歩兵使銃動身軌範
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- 不明
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- 2026-08-17T19:23:21.505Z
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- 不明
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- 日本語
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- ホヘイシジュウドウシンキハン
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- 東北大学
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- 2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
府址1
同四十一日
歩兵使銃動身軌範一
一歩兵便銃動身靴巻一
歩兵手銃を使用し身体を挙動する大法の図解
一千七百九十一年八月初一日
第一版
歩兵学校
第四十八
第一図兵仗を帯したる歩兵の姿制其前面を写す
二十三葉と
一参改すべし
解両足ハ「ウインケルハアク」
工匠の具也
我曲尺のルイ
一よりも稍減したる角
度を為す此の如き姿制にては全身の重サ分れて足の全面
に任り若し其両足相附かす外に在るときは其足直線
に近ぼくに従ひて脚根の面減少し其身鉛直を
為すこと能はさるへし其膝は正しく伸けれとも強直
ならす其身は鉛直線を以て平分して二ツとなわ鋭
は正しく堅立し体勢審にして然も強直なる事なし
第二図歩兵の側面を写して其姿制を示す
は頭後より下る其上身は行進を為す
時は前の方に在り
歩兵学校第二十二十四菜
参考すへし
一闢此画像は兵卒其脚を前に進むるを止め是を地上ニ
踏定むる時の天然の形勢を画きたるなり
第四図装薬の四節次此ポスヽヲ乃裡第一節次江ールステ
才兵学校第一百四
を做し了りたる兵卒の体勢を写す法兵兵兵衛
十七五十四葉参考斗
第五図装薬の四節次の内第二節次を做しにりたる兵
同歩兵学校第四十八五
卒の体勢を写す
十四葉矢参参参すべし
第六図装薬の四節次の内第三節次を做しにりたる兵卒
の体勢を写す
の体勢を写す歩兵学校百四十九五
十五葉矢ク考すへし
第一版
第一図第一行の一人コトマアクトスルティク」強く仮と云ふ号令
一歩兵学校第七十八
に応して為セよ姿制を示す
三十五菜参考すべし
第二図第二行の一人「マアクトスルデイク」と云へる号号令に応
して為せよ姿制を示す
歩兵学校第八十三
十六葉参考すへし
第三図第三行の一人「マアクト、スルデイク」といへる號令を聞
歩兵学校第八十一
て為せる姿制を示す
二十六葉参考す
第四国第一行の一人「アイン」租布の姿剤を為せる者を写ス
同同号兵学校第八十一、
三十六章参考すへし
第五図第二行の一人〽アーシ」の姿剣を為せる者を写す
一歩兵学校第八十一、
三十六葉参考す
第六図第三行の一人「アーン」の姿剤を為せる者を写す
歩兵学校第八十二、
二十七葉参参茂すへし
第三版
一歩兵学校第九十
第一国足畔に手銃を持たる兵卒の体勢渉兵学校第九十一景奏ク声
一六四十一葉参考
すへ
すへ
第二国手銃を用ヒ「プレセンラールト一概する兵卒の俸勢伊兵卒の俸勢
第九十一・三十
九菜参考すべし
第三図手銃を腕に挟みたる兵卒の体勢爭兵学校第一百二十九は
四十九葉参改すへし
按スルニ腰
第四図三頁各々平直にフェル手銃を持たる体勢
ためヲ云
第五図兵卒行進の間右手に火銃を持たる状を写す夥敷
学校
第一百四十、五十二菜
一参考すべし
原書国を脱するを以て今原文の侭に返訳す尚図ある
書を得て再校せんと希ふなり
歩兵便銃動身軌範巻
初一日襲行
一千七百九十一年第八月
〇第一篇戦陣を部署する時烈競猛屯仏蘭西にて八八八八
百六十四人其外の
国々各々其人
衆大小あり
を布き陳る法
子書に大なる陣
陣列を部署する時に方つてへフリガアデ浮昔に大スコリガデ
イールセネクしル」之ヲ鏡焼師すといへ旅に拠れは烈競猛すを二箇合せた
る名ならん
の人印何の処に在るを論せすニ烈競猛屯の中凡そ其老
たる者は右側に居り弱き者は右側に居る
其アリガアデ」の中にて諸の烈競羅屯何の所在に在るを
ろんす凡そ毎烈競猛屯の第一防隊競佛歯西にて一振振舞人
一烈競猛凡と云へし
一数四百三十二人なり二防隊蔓を合して
は必らす右に居り第二防隊龍は必らす左に居る二箇防隊
和蘭の二又は私文之天九三二八
竜の相距る中間ハ四十尺とす和蘭の二又ハ私零天九三二ハ
三一五四四に申流
毎忽競猛屯の第一防隊龍ハ第一クシナテイル隊首の玉按岸の小
なるを手に携
出流は故ニ此名ありグレナアトは柘榴弾の義まれは及ひ烈競猛屯内
フェセルは射洞又銃火の義なり銃を携ふ
のフユセブールス
の第一第三
流隊仕の名
第五第七第九第十一第十三第十五乃甲必丹ハ焼領する兵隊ハ
より来る毎烈競猛屯の第二防隊龍は第二ダレナデイイル
隊及ひ烈競揺屯内のフェセリイルスの弟二第四第六弟八弟
十第十二第十四第十六の甲必丹か続額せる兵隊よりなる
第一防隊龍に於てハフュセリイルの一隊右より始りて左に及
ひ下の如く立つなり即ち第一第九第三第十一第九第三第十一第九第三第十一第五第
十三弟十七
案るに草
第七乃第十五此なり
慎ならん
第二防隊龍におひてハフェセリイルの一隊もまた右より如し
り左に及ひて左の命令に従て立由即ち第二第十第四
第十二第六第十四第八第十六是なり
一烈競猛屯の内の二防隊籠を分つて別に列せんとす
る時は各防隊籠ことに一々其命令を行ふを要すへし
其已に分れたる者を再ひ合せらんとするには全烈競猛
氏に宜りて其命令を復すへし
二箇のケレナデイイル隊は其一隊つゝを号令する甲女丹の
年紀の才長に応して第一グレナデイイル隊第二グレナ
デイイル隊と名つく第一隊は第一防隊龍の右翼に立
按に左右翼は防隊託の
ち第二は第二防隊龍の左翼に立つ
一左右端をはふ支那にて
云ふ左右翼とは大に翼
なる者としるへし
各防隊竜は又之を分つて二箇の半防隊竜となし右羊
防隊左羊隊の各を命して之を命して之を区別す
凡そ隊は「クレナテイルとフェセリールを論す皆一豹壱毛獅
四にては一べ
ロトンハ四十八人
を為す然して毎豹竜毛の次第を定めて
第一第二第三第四第五第六第七第八等てなし毎防隊ハ
龍の不翼より始まりて其厄翼に終る毎防隊竜のク
レナディイル隊の豹竜屯は此数中に算入セす直にグ
レナデイイル豹竜氏と名づく
毎防隊竜の第一第二豹竜屯は第一シフイシープレフイレームルト
蘭西にては九十六
人なりを作し第三第四豹竜氏は第二シフイシーを作ま第五
第六豹竜屯ハ第三シフイシーを作し第七第八部
一文田部郷雲か訳せ流行軍図
竜氏は第四シーフイシーを作すなり矢田部卿雲か記せ流行軍国
毎豹竜屯は分つて二箇の等分と為し之をセクチー一隊
と名づく右に在るを第一セクチしと云ひ左に在るを第二
セクチーといふ
毎隊其身材の長短に応して右より右に向ひ列す防隊駝の
内毎隊何の處に在るを論することなし皆此紅を用
由其三分の一躯幹長大なる者を第一行仕引ルステと定の
其三分の一身村矮小なる者を第二行と為し其余三
按に参部の一ニ三行を
分の一を第三行と定むる
いふなり下皆同
毎夏の間の潤サは第二第三行の人員の胸より度りて毎参
一
三人を一口ツト云ふ
故に今参部と記す
の中各々其前に先たち進む毎人員の
皆若しくは其人糧裳ぬルを携ヒヒ負ふ時は嚢上に至る
まてを算して一天とす諸烈変猛屯脚歩を歛めす各人
の意に仕せて歩み居る時に方りて防隊就或は烈競猛死は
其隊仕を整頓するを要すへきときは豹竜屯を備へて
二行に為し其広さをして三行に備へたる広サト同し
かるへし
毎防隊竟内にて其豹竜屯の人印大小不動ならん此
隊の人員を彼隊に移して可なり毎箇の防隊馳の
グレナテイール隊は各防隊龍別々に打放するを要する
ときは此グレナジール隊は其付くへき防隊竜の内に合
す然れとも烈競猛屯一同に打放する時は第二防隊罷
のグレナジール隊ハ第一防隊竜のグレナシール隊登合し
て其左側に備め流なり此二箇相合したる隊は同数兵
員を備へたる二箇豹竜屯を成す是を一及ひ二グレ
ナジール豹竜氏と名聞けて之か区別を為すまり
戦陣の部署に於て隊長及ひ小隊長の居所「甲斐丹「
は己か属したる隊即ち豹竜屯の右角弟一行立
半
「ロイテナント」は押後〽ツキ以となして第二隊の中心の後
両足を踏み張りたるを
ニシケレーテン
一シケルーテントす
の処に立つ
〽第二ロイテナント」は押後となりて第一陣の中心の後ニシケレ
ーテンの処に立つ
「セルケヤントマヨール」は押役となり第二陣の右側の役に立ツ
「年左セルゲヤント」は第三行の側なる甲州丹の後「第二
セルケアント」ハ第三行ノ中「第一級リイウテナシト」御下」ト
と同しかるへし
原文のまゝ書す
の後に在り此「セルケアント」はエホルユケーン
陣列を廻処志士卒
を動旋するをかく名付
の時は「ヲントルヲフイシーレンーフアンヽフ
ルコユルリンク」と名聞けて之を区別し其豹童毛の右ハ
側に在りて「コイテ御導となる
「第三セルグアント」は押役となり第一豹竜屯の左翼
の後に居る「第四セルデアント」は押役ツヽ第二努
竜屯の左翼の後に居る此「セルゲアントの輩は陣を廻々し
士卒を動旋する間に在ては其各豹竜毛の左角に居る
毎防隊竜の最後豹竜屯に在てハ「第四セルゲアント」其防
隊竜の第一行の左翼に立ち其後際第三行の側に「コル
ボラール」其位を古む
諸隊の軍卒の位を定め兵使
「籏哨は両側向の「フヲウワール」
を厳仏し兵粮衣服等に心を
配リ且諸隊の
記録ヲ司る官をいふ
中心諸隊の「フヲラリール」旗卒及ひ「コルボラン
「ールニ各より来るなり」
「コルボラール」の行伍中に加はる者は其客虎に随て豹走
屯の左右翼に其位を設け殊に第一行第三行に之をお
くへし
□□□□□□□□
隊長及ひ小隊長の交替は其班位の次第に従へし然れとも
一隊の甲必丹及ひ「ロイテナント」其他に在らさる時は
烈競猛屯の号令官時として他隊の「ロイテナント」に
命して身を挙動せる間甲必丹及ひ「ロイテナント」の
居たる一隊をも急て号令せしむることあり
「オツブルテフイシール」抄「アシユダレトマヨール」
及ひ「アシユタント」の居るへき所在
仏蘭西にて
ル一一員仏蘭西にては八百六十四人を一烈競揺死といふ〽コロチ
「コロネル」一貞
ル」ハ其長也
仏蘭西にては四百三十二人を一防隊
及ひ「ロイテナンツヽコロ子ル」
竜といふロイテナンツヽコロチル」之ヲ鏡師ハ
す二員ハ皆馬に騎る「アシユフレトヽマヨール」舘及ひ「アシ
ユダント舘ハ皆従歩す
「コロネル」ハ己可統師せる烈競猛屯の内二防隊竜の両間
の正中押後の二行の後三十シケレーデンの処に立津
「ロイデナントコロネル」ハ其統領せる防隊竜の押後の一行の
後二十「シケレーデンの地に於て旗参に対して立つ
毎防隊竜の「アテユダントマヨール」は己と同し防隊竜に
居る押後の一行の後ハシケレーテンの地右羊防隊童の中心
の後に其位を占む
毎防隊竜の「アデユタント」は押役の後ハシケレーラン左羊は
タイルロンの中心の後に其位を占む
鼓卒楽卒の占むへき地位
毎防隊竜の鼓卒は二行に備へし己か属したる防隊竜の第三
豹童屯の後十五シケレーテンの地に居る穀長は第一防隊竜の
皷卒の首に居里「コルボラールタムブール」ハ其属セる防隊竜
の鼓卒の首に立聞若し〽楽卒を備ふる者は其人を一行
と為し第一防隊竜の皷卒の後ニシケレーデンの処に居揃
笛卒は一行を為して「鼓卒」の前に居る行陣の順叙にて
は鼓卒は防隊竜の右翼を距ること四尾の地に居り「笛
卒」は第三行と向ひ鼓長は第一行と相向ふ
旗本吶旗哨フアアンズルロクト
毎防隊竜の旗哨ハ「ホウリール杜扣六員「旗卒一一名「コル
ボラール」二隻を備屋第六百竜屯の左翼に在りて第二
陣の一部を為す
旗哨の弟一行は旗卒」一名及ひ「ホウリール」二名より奉る
其一名は旗卒の右側又其一名は旗卒の左辺に居る
旗哨ひ第二行「ホウリール」一名「コルボラール」二名たり第三
伍ハ「ホウリール」三名たり
「コルボラールス・ソテウリール」ハ豹童屯指揮官スベントンティ
の後に立ち居る小隊長ヲレドレドルヲ及ひ押後の小隊長の如
く剣鏡を高く右臂に挟む旗哨の弟二行にハ「ホウリ
トル」一員「ユルボラール二員を置くを最好しとす此を置
くときは剣銃点放の円も行進べルの間も百事整正
に且完備して掛漏なけれはなり
其旗卒は旌旗を荷担す
「コロネル」ハ毎防隊竟に於てファニテン鎗に付きたる
を荷ふ一遍
幟の如旗
禅の将校を撰ふへし若し〽コロチル無きときは烈競揺屯
の指揮官もまた之に代りてファニヲンを荷ふ一偏棹将校ヲ
撰ひ用ふ陣列の部署に於て行進を為す時は旗卒其行
歩の潤狭疾徐皆審詳にして少しも其度を奉ること東
さやうに至し細心に意を着け其行進むへき方向を些も
変換するへからす此を至切要なる事件とす
〽セネラールヽコイデ館は戦陣心プレイの内に居る本行を離し
たる防隊竜の第一隊に八役の右に居り其後隊には左に
居る
「サツヘウル」城楼埋壁等を打破」
え崩倒するを司る官
は戦陣の部署にては右翼を
し崩倒するを司る官
距ること八シケレーデンにして第三行の高力の地に居る但
し行進の間は第一防隊竜の皷長弘ブレルヽの前に在り若
と事を執り営む間を「コイテ」
郷道等
の宮
を踰へて竪陣の
側面第一豹竜毛の第三行の高サの地に止る「コルボヲー
ルヽサツペウル」は己カ属する豹竜氏の前にシケレーデンの
地に居る
烈競猛化を訓練す
「コロナル」は烈競猛屯の将校備稗歩兵を訓練すへし
若し「コロネル」なきときは烈競猛屯を統師する上将
之を調練すへし
将校を訓練す
将校を訓練するには歩兵豹竜屯防隊竜三学校の内
に説たる諸件を残りなし教訓し且学と芸と併せ
講するに非されば其食蘊を学ひ得るに足らすと雖
も此篇は唯毎烈競猛屯に其学術を訓練する法を
説くのみにして演武場エキセルシチーに於て夫手鋭
を便用する者を説示すことなし
此故に毎烈競猛屯の指揮官毎に数々己か居所若く
は毎防隊竜の上将の居所へ将校を会集して諸学校
内に属せる諸原始の学を彼們に説明し或は彼們
をして自ら其義を了解せしむ
大凡将校は上に云へ坊三学校に述たる諸項を十分に号
令し且聞之を詳に了解すること能はすは其学十分に講
十一日究せりと為すに足らさるなり
之を訓練する間動容周旋を為す所以の本原と其原
意とを専ら通暁しめて必らすしも其動容の科を
記したる文を暗誦せしむるに及はさるなり
諸将校を訓練するには上将の中一人行進をなす間之
をして兵伏を使用せしむへし其間細心に体認して
兵伏を使用するに恰好の姿制を為し皆其法を失
まふことなく一行歩の溜校長短も皆其度に合し
習慣して自然のことし勉めすして自ら規矩に
合するに至らしむるを要すへし
備禅の将校を訓練す
一偏称将校を訓練するには歩兵豹竜氏二学校に載たせ
法を以てすへし偏禅のは貞の主ともて把れる諸兵
伏を使用する外又歩兵の携へ帯ふる剣銃を使用
して之を黙放し或は行進を為す際知道さるを実
すへき諸件は皆精密に之を做し出すを以て己か本務
と為すへし
「アテェタントマールヽ及ひ〽アテユダント」は毎員各く偽律将
校を訓教するを務となすを要するか故に烈競猛
屯「セフス将師ハ先ツコトアデュタントマヨール及む〽アテユ
タント等諸員の芸術の可否を詳査して諸将校の芸
術におひて其疑款を聞発せしむべし
〽アデユタントマヨールヽ及ひ「アシュタント、等ハ各〻諸「セル」
ゲアントは及ひ毎隊の内にて霊慧と見ゆる偏禅ニ名き
撰ひ先聞細心に之を訓導するを其入手と為すへ
し
此「セルクアント一等の禅将を精しく教閲したらは更に則
に二三名の人を毎隊の中より撰択し前の如く諸〽アデュ
グントマヨール」及ひ「セルゲアント」の目前にて之を訓練す
へし
此入手の訓練も歩兵校の内に属したる者にして此訓
一練を精しく為したらは毎防隊走の偏称を合して
三行仕按に三人ツヽ三行を為て二百龍氏を結ひこれに〽豹
竜氏指揮官一員「レムヤラセーリンの偏禅ルムプラブラム氏英
の身より蓋し儒神にて急抜即ち「押後」一員副ひ居るべし
此豹竜屯ハ「アシェタントマヨールヽ又ハ「アシユタント更ニ之ヲ
進めて調練するに豹童屯学校に述たる款條をもつ
てすへし
教官偏称をもて新募士卒を尽く訓練せしめんと東
らば先皮其人に歩兵豹童毛二学校の本説を開論
すへし即ち初には其手勢足姿身制を習はしめ次
て更に其学術を知らしむへし又急て防隊竟にて手
銃を使用するとき〽郷尊官デイの為すへき百色の
所作を教諭すへし
既にして此教練したる事をよく記臆して忘れさらし
めんかために〽アテュメンーマヨールヽアテユダント等を以て偏
禅を会集し漁む場にて手銃を溪習者或は講む堂は
にて其学術を復習すへし偏稗の聖陣中にて支悟
按に人員の交替挙亨
あるに応して「セルヤントマヨール等
一等を広く付し
各隊の中に於て其新造「セルクヤント、コルボラアル等を
訓閲しアデュタントマヨールヽアデュタント等意を着て之
を竪司すへし
一烈競猛屯を号
一ハ旗柱豹猛屯及
「烈発猛屯コンマンタント」「烈発」」「烈発」」「全
令する総兵なり
ひ〽マイデセネラールをして戦陣の部署に於て行進の間
屢〻手銃を使用せしむべし其旗卒は大に脚歩を劈
開して其向ふべき方向に正し〳〵進成て自から少し方
位を変遷することなく且其人意を用ひて毎足の闕
狭長短差異なきやうに行前する積習を率さしめん
と戒慎恐懼して之を訓練すへし
○弟二篇歩兵学校
此学校は新募歩兵を教閲するが為に設けたる者にして
毎隊の訓練をなすに極めて重切たり而て防隊龍烈競
猛屯の教閲も背之をと相開陟する故に学校は上将を以て
ヲフイシール細心に意を用て之か規制を建て精しく之を
考試すへし此学校を教試号令するハ「アテェタントマヨ
ール」専ら此に任し烈競猛化の号令は号令官の目前に
て精密に教諭して其弟に上達せしむへし此ヲ以て「ア
デュタントスヨール及ひ「アデユタント」の二職は毎二貞の内一員
ツヽは必らす其教場に在るを要すへし
新に募に応したる兵士の「アテェタントマヨール」の指揮に
随て新募兵士の学校内に在て教閲すること毎に必
らす六箇月に下るへからす其人此校内に在て草習
する間ゑ競猛屯縦背の命あるに非されは妄に此
枝を出るを許さす又其人歩兵豹竜氏ニ学校の内ニ
に記載したる諸件を記得して之を行ひ其号令の語
を道ひ出して障碍する処なく明白に其義を解し
得るに非されは此校を出しむへからす
各隊の「セフス」
将師を云
上に見ユ
一等は人々各々其各隊の兵ト輩を
合して総閲し以て烈競猛屯の号令官及ひ防隊竜の
「ヲツブルヲフイシイル」壮の意に答ぶへし此故ニ各隊の新
兵は〽セフス」等各之を訓練するに怠るかからす此を以
て「セフス」等「セルゲヤント」及び「コルボラール」をして新
兵を訓練セしめ且つ各自隊中の将校ヲフイシ及ひ「セ
ルゲセント」マヨルに命して此藝に上連清するヤ否を監
察せしむへし
之を訓練するには毎烈競猛屯の新兵を会集する事
武場を設しへし若し時宜あらば将校一員を置く
宜しとす
新兵已に歩兵学校に熟志之を勧竜屯学校に升すへき
に堪たしが此学校に属したる新将校の内一員若くは偏
稗の一人を論せす撰挙けて之を一所に集めて手銃を使用
セしめ〽アデュタントマヨールをして之を監視セしむ此アテ
ェタントマヨール其技を演するを監察し豹竜白学校に
升らしめて可なりや否を考索すへし
此アデュタントマヨール其豹気化に属したる一員若くは数員
の新兵已に練熟して防隊竜に縮入すへきに足れり
と考へたる時其事を新兵に属したる其隊の上司に
一乗し上司の目前にて其新兵輩をして手銃を使用せ
しめて之を試むへし其隊の上司其技已に十分に譜練し
たるを鑑定して後之を挙て防隊竜に編入すべし
一歩兵学校の区別
歩兵学校を分つて三部を為す其一部は新兵いまたチ
銃を操らさる前敦乗すへき件々を述ふ」
其二部は手銃を使用し弾薬を装し之を点放する方法
を載す
其三部ハ諸種の歩法ガス正面測面の行進法コンテンテンティアン
トフロントロテクク、嚮ふへき方向を取る法又は方向を苑転
し変換する法を説く」毎部吏に分つて四節となす
こと左の如し
●第一部
初節歩兵身体の姿制但し手銃がウィユを携帯する
ことなき者
左右に頭を運旋する法
二節右向きゝ左向き及ひ羊は右に向ふ法
三節尋常直歩ゲフイチン・グランチンの法
スユイン
四節斜歩スユインの法
セン、バス
●第二部
初節手銃を操る法
二節手銃を使ふ法
三節四節次テンの間に弾薬を装する法及ひ迅急に
一種薬を装する法ケスウインデ
四郎直照放シク叶斜照点点放スコト
点放テウェー・ケレーデ
●第三部
初節五員より九隻まてを合して正面及ひ諸般の歩法は
にて前進する法
二節側面前進フランケの法ニ
三節向ふへき方向を取る法
四節方向を旋転し及ひ之を変換する法
毎節の内必らす備政を附する者は本節に載せたる
大法然らすれは用に申うさる所以の故を発揮するか為
なり教官自ら新募の兵を教授し歳回も反覆して之を
指揮するに力を弾すを須ひす之を教習する時毎は此
大法に合するや否を照し考ふるのみにして是れりとす
号令官の声音は己可教練する新兵の多少に応して
毎に必らす大に強弱するを要すへし
号令に二種あり預め告知らしむる号令フアウウウウウウウウウインチ
を做し出すとり今ライトフー是なり
預め告知らしむる号令は書中に蜿蜒せる字を書して
下に草林の二字を
之を分つ
注して之を分川
に唱へ出すへし最後の一句字頭に到ては稍々寛に
にして留るを要すへし
所作を為し出す号令は書中大学様の字を書して之を分
川下に潜停の二之を号令するには高く短き者声にて唱へ
へ出すへし
唱へ出すべき号令を書して白間に糸條を曳て之を分割す
る者は号令の間其語一たひ断て続かさるを要するなり
原本二條の横線を画す
原本二條の横線を画す今教官其自ら為す所の所作を詞
改て二條の竪線となす
す〳〵なに明白切実に必らす之を唱へ出して其故を知ら
ゑむ凡そ其号令する所の事は教官毎に自ら之加所作
を為し出すへし此れ其大法を挙示する際同時に其側
を掲け示さん為なり新兵をして其自ら為すべき姿
一剤を潰せしむるは之を譜縷せしむるに殊勝の法たり
故に其人謬解して大法こと慎ること有るに非されは教官
別に自ら其を試むるを須ひさるなり
●第一部
一歩兵学校の第一部は必らす務めて一人ツヽ教諭すへし
若教省すべき新兵の数と教官の類と能く之を作し
得へきに足ることあらは一時に二名或は三名を教練す
ると可なり此くの如き者は其人を詰んて一伍エリントな
―各〻一シケレーデ
一脚を踏
兵士長サ
を隔てゝ其本位を占めしむべし
弥弥長サ
し其歩兵は手銃を操ることなし
初節歩兵姿制
二両踵は同し線に在りて一出一入することなく其天質
の差あれとも努めて両腫を近け聚め両足を正角より
も少しく狭く踏み且ツ芝尖外の方へ向ふ両膝正直にし
て然も本強なることなく其身体は正しく腰龍の上に
竪て前さまに傾く其両肩は下に曳きて垂る両臂は平
の如く下に垂れ両腕少しく身と離れ掌心稍々外ニ向
ひ小指は後に在りて袴縫に対す頭形正直なりとも本
強ならす頤は喉部に向け然れとも之を覆ふべからす
両眼は前の方十五シケレーデン許の地上を注視すへし
備改歩兵の姿制を論す
三両踵を同し線に
若し彼一踵此一踵よりも後の方に在る時は其眉も下り
垂れて彼一踵の方に偏倚す若し然らさる時は兵士の
体姿平易を得さるか故に同線に在らしむるなり
其両踵を多少近け聚む或は其脚声曲する者あり又其脚肥
解する者は足を近け聚むること能はす故に尓云ふなり
且皆其足を外の方へ向はしむ但し甚た大に外に向て招くこと
となし
若し此足彼足よりも多く外に在るときは其肩自ら
下る且ツ其両足外に向ふに適るとき上身を前に
傾はしむること能はす強て之を為さんとすると
きは起立の状跟鎗を為す故なり
〇両膝正直なれとも木強なることなし
若し両膝を本強になすものは俸様流利せす疲
一僊を生するか故なり
其身体は正しく体覚の上に竪つ
此姿制は人をして十分なる平均を得せしむる上法た
り人身の起歩するに平均を失へは倒る前に俯し後に仰
て倒れさるは未タ全く平均を失はさるなり然れとも十分
の平均とは云ひ難し故に十分の平均を得るやうに身姿を立つ
れは脚歩審目顛覆の変在し是次に本文にかく云なり
大豆新兵は一側の肩を高く挙け身の一側を卑く東
し或は一体を前にさし出す悪雪ある者あり若し
其人兵器を操らしむるてきは殊に左殿お前にさ
し出す人多し教官夙に此悪習あるを知るか故ニ
此弊習を救ひ正さんとて此一例に従事せしたる也
上身前に傾く
新兵は直立せんと欲されは前に傾くことなし
却て後に傾き其腹を前に指出し身側を凹く
陥事しめ両肩を後に引くを常習とす此体勢
は前進□るの間大なる不便あること歩法の章の
備攻に述たるか如し若し夫れ上身を前さるに
傾かしむるは初時教官其人をして強て此姿制に
為さしめて覚へす処慣の性となるに至らしむ
るを要すへし此れ至大切要の事たり其人生得
後に傾き立つ者の如キは殊に痛く其弊を改
めしむるに宜し
両肩ハ下に曳キ垂る
肩を前に挺出し背を円くなすは太丘常人の通習
なり如くの如き姿制にては身を直立すること能はす
又飽便ニ手銃を使用するこそし能はさるなり故ニ此
悪習を改めしむるは甚た重切たり是を以て新遺兵
士に恰好き竪立の状を為さしめ且わ肩を下に曳キ
垂されとも後の方へ甚たしく曳かしめて身側を内
弔するは意を用ひて禁止すへきことなれは穀
官意を着て其人の表衣と中衣フヱスとの間略
く余俗ありて命令したる姿制を為すに障碍な
からしむへし
両手は自然の如く下り垂れ両手臂少し身と離れ掌心稍は
之外に向ひ小指後の方に在りて袴縫に対す
此体勢は手銃を帯たるに甚た便なるのみなり
す一位にて占めたる地無用の所在を塞くことな
く其手腕好キ所在ニ在るを以て手銃を選ひ使ふ
に軽使なるか故にかくの如き姿制を為すを切要
とす此に云へる臂手掌の制度は此の如く数件の
切要あり且つ肩を下に引き垂るゝ為に鳴益ある
侍なり
十月月二日頭形正直なれとも木強ならす
頭首本強なれは上身も之に累はされて又木強となり
身体の運動皆之か為に妨けられて流利セす其身
を労碌せしめ且つ若痛ならしむ
目は正しく巳の前の地を視る
頭こと正しくするは其人の肩を四角に保つに慣れし
むる確法たるか故なり此法を実に根基となすへ
き切要の一法なれは尤大に意を潜て之に習慣
すへし
四教官既ニ新兵に上と云へる姿剣を教授したる後又其
頭を左右に回旋する法を授くへし之を為す法
左の如し
ニホーフト解引レクツト解
右に
三スタア体一
五第一号令の第二句の終レクツの語のに於て兵士乃ち徐
ちに其頭を右に回らすべし但し左目の内背の角其
中衣の釦釼と上下一直をなすに至るへし其目は同行
人員の目と一様の線に向はしむへし
六第二号令に応して兵士の平日常となしたる如き頭形に
復し其頭平直となる
〆
七右に頭を動かす法は右に動かす者と反したる法を行
八頭を動かすこと強けれは其眉も共に動くか故に教官意
を用ひて此くの如キことなしやと其状に目を注くべし
九其後意を着けたる上に云ふ状貌を止めて体息の状
貌とならしめんとするには教官下の号令をなす
リュスト体
十此号令を謄て其人また故の姿剤を為して凝立するには
及ばす
十一教官其人をして再び甲乙の所作を為さしめんと欲す
る時は下の号令を為すへし
ゲーブアクトイドイン
三豹童氏体
豹竜氏
十一第一号令に応して歩兵警省省事
第二号令を聴て復た上に立る姿制を為し凝立して
動かす
二節右向キ左向キ右向キの旋転
十三右向キ左向キヽ一節次の中にて作し出す教官号令
すること左の如し
㊀ヤロトン・レクツスリンクスライトデフランク作
豹童屯は側面より右人ハ左
三レクツヲム、ラスクンクスラム、体
十四第二号令に応して兵士其左踵上に身を寄せ左の
足尖を揚けて同し線に向けて全身を旋回す
十五右向キメ旋転ハ二節次にて成る教官号令して曰く
円
一豹竜氏芋一
申候
ニシクツヽヲム、体引ケールトイ
旋転セよ
初節次
十六レクツラムと唱ふる号令に応して半は右向を為し右の足は
き後の方に遺りケスア鐘のミチヨを正面の後左踵を距ること
三寸の地に移し其時鏡包盆ブトクスヲ角を右手にて択ふ
二節次
十七クールと唱ふる号令に応して両足尖を少し揚けて膝蓋
を張り踵にて身を盤旋し後方へ振向キ其時右踵を左の
側に遺り銃包盒を択へたる手を放つて
十八人員若し手数を帯る者はレクツヽヲムヽケールトの初ハ
節次に方つて左手にて鏡を回検すること装薬の初巻動
の法を記したる章に説明せるか如くなるへし其後右
足を左足の側に近聞け遣る時に方つて其初の回城しは
たる手銃を再ひ其故に復して之を肩に択ふ
十九此挙動の間其人の身体常に前きめに傾キ居るを要
するか故に教官注目して其形を変することなしやと
詳に視察すへし
三節尋常直歩の法
二十尋常の一足加の長サは此踵より度りて彼踵に至りて
二尺
アムステルタム一尺ハ即ち
一とす其疾キは二分時にニユトの間に
我零尺九三八三一五四四
七十六尺たり
二十一教官既に新兵の状度を審に見たる後行歩の大
法と其体勢骨法を明かに教諭せんとて人員の前に
ニ在て之を離るゝこと四脚汽ケシ計ニして対し立ち其
歩を緩ヤかに移して口に其大法を講明しなかし且ツ
其歩法の例を其人に挙け示すへし既にして後号令
す
二ホールヽワアルツ草
二ホール・ワアルツ筝前の方へ
三マルス階
行進め
二十二初の号令に応して人員其全身を右脚の上に寄
す
二十三第二号令に応して其人左足を速に二尺計右
足の前に致す但し其足筋動することなし又膝を
伸したるまゝ前に進め足炎を稍〳〵地上に垂れ且半之
を少し外の方に向はしめ其膝もまた外に向はしむ此
時身の重を前に遣り左の足面を平らに地上に下す但し
急に踏みつけ構搗する伏を為すことなし其左右之
の定りたる距離の処をたしかに移し是に於て身の全
重を其疋上に寄札すへし其時人員連かに右脚を触
動力さるやうに前の方に遣り其足を地上に近つけツヽ
右足の歩法に述たる如く同法にて同距離の所在に
下し如くの如く其歩を運ひて前進すへし但し移
歩の間両脚を棹旋すへからす両肩を物戻すへ
からす其頭は正直なるを要すへし
二十四穀官其行進を停めんと欲せば下文の号令を発
す
二豹童氏梓
□ハルト皆
二十五第二号令は此足彼是を地上に下に差別なく唱
へ出す者なれは此号令を聴く時人員其後に踏みたる
る足を前の足の側に致すへし但し急に足を踏下
してて搗搗の状を為すへからす」
備攷脚歩の大法
二十六其人前の方へといへる号令に存して一身の重みを
右脚上に寄次
其人員の初歩を頻る迅速に為さしめんか為に
此の如き姿制を為すなり此れ一毛〽テンの為に極
て切妄の事たるか故なり
足尖を下に向はしむ但し本絵なるへからす
足尖を下に伸ふれは其膝自から伸出て足心を
計らかに地上に下す位置の方向を得るか故也
足尖を少しく外の方に向はしむ
足を多く外の方へ向はしむるに過るへしきは其身
跟蹌として番固ならさる患あり
上身を前の方へ
地上ニ下したる足上に一身の重を寄せて之を墜垂
し後に在る足自ら高く揚り其移歩短かからさ
るか故也
膝を伸して前進す
今こゝに二人有らんに決して同しやうには前行す
ることなきなれば一氏の人員をして毎人己か
意に任せて行かしめば障碍なし又其行仕を乱
ることなりして前進すること能はさるへし
故に新選兵士は尽く一様の歩法を描きて其す
尺の長短なく前進することを習ふを切要と
すべし此歩法なくしては全く其部位盤はさるなり
足を以て地に近つく
何者若し歩兵其足を高く挙るに過るときは徒に
時刻を費し空く其体気を労倦するなり其他
運歩の法定式なく脚を挙け或は膝を屈して一
脚は多く一脚は少きときは其足同時に地に下らす
して遂に一定したる尺度の法なし又毎員の連は
一結を失ふへし
其足を持搗する状を為すことなく地に下す
身の躍蹌を防き移歩の短促を止むるか為な
り若し其踵を先川地上に抵し或は足を下す際
持搗する状を為すときは其時歩の尺度必らす
短促す此諸歩は上に云へる外夫に又其人をして
閑に労侘せしの甲の歩は此の歩よりも挙る
こと高くして遂に其定度を破る不便ある也
頭を直くす
頭を正しく先すときは両肩を物戻する患に
く其人ことして方正せしむるに行進せしむ法か故也
二十七教官時々新兵に移歩の尺度を教練し其人足は
を揚るときに方つてヱーン紙の号令を為し足を地
に下すときに方てラウエージの号令を為すへし且つ
一分時に七十六尺の度を行くことを遺忌すへからす此法
は歩兵をして二節次を熟習せしむるに甚た大利あり
これ移歩は自ら此二節次より成り省なれはなり
四節斜歩の大法
二十八斜歩の疾サハ尋常直歩の疾サと同しく一分
時の中七寸六尺たり此脚歩の長サハ下に之を述ふ
二十九新兵既に直歩の法を習熟し其長サと疾ヲと
毎に相目しきに至らば教官また新兵に教へて斜歩
にて前進する法を学はしめ且つ其然る所以を講解
して斜歩の甑勢骨格をにたと頷解せしむること
左の如しなるへし
三十新兵先川其両脚を固めて立つ時放頭其をし
て右是を斜に右の前の方左側を距ること二十四寸
許の処に抵す但し其右是の尖を稍内の方へ物抜せし
めて左肩を前の方へ出ることなからしむ是の如くして
其状を変することなし凝立す
三十一教官の唱出せるテウエしといへる号令拝領のには
応して新兵左の足を短かし右踵の前十七寸許の処に抵
し其形を変することなく凝立す
三十二其人毎歩の間大に意を着て其肩を方形に保
ち頭を正しく為してエーン・テウェーの号令にて足を踏
止め此状にて進前し行くへし」
三十三左側に斜歩する法は上法に据て之を為す
へし其人員は左足を以て始む
三十四此種の歩法の本説に据て新兵をして斜歩に
て左右を分別せす其歩を学はしむること下文の如し
三十五人員尋常歩法を用て正直に進前する時数官
号令す
二スコインスレクツ挙斜に右
三マルス階行進めよ
三十六第二号令は左足地に至る時之を唱へ出す此
号令を聞て新兵輩上に云へる行歩の形客及ひ
長短の尺度肩を方形に為す等に尽く其意を
着て斜に右歩を為し始むへし但し毎歩踏み止
まるに及はす一分時に七十六尺を歩せんと省察まへ
し
三十七斜左歩も上法に同し教官かマルス分進めといひ
出す弓令は右足地に遊る時之を唱ふ」
三十八之をして故歩を易へて直歩せしめんとするには
教官下の如く号令す
ホールウアルツ峰前の方へ
◎マルス行進のよ
三十九左右足の択なり其一足地に極るとキ第二号
令を唱へ出す此号令聞ヤ否人員再ひ直歩を取
る但し二足の歩法にて直歩に復す
備攷斜歩
四十教官意を着て上節に正たる如くに其人膝を
一伸し其身の全童は下したる足上に寄せ其足は毎に
必らす至短線にて其到るへき所在の方に向ひ頭
常に其方に向ひ肩神は御戻することなしやと
注視すへし
四十一凡そ此歩法は新兵初は足を行ふこと附けれとも
横陣沙引を動し透するに甚た切要なれば必らす
数回反覆して此歩を学はしむへし其余此歩法に
は其身体客を端正にし肩の方置を守り慎むに
慣れしむるを殊に緊要とすへし此人をして此歩
を冑はしむるには其直歩に復する前毎に続ひて
五十足七十足許斜歩を学はしむへし
四十二新兵既ニ斜歩の法に熟したらは敎官厳臨
なる精密を用ひすして上に記したる足数にて地
を度る法を習はしめんと心かくへし此に七十六尺を一分
時に行くを云り
教官又新兵に教へて務めて地上を側面を前面の方へ
当分に比例して離れ行く本法をしらしむへし但し
肩の線を変することなく毎に直行の時の線と同
しかるへし
備改直歩斜歩の総説
四十三新兵の体勢は上に云ひたる本法と相合するや歩法
正を失はさるや身重地に落在する足上に在るヤを
査点せんか為に教官時々前の方十足或は十二足許の
所在に進て新兵の方に向ひ立つ其時新兵足を挙る
間其発底を見に肩肺動揺せす上身陰陰の状なし
き者は能く其法を守り慎むを知るなり
四十四穀官一次に二三員の人に
人をして必らすしも方向を守りて
す此れ其人をして意を命つことなく高一
か為なり其既ニ疾徐長短其度に中りて同等を為し
習賢性を成すに至りたらば自了方向を守し進む
直は法を得べきなり
四十五旦津又教官の書を着くへへきは二二人員ヲ
一時に教説すること上章に云へる如くナるとき無異
一足の距離に立たしめ臂を遠け張り或は側に迫く
立たる人員に蘇物する等の悪習を為さらしむへ
し
へ一月の
将軍艦
歩兵兵衛
筑
歩兵使銃動身軽巻二
話書
●第二部手銃を操る法
四十六教官、新遠兵士を訓練して、其人尽く佐勢姿制に焦し
直歩斜歩に能く習慣することなき前は其をして歩兵
学校の第二部に移して之を学しむることあるへからす
四十七此に於テ教官三人を一行部と為し其前臂甲乙相
接す此くの如くして手鏡を摸る法を訓練すること下
文の如し
初節手銃を操る大本
四十八既に新兵を助来し起立せしむること第一部初節
に云へることく乗按後教官其人に命して関節を曲ること
無し少計手風を動遅し東から其丸手を上けしめ其後敦官
手銃を正し扛け下の如くなさしむ
左手ニ手銃を取る臂纔に曲り前臂
鈴木春山日エルレボーグヽ
アクトルワールツ時後を云ふ
在て身に近つくなり
ならん此時尺澤より上の方は銃の後に
は手銃の後の方に在りて身に在りて身に在りて身
に伝ふ但し身に附〳〵さを要せず手茱尾の外腹を握り
る床尾の外稜は指の初節の曲る所に安在す床尾の踵
按に即ち食指
の間に択る大指は床尾の下に在
ハ初指第二指
中指を云ふ也トサシ
る後の二指
名指小
一こと云ふ
の上に来る
春山曰テウューラートスラヽの指の上に
大指の来る理なり此時大指掌に必す
一食指と中指の頭
一に臨束はなり
後の方を択へ其手銃は前より望めは毎に必らす直し行進
の間髀の運動の勢にて銃を高く昇らしむることなく又
之を揺動せしむることなかるへし捕杖は肩の端に在り暗出
時棚材ハ肩
時潮材は肩隅の処
時柄杖は肩隅の処右手は手の如く下り垂るゝこと第一部初に
に附くなり
節に云ふか神くなるへし
備攷手銃を操る法を論す
新募兵士其肩胸腰腹の天形残残廃、完かゝらさる者往々こ
れあり教官其人をして手鏡を操らしむる者努めて其
残廃を補ひ極ふを最宜しとす又教官常に意を着
けて諸軍卒を通覧する際其人の操法他兵士と其状
一様にして然も其人に魚理なきやうに至怙まて其天質
の残廃に応して酌量し以て其操法を命令すべし
五十教頭意を着て新兵手銃を携帯んとする時其
身を動揺し殊に肩脾を御戻する悪習あらさるやと
監察すへし此悪習ある者ハ手銃其頭心以テウンル一トモ要事
ることなきを以て之を落さらんとして其人左手を垂れさ
け左肩を下に曳き身側を内吊し終ニ身の平均を得んと
て下臂を外に開くに至る
五十一教官右の諸悪習残廃を補極ひ間断なく其正
しき姿制に慣しむるやうた心を用ふへし教練の間或は
其人ことして手銃を去うしめ其後また之を与ふ其人をし
て初より労倦せしむることなくして徐々に其自然平易
の姿制を教へ人に堪へし疲罰せす十分に其身を使
動するに慣れしむるに宜し
五十二猶又穀官大に意を着て新兵手銃を操ること高
に過きて又卑きに過さらしむへし若し之を操ること甚
た高き時は左の下臂を外に張開き一行の間其身の占
る所の地面甚た多く且手銃動揺すへし若し之を操
ること卑に過るときは諸伍甚た岩迫するを以て自
由に手銃を使用するに地面狭隘にて余隙なし左臂
大に罷極し其肩を下に曳しに至るへし
五十三教官又其人輩をして「ホーフド・レクツ津砕頭き
及ひ「ホーフトヽリンクス草忰謹喜」」「レクツヽヲ
右向キ「リンクスヽヲム弾体モ「レクツヽヲムヽレールト」ヨリ
草体右向の
四時
の挙動を数回反復して温習せしめ而て後第二節の法
を演す
二節手銃を使用する法
五十四手銃を使用するには先半三人を一行となし甲乙
の下臂相接せしめて之を訓練し而後之を参加フ部と
なして教練す
按仁三人前後
上立つを参部といふ也
五十五凡ソ毎号令は唯一節次を為すのみ然れとも其挙
動の法を尽く暁得せしめんかために此節次を数挙動
仁分川
五十六号令の最後の句
按にケウェール」
の「ユル」の字ヲ云
に至れは第一挙動
を為すこと強く且後備東るへし二三の号令は其余の
挙動を做出す号令を限り定む兵士既に一節次ことの挙
動を画く通暁記臆したる後は又其人をして各種の挙
動を止むることなく一連に做し出さしむへし然れとは
も体格姿制に意を着け手銃を固く操り且世俗に云ふ
ことく手銃を偽使する悪習なき屈やうになすへし
五十七手銃を使用するは下の階級に随て一より教へて
二三四と弁るへし教官号令すること左の如し〽ラア
年俸十二節次にて
デインク、イン、トフルフ、テムポ、ス
弾薬ヲ装する法
弾薬を手銃に
ラアドト幣ヘツト・ゲウェール帽弾菜を手銃に
装せよ
一節次に二挙動あり
第一挙動
五十八兵士左踵にて羊ハ右向を為し此時右足を左踵の後
十六立早化
に遣りて正角を為しゲスブ
見ユ
を其踵に対せしむ是に
放て左手にて手銃を回旋してプラートを上に為し香山口此時
春山曰此時
は正しく前
は正しく前
面を向なり、
此時右手にて銃把を握る其手銃直く立ちて
肩上を離
を離青山曰其手銃は肩上を離れて前面に左手は床尾上に見
来り直く立を云なり
の下に在り
第二挙動
五十九右手を以て手銃を左手の内に寄托せしめ其大指うーデ
春山曰うしテハ棚杖空なり即銃架の下面なり実は此時大将は鉄架の側
に在り
に循りて初帯の処に到りたらは即ち之を其手にて握り
按スルニ此時床尾を本の方
横になすとしるへし
方へ行りて床尾を右の腕下に行里鋭把を梳
即ち台尻の手にて一
即ち台尻の手にて右の乳下二寸計に置て身に向はしめ銃口
春山曰ベウケル此ハ搬鬼を獲する環
の高を目と斉しくなし環を目と斉しくなし環
ふり然れとも其形は体弦又妬瑣由へに
一何か新名を下し
度事なり
を少く外に向け左の臂を身の脇に択にへし
春山曰厚書ダーレンの言は
但し其始め手銃を左手内に握る時は
一使銃の姿に幾妥ならす
右手
の大指を伸へ余指を握り大石の上薬池蓋に向は其指を置き其
臓は床尾に循る
小書:書に書に書書書書書の書記録
三ヲーベント、餅デベン幣菜池を揆蘭せよ
一節次及ひ一挙動
六十右手の大指にて強く薬地蓋を推して薬池を揆ね開
を其左手にては銃を支へて高かさらしむへし此時径に右の下
春山曰右の下臂作
辟用香山曰古の下臂作を後に引く其手は床尾を身との間を過
臂ハ如何
て銃包蓋に致して銃包盒を開く
二ネームトローパトローン幡鏡包を取れよ
一節次及ひ一挙動
春山曰撮所に作
六十一鏡包を大指と食指中指との間に挟み持ち檐山旧雀所二作
朱尾と身との間を過て之を画間に致す
春山曰晦ドヒーンハ宜
四ヲーベント幹バトローン榴銃色竹
作某丸方
噛開けよ
一節次及ひ一挙動
六十二気包を大指と食指中指との間の孔竅に固く把りて之を
火菜の在抔処まて噛開き其後之を下にさげ其手と右の肩
春山曰放見て鹿尾を支那は臂なりとを床尾に支へて正しく薬池に
向て銃包を保つ
五
㊄コロイド、ヲツブ解デ、バン牛菜池に火薬を
一節次及ひ一挙動
六十三其頭を前に屈め目を菜地に注け火薬を菜池内に填
て大指食指を以て孔竅に在る所の銃包を固く振み再ひ
頭を擡け手を菜地蓋の後に抵し魚名指にて之を圧す
春山曰圧字甚重し今少し
力軽き字を用ひたし
六スロイトイドバンプ・バン幣菜池を巻へよ
一節次及ひ一挙動
六十四左手にて手銃を操り右手の食指中指と大指との間に
一仍銃包を持ちなから其魚名指小指を用て強く密に薬也
蓋に據り其後直に銃め銃把の側を魚名指小指及ひ其手ニ
春山曰此時身に附ハ当
掌にて握る其右拳
を身に向て
挙に非す此言可疑
鎖固めへし其下臂は後の方へ行わ稍身より離すへし
ヘットゲウェール群リンクス幣手銃を左へ
一節次に二挙動あり
第一挙動
六十五強く床尾を推して春山曰今は銃砲を推回して床尾は推
春山曰テリ
一急ニ右臂を伸し手銃を左弾に傍ふて故ニ復す春山口
ヱブ・ブレン
グト此語未詳丸位に
還ルなるべし
此際右肩をさしへからす此時棚杖を身
の方へ回向す其鶏頭引を右手の大指の方に向け左手
開きて
春山曰手を開は緩るなり此手次は
右手を伸す同一時の事なり
手銃を第二帯まて下し
其時左腫上に寄せて身を回旋し右の足の踵を左足の
ゲスフに向けて前の方へ肝りて再ひ正面に向ふへし
第二挙動
六十六手銃を操りたる右手を弛め身に傍ひ且油少く身より
離て右手と共に銃を下け此時右手を揚て前端を距ること
一寸計の処在に致す其床尾は地上に抵らしむ但し頓に地
を突くへからす左手は身に向て裡衣力ミフの最後に在家に在家
銅釦
春山曰程衣の最後の釼
金ハ即我帯〆所に当る
の下に致し銃は左髀に接し銃花
の端は身の端は身の端は身の
㊇バトローン、イン、体デン、ローブ橋
銃包を銃花内に
一節次一挙動
六十七人員其目を銃孔の端に転し注け鋭包を菰内え
傾写するか為に右手の上端を身の方へ忽ち翻轉し崎
曰是迄内に向ふ所の手掌を忽ち翻して鏡口の方へ向はしめ手背は
一則亦勧して面前の方へ向ふなり
春山日肘臂を揚て銃口に添ふ所の挙
前臂を挙の高備ヤ揚けは
と斉し衝抗するを云ふなり
銃包内の火薬を傾け瀉し包紙を菰内に填塞す是に於て
て略々其指を飲て固く握ることなく手を反複す
㊈テレツキト、ヲイト学デン、ラアドストツク、晴
棚杖を抽き出せよ
一節次第一挙動あり
第一挙動
六十八右の前辟月を急に下け余指を曲け大指と曲たる食指
との間に搦杖を挟み臂を上に伸して指爪を上に伸か
しめて桐材を駭く上に抽き出し手を反損して掌を前
に向け桐状の羊載の処を再ひ大指と食指との間に挟み
バヨンネット会と顔面との間なり疾かに棚杖を上下に反覆
す但し此際其指を握るへし第二行弟三行の人員か
持たる樹杖は同参にて前に薄りて立たる人員の右省を
掠め過くると知るべし是に於て桐材を正しく竪立し
てバヨン鎗と手行して臂を伸し目を上に注し棚杖の
巨大になりたる端を銃籠の口の上に臨ましむ但し
之を口内に刺入るゝことなし
第二挙動
六十九桐杖の巨大なる端を鏡蔀内に刺入て手にて挟たる
所に至る
十一セット、アーン潜構けよ
一節次一挙扇一筆冩
七十人員務めて長く其右臂を伸し右手こと揚け大指を伸し
余指を屈めたる食指と大指との間に楠杖を挟み力を
用ひて棚杖を搗く力と二下にして再ひ之を大指と屈め
春山曰是を今は二下して其棚杖を抽出す
たる食指との間に狭む
こと半分の所に至り臂を下け身に附
け手掌は外に向ひ少しく仰く手背は鏡口に添て身の方に向ふ棚杖は深く
両担の間に狭む而して次の号令を待つなり
一余指も前のことく屈め下臂は身に向ふへし
十二ステーキト・ヲツス群デン、ラアトストツク、岬
一節次に二挙動あり
第一挙動
七十一テレツキヽヲイト・デン、ラードストツク聳織の挙動の如く
柄杖の細かなる端を鏡口の側に発すべし但し其内へ之
を挿み納ることなし
第二挙動
春山曰栴杖室頭に張様の物なし
七十二細かなる端を銃花の環中に
此リニグハ蓋しガルコ室の円孔なる
此に刺し大指にて将息して棚杖を其内に滑入せしめ再
春山曰凡如此に反張し
此手にて持な深し少し曲わた抔巨大の端は
て漸次に大くなる
所を云なり曲字
一ゲボーケンは甚し
まて環内に納る
十三ヲツブ、スコウデル草ヘツト・ゲウェールヽ帽ハ
一節次に三挙動なり
第一挙動
七十三左手を用て身に傍て銃を扛け其左手は下に在有
に来り其左の下臂も身に傍ふへべし鏡範は外に向
ふ此時右手を下け銃把を握る
第二挙動
七十四右手を用て銃を支へ扛けて左の手を放え其手
を下けて銃屈の下に行る此時右踵を左角の方同し方
向に抵し
○氏し青山曰此時に右の踵を引て左の踵の方へ寄て左の足とは
同方向をなし外入文字に踏なり
右手を以て鏡を肩に向て推し択ふること手銃を操る法
に述たる如くなすへし但し其右手は鏡把の側に択ふ
固く之を把握するを須ひす
第三挙動
七十五速に右手を脱し前に記したる操法のこと〳〵其手
按に以上をナニテンボ
を欝に循ひて垂るへし
ス」といふ
マアクト<割書:「フフールデイス<割書:マ「フールデイス<割書:\
と蓋く支度せよ
一節次に三挙動あり
第一行人員乃姿剣
第一挙動
七十六左手を以て銃のブラートを前の方へ向け右手を
以て銃把を握ること火薬を装する第一挙動の如く
なるへし左足の夫を稍に少し内の方へ向けて正面に向ふ
第二挙動
七十七其人便ち右足を後の方却け踵を上け足趾を
折り膝を地上に抵す左踵の後を距ること十寸或は十
二寸左壁より右の方へ七寸計を隔つへし但し此岸
体認すへきは粗暴に膝を地に招すことなく目
時に右手を用て手銃を下け左手にて初帯の傍を控
り銃尾を地上に抵すへし一頓に地に撞下すべから
寸其銃を地上に拉す所在は右髀の前にて銃尾の
の尖処正に左踵に対する所を其本位となすなり此に
於て鶏頭を右手の大指と食指との間に箱ム
第三挙動
七十八是に於て其人鶏頭を張る
第二行人員の姿制
第一挙動
火薬を装する第一挙動に全し
第二挙動
七十九其人右手にて手鏡を身の正中の前に抵志左手に
ハ其小指と共に菜地の発条に置き大指は桐校室に
春山曰今ハ唯初帯の下に在り此
着て頤の高さまて抵し
法と殊なり
側飯或は螺糸飯は身に対し向ひ
春山曰但し此時側致身
に対し向ふ事未実
一桐杖は防隊竜の正面に向ふ右時右手の大指を鶏頭
或は大石螺糸の上に食指は環の下に向ひ余指は皆屈
て食指の傍に在り
第三挙動
八十人員其姿制こと為して右の前臂を強く鎖し銃
把の際を操る
第三行人員の姿制
第一第二第三挙動
第二位員の挙動のことし
アーン皆ねらふ
一節次一挙動
八十一鏡孔の前端歩を急に下け左手を前の方初帯まて殊に
行り右の肩に向て銃菰を推し銃花を少しく側たゝしめ時也
時ハ相対する所の人こと打放するもへ総てヘルレンラする事なし蓋初の
姿剣を愛してアーンに来る間の動を云ふらん或又敵を打は高くして
盧放になるより卓祇とて蓮飛すへし是意を以て左纔に低き方を照定
する事ならん
前簪を下の方に行るへし之を身に累帖し鎖まへからす
是に於て但射を為すが為に左目を塞き銃菰に循て左眼を
一向け銃尾の上に頭を傾け食指は搬軌テレッに置く
八十二第三行人員のみ此時其右足を己の側に近く相並ふ人
の左踵の方へ寄すること八寸なるへし
按に鶏頭を静
静揺より離せよ
一楠より卸し活
猿に駈なり○春山日セツト、アフハ黒皐的を離て銃口を上に立杯
特に近なり今高嶋作にて告す所ハヱツトアフを離て鏡口を上に上世
いと云なり今高嶋伊にて皆す所ハセツトアフセツトセツト登の両説
此書に説を持反して呼なり夫故此にてアフセツト記呼後の処に
にてセツトアフと折呼法を為すなり
一第次一挙動
八十三再ひ手銃を高く揚けセークト、ユーファールデフ、の弓令
の第三挙動の第三挙動の第三挙動の姿剣に復すへし
ヒユール幣火を打放せよ
春山曰原書トリ
八十四人員右手の食指を強く搬肌に向て推す香山曰筆書トリ
ユキトは圧なれ
一同七本人ニハ制手引を云ねば
間ひかたし
一昨日本人には但し復た其項を但し復た其頭を低れす人其頭を避
けこと故態を変せさるへし
ラアドト体火薬を装せよ
一節次一挙動
八十五急に手銃を後に引き薬を装する第一節次の第二挙
動の姿制を取る但し其異真東る処は右の大指を池蓋に向
て置かす食指を屈し余指を閉ち鶏頭の上を把るのみ其
第一行人員は其身を前に曲けまして疾く起立すへし
唯右肩を後に曳て第二行人員の手銃に触るゝを避く
へし第三行人員は右是を左足の後に抵し是心を左踵
に向はしむへし
八十六各員此諸挙動を做す間教官手銃に火薬を装せし
めんと欲するときは下の号令を発す
テヽハン・ンイン体デリエスト階鶏頭を静揺に
一第次一挙動
八十七人員鶏頭を静揺りユスに升し意を着て之を活採に
架すへからす此時直ちに手を鏡尾と尾と身との間より通し
て銃包盒に拉す是に拉す是に於て銃包盒を開く
八十八若し教官手銃に火薬を装することなし之を肩
に致さしめんと欲するときは下の号令を為すへし
ヲリブスコウドル□ヘット・ブウェール体肩に手銃を
八十九ヲツプ、スコウトル暗といへる声令に応して兵士們鶏頭
を静揺に架くること已に云へるか如くなるへし是に於て
薬地を閉ち銃把を握りヘツトケウェールヽ鏡といへる号令
に応して其人連に手銃を肩上に担して正面に向ふ
プンセンデールト伴ヘツヒ・ケウェール中膽拝セよ
一第次に二挙動あり
第一挙動
九十
九十火薬を装する第一挙動に同志但し兵士仍正面に
一向ひ居るを異なりと次
第一挙動
九十一右手を以て手銃を取りて之を旋らし直く死目の
上に登て棚杖を前に向け右手にて銀の下を握りて鶏
頭を裡衣の最後の組釦の高と同しからしめ此時就く
左手を以て銃を握り小指は菜他発條に向ひ大指は桐枕
室に向ひ銃籠に循ひて之を伸し腕は身に牢附す但
し大に強硬に過くへからす此間足を踏換なること
春山曰此時今ハ右の足を
なく正面に向ひ居るを要すへし
後に引て正面に向ひ居候
るなり
ヲツフヽスコウトル幹ヘツト・ゲウエール階肩に銃を
一節次に二挙動あり
九十二右手にて手銃を廻旋し鋭範を外の方へ向はしめ右の
手にて竪起し左肩に対して之を樹て左手を鋭尾の一卜
に行り右手は鏡把の下に添ふるのみにて之を操るを須
ひす
第二挙動
九十三速に右手を脱し之を故処に垂る
セツト、アフ、僻トゲウエール鞘手銃を下けよ
一節次に二挙動あり
九十四
十四手を急に伸て銃を下け右手を用て上擦を把正但
し初節より上を把成こと東かるへし是に於て速に銃を上け
一右肩に対し春山曰左手を急に伸の句銃を上て右肩胡杖を
て右肩は対し
に対の句高崎伝にては難解
前口向け小指を鏡蔀の後に致し右手を覚上に支へて鏡は
尾地を距ること三寸斗にして鏡を直く竪立せしめ左手
を身側に垂る
第三挙動
九十五手中より銃を滑もし落す但し地上に五当すへからず
是時下文の姿制を取るへし
○兵士足呼に手銃を携帯する帯する姿
九十六手を下け説花を大抵と相杖室に循て雇したる食指
との間に握り余指をも共に展して一所に聚むべし銃の前
端は右肩を離るゝこと二寸計にして桐杖を前の方へ向け
銃尾に踵は側に在りて右足の尖に向ひ鏡を直く竪立せ
しむ
九十七此姿制のまゝにて体息せしめんと欲する者は教官
下の号令を発す
リユスー棒休息せよ
九十八此号令に応して兵士右手を伸して鋭崙の上に置き
一銭の前端を右肩に憑す
九十九教官次て其人をして休息の姿倒より動かすして競
立すること左の如し
一百
一百ゲーフト、アクト解意を着けよ
三豹竜氏体
按仁九十三章
一百一第二号令に在して兵士其体姿を九十六章
なるへし
のセツト・アフ、ヘット・ゲウエール手銃を
の姿制に復す
下けよ
○手銃の点検
〽百二兵士是畔に手銃を携帯する姿制に在るとき教官
左の号令を発す
インスペクチー・ファン学ヘット・ゲウエールヽ
体橋
手銃の点検
一節次一挙動
〽百三人員右足を以て左是を距ること六寸の地正しく正面の線
一〇但ント、の後に投し左踵にて半右向を為して両足正角に発し
急に左手を以て程衣の最下の鉦釦の高の処にて手銃を握
り銃尾の所在を変することなくして銃の前端を後に傾倒
す其棚杖は身に向はしめ右の手を抜玉鎗の側に致して
鉄茎勾切湾深クの辺を握る但し其鉄茎は手の下角
一寸升の処に見せれ鎗を抜けば大指下に鎗身の上に循
るに至るを度とすへし是に於て鎗を鞘より脱し之
銃花の前端に刺し粧ひ又棚杖を参りて之を抽出す
其法ラチンリ、イン、トウルフ、テンボストウルフ、テンボス
十二節次ニ循て弾薬を装置
する法登云
に述るか如し此時足を鋭範内汰らし入れヘツトゲウエール
ベイ・デン、フート
ベイヽデン、フート事群に手銃をの姿制に依て再ひ正面に
旋り向くへし
一百四其後数官毎人員の前に猜ひ行き一人つゝ其手銃
を点検す毎員教官の己か側へ来れるを見む速かに
手銃を右手に揚け左手を以て初帯と薬池発條の間を
握り銃楼を外に向け左手にて頤の高サに捧け左眼に対
して之を保津敦官之を取り点検しにりたらは復た
之を返し与ふ兵士之も右手にて接しヘツト・ゲウェールヽヘイ
デン、フートの姿制に復す
一百五号令官已に前を過去りたしば人員自ら樹杖
を其本孔に刺し納めインスベクチーフアンヘツトゲウエール
手銃の
気競のの号令の章に記載したる姿制に復し其後再ひ
正面に向ふ
〽百六若し教官手銃の点検をへさす○は抜玉鎗を銃上
に粧せしめんとせば下の如く号令す
バヨンチツト餅ヲッフ階抜玉鎗を粧上せよし
一節次一挙動
一百七上に挙たる姿制を取り抜玉鎗を手銃の前端に据ふこと
登前に記したる如くなり直に正面の位置に復す
一百八已に抜土鎗を銃上に柱上したるとき既に打放の後は
にて教官更に銃薬を点検せんか為に栴杖を銃花内
に刺入れしめんと欲せば号令すること左の如し
ラードストツク・イン、体デン・ロープ構
十九日朝杖を筑花内に
一節次一挙動
一百九栴杖を鏡花に入まゝこと上文に説くか如くなし
速に正面の位置に復す毎員の手鋭を点検すること
そりたらばこれに応して棚杖を其本処に復す
一百十教官兵士の前に到るとき銃を敎官に交さんと
て之を高くおくへからす其故は教官親自ら手銃内
に弾菜を突つることなしやと点検するかために
棚杖の細小なる端を把りて銃花内に刺入るゝを以て也
シクト・チーテルヽ幹ヘット・ゲウェール帽銃を下におけ
一節次に二挙動あり
第一挙動
一百十一右手にて手銃を回旋して銃穢を後の方へ向け漸時
左手を以て銃包盒の尖を把り急に身を前に曲け左足
を前に出して初帯の処に踵を置く右の手を以て銃を
乙か前の地上に下し銃尾の踵は正に右是の尖の高さと
同からしめ右膝を少し曲け踵を少しく揚く
第二挙動
一百十二人員其身を竪起し左足を右足の側面に抵し銃包盆
の手を弛めて其まし下に垂る
ネームト・ヲツフト・ゲウェール
手銃をとり揚けよ
一節次第一節次第一節次第一章
第一挙動
一百十三レクト・ネーデルヘツト・ケウェール辻辞の第一挙動に同じ
第二挙動
一百十四銃を起し左足を右足の側に復し爾時右手を以て銃
を回旋して棚杖を前に向け其持銃包金の手を弛め左手の
を其侭下に垂状
ヲツプ、スコウトルヽ梓ヘツト・ゲウエール階
肩に手銃を
一
一節次に二挙動あり
第一挙動
一百十五人員連に右手を用て手銃を揚け之を左肩の前に
致し回旋して銃気を前に向はしめ此時尤手を食尾の
下に担し右手を下して薬地発条ゾン氏の上に致す
第二挙動
一百十六人員速に其右手を垂る
ヘツト・ケウェール悴イン・デン・アルム榊
手銃を臂中に
一節次に三挙動あり
第一挙動
〽百十七駭く鶏頭の下四寸計の部を参る手銃を回旋す
へからす且少しく堅起すへし
第二挙動
一百十八銃尾を取る左の手を離し左の前臂を伸て胸
に傍て鶏頭の部に拘らしめ其手を右乳上に揮ふ
第三挙動
一百十九速に右の手を下し垂る
一ヲーフル本ヘツトヽゲウェール
ヲーフル体
手銃を荷へよ
一百二十左右肩を択はす手銃を荷ひ一手或両斤にて之を
食物鉄粉の前端を上に為す
イン・デンアルム、棹ヘツトゲウェール階
臂中に手銃を
一百二十一人員速に一百十九章の第三郎次の姿制に復すべし
ヲツプ、スコウドル草ヘツトゲウエール階
肩に手銃を
一節次に三挙動あり
第一挙動
一百二十二人員駭く右手を手銃に致して銃把を把るゝ
第二挙動
一百二十三人身急に左手を銃尾の下に拉す
第三挙動
〽百二十四速に右手を下し垂る此時左手を用て銃を下けべ
ト、ゲウェールヽヲツプ、スコウトル」銃を做す
バヨネツト聳アフ皆
抜玉鎗を離し去れ
節次に三挙動あり
第一挙動
春山日此時左臂を延す事等詳今は鏡の中
一百二十五人員左臂を延はして
分を両手を以て握るなり
手銃を下し此時右手を以て初帝の上の辺を把ることセツトヽアフ
ヘツト・ゲウエール章の章の章の章の章の章の章の如し
第二挙動
一百二十六右手を用て左隣に脩て手銃を下し左手にて右手の
春山曰而して
上際を把里
上際を把里香山曰而してヘツト・ゲウエールリンクスヽの弟二挙
握り換るなり
動の姿制を取る然れとも右鐘を左足の足の前に抵すと
煩ひす右手にて抜玉鎗を取り去り之を鞘に刺し納れ
て後其手を銃把の処に置くへし
第三挙動
ヲツプヽスコウドルヽ拵ヘツトヽケウェール
肩上に手銃を
〽百二十七丸手にて手銃を揚け右手を以て銃把を把り之を肩へ
上に抵す
フルデツキト華ヘツトヽケウエールヽ
フルデツキト聳
銃を覆へ
一節次に二挙動あり
〽百二十八急に右手を以て手鏡を把り大指を側食の上におき
食指を鶏頭に向はしむ此時手銃を肩より離し銃花を
前に向く鏡尾の尖は其所在を変することなかるへし左手
にて初帯の傍を把り棚杖に循て大指を置き手銃を正直に
春山日手銃を鎖
に肩前に竪起し左前臂にて手銃を鎖す
は臂と脇の間に
て固く徒む也
第二挙動
一百二十九人員銃を前に例し左手を初帯の処に当て銃を
左臂の下に遇し〽春山日通字絵附せしめに作は如陋大指にて棚
杖の上を支へて滑脱せさらしめ小指を以て観部上に択
後春山日此の小指は右手乗抔へし左の便ち古手
へて後
小十此至なこ北し少しなし
姿制を取揃
一ヲツプスコウトル華
ヲツプスコウトル□ヘットケウエールヽ術
肩上に手銃を
一節次に二挙動あり
一百三十人員左手を用て手銃を徐々に取り揚け痼杖をして
其室云アより脱出せさらしめ右手にて銃物の部を把り左
手を離して急に銃尾に拉す
第二挙動
一百三十一ノ人員連力に右手を垂る此時左手を以て手銃を下け
てヘット・ゲウェール・ラツプヽスコウトル群鏡もの姿制の時の高
サとなす
バヨネツト芋ヲツプヽ
抜玉鎗を粧上せま
第一挙動
按に此一行は次の一行の下にある
へし今原本のまゝ記事
一百三十二バヨネツトヽアフヽの第一挙動の如し第二挙動
一百三十三バヨネットヽアフへの第二挙動の如し但其右手にて塗茎ハ
を取ることインスペクチーフンベツトゲウェールヽの章に記
せること〳〵に作して鎗を鞘より股して速に銃の前端上
に架粧するを異なりとす右手の小指は猶杖の巨大なる
端の上に置くへし
第三挙動
ヲツプ、スコウドル牛ヘツト・ケウェール階
肩上に手銃を
一百三十四手銃を肩上に担すこと「バヨネツトアフへの第三挙動
の章に記せるかことし
フエルト、本ヘツト、ケウエールヽ
手銃を横にかまへよ
一節次第一節次第一節次第一部
第一挙動
一百三十五火薬を装する第一節次に述たる如く鶏頭の下
二寸を把る
第二挙動
一百三十六今已に初帯を把揃所の左手の方へ右手を以て銃を
突き進め銃花ヲ上になし尤前臂を密に身に傍へ右
手を右体に支へ抜玉鎗を眼め高サとなす第二位三位
の人員は抜土鎗の尖にて己が前に在る人を傷らさる様に心
を用ふへし
ヲツフスコドル<割書:ヘツト・ケウェールヽ
肩上に手銃を
一節次に二挙動あり
第一挙動
〽百三十七人員左踵にて再ひ正面に旋回し右踵を左踵の
方に逃つけ引き右手を以て手銃を左肩の前に追つけ左
丁
を鋭尾の下に飯す
第二挙動
一百三十八右手は速に之を垂持
一ラムヽラーグ<割書:ヘツトヽケウエールヽ
一卑く銃を構へよ
節次に二挙動あり
第一挙動
〽百三十九セツト、アフヽヘツトゲウエールヽの章の節一挙動の如し
第二挙動
一百四十人員手銃の前端を前に傾け青山日斜に勝銃尾
銃尾を
後の方地を距ること三寸斗ならしめ右手を甑上に丈ふ
第二位第三位の人員か持たる抜玉鎗の光にて前にある人員
に觸さる様に意を着て之を持ゆへし
ヲツフスコウトル<割書:ヘツト、ゲウエールヽ
肩上に手銃を
〽百四十一スコウトルといへる号今に応して手鏡を正しく右手にて
竪起しヘツトヽゲウエールといへる号令に応してヘット・ケウェ
ールヘイデンフート、の章の姿制より始めてスコウデレンの章
按スに凡そヲツズ、スコウートル
に記したる姿制に終る
の章を云力
備攻手銃の便用
一百四十二兵器の使用は新撰兵士いまた十分に実法に簡練せさ
れば動すれは其身の姿制を謬ることあり故に教官屡
一
々手銃を把り且之を吊ふる王法を及覆して熟練せしむ
るを必要とすへし
一百四十三新兵は毎に甚た腰護を吊曲し身体を抑戻す抔
応習を得易く殊にラーテインクの第一節次の姿剤を
久しく為さしめた〳〵ときは此悪胃に染むこと最も多
し此故ニ教官意を着て新兵をして久しく此姿制に在
らしむるを謹み遅くへし
三節菜を装する四節次ラインデインク、イン・
一百四十四此弾薬を装す枯法は兵士をして其節次を助ならし
尤持法を了解せしめ且浮之を做し出すもコロイトヽヲツフヽデ
バン爆迦トバドローンハイン・デン、ローブ鉄砲随及ひセット・アンヽ溝サ
の章に云へる如く細心に法度を守るを此法の標準となすべ
し故に之を分つて四箇の最大節次と東すこと左の如く
一百四十五其弟節次ハ第一号令の方に終る時作出すべし二三
四節次は二三四号令を聞て作し出すへし
〽百四十六教官ヲーデインゾヽインヽフイール・テムボス、と号令を唱へ出
す
ラードト体ヘツトヽゲウエール階
手銃に火薬を装せよ
〽百四十七人員火薬を装する第一節次を作し薬池を開き
銃包を取り銃包をひらき之を薬池の側に致し火薬を
地内に写す
}
二
二
一百四十八菜池を閉ち銃を左方に抵し銃包を銃籠に属し
し之を振ひ出して下り行かしむ
〽百四十九棚杖を抽出し之を鏡内に刺入れて手際まて致
し之を構しこと二度
月
一百五十棚杖を其本室に斂めて鏡を肩上に致す
○迅急に薬を装する法ゲスウインデラーヂンク
一百五十一此後教官迅急に火薬を装す按法を教練すること
ラーナンク・イン・フイール・テムホスを教ふ法者の如し但に置
の節次に於て少しも間断なく陸続に点放すへし教官左
左の如く号令す
一百五十二ゲユウインデムーデイング込急に
急に火薬
喰する
ラードト輯ヘツトヽゲウェール階
手銃に菜を装せよ
備攻装薬を論す
〽百五十三教官兵士をして知道せしむるには凡そ兵士少しも健
遠の状兎なく沈して心静かに火薬を装する人は最好く
して且迅速なる者なりと能く之を領会せしむべし其故
は己か前若くは傍に在る人に樹杖を触るゝことなきか故也
又銃の前江と棚杖の室口とを誤りて刺入るゝことなく鏡
乳内の薬を至て好く築実し薬地に火薬を瀉する群
丁
慎て之を外に覆すことなく飲包を金より取出す際帳て
地に落すことなきやうに心得しむべし凡そ教官切要な
りとする事件は兵士も自から大に心を着るを要すへし
一百五十四教官兵士に教育して節次を経歴し及び身体の
姿制を設くること極て法度あらしめ兵士に相妨け得は
ふることなからしむへし教官已に兵士に教て此書の一二都
を習はしめたる後は私或は鋸屑を銃包に入れ共へ細心に
に火薬を薬地に瀉し銃屍に傾け入れ棚杖にて構下する
法を作し試みしむへし
四郎點放同山
〽百五十五点放に正斜あり下に完明する者の如く作し出すべし
正面の点放
一百五十六款官号令すること左の如し
豹竜氏にての点放
二豹童氏梓
三フアールデイス帽火速に
三アーン仝但準へよ
四ヒユール仝蒸放セよ
五ラアドト仝火薬を装せよ
〽百五十七此五種の号令は上に記したる手鏡を便用する法の
ことく作し出すへし
一百五十七此五種の哥令の上に記したる手銭を使用する法のことも
〕
く作し出すへし
一百五十八第二号令を聞く時三箇人賃各々己か立たる本行の位に
応して上に記したる姿剣を取り第五号令の後手鋭に火薬を
装し之を肩上に
○斜向の点放
二百五十九斜向の点放は左右共に之を為す其号令は正面の点放に
同し唯其異なる処ハアーンの号令の前スコインスヽレクツ枡
又はリンクス弦剤の号令を預め告知らせ更に且此号令を為
す前フアルテイフといへる号令を発す前者是也按に第一に
フアルデイフ
第二化スコインスレクツヽ又リンクスヽ
第三にアーンと順序を為すを云也
此預め告知らしむる号令に
障字細
まるス
まさす
応して第三行の人員各々其点放すへき隙処
第一二行人員
ベシ注文也
の身の間
隙に目を注け居るへし
○斜右照放の際三行人員の姿制の際三行人員の姿制
二百六十
フアルテフ人連といへる号令に症して三箇人員斉しく上
章正面の点故に云へる姿制を為す
一百六十一アーンといへる号令に在して第一行人員足を踏かふる
香山曰今ハ膝を
ことなく左膝を屈して天
出る事をふし
手銃を右に向はしむ
一百六十二第一行人員も其足を踏み損ふる仁及はす鏡の前端
を右に向くへし
一百六十三弟三行人員は己カ前に在る弟二行人員の右疋の夫
の方へ春山日右是迄宜しは己カ左是を進むること六寸計にして
即踵を指なり
1
且津其左膝を少しく曲け身を前の方へ行り手銃の前端を
右に物戻す
春山曰タラーイハ日本語にてふり
向ける事也移向と云位の古文ならん
一百六十四三箇人員各々其右肩を後に引く乙此状にして二三
一行人員今は斜向たりと雖も正面点放登同様に隙間を射
放せんと用意すへし」
一百六十五ラードト
火薬を
蓑せよ
の号令に志して三箇人員各々正面点
故に記したる姿剣に復す第三員手銃を引退くるとき
左足を後に曳き其踵を右之の足心に向はしむ
○右斜点放の間三箇人員の姿按に右斜は左斜の端ならん
〽百六十六号令してフアルデイフと云へるとき三箇人員正面点
放のとき為すへき姿刺を作す」
一百六十七アーンといへる号令に応して第一行人員手銃の前端
を左に嚮け打放せんと用意す但し膝を屈の足を徒す
ことなし
一百六十八第二行人員ハ其前に立たる人員の左の際処より点故
せんと用意す但し之を踏換ふるに及はす
一百六十九第三位人員ハ左足を第二位人員の右理の方へ進む
ること六寸此時身を前に抵し左膝を少しく曲け己か前
に在る人員の左の隙處より惡放せんと其姿制を取る
一百七十三箇人員左肩を後に曳き退く
一百七十一此姿制にて二三行人矣ハ各々己ノ前に在る人員の左
側の際処の間きと斜向にて黙放せんと用意を為すべし
月
〽百七十二号令してラアドトといへる時三箇人員初より姿制を取
たる斜向位置にて手銃を斜に後の方へ引き火薬を藁池
上に納れ弟三行人員は左足を引て右定の足心に向て其踵
を踏む其手銃左に担して三員皆右斜点方と同し姿嗣を
取る
備攻斜点放を論す
一百七十三点の放する隙肩を後に引入る
手鋭の前端を多少斜に達して粗準する物の処に之を向
はしめんか為なり教官此姿剣を為す所以の本理を新兵に
能々会得せしむるは一人を試に正面の前多少左右の処に
居らしめ是を斜点放を業むる物に譬へ示すへし
一左足を六寸前ニ出し第三行人員の体を前に伍す
此れ災殃を防くか為なり其故は此墜慎なきときは第三員
の斜なる位置にては其手銃十分に第一行人員の外に斜
に挺出することなき可故なり
左斜点放にては手銃を引入れ同し斜なる位置にて其ま
々火薬を薬地に装上す
其故は若し人員正面点放と同し姿制を取らんと欲せ
は手銃を後に引きて火薬を薬池に入るゝ際手銃を記し
て前に立たる人員の頭上を越へしむへきか故なり
二行人員の点版デウエー、ケルーレデ
一百七十四二行人員の点故ハ前に在按二行人員にて之を為す
其弟三行人員は火薬を装し手銃を第二行人員に交まの
みにて自分打放することなし此際に在て第一行人員は直に
立して点放するを要すへし
一百七十五教官下文の号令を発す
二テウエー、ケレーデンン・ヒウール韓三貞点放
回
二豹童氏筆
三ファトルデイフ階火速に
四カルゲールト梓火薬を装セよ
一百七十六第三号令に応して三行人員皆上文にいへ按第二第
三行人員の正面及ひ斜占放の姿制に従ふへし
一百七十七第四号令に応して第一行第二行人員一度に身かまへ
して黙放すへし其弟三行人員は自ら点放すへからす
一只火薬を装して其銃を第三行人員に交与へし
一百七十八第一行人員は自ら其手銃を火速に装薬して又新に
打放し其後再ひ薬を装し更に又点放し数曲も怠るべか
らす
〽百七十九第二行人員は手銃を放ちうる後其鏡を右手に
て己か後に立たる第三人員に交与に第三行人員之を
左手にて接し己か持たる銃を右手にて第二行人員に交付
第二行人員は第三行人員より接受したる手銃を点放し
其後自ら装薬して再ひ同し銃にて悪放しそれは其銃を
第三行人員に返し与ふ故々第二行人員ハ初め一同の外は
一
銭を第三行人員に返し其ふる前必らす同し手銃にて二
回続て照放す此くの如くにして数回返復するなり
〽百八十初の一回の放射の後毎参参部の第一第二行人員復
一九六七時を以て點放することなし
一百八十一三位の人員は皆その鏡を左に致しつゝ毎に正面に向
ふ既に弾薬を装する後には第七十九に連たる姿剣を取
る此を作すには毎員棚杖を本室に斂むる後左手を
上に滑汰らして薬池発条の側に至り頤の高さまて致
すを要すへし此時上に云へる姿制を取らんか為に羊は
右向を為し右手を火石螺糸の側に致して鶏頭を張
り小指は環の下に致す第三行人員は毎に己か持たる手銃
を第二行人員に授々但し鶏頭を捜起するを須ひさる
なり
二百八十二穀官点故を停めんと欲せは号令すること左の如し
ロツフエルドロンと鳴る大鼓の音
一百八十三此号令に応して兵士復た兼放セす但鶏頭を静
様に架し手銃に薬を装しにてまた点放すること
なし既にして之を肩上に致す第二三行人員は意を
用て各々自己本有の銃を夫れ〳〵取替へ収むへし
備攻点放を概論す
一百八十四点故は初起に在ては鋭包を用ひまして講習し
副て銃包に糠或は鋸屑を盛て演熟せしめて火薬を
菜地に納れ火速に鋭包を鏡菰に挿入し然も其法商
整にして火薬を覆すことなし且つ之を持き下すこ
と宜きを得るやうに漸々に慣習せしむべし既にして
火薬にて悪放するに至れは其訓練初めて終る
一百八十五人員既に火薬にて黙放する時は教官其人に命して
鶏頭を洩起す際烟気火門より起るヤ否ヤニ注視セしむ
へし火門より煙気上騰するは弾丸也に逆出したる確非上
ればなり若し煙気上騰すること無き者は兵士直にまた火
薬を装せよ己か等儕の後に行て火門を刺通し新に火薬を
薬地に伝瀉すべし若し人員火薬已迸飛し出たりと
思ふ時も之を構下す際銃花に填たる火薬の高サを考
霰すへし若し疎虞にして三箇の火薬を填充する時は
其人不側乃殃に罹ることあるへし此故に教官火薬に
て黙放する後は毎に手銃を査検し三箇の銃包を填光
して兵士の禍殃を生することなしやと意を着くへし
一百八十六又数官は毎に兵士輩鶏頭を静梯に架する後まゝ
た大に焦燥して再ひ鶏頭を動揺に架せんと為すこ
あらすやと注視すへし此〳〵の如き時は意外の禍殃を
惹くことあるか故なり
備改歩兵学校第二部の総論
一百八十七既に二三日手銃の徒用を訓練する後三箇人員を
して手銃を携へ帯ふる法を試みしむるときは数官
毎に其一行人員をして各〻二丈の距離にて少の間行進せ
しめて之か結局を為すへし此れ自行斜行の歩法の
体勢を固く習慣せしめんか為なり教官其行歩を為
す状度を試み之こと変する法を教授すへし其法下久
の如くなるべし
○行歩を為し試むる法バスヽマルケーレンヽ
一歩法を為し試むるをいふ
按に足を移して前進することなく一処にて
一百八十八三行人員常歩を用て行進する間数官左の如く
号会す
マルケールト・デン・バス、解歩を試よ
国マルス幣行進めよ
一百八十九第二号令は兵士方に其足を地に下すとき発出す此
一号令に応して兵士其踵を進に近く踏みて前に進み行
かすして絶へよ行歩の法度を守りなから之を試む
一百九十教官其人をして故のことく常歩に復らしめんと
欲セバ号令すること下の如し
ホールウアールツヽ解前の方へ
三マルス皆行進めよ
〽百九十一第二号令は之を唱へ出すこと前の如く東持へし
此号令に応して兵士両之の歩法を故に復す
○行歩を変する法
一百九十二兵士平常の歩法を用ひて進む降教官号令す
曰フルアンデルトヽデンバス解歩法を麦セよ
三々ルス幣行進めよ
一百九十三第二号令ハ其人の足地に致る時唱へ出す此令
を聞とき後に在持足を速に地をふみたる足の側に
引き寄せ地を踏たる足にて前に歩み出来春山百歩
ある時此令を出して之を
調斎するなり
狩猟
3册
歩兵使銃動身軌範大砲三
歩兵徒銃動身軌範巻三
三七才。
恒頼
●第三部
初節
一百九十四三行の新兵尽く行歩の大事行歩の体勢身俗の
脊山曰コロント者行歩の定理ウエルクトイゲレーキ
一姿剣手銃を操る法度
者俊部の足勢縦横置敷す汝の術を云也結構と
も訳すへしに通して皆請練するときは教官其兵士少き
者は五六人多キ者は九人を其極として之を会集し正面行進の
隊其臂相触まへき大本側面よ里行進する大本侯歩却
歩アクトルウール
春山曰直線の変化者の変化者
歩アクトルウールの大本直線に
の大本直線一
斜行則干芋の建
ツヽバス
一同年行月の事なり
の変化及び行
歩の時若くは地歩を右る際更に之を施転する大本方向の
大本を教練すへし
一百九十九教官兵卒士輩を会集して一行登なし毎員の
両臂互に相接せしめへし後下の号令を布しへし
ベロトン、ホールウアールツ鮮豹竜氏は前の方へ
ユイデリンクス[又レクツ」<割道寸一
春山曰日郷導の字
孫子年辛篇ニ見
たり敵地ノ路ヲ導引すり此コイテ者ハ左リ門又ハ左リ門又ハ右
先道寸に作らば如何
回
マルス階行進めよ
一百九十六マルスといへる競令に応して其一行左足を連かに
前に出す
〽百九十七教官尽く熟練したる人員をして右異或は左翼
也○夫春山曰フレウゲル漢人ノ謂トコロ左右翼トハ其意殊ナリ只兵隊ノ両ニ
人員
端ヲ指ノミ
の前に行進せしむること二足但し頭のユイデ卿察官に命した
春山日教官悉く熟練
る陣側の潤狭の度に応して行進むへし
せし卒を以て先登な
道寸
し隊傍の左端或は右端に在る列卒に先たちて歩前進
道寸に向て命したる隊傍より長短の度に応して前進へし
一教官また其翼たる人員に號令―前に進みたる人員の参法は
を細細に学ひ常に二歩の距離に意を注して行進せしむ此
くの如し教練するは新兵をして前に云へる長さと疾サとに
習慣し其且行歩に熟習して性とならしむる妙方なり
一百九十八教官下の法度を心に記せしむ
御通寸の立たる方へ並ひ居る人員の臂を軽く押すも委
とすへし
此々の如く並ひ居る人員の臂互ニに相接するか故ニ其人の立
する位互ニ相薄りて空隙を毎参部の間に留めさまこと
と明らかなり若し並ひ立たる人員の肘臂を軽く押すこ
となく却て傍員に憑倚するときは倭員もまた其並ひ
立たる人に憑倚して郷尊の方へ倚り郷道寸をして直線
一月廿八日直線ノ外ニ
の外に退かしむるに至ることあるへし
至ルトハ至斜ナルコト
左の腕臂をも臂をも開くこと
兵士は其並居る人員に突あたり且ツ己の一行の人員の身
の掩予場所なくては外には出さるやうになさんとするなり
郷導か立居る方より押来流を避け他の方より押来るを
も拒まんとす
此れ郷道寸を直線の外に薄り出さゝる為なり
一其人自ラ其本位失なか或は他の人員本位を失布にり
ある時も郷導の方に向て並ひ立てる人員の肘臂と
纔に堅々相接するのみなるへし
乙か並ひ居る人不都合に右或は左に向ふことあつか故
なり其初め己と並ひ居海人及ひ更に其隣に立たるは
人一たび逆戻したる挙動を為すときは一二人の逆戻
衆人を連果するに至るへし既にして其初め逆戻の挙
動を起したる人再ひ之を故に復せんと欲するときはわきはわれは
と並ひ立たま人員を刎ね除んと為し其並ひ立た
る人員は更に次の人員を薄り出さんと為し此々の如
くにへし遂に隊傍の端等まて皆其勢を及し行進の間絶す
騒擾を起して竟に穏静ならざるへし若し上登及して
毎人意を注して徐々に非されは其並ひ立たる人の挙動
に和同し難からんと心得居たらば其並ひ立たる人員は
も逆戻の挙動を復し易く若し其人並ひ立たる
人員より其悪習に一旦染ことありとも久しく其逆
戻の挙動を以て進み行くことなく騒動を起すに
至らさるへし
卿導官何の処に在家を論することなく兵卒士輩常に頭
を正くし目を歩の方二歩十五歩の地上に注しへし
若女卒士其頭を郷尊官の方へ向くる時は頭を反りた
春山曰頭ノ後ニなる方の肩を前出し
る方の肩牌を愉に致し
に作るへし
郷導偽直線を想て直線と上きしめ且郷尊の立たる方
へ常に傍員を押遂に一隊騒擾するに至るへし目を歩
の方十二歩十五歩の地に注くる時を至て切要なり行進の間に
兵卒士其行中より離れ出るに至ことなければなり
若人真自ら前に進むに過き或は後におくまゝと
思ひたる時徐々にして知れさまやうに其脚歩ヲ
長短して之を其故ニ復すへし
焦燥たる挙動を行進の間に為せば毎に其隊仕の聯
絡を敗り騒擾を起し脚歩の竅腔マートを失布に至る
其故は甲の歩乙の歩まりも急なることなくしては一足
に二尺五寸を行得へからす而して並行く人員は此時已に
春山曰行進の間急疾の挙動を為す時に
二尺を歩るか故なり
一隊の列卒脚歩する者甲の歩乙の獣
に不及して唯二尺を進の一隊に二尺五寸の歩を執得さる故に毎に落伍
に不及して唯二尺を進の一隊に二尺五寸の歩を敢得さる故に毎に落伍し
の聯絡を破り騒擾を起し脚歩の度を失ふに至る
此を以て人員毎歩の間一寸或は二寸を度して行歩の間若し
き駛歩を為すことなし其故ニ復するに宜しとす
一百九十九教官勉めて新兵に開論して凡そ行進の間方向
を失はさるに八脚歩びを精厳にし腹臂相届き触れ
肩触を方正にするより外他なしといへる理義を会
得せしめんと心かくへしたとへば一員は脚歩闊大にし
一貞は然し潤大ならす或は一員は疾行し一員は甚タ
徐行せん其聯絡の隊伍必らす破るへし又其人員は
固より頭を正して左右に顧るを許さゝる時其脇
臂相触れ帖くことなくは其並ひ行く人員と平行せ
す或は両員の間に空隙を生すへるとも之を考覈する
こと能はさるへし
二百其後表官人員に命して斜右に行進む抔手銃ヲ
使用せしむ其郷道等は左側に居家嗣て又斜左に行進せ
しの郷道寸其右側に居る
二百一斜行進ハ正面行進の如く郷道丁の方に向ひたる腕
臂迭に相触て心覚へをなすべし故ニ毎員郷道寸の
方に向ひてし並ひ行ける人員の肘臂を己カ射臂と
軽くに相触れ附しを要ずへし
二百二郷道寸の居さま方へ斜行進を為すは其居る方へ
斜に行進むまり甚タ難きか故ニ此斜行進を試むる時ハ
数く為せる如し人員其注意を倍加せよと教官此を
指揮すべし
三百三軒兵己に此数種の大本に通習し身体の姿制
春山曰ウエルククト
手銃を操る法平常歩法の骨格体勢い
イケレーキハ足路ハ
の配り方を云脚歩の長短疾徐皆習慣得て熟す故に
ケスウイン
至るときは教官此常歩より疾歩
至るときは教官此常歩より疾歩計以ふハインに違うし
アバス
め或は疾歩より常歩に復らしむること下の如くなる
へし
ゲスウインデヽバス膵疾歩
マルス牛行進めよ
二百四本
汝二百四を脱す
二百五
一原文に仍は
マルスといへる號令ハ左右是を地上
に踏下す差別なし唱出すなり此競令に応して毎位は
人員皆疾歩を為す
二百六此疾歩の長短ハ常歩の長短に同し但し其駛疾
の度は一分時間に百足を歩すへし
備攷疾歩を弁
二百七斜歩は駭疾を為すことなし
二百八疾歩の行進は常歩の行進登同一の大本に本ツ
ひて行歩すへし然れとも疾歩にて駛急に行進め八
兵士遑忙にし歩法を守らさる患あり故に教官意を
用ひへし其脚歩の藪腔を定めへし兵士をして毎に其身
体を正直にして行歩法を失はさるやうに練熟しむへし
二百九教官兵士をして疾歩にて行進せしむ床間歩
進することなし歩法に循て一二次歩する状を為
さしめ而して其脚歩変せしむへし
二百十教官其人をして常歩に復てしめんと欲せば
左の如キ號令
ゲヲー子ヘバ」<割書」「」」<割書」「」」」「」」」「」」」」」「」」」」「」」」」」」」「」」」」」「」」」」」」」」」」」」」」「」」」」」「「」「「バス<割書」「バス牛割」「」」」「」」
マルス幣行進めよ
二百十一マルスといへ旅号令に応して何の足を択布たは
ことなく一行人員再常歩に復す
二百十二毎行人員行進む間教官二十章に述たる号
令及ひ法度に据て之を停止ハルトセしむ
二百十三毎行人員疾歩にて行進む間ハルト停止せよし
の号令を発するは其足いまた地に帖せさる前之を
唱布へし
二百十四毎行人員乙に静り立たらば教官其人をして
後の方へ其歩を移さしむ此を為さしめんと欲せば
下文の号令を為すへし
アクトルワアルツ体後の方へ
皆
体
按に此は後の方へ
マルス体行進めよ
一歩を却くるを云
二百十五マルスといへる号令に応して兵士連かに左足を
按に
後の方に投し此足踵より彼足踵まてを計り一足按
按上
を云詳に直歩
の条に見ユ
の距離の地に其足を踏み下し先ツベロト
ンといへ流号令の後ハルトの号令を唱へ出すまては其
形姿を変することなく此号令を聞く後尚前に在
る足を左足の側に曳きつゝ静り立つ
二百十六教官此際に在て意を用ひて新兵士其並ひ立
たる人員に憑旅することなしや其人正しく役の方
へ赴くや身体正直なりや全身皆正しきや手銃を
把留こと曲らさるや把抔の法皆宜きを得るヤと諸賃
を通して皆注視すへし
三節側面より行進む法
二百十七兵士一行となり臂に相接する時教官下の号
一金を為す
此語は命令の外の語なれは尋常
ベロトンレクツテフ
剋木の字体を用う其他皆此
做布へし
トモ做布ヘーリンクス・ライト・デヽフランク群
一豹龍氏側面より右又は左に
同三レクトヽヲフリンクス
三レクトヽヲフリンクス書
四
マルス幡行進めよ
二百十八第二号令に応して其人右或は左を為す
二百十九マルスといへる芳令に応して速かに右足にて尋常
一歩法の如く歩み出つ
備攷側面より行進む法を論する
二百二十一行の兵士の脚歩をして法に中りてよく習熟せ
めんかために教官尽く練熟したる人員に命して正面は
ニ向ひ左様一行の側面の最端に居れる人員の側に居ら
しめ其人命令して指揮する人の臂と他員の臂と恒
に相附接して行進ましむ
二百二十一教官兵士をして側面より行進む際下文の規矩ヲ
細心に心得しむへし
一行歩は上に云へる本法に依て作すへき事は
此規矩なき者は一行を為したる人員行進の際次叙ヲ
正うすることあたわす若し毎参部相結んて行進む
には此法に依法に依存すると心得へし
前に行く人員の脚歩は之に続て人員一歩こ
に其跡を踏み行へき事
毎参部の間に空隙を生せさらしむか為なり
前に進みたる人員の踵を踏て進むことなか
らしむるか為に兵士其膝を直し行へき事
其故は人員若し膝を曲くる時は参の間距離斉しから
し腔竅錯乱すれはなり
毎員の歯に直に先たち行く人員の頭更に其
前に進みたる数員の頭を遮きりて後より望
とも之を見得べからさる事
此れ毎参の役員前員の後に正しく進み的切なる規は
一矩なれは必らす此條令を行有へし
二百二十二側面行進の際教官数々教練する人員の側五
六疋の地に行き上に云へる本法を守御や否を注視すへ
し
し
二百二十三教官或ハ参部の後に到りて其処卜雷住し
行通しむまこと十五足或は二十足にして後員能々前員
の後に順行して法に悖ることなしやと意を用ひて
監視すへし
二百二十四教官毎参をして左右に旋転せしむ之を為さ
んと欲せは左の号令を唱へ出すへし
一メツト、ロツテン、レクツヽヲフリンクス――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
参部を右或は左に
一マルス体行進めよ
二百二十五第二号令に応して参部の第一行人員左又ハ
右に旋転し更に又正しく行進ま毎兵士も続て第一
十日行人員の如く同しく旋転する
二百二十六参部行進の間数官また之をして右及ひ
左に転し向はしむ之を為さんと欲せは左の如く手令
す
一リンクス、ヲフ、レクツ、ヲイト、ラ、フランク洋
側面より左或は右に
二マルス
楷
体
行進めよ
二百二十七第二号令は左右足の差別なし兵士其足を
踊下さんとしま前此号令を唱出し此号令に応しての
ち其身を換曲し挙たる足を改めて新東海直線に下
春山日挙た按是を改て側面へ新に直線
し他の足にて歩み進む巻
し他の足にて歩み進む春山田天をにて歩みて歩みて歩み
但し行歩の腔気を乱揃へからす
二百二十八穀官側面より行進む三行部衆をして静止せ
しめ再ひ其歩を改て正面に復せんと欲求時は下の号令
を唱出す
一豹竜氏筆
楷
停止せよ
一ハルト
三フロント鞘正面に
二百二十九第二号令に応して参部乃ち立ち停り人員
また動くことなし設令人員の距離錯乱すとも復は
た動くことなかるへし此々の如く注意するは兵
士をして其距離を常に保ちて失ふことなきヤう
に習熟せしめんとするなり
二百三十第三号令に応して毎員右側面より行進
む者は左り向きにて正面に向ひ左側面より行進む
ものは右向きにて正面に向け
備攷側面より行進むを論す
二百三十一人員已に側面より行進む法に習熟して容易
く之を為し得る者は教官更に疾歩にて側面より
行進む法に習はしむへし此一節の間にを以て側面にを以て側面にを以て側面
より進行くとき脚歩の法を審定し且津其腫数を
失はす身体を正直にする等の尤も必要たるを詳
にすることあらん
三節方向
二百三十二教官初のに先づ方向の大本を好く解し得せ
しめんか為に新兵をして毎員各自ら其方向を取揃へ
作法を試み作さしむ此れを試み作さしむるには教官
右翼の初二の行人員に号令し前の方へ行進まし
むること二足其人已に方向を取にわたらず穀官又
餘員に命して初二三行人員の方向に依て其後に
続かしむ
二百三十三毎員此命令を聴て第一部初節に記したる
姿制の法に依て其頭登目とを右に向くへし是ニ於
て尋常の歩法にて前に行くこと二足但し第二足
は之を短縮し此方向を取る際新に設けて踰ゆへか
しすと定たる限線の後六寸計の地に進み夫より又小足は
にて膝を屈せす静かにして唐突ならす己か並布
へき人員の側に到りて「其頭の体制を変することな
し」目の線肩の線皆其相並ひたる人員と同し方向ヲ
取り自ら其臂を強ることなくして隣員の臂腕を
軽くに相触るゝを其法となすなり
二百三十四左の方向も此法に据りて作すべし
二百三十三安貞此命令を聴て第一部初節に記した
流姿制の法に依て其頭と目とを右に向くへし是に
放て尋常の歩法にて前に行くこと二疋但し第二足は
之を短縮し此方向を取る際新に設けて踰ゆへか〳〵
すと定たる限線の後六寸計の地に進み夫より又小
足にて膝を屈せす静かにして唐突ならす己か並
ふへき人員の側に到りて[其頭の体制を変すること
なし山目の線肩の線皆其相並ひた按人員と同し
方向を取り自ら其臂を張ることなくして隣貞の
臂腕を軽くに相触るゝを其法となすなり
四百三十四左の方向も此法に据はへし作すへし
二百三十五新兵各々精密にして思索を待たす自から
方向を取る法に縷熟したらむ教官全三行部衆に号
令して一斉に其方向を取る法を試む其号令左の如し
レクツヽヲフ、リンリス忰右又ハ左
汝側向へよ
リクト、ユー皆汝側向へよ
二百三十六此號令に応して其方向の基本とならん
とて先ツ進みたる両箇人員を除く外全部家
皆尋常歩法にて新なる線の処在に赴き静かに
其本位に就く但し二百三十三章に辻たる大本に順
乙之を行ふへし
二百三十七教官は前の方五疋或は六足の地に立ち三行部
衆の方に向ひて其人員か為す所法度に順ひたるや
否を細心に点検し更にまた方向の基本と在る屋
き両翼の方に赴き其状撃何を点査す
二百三十八教官既に大半の兵士其方向を取たるを看に
る時下の号令を唱へ出す
スタート草堅立せよ
俸
二百三十九此号令に応して兵士各々其頭目を正直五方向
に復た其身を動すことなし停立す
二百四十而後教官人員の未夕方向を定め取らさる人
員に号令して曰くタツトヽロツトヲフヽロツテンヽアクトルヽ
此一参部或ハ此裏
此一矢ク衆参ハ人員の
ヲフヽホール体
参部又ハ前に
多寡に応して唱ふへし此に於て号令せられする一参
部若くは衆参部連に其目を方向を取るへき方に
向け其部衆に循て注視し各員前又は後に進むこ
と筆何にして宜しかるへきやを酌量すへし既に
して毎員惶せす忙せす静かに線内に設き備て後
其頭を正直の姿剣に復す
二百四十一教官先半部の次叙名号を定む
二百四十二後の方へ向け法も上に言いる大本に順て行ふへし兵士
少しく線より後の方に趣き二百三十三章に記載したる如くにして少計
前の方へ動き教頭号令す
アクトル、ワールツヽレクツヽヲフ、リンクス草
後の方へ右又は左に
リクト、ユー<割書:「「」<割書割書:「「」<割書割書割書割書:「ユ」<割書:「書書「
二百四十三教官下款の各法を掛念せしめんと専之を勉強
すへし
兵士徨せす忙せす沈静に線の所在に来る可き事
其故は急速に作す者は好き號令と相合せす若夫挙
動敏復は兵士輩諸の挙動を沈静周密に操練して
自然に習熟するに非されは致すべからさる所登いへ
と尚好号と合せさる者あるをや
兵士其身を後に傾けす其頭を前に傾けさる事の
其人一身を率ひて稍々法度に中々しめ以て方向を取
るを習ふへきか故なり
人員其頭を歪斜することなく且つ目中に認むへ
き線を看んとならば僅に之を看得雷たけ其頭を
物戻すへき事
頭と肩を離れ遠かりて其肩部紙の外に挺出せす
且つ一人の悪しき姿剤を見て旁身の惑を生せさら
しめんか為なり
一人員をして決して方向の線を踰しむへからさる事は
其故は兵員苦し方向の線を踰越する時は再ひ真
箇の線の所在に遂らんとて更に却行するを要す
るに至るか故なり此純謬は其後に立て却行を為
長崎表力御用
川路左エ門尉
古賀金一郎
筒井紀伊守
荒尾土佐守
大学者器量人
井上備前守ノ
子カ孫ノヨシ慥不知
さゝるへからさる人員に汚染す故に務て此紙謬を
謹み避くへしこれ此謬を復せんとして時刻を聞
却するに論なし其前に方向を取るよりは後に方向
を向は許多の難き所あるか故なり
人員スタート泣止といへる号令を聴けば一切の挙
動を体むへし其いまた方向を取らさる者も亦然
るへき事
其人員ことして疾連に其取るへき方向を考へ得忠索
めて僅其他に到流ことなきやうに習慣性とならし
めんか為也
タツト、ロツト、ヲフ、ケーロツテンアクトルヽヲフ、ホール解
此一参或ハ此裏矢ク
後或ハ前に
といへる号令に応して号令せられさ
る人員は動かさる事
此孔其既に方向をたる参部は之をして復た騒乱し
て次序混乱する患なからしめんか為なり
後に方向を取るには兵士其線を少し踰へて復さ
まに行くへし
此の少しく前の方へ動き進みて線内に居らんと慾
するか為也其故は此々の如く為すときは方向を考
索するために甚た筒便なればなり
四節旋転
二百四十四旋轉に二種あり一所の旋転行進の間の旋転
是なり
二百四十五一所の旋転ハ一群兵卒をツルバタイルレの部
暑
戦闘部署即ち
横列の陣
つよりコロン子性の陣列に変し或ハコロ
竪列の
ンネ
陣なり
とき之を用ふとしるへし
二百四十六行進の間の旋転は竪列の陣にて其直線を
変化する時数々これを作す猶郷尊官の居る向の方
春山曰先道寸官旋行スル時
にて数々此挙動を為すか如し
は自然と初め立し位の背
後に出津即反
対の方なり
(
二百四十七一所にての旋転は旋転の枢組たるへき兵士
己ノ立たる
春山曰兵卒枢軸の如に
わか立たるに作るへし
所在ニ於て回転する
のみにして前に進み後に却き行すとなし
二百四十八行進の間の旋転ハ旋転の心点に号れ巨人
員其歩を徒すこと六寸此れ旋転の心点を寛裕には
して余あらしめんか為なり竪判以初の分隊に於て
毎員の距離を失なふことなくして直線を変換し
得可からしめんとして斯くの如く作せるなり説は豹
龍氏学校に詳也
二百四十九上ニ云へる二種の事件ニ於てハ旋転を為すへき翌
陣に在流兵士歩を徒すこと二尺なるを要すへし
二百五十ウエンドトリンクスヽヲフヽレクツ韓左或ハ右ニ旋リ向へよ
と云へる挙動は郷道寸官曰イの並たる方に於て竪列セセ
の直線を愛する時のみ此を用ふ故ニ此を以て候て行進の
際の旋転と混乱して一となすへからす
○一所にての旋転
二百五十一教官尽く熟練したる兵士を行進すべき右
異の側に居らしめて右翼を郷道寸せしめ而して教官
左の如く号令す
二メツト、ベロトン、ス、レクツヽスウエンキト単ニ
衆豹龍屯共に右に向へよ
三マルス階行進めよ
二百五十二第二号令に応して兵士其左足を前に進め仝時
に少し左の方へ頭を向はしむ其目は己か左の方に居る
人の目を付たる所の線を同し所に向しへし旋轉の
組堰に居流人員は歩を運に容状を為すのみにして旋
転する事抔異陣の挙動に順て己を向はしむ翌陣を集
く人員は前を移すこと二尺なり初一足を移す時は
其人左省を少し前さまに出し其娘をは己か歩み
行へき地上につけ又時々仝部衆の人員につくへし且
其相並ひたる人員に少しく触れ居按へし然れとも
軽々に附接すべし大に其人の方に迫りて其位を犯し
すに至るへからす
二百五十三余賃ハ皆其並ひたる人員の臂肘の旋転の
振組に向ひたる者と軽々に相触れて附接し且の施転
の心点に反したる方の推揚を玩拒す若し旋転心点の
方に立ち居按人は其近つく度に在して愈に脚歩を
短くして曰く回旋する翼陣の挙動に順ひて転し
向ふへし
二百五十四教官其人員をして旋轉の大本を尽く須解
せしめんか為に全実を停止せしむるまては円規の行
道を行歩せむること一回又は二回なるへし此際教官
細心に中心三ツトルを出去るを出去となしや登目を附く
ヒユント
へし
二百五十五教官又仝上の本法に順て左の旋転を為さし
む既にして又員を体止しめて欲せは左の如く号令すへ
し
ヘロトン輯
ニハルト階停止セよ
二百五十六第二號令に応して全員皆静止し次の號令を
出すまては一人も動くことなし
二百五十七教官旋転の心点の対衝に在る陣翼に赴き此
翼の第一二行員を全伍を向はしめんと欲る方向の地
に置き但し此二人と旋転心点との両間に余員を容る
へき余地を雷めしむ是に於て教官号令ナリ」
ソンリステフヘレリツ解左リ又ハ右
一ソクトユー皆汝側向へよ
二百五十八此号令に存して金部印標準となりて歩に進ん
たる両貞の方向ひ順て自ら其位をそめへし其挙動は
上に云へる大本を照し順ふへし
二百五十九其教官号令してスタート位と云ふ其所作は二
百三十九章ニ云へる右の如し做し出すへし
二百六十備攷旋轉の大本を論す
頭を少しく印旋する陣翼の方に向け目を此方に居
れる人員の目を注たる線と同し處に泣くへし」
此の如く注意を為さゝれは其行歩の長環旋する陣翼の
挙動と相合せんとすること難きか故なり
一旋回心点の方へ寄て並立たる人員の臂肘と軽々に相触る
此れ毎参部をして旋回を為す方へ推し行くことなき
へうに為すなり
一環旋する陣翼の方より来り換すを支ふる
旋回の固心は固て其本処に在るへし若し此心点の大本動
揺して職を曠ふする時は回旋の間推接勢られて其
本位を移すに至るか故なり
○行進の間の旋回
二百六十一新兵既に一所にての回旋を学得て熟する者は
は行進の間の旋回を為し試みしむし
二百六十二全員方に行進む間教官之をしてゴイデの
対衝の方へ直線を変勢しめんと欲る時は下の如く命
令す
二レクツヽヲフ、スウユンキト解右或ハ左に回旋セよ
三マルス体行進よ
二百六十三初の号令は其人員旋回心点に来らんとする
前に二足に在る時之を唱出す
二百六十四第二号令に応して一所にての旋回と同法に順
て之を為すへし但其異なる処は臂肘回旋し在る
方に触るゝ事なくしてゴイデの方に放テ相触れ接し
且つ旋回心点に在る人己か所在に在て回旋すること
なくして環旋する陣翼の挙動に順て自ら従ひ旋り
行きて軽こに並ひたる人員の臂肘に触れ六寸の脚
歩を為して前に進み回旋の心点一処に穿附せす全
貧の両中少して後の方へ拘する保とに小円を為すへし
し
二百六十五既に回旋したりたらば教頭号令す
ホールワールツ幹前の方へ
三マルス階行進めよ
二百六十六第一号令ハ回旋を為したる前ニ脚に及て之
を唱出す
二百六十七第二号令ハ回旋方にしる時之を発す此号
令に応して環旋する陣翼を導ける人員正しく前の
方に赴て回旋心点の人員及ひ餘員も二尺の脚歩に
復し頭を正しく前に向はしむ
○コイデの居る方
蘭字有る所
を変する法
二百六十八コイデの居る方ヘジンクチーを変する法は下文
の如く作す
ニウエントトヽリンクスヘヲフヽレクツ解ニ
定或は右に向へよ
三マルス階行進めよ
二百六十九第一号令は前の如く二脚の行歩を終らさる
前之を唱出す
二百七十第二号令は全部員将に向はんと妄するとき之を
唱へ出す此号令に応してゴイデ行進む間左向キ或ハ右ハ
向きを為す但し其歴竅を疾徐することなく又脚
歩を長短することなく行進すへし其余の諸員
ハコイテの新東流ジレクチーに従ひ行かんとて危くへ
し但し平人の歩趨を用ひて急くことなかれ之を為さ
んとするには毎臭ユイデの方に向はさる肩を前の方
へ出し新な流ジレクチーの中に来らんとて疾歩所以クは
を取り頭首眼目をゴイデの方へ向け又同し方に居て並
ひ立たる人員の臂肘と相附接してコイデハ向ひたる
方向と全しやうに身を向はしめて常歩を為して
進み其後頭目を身の向ひたる正面に復し此の如くの
して諸員続てゴイテの位置内に入来るへし
一歩兵動身便鋭耶範巻三