事也此時見こみ
見返し二目返なといふ法を用ゆといへともその法は
世上町見の書に見えたれは略レ々その度数をしるす
書を野帳といふ目当とする所二十ヶ所三十ヶ所も
あらは甲乙丙丁を以てなづけこと〳〵く慶数を野帳に
記す也三望像を以て測量する法はこれにて終る
これより後は山々所この度数を記したる野帳を
主として遠近のここをちゞめてわづかに方寸の紙面に
うつす是測を第一の妙幹なりその術側俄に
具したる分度盤を取て方すの紙面に置度盤
千字線の中心を前の地に擬し野帳に記せる
甲乙丙丁の前の度数ごとに星を記しをの〳〵中心
開場まで
より朱線を引さて円規の口一寸弐分一寸弐分
十二丁ニ準寸
ひらき其口をもつて開場の方位へうつり此所に
度盤をすへ又野帳に記せる甲乙丙丁の後の度数
ことに星を記しをの〳〵中心より墨線を引その
朱墨の線鍛横直斜にひかれて蛛網をかけ
たるがくとしかならず其朱墨線のたがひにまじはり
ゆき合たる所ありこれを要所として田親のさきに
開きたる口をもつて要所までの線をはかれば
あるひは開き場より甲へ何十町乙へ幾百町甲
乙相去事何百町といふ事つまびらかに紙面に
あらはるゝ也およそ此術一ヶ所二ヶ所をはかるは小術
にしてたやましといへども広大の地にて測量数多
なるときは新惑煩労こも〳〵まじはるかるがゆへに
一人のちから一日の功には及びかたし是其大概也
一書不レ尽言言ハ不レ尽レ尽レ意といへり今童子のため
さとしやすからん事を求むといへとも筆を以て
一尽しがたしなを明師に逢て口授をとくべし
六
三望像全図
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
分度盤
度表
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
水準
中
片牌
今日
一七
十一日
□□□□□□□□
□□□□□□□□
「七」
分度盤図
空田経八寸内径六寸黄銅を
もつてつくるその形環のことく
らすくして平面なり田周に十二
支を記し十二方に割て其一方を
十度くしすべて百二十度をきさむ
又中心に羅経を陥入て出入
自由ならしむ絵図をつくる時羅径を取さり子午と卯
酉との間十字の紅線をはる○当流には此分度質を
用ひて分度矩及び虎放器を用ひざる也
八周髀
これは三望儀天眼像に具する所也いにて矢を
はかるに周解の法あり今借て箱定規の名とす
その長さ定法なしその形箱のごとくにして下に台
あり台に機軸を設けて周解の高低自由なら
しむ○古法には定規尺を見盤の上にくはへて
目当をうかゞふやゝもすれば差失あり周解の管
中よりたかぶて目当をさだむるにしかざる也たゞし
遠境目力の及びかたきには千里鏡ととりかへて
用ゆべし
并ニ
水準
水準は水を用ひずして鎮原下して平直を求む
しかれども曠野暖嶺にして暴風にあふときは
鎮原うごいてさだまらざる事あり故に直鍼線を
用ゆその器は天秤の銅筝のことくなるもの二種
一は南北一は東西の直を正すその製黄銅を以て
つくる大小定法なし
〔九〕
天眼像窺法
天眼像は高きより低きをはかる測像を動かさず
その座に居ながらにして遠近をしる四方平面の
地によろし一名望火車といへり童火楼といふは
火の見やぐら也つねに火役の人数をそなへ梯子
水桶鋸くまでやうの具を貯へ置て民家遺火
をすくふ事書に見えたり又兵志に記せる斤候の
具ともなすべし此側像柱の上頭なかさ六寸の槽
をうがち其中へ経一尺の半田板をさしはさみ
中心に要鍼をうつて上下自由に運転せしめ
半田板上に周髀を約す
たとへは楼上より燈籠の火見ゆる時その遠近を
しらんと欲せは其火の方角へ測像の心柱をまはし
上頭に具したる牛円板の周解より覗きて其火を
見通せば半田板の手さきかたぶく也其かたぶくに
したがひ鎮糸の真直にさがる所を見れは或は
半田板の墨線三町目にあたる又下方に具したる
分度盤の円周にきざめる慶数へ度準あたる
所を見れば或は未の三分にあたるさて又地図板を
出し三町目の末の三分を点見すれば今の燈篭は
此桜をさる事三町林のうしろなる某寺の内に
ある事明らかにしるゝ也後の図につまびらかなり
その余は是になぞらへ知べし
十
天眼像全図
梅
ゆ
度準
分度盤
十一
半円板并周脾図
要
鎮糸
是測像の上頭にあり八町四面を
うかぶには一尺半円の両端をの〳〵
周脾
ま
五分を去て割て八分とし其一分
ことに墨線を引墨線一條を
一町とし八町にして八条あり線の
あつまる所を要として要より鎮原
を下す周解を半田の上に約す但シ
楼の高さ平地より十六間のつもり也線を引に口便あり
地図地
一
地震図地震動
十二
狸
□□
戎
十一丁
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
に
□
□□□□□□□□
やう
比較
女女
□□
□□□□□□□
□□□□□□
六丁一六丁五丁四丁三丁三丁二丁
田
村田
田町町町
樹
仕
込稼
池森
林
地図板ハ円形にしてその径寸定法なし其図大
なれはもつとも黙見しやすし八町の盤には八道の
田線をつくり一道を一町になぞらへ八町とす田の
めぐりを十二に割て十二支を記し一支ことに十度の
目をもりすべて百二十度也あらかじめ山林田沢
民村寺社の方位をためし絵図となしてこまかに
四方にわりつけ盤面に記しをく也但し前国の
黒川の内に側像をたてゝ田外を内一丁とする
なり
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
一紙
十三
一旋年窺法并暗夜測遠
これは近地をはかるによろしたとへは目当までの
間数なにほどゝいふを知るは旋矩の竪衡をもつて
目当の方をたいらかに見通しさて横衡の通り
真矩の手にしたがひ左かくなり共右ゝ成共便宜の
ところへ横に二十足
大低
ひらき又このところより
をいふ
旋矩の定矩木を斜に転じて又此定形木より
以上見返等の
目当を見通す也
作法略之
此とき竪衡横衡
定規木の三方かならずおくび形になる也其定矩
木の子前中墨のあたる所の度数を見れば十五と
あり然れは目当までの間数九十間と知也いかにと
なれば横くひらく足数二十足を六間として
但十足
三間
六間に十五をくれは九十間となる也
もし又暗夜に火の遠近をはかるにも此権矩
縁を以てしるべしその時は竪衡横衡定矩
木の左右と本末四ヶ所にふとさ筆管ほどの
一線香をたてゝ火を点じその火と目当の火
とを見通しさて真矩にひらくべき地を考へ
その地にかりに竹竿をたて火縄を其竹竿
にはさみ付てこれを見通し開く事前と同じ
十四
旋矩像全図
十六六
五十四日
右間数をおほく開くにしたがひいよく遠きを知也
女女
定矩
干旱
竪衡九寸
一寸
潤
八六五十五巻五十五十年
同四四五五一
八六五五五五五五五年
社会
側五寸五分
横衡五寸五分
右度数を造る法は横衡の長さ五寸五分の内両端
五分つゝ去て餘り四寸五分を三十刻とし一刻は一分
五厘なりをの〳〵度数をもり付る事全図のことく
中墨の傍六十より四に終りおよそ十五刻左右同し
竪に添て宋矩あり上頭に要鍼を約釘して
定矩の開闔左右へ活動自由ならしむ中心に
直條線を引てその下横衡度数の所に至りて
定規のなかばを闕て度数をあらはす黄銅又は
檜の木を以てもつくるべし
一視学
十疋
一視学とは虫眼を以て遠近高低をしるをいふ
それ人身に自然の規厚をそなへたり故に
夫子曰布テレ手ヲ知リレスヲ舒レ肱ヲ知ルコレ尋ヲ太夫公ノ曰夏病
以レ身[ヲ]為レ度[リ]いへりおよそ又眼ののぞむ所身を
直立し不レ仰不レ俯して正眼一のうちに上中下の
一三道ありこれ方と斜との謂なりその上視は
方斜を上にのそむ高さをはかるべしその下親は
才斜を下に望むべきを測るへしその中ノ硯は
方面を平直に望む平遠をはかるべしかくのことく
三道の懸辱を自得する時は測像を用るに
及ばずしてその大率を知これ測量の要法
なり
凡そ測量の一術小道といへとも多端に添る
ときは筆をもつて書つくらがたし故に今その大
棚を存して初学のためにす志あらん人は
往て学ぶへし
算法童子問巻四終
童子以巻四
□□□□□□□