鎧着初實檢沓(小笠原流)
- creator
- 小笠原長時
- created_at
- 2026-08-17T19:23:21.347Z
- updated_at
- 2026-08-17T19:23:21.347Z
- field_rights
- CC0
- field_creator
- 小笠原長時
- field_language
- 日本語
- field_has_image
- true
- field_identifier
- 10010000001852
- field_ocr_status
- completed
- field_title_yomi
- ヨロイキゾメジッケンクツ
- field_attribution
- 東北大学
- field_oai_datestamp
- 2025-11-13T06:53:29Z
- field_oai_identifier
- 10010000001852
- field_ocr_updated_at
- 2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
府11
鎧着初売検香昼
肴
実検沓
鎧初
東北南三大学園
鎧着初
一番三木しやう袴
二々かたひら
三々すねあて
四々はいたて
五々腹巻
六々上帯
七々小手
八匁太刀
九々ほうあて
十々甲
十一々指物
一か此後見人の持て出證を
東向にか置
一指内も次の間にて指様に竿に
付て持て出る是も役人左の
手に持て可居
一具足着の親も東向に居へし
一具足着の人南向に有之時具足
先々親差寄次第〳〵を不取
違きせ初んし
一具足きせあけ候て床木を
直させ南向に床木に腰を
懸さすへし但か腰懸前に
左の手に張弓を弓杖に捜左
の足にて拍子を三つ踏候て
床木に腰を懸へし此時出陣
の引渡にて三献を進め則
甲冑を抜出常可座
一具足着の人甲冑を抜ゐ座候
処へ先手懸を可出組様は三方
に紙を敷打蚫を置て出る也
一引渡を両へへか居組様九五一と
かな
一三方に三盃を居可出
一酒呑様具足着の親三鉢呑て
具足着の人に指へし二献目を
呑候時具足着の親より旁
成共刀成共引出物可出一献
かて下にか重盃は女本
直すへし
一二献にうちみ出る是も具足
着の親三献呑て具足着の
一人江可指三越て口て下にか重別盃
を本の座へ置へし
一三献にいたいり出るこの時は
子呑初三献呑て親の方へ
指へし是も二献の所へ子の方ゟ
引出物有へし親加へて献を
合して納なり
一此次に吸物を出し家の老目幾
者なとに具足着の人盃を可指
此後は乱酒にも成んし
一右は具足着の親の所へ参候時の
次第也
一主人なとへは如此めさせして出陣の
肴組にて三献酒を進め扨甲冑を
ぬかせ申て御前へは帰陣の引渡
三つ盃を組付か居具足召候へえ
引渡計可居此時は具足着の
人上の盃にて三献呑て下に重一色の
肴を取中の盃にて三献呑て候に
か重又一立の肴を取扨下の盃
にて一献舂て具足と名せる者に
可指肴は三献に三色をくり取
扨返してと也主人一献のまれけ時
何成たきゝを近上すへし
其上にて一献呑候へは三々九度
なり納の盃をたふ〳〵と受候て
銚子へ打こみ家の子なとに
流を呑すんし此後如常具足
着せ初候者にも引出物をて出
早仕合肝要なり
実検法様
同一日
御太刀
了簡
監督
同
一大将は将木に腰乞かけ再拝を右
手に持てときからをあけへし
条々口伝
一方の役へ左手に持て居へし
一御団の役へ右手に持て居んし
一弓は勝木に而如何様ともつくらせ
用んし
一矢は式の矢也但羽は真羽根は
扨尻たるへし
一太鼓よせほはてはちを手に持せ
大コの役人そはに居て大将とき
かしうをあけられ候時はちを
取てこゑ手つけて三ツちつし
一御籏は八夕持にもたせ候てはた
奉行左手迄かけて居へし
一貝は吹ずして手に持て可居
水田の左又
一沓は熊の皮にて造る此故にも沓と
云なり或態の皮の棟踏皮とも云
一瓜あひたをとるへし左に七右に
五ツ合て十二也銀にて縁金を渡す
へし
一日は錦にて罷へし故南に鼻を
立へし
小笠原大膳夫
長時
坂田段様
寛政七九月能賢四
}