草鹿之式
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- 不明
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- 2026-08-17T19:23:14.114Z
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- 2026-08-17T19:23:14.114Z
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- クサジシノシキ
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- 2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
草虎之式
草鹿之式
4516
草鹿之式
姫書
目録
一同拵様之事付星数的綱
一草鹿之始之事一同拵様之事付星数以
一同かけ様之事一草鹿の図表裏
一同串之事一同かけたる図表裏
一同薬之事一同布皮之事
一草鹿的間之事一同間場之事
一弓之事一文之事
一矢代神頭の事一ゆかけの事
一射手装束之事一刀之事
一扇畳紙の事一敷皮之事
一揆剤并矢取之事一日記之事
一射手敷皮を敷座に付事一弓矢を置事
〇一矢代振に出る事一惣の射手矢代渡事
一矢代振事付矢代は所々有事一惣の射手矢代見事
一相手見合て立事一前弓後弓中弓たいはいの事
一射る時足ふみの事一射果て足ふみの事
一逆羽打事一勝負付様之事
一矢沙汰之事一矢代振直す事
一かけ物取事一矢之事
一二度目以下の事一矢代引事
草鹿之式
○草鹿之始之事
一草鹿の初たしかならす建久三年八月廿日鎌倉
右大臣殿生れ給ひし時将軍家御産所に渡り給
ひて父母兼備の封手等をめし草鹿の勝負ありし
事は時の日記に見へたれははや其比既にありし事
なり其始は猶それよりも以前の事にてありし成へし
一草鹿と名付る事は夏野の草の中に立たる鹿を
一射る心也されは的の鹿の形も足紙は作らぬ也足は草
にかくれて見えさる心也草鹿射る事狩の為也
一草鹿射る事も丸物と同しく一五度とも切を定て
射へし
付星数綱
○草鹿拵様之事付星数綱
一草鹿の的は鹿の頭をもたけたる形を檜の木の板にて
作り是を裏板となし白草を表に張りて芋と板
との間に毛又は綿を入てふくらかしまはりを縫ひ
合する也胴の真中に矢あての星あり其外に大小
の星を書く星は皆白か色どり残して惣躰ハ栗毛
にぬる也鹿の類ハ前へむくへし唯弓手にあふか如し
一草鹿の勢長サ一尺八寸広サ八寸頭の長サ七寸五分
面の長サ三寸五分矢あての星径四寸かねの定なり
廻りの星八ツ此星は大成へし前後四ツヽ也其外に人
前後四ツヽ星あり是ハ小シ脊通りの星七ツ是も小シ
矢あての星の外の星大小合て廿三也裏板に乳を
四ツ付る乳の間五寸計綱を二筋裏の方にてすちかへ
に打ちかへ四ツの乳に通して串に結付る事も四所也
一綱の事黒白青三毛の布を三くりの縄にする丸物の
綱の如し
○草鹿かけやうの事
一草鹿かくる事も丸物の如く先前串より立て後串
を立へし扨草鹿を裏板を地に付てふせ置て前の方の
串根に前の綱を結ひ扨後を結ひ其のちに帰を
おこして上の綱を結へし上の綱はかさ木の立串のすけ
きはに一束計に結へし結ひやうは丸物のことし地ゟ
かみ六寸にかくへし
○草鹿之図
口ハ糸ニテヌウ
□□
表白シキハ
○○
○○
○○
○○○
○○
○○
矢アテの裏
星ト云
皮ノシワ也
一一一一一一
し
山
乳四所トモ同シ
チノアマリヲ此処ヘ出シトムル
裏板
ウエヒメ也
是モヌヒメ也
○草鹿の串之事
一草鹿の串は丸物の串に同し黒くぬるへし寸法も
丸物串に同し
○草鹿掛たる図
○○
○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
土ヨリ上六寸
同裏
□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
して
ヨコン
↓
二筋ノ綱ノ十文字になりタル処ニテ
クロカワニテ男ムスヒニ結ウ也
○草鹿の梁之事
一草鹿のあつちもこしらへやう寸法等丸物に同し是
も砂をしくへし
○布皮之事
一草鹿の布皮も圓物に同し串の事も同断
○的間之事
一草鹿之的間も十一杖に打て十枝にかくへし是も丸物に
同し又十一枝にもする説有
○弓場之事
一弓場も丸物に同し所によるへし間場拵かた間場殿
等の事は皆々丸物に同し丸物式の図見合て知るへし
依之今図ハ略之
○弓之事
一草鹿射る弓も丸物に同し見合へし
○矢之事
○一矢の事も丸物に同し神頭又は四目也神頭四目の拵
やう図等丸物式に詳也見合へし
○矢代の神頭之事
一矢代の神頭之事も丸物に同し
○鰈の事
一ゆかけも常のゆかけ也丸物に同し
○射手装束之事
一一射手の装束も丸物に同し素袍小袴又は小素袍等也
丸物射手装束の部と見合へし
○刀之事
一刀の事も丸物式に詳也見合へし
○扇畳紙之事
一扇畳紙も丸物に同し
〇敷皮之事
一敷皮も丸物に同し持やうも同断拵やう等委細に大略式
丸物式に詳也見合て知るへし
○日記之事
一一日記の拵やう付やう等も丸物に同し草鹿射手と書也
○搔副并矢取之事
一かいそへ矢取の事も丸物に同しかいそへの出立矢取の出立
一介添の体拝矢取の矢の取様等も丸物式に詳也か見合
○射手敷皮をしき座につく事
一射手弓矢敷皮の持様弓場出る事敷皮のしきやう座候
付やう等皆丸物の如し丸物式祥也見合へし
○弓矢を置事
一射手敷皮に座して弓矢を置事同断
○弓太郎矢代振に出る事
一初に弓太郎矢代様に出る事矢の持やう等前同断
○惣の射手矢代渡事
一弓太郎矢代振出は惣の射手壱人ツヽ矢代渡事同渡様
等の事前同断
○矢代振事付矢代に品々有事
一弓太郎惣の矢代をあつめ矢代の振様并弓立によりて
矢代に品々有事其外矢代の事は丸物にいつれも
替りなし委細前に同し
○惣の射手矢代見る事
一惣の射手矢代見やうの事是又前に同し
○相手見合て立事
一惣射手矢代見終て後座に帰り相手見合て立事
も前に同し
○前弓後弓中弓体拝之事
一前弓後弓中弓立にいたり地杭に付やう其外紐を
一納る等体拝の事丸物に替りなし前に同し
○射る時足ふみの事
○射果て足ふみの事
一射る時并射果ての足ふみの事も前に同し
○逆羽打事
▢一射中てたる者逆羽打事逆羽の打様鳥是又同し
○勝負付やうの事
一一勝負の付様も丸物の如し勝負つけよふの図等も前
に同し見合て知るへし
○矢沙汰之事
〇一草鹿の中りはつれ文沙汰のしやう検見の事も丸物
に少しも替りなし前に同し
○矢代振直す事
一勝負有て矢代ふりなをす事も同し
○かけ物取事
一勝負有て矢代振時其相手の者かけ物取事賭の取やう
渡しやう是又前に同し
○矢之事
一弓矢を始惣して射る時しちの事相手矢の体拝等何も
替りなし大的式丸物式に詳也見合て知るへし
○弐度目以下之事
一二度め以下の事是又丸物に同し
○矢代引事
一定の度すみて射手皆々矢代を引事矢代の引やう
一組を結ひ扇畳を納敷皮をたゝみ弓場より退出等
の体拝に至迄皆々丸物に替りなし前に同し
一惣して丸物と草鹿とは何事も少しも替りなし只的の
違ふ事也能々見合て知るへし
草鹿麻騨の式旧記に詳なりといへとも諸書に
散在して見に便あらす故に取り今丸物草鹿之
記を始古伝書を合せ考へ且口伝の趣をも不残書
記して此壱冊となし畢猶細事に至ては旧記
并に丸物式に見合知るへし
寛政七乙卯年六月廿七日土井主税源利往
右草鹿之式被為述作之趣聊以相違無
之候委細之趣丸物式具書可為同前者也
伊勢万助
寛政七年乙卯七月廿日
貞春
土井主税殿
参
右草鹿之式仍御懇望此度令免伝写候
畢可為御秘蔵条猥之他見可被禁候仍奥書
如件
藤川弥次郎右衛門
天保十一年庚子五月十六日
天保十一年庚子五月十六日貞安
長沼源之丞殿
参