[ユガケ]緒留樣
- creator
- 不明
- created_at
- 2026-08-17T19:23:21.344Z
- updated_at
- 2026-08-17T19:23:21.344Z
- field_rights
- CC0
- field_creator
- 不明
- field_language
- 日本語
- field_has_image
- true
- field_identifier
- 10010000001441
- field_ocr_status
- completed
- field_title_yomi
- ユカゲノオトメヨウ
- field_attribution
- 東北大学
- field_oai_datestamp
- 2025-11-13T06:51:45Z
- field_oai_identifier
- 10010000001441
- field_ocr_updated_at
- 2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
菜緒留様
鞍緒留様
503
鞨緒留様
目録
歩射のゆかけ諸とめやう
騎射の中一騎射の中に
流鏑馬の手袋の緒をめやう秘伝
軍陣の遊楽け緒とめやう秘伝
以上四品古伝
姫書
遊かけの緒とめ様
一大的小的草鹿丸物なとすべてかちたちの弓には
かた〳〵ゆかけをさす也かた〳〵ゆかけの緒とめ様先左へ
一巻まとひ上より引とをし扨手の内より大指にかけ
て又上よりひきとをし又右へ二巻まく以上三巻して
又上より引通しかけてわなを残しさきを能そろへ
てそとへ大指の方へひねりて下より上へ出しかふへし
初通したる所をまたけておしかふへし
右
大ゆひにかくる
左へ廻ス
右へ廻ス
右へ廻ス
○
手の内
如此手の内にあなをあけ
置く事は的矢へ手たは
さむ時弟矢を此あなへ
さして小指にテにきる也
如此引とをし切らす
引とせしかけて
わなをのこす
上より引通ス是を一ツに取て大ゆひの
上より引通ス
方へそとへひねりて下
より上へ出しかふへし
次の図のことし
右
右
手の内
如此ひねりたるを此所へ
おしかふなり次の図の
ことし
初通したる所を
またけてといふは
此所をいふなり
如此おしかふなり
〇
手の内
これはうてのまん中通りにあるへし
一右絵図なるゆへ緒の行衛を見すへき為に緒のゆるび
たる体にゑかきたり如此ゆるくするにはあらす
一大ゆひに緒をかくる事通例にはかちたちにかきりた
る事なりされとも又騎射に右ゆかけ濃緒大ゆひに
かくる事あり下にしるす
〇一流鏑馬笠掛犬追物なとすへて騎射には一具遊かけを
さすなり一具の時は先右をさして次に左をさす也とる
時は先左を取て次に右をとるへし右ゆかけ緒のとめ様
先左の方へ一巻まとひて上より引通しあとへもとして
右巻に二巻まとひて上より引通しかけてわなを残して
さきを能そろへてそとへ大ゆひの方へひねりて初通し
たる所をまたげて下より上へ出しかふへし但大指の方に
おしかふへし友ゆかけの緒とめ様右ゆかけに准し知
さへしあちらこちらにする違はかりなりのとめや
うは笠懸犬追物なとの時の事也屋ふさめの時は少
かはるなり
右
左へ廻ス
此引通したる所はうてのまん中に
左へ廻すあるへし絵図なるゆへ如此ゑりきたり
手の内
如此引通して引通して引通
し切らすわなをの
こして置也是を一ツ
右へ廻ス右へ廻スに取て外へひねる也
右へ廻ス右へ廻ス
上ヨリ下へ引トラス左ゆかけ右ゆかけ同
左へ廻ス左へ廻ス
左
手の内
初通したる所を
またけてとは此所
の事なり
右へまはす
ひねりたるを如つお
しかふ也かた〳〵ゆり
けの図のことし左ゆ
かけ右ゆかけ同し
一右比図緒の行ゑを見すへき為にゆるびたる躰にゑかへなり事也但右は右へ至ね
り左は左へひねる也
一緒をひねりておしかふ事下より上へ出しかふ又上より
下へおしかふ両様也此内下より上へ出しかひたるがしあは
せよき也
一騎射の時通例にはゆかけの緒を大ゆひに懸る事な
し犬追物の時貴人は大指にかけらはゝ也又犬追物の
時小ゆひに緒を懸る事秘事のよし検見故実記に見
たり大ゆひにかくる事は持長記并犬追物明鏡に見え
たり
一流鏑馬の時も一具ゆかけさす也やふさめの時は射手具
足をも射手装束といひゆかけをも手袋といふなり手袋
の緒とめ様秘事なり前に記す一具ゆかけのことくにし
てとめ所は手の内の方にてはとめずして手のかふの方
にてとむ
右
手の内
巻様前のことし
上より下へ引通ス
ひねりて如法
出しかひ置也
右
手の甲
是を一ツに取て
外の方へひねり
ておしかふへし
ひねりやう
の図の図のことし
右の図緒の行衛を見すへきか為に緒のゆるびたか体にゑかなり
左の手袋も右に准し知へしたゞあちらこちらの違斗也
一軍陣のゆかけの緒とめやうこれ又秘事なりそのと
めやうは前にしるす一具ゆかけのことくして引通す
所々にて何も一むすひつゝむすひて終のとめ所は手の
かふにてむすひ留る也
右
上ヨリ
引通ス
手の内
ムスフ
ムスフ
つむすひめうての
まん中にあるへし
此あまりを手の甲の方へ廻ス
右
右ユカケハ右ヘヒネリ
左ハ左ヘヒネル
ひねりたるを如此
出しかひ置なり
先を一ツに取て
手の甲
外の方へひねり
下より上へ出し
下より上へ出し
かひ置へしひねり
やう前々の図の
ことし
右の図緒の行ゑを見すへきか為に緒のゆるびたる躰にゑかく也
左ゆかけも右に准し知へしあちらにするまて
のちかひなり
右之ゆかけの緒むすひやうは小笠原家の古伝なりかゝ
る事ともは書付をかされはその伝絶うするによ
りて絵図をもくはへてくはしくしるして孫ともの
為にするものなり
安永四年乙未春三月八日伊勢平蔵貞丈書
内
一右一帖仍深御懇望免伝写候条々他見可為無用
条加一語候畢
伊勢万助
寛政七年乙卯七月廿九日貞春在判
斎田文右衛門殿
参
右者伊勢家伝来小笠原家古伝之法也
猥之外見可禁之者也
弘化三年丙午十二月
藤川弥次郎右衛門
病
長沼宗右衛門殿
参