大子流爪打方之書

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不明
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2026-08-17T19:23:21.345Z
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タイシリュウツメウチカタノショ
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東北大学
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2025-11-13T06:52:35Z
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2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
五十一日 狩田 一大子流仙台 大子御流爪之書上巻 左外 此外強内 弱瓜也 同内 外強内弱也 内強外弱モ此 心持第一也 四日 此瓜立瓜也 如此之心持 第一也 そり瓜 但シあく この強き凡也 おろし刀 残シ刀捨刀 に有口伝 ひらき瓜脇の落し 刀蓑の掛端から少 しもとらさる事但シ くるみかたに口伝 あり 裏の星金かねの深き 事五分六分七分如何也 薄き瓜のうらのふは〳〵 とするは三分或は四分口伝 有又雀舌ヲ切放針入ル こと口 一上爪の伐精口伝なし四方一文字角有て角なし 一長からす短かからす足に随かひて切へし俗に 言切くずは蝉の秋のことし 一一立瓜の事残刀第一なり又言細く切事よし 道祐も如石被申たり 一見を爪能裏爪能して痛瓜油かねにて灸し 油薬灸所に付るなり惣別水にてひやす事 不一然となり糟湯にて洗事第一の療治なりと也 瓜振あかく見へは灸をし薬を付る事吉と也 又道祐被申候へけるは糟湯にて洗は一旦能様に見 ゆれとも終にいゑきる事かたし只金にてやき油薬 を付冷せは当座あわぬ様にみゆれとも行末に 能なりとりわき寒三十日氷を踏わり水に入乗歩 する事第一なり乍去馬を水に繋ぎ或は冷し 舟なとにて久敷おけは冷病を煩或は内羅 〽出ルなり然共夏秋は繋ひやすは能也とりわき冬 三月正月そ川を乗めくらし足を不休冷事吉 一爪しゞらの事精湯にて洗て折く川江入冷 す事よししゝらがんぎ或は石にても立さま に摺へしたとへは上作たりといふ御遠路を 一歩或は沓なとにて摺無き又は責のすぎても かならすなみ出来する事なり是も糟湯めて 洗へし自然痛事あらは四足平癒等 を付へし亦道祐被申遣るは遠路哉 渡り大股なり馬かと爪しゝらは一旦糟湯にて 一洗といへす後は灸油薬又は冷事也右之四足平愈 をもひやさせんとのことなれはあるひは冷しあるひは 一瓊薬第一登なり 一かにわれの爪の事是もかす湯にて洗ひこう をよく水気なきやうにぬくひてかその根ゑ 薬を付へし二三日に一度宛薬を入ぬる金を あてへし道祐被申けるはかうわれの爪湯を よする事ゆめ〳〵有へからす此疵症は陽にて さい〳〵洗かいかにもしめりのなき馬屋に立置 故なり大形土気なくしてしるき馬屋につなく 馬はかにわれする事まれなりあるひは土気に くさり又はしめりのなき馬屋に置て湯にてすそ を洗ふ馬にかきりたり物なり是は金にてやき 和れたるおくゑ金を焼入膿気を焼去て跡へ かに薬を入ひやす事よし 一爪に寒熱二ツあり寒の爪と言は爪様の毛 しやん〳〵としてしかもうろこたちたる物なり あるひは爪根赤り紫色に見ゆりなり此類水 にて冷事悪し糟湯にて洗瓜ねへ薬を付へ 一養生之間不可棄亦熱の瓜と云はうでのまわり 爪迄に手をあてゝめれは熱してあつしかやうの 馬は血を出して川へ入冷すへし是も馬により 方によるへし又道祐放申けれは糟湯にて 洗へは当座は能様に見ゆれとも凡かけ行未馬 こたへすとなり唯灸とくすりにて治すとり わき後は酢薬を付る事肝要なり是も 後は川を乗事よしとなり 一嫌瓜の事大ひらきみのゝかゝらぬ瓜又小爪の うすくかひ凡又毛きわたかく先ほそにめる にもつほみ瓜是第一悪飢なり道祐も如右 訟申たるとなり 一上瓜の煩無之爪又は腕くち攪筋虎骨のあたり 血なく腫痛さる瓜を養生としてさい〳〵すそ の衆可出爪突なとして悪き物なり又言 悪瓜の痛みある瓜はさい〳〵血を出しても不可 然か又道祐も如右被申たるとなり 一上瓜中之爪人のあつかひ損して悪なる凡は あつかひ手によりて能なりやすし生来て 下瓜の上形になき事如何可有や勿論あつ かひにより二三位よくなるも有又道能も 如石放申たるとなり 一夏性かへあしき爪持事大事なり裏桁入には かけやすかるへし木にても竹にてもすのことや に立て水にて冷してよし若裏へくち入らゝごま の油綿にしめして表へおし入へし髪のおち 油にてやわらかにして付てよし道祐も右のことく よしとなり 一諸之凡療治の事さい〳〵伐てよし反ずひず ますゆかますつかす伐おりさるやうにもつ事肝要 なり又道祐も如是被申たるなり 一瓜にかその違と言事有是はあくと同にして 一方は高く一方はひきく事高きかたうらの落し刀 ひきしかた裏の残シ刀第一也道祐も同前に被申 たるとなり 一道祐被申ける歟は飢あつくして裏痛にちらの ふわ〳〵とする爪ありか様の爪をうらへひらかね あて或は猪の油なとを焼付りと言て裏を焼 事悪し雀舌のさきのふわ〳〵する所を爪焼かね にて焼入事五分或は六分七分爪によりて 深さ有レ口伝かねの跡よりから血出るをまちて 一臆血出る時はすの葉すいかづら梅眉木石菖を こく煎し馬来に入其水あたくすして毎日足 び入置なり煎シ物久しきはとりわけ吉し 後金の跡ゟ出る赤きしゝなく成時膏薬を入 ぬりかねをあてへしとなり又足種に虚実なり 一虚腫はあまくひの薬を赤土にのへ足を糟湯にて 洗後に彼薬を付ル也実の腫は血を出し冷事専なり 右之條々道満道祐之秘伝也 下巻 一一爪のきり様色々塩有之当流には裏をとり 事ゆめ〳〵あるへからす但しすゑ類刀 あわすり刀と言てすこし裏をとる事は 一開キ爪蓑之掛け端シ事 一合爪割刀之事 一向反爪下刀踵之残刀切込捨刀留金之事 一付凡踵残刀前之西角踏合事 一外反内合残刀落刀蓑之掛端但し片掛片端左又 一雀舌留様之事 一前取馬殺違之事 一名馬瓜之事 一前取馬諸落之事 一内反外合銭刀落刀右同前十口又 一打置爪踵立古又 一前足而前之足ヲ踏切事片落也 一横根割込事一 一胡桃形取様之事 一除刀之事 右此外色々雖書記悪ヲ取テ相伝仕候 瓜ヲ湯ニテ洗事悪シ乍去裏高クナリ たる瓜ハイカニモ熱キ湯ニテ煮ルナリ其湯 又ルクナル時小腕サンキン虎骨ノ辺洗事 悪シ唯瓜計ユデヽアトヲ冷ス事第一ナリ 已上拾六ケ條有口伝 一荒井恭信氏ノ寄贈会ヲ 以テ購入セルヿ関博士 『狩野亭吉氏藤書