姿記評林
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- 勇巴堂嵐吹
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- 日本語
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- シキヒョウリン
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- 東北大学
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狩生
姿記評林
姿記評林斎
《?:
鉱湯
□□
同断博士
一
羽四
排_二乎寂実扉遊-行干
案外_上何謂也面当矣
疎_二細之紙帳_一不構干
浮世_上者何謂也気詰_一
諸詮諸浮我聞諸老
胸_一焼手手管我聞_二諸
火車_一也/或則禁土
嗟是誰愆乎我有_二野
即評林作蔵而秘之
尚同志空人魚孔寿
_レ梓行_中于世_上予 ̄カ曰者本
辞亦固何為腐云是
為_レ序吁秦狼
昔元禄歳次_二流星日
一切衆生氏
○勇巴堂嵐吹
□□□□
姿記評林序
鱸といふ魚類は滑坊主といゑと
餌にかゝるわづらひ弓上一の人より
古今集恋下紙屑ひろひに至るまで恐懼のあは
ひに形骸をか愛いがるは皆是面門の四寸
に御評判をくるしむ故なり爺婦なく
主奴もなからんほど〳〵には火打箱
のきづかひもなく天の破れて首
打おらんかなし見もなし先に
我娑婆にほだされし時は親仁
彼骨もなく呵しも雅意に弥喧く
おもひ
娑婆荒面倒猿睾丸木懸
政扈踵粘地雁反頭圧天
瓢箪科紺駄馬着羽化銭
一痰増暫暫鬼援俟居先
とはおもひしか早晩か野良界に遊恣
をかへし能風図の外にいづることを得て梁
婆野寂光のしめしめしめしらいつ
得不知箱をまけだす折から和静す
婆婆荒面白何有_二片心懸_一
臘雁三千里/里/尺寸天
虚空杵信_レ足憔悴腕郎銭
結癖幾回問闇沫敲先
されば娑婆に御座弥夫達を見るに
或は瓊瑙の台に二人かはせし私語た
れしらぬとも後は狐懲ものを推
熱かなしみ有或は参差にかよふ
意気の松原/花がうんたかん
まん真円腹きるべかりとおもふ
雑雑雑も皆是なづみのいたりなり嗚呼
当世我とおなじき瓢種野郎衆
に遊で娑婆印寂光のしめしを
さとつて涅楽の床に入れさても
有難ひことの何様もつらりと
御念仏〳〵〳〵
元禄執徐落花十六夜前日
華葱軒蘭水鴨川 ̄ニ徴咲
上目録
一東色筆紙一東色筆始
一東色筆始一水木辰之助
一芳澤菖蒲一岡田左馬之助
一小種一/一/一/一/一/一一勝浪千寿
一霧浪千寿一出来嶋小太夫
一岩井佐源太
一岩井佐源太一山本掃部
一早川初瀬一小野川宇源次
一村上竹之丞一太和河甚之介
一竹中清之助一水水木浅之丞
一藤田今大次郎一吉岡求馬
一水木菊之丞一尾上右近
一瀬河竹之丞一高尾林之助
一玉川吉三郎一岩井倉之助
下目録
一水木辰之介一七ばけ
一鈴木辰三郎一膳村半太夫
一勝村門之丞一山本難波
一芳澤小柴
一芳澤小柴一霄浪花妻
一坂田六三郎
一坂田六三郎一岸川豊之介
一山下松井
一山下松井一水尾木難波
一村上船之丞
一村上麿之丞一山下小才三
一山本市之丞一山下亀之丞
一鈴木重巻一水木姫之介
一大和川桐之介一桐波常世
一大和川桶之介一桐波常世
一今村弥太郎一小桜友三
一吉原呼一大磯野
東色筆始
漢和県下
花占
花-占水生木辰之助
おもひの練り砕く小野川甲斐源次
むらさきは六十帖を春に洩て小柴
手上芸濃千霧波
難波
葦貫月
二角の寝覚菊御娘水本
唐大わか愛き沈の巣草豊助
くらに渠は鬼はや誕岩井
カドガチニナヅイ
歌門
歌-門
門之助
早川
瀬川後
初-瀬川後早川
竹之丞
イヨ〳〵ノクダリイノチ
半太夫
彌行命
文半
弥太郎
千集集河竹の中おもしおきしろき詠
野夫子に母哀しらする岡田左馬左馬
卯辰
卯-辰-浪-天鈴木
秋秋集秋うつくしき眉のうす霧波の巻花妻
艶-鐘尾上萱右近
千葉集春秋秋秋秋のおくのおくの名蒲
兵交恋坂田六三郎
玉川河泊處吉三郎
玉川
岩井のつけざ汲たけが延佐源太
和気の山とやじんじやじんじやうゆる人甚兵衛
藤十
藤-丁妙順-銭坂田
金子
金子米揚-口吉左衛門
松長
松長雄重顯六郎右衛門
逢た時飲だ勢ひ三笠城城右門
難波の竹のやさし手挙水尾木
小南に雷加宇のはためきて
藤八
友三
求馬
馬門
馬-門出来絹求馬
小太夫
団閣宮崎月団九郎
松本の秋火車も肝煎六右衛
檜扇は濡僧正の御かたみ
香圖胸次烟嵐桐之助
三星心字点
九葉
九葉痔形円
花に成り其近春の門の海門の徳松
狂言
作者
先あたゝしき梅発の旋□山下
□□□□□□
□□□□
震脱毒
□□
柴蠣
黍采図書
□□□□
なし
芝日助近
いふ
□□□□□□□□
□□□
□□□□
八日
四冊
□□
人
人々
人
□□□□□□
久笹雅楽
□□□□
十一月廿九水水木辰之助
参御一言心鏃鏃
柴扉且暮唯相胆
震槍程語舞台脱
芝居運_レ歩是長
芳澤菖蒲
芳野花難面冬風
澤邊平天散掛公
菖蒲杜若五月項
君容止其迄余風
廿一月
□□□□□□□
蔵
□□
〇
卅九
を
十一日
十一週
岡田左馬之助
高〔図紅葉吹散商
龍田川錦公侯堂
左礼少篇嗜者本
馬何様性悪御房
ろり余のかたとちがふて
悪性な事もないげな亡
札
も〳〵牡丹は面躰にはあら
ず古人のほざきし内証
までの事しかし御吻に
桐為_二勘-当-箱箏_一
申分ありて玉に疵せいた
ゆるまもなし去るは此親
仁麦畑に求食雁金の子
孫と見へて行つきいや
ゆるゆもなし去るは此糀
せんねんもござれなじ汁のみやこ
千年御坐馴染洛
なり人しれぬ床の内
客の意によりてかはる
げななぜにいはぬが秘みつ
寿露金露孔露-露-離
賀茂川に出来嶋あの
うつくしき御顔には
天と白癩のゝ字師
出来嶋小太夫
唇のうすきは紅のあ
たいすくなふしてよし
天晴出姿来見川
城張つよすぎており
〳〵ふくりうせられし
掛_二八十嶋恋釣船
はむかしの小三匁皮
盤谷の騒人のとる所
忽法理町
是許野夫唯安託
無_二大小君太済涎
いはゐでかなはぬ此君の評
けいせい事よししよさは
岩井佐源太
震のを見た事がない第一客所
うまそうに見へてよし
あゝ光陰人をとゞめず
排岩戸様好編笠
髭題目印鼻のしたに
はねちらして日蓮宗とな
はねちらして日蓮楽を幾-人抛_レ金-編笠
れる袖にけぬきのたゆる
まもなし順礼衆のかたり
唐事不_レ和日本誰
き一座よし我が客にぬれか
けて見にまし心入しめりて
筒井筒君舞袖笠
あらし船と子供象は浮たがよい
八重の塩風親仁につげ
千といひし国には三十ふり
袖四十嶋田も希有なる
山本掃部
事にいひ侍りしにむらさき
やまもはなとみればやましこをてらす
と云物世にあるるかぎりは
山与_レ花肴山下遊
関寺の婦がよわひまで
柔羅尼の鐘をなげくさ
れば此君第一したゝるくして
かのひでんのしりめにて
見られては心こゝにあら
本朝濡神飛_二宮川
きんちやくをはらつてみるぶたつのしりめ
掃_二巾-著見舞-台脱
ず夜食をくらへ共味ひ
しらぬ客の鼻毛
部類空只心不_レ焉
温公が団木の枕それ
にはにずも羸時/倭
めてみじかきふすまよ
早川初瀬
り踵のつんでる
もおもしろかりつる
待暮嗟早報九鐘
かりのやどり金持も
苦なり子をもつも苦
なり許由が風流林下
夢矣宮川足岡
に街しへうたんからどらの
一寸見初頭壺入
つんでるてるまゝ八百矢は
三州のひやう第一しこゝるゝ
無_レ理逢瀬鳥乎籠
羅津濃契話はいや天妙云人も有之
稽手づまに随て移り
るこそ漢武も蘓子も
小野川宇源次
気をぬかれ一子房も孫子
も手の出されぬせんさゝな
れど人の心と榧のむしくひ
小僧布施銀門見
とはうゑから目利がならぬ
とある虚人の語りけるも
渓此君の事御刻に似合ぬ
野夫披羇然君章
濡しう氷に古銀のやう
なるなしてあくしやう
川原河-伯否-好
はいらぬもの箱根山
よりの御言伝
《題:後浮雲四水御/覆
むら〳〵ばつとおつ散
すいきほひ順礼象は
廿一日村上竹之丞
扨もと評し半畳は
浮石々も御器量もよし
むらくもをおつはらへばはつどらのつき
村雲雀払初空月
御口上もなししかし御
類に艶なし一座か
とふしておもしろから
山上花潤発色春
ずされども日待の時
よし云りやなぜに滞
彼竹林帥ノ乙械
はなしが御上手
久様仰万輪万輪
唐人の皇漢の武帝
とかや懐に秘みつの
とかや懐に我みつの
橘紙を多しなの誠
に練木のやすからぬ
道をおこなひてしより
たいもんふうりうぬれたるしよらち
大紋風流濡諸坪
風吹洞にうき世絵か
いて鑓踊など彩色
和気第一慮外嗟
菱川かながれ東波
軒となんいゑる心中
のせのせのあふせもあらば
川之瀬瀬逢瀬在
もの専此道をうれ)
がりけるとかやされば
とつと苦象のよひの
はなはだおすべいかけてやきり
甚可_レ押掛_レ押_レ可_レ可_レ可_レ可_レ押_
水木のながれをくま
礼し故谷合はふかく
水木浅之丞
こそと覚ゆ浅草清
水の本尊も御存知
の通りびたつかるゝ
水晶面影薄雲盛盛
行成よし拙僧本意
にあらねどもかはす
木端此身百夜情
枕どふも〳〵しか
し安やらに男か〳〵
胸煙唯有浅門岳
つて見ゆ是も御年
ゆへか
茶屋ぼもたのみたのこれけるこれけるも
弥保奉憑之今明
錦はうつくしけれど一
行の難あり羽二重やはらかな
藤田今大次郎
れどべら〳〵ける夫有去は
ふしなみにたもとをしばるまひごしのわらひ
子共衆かくのごとし火尽の
心は蓼喰虫あるは菊はしめやかに
藤波絞_レ秧舞/腰-腰
てかわひらしとてのぼりつめ
藤は予都にちら〳〵跡ありて
鼓は宇都にちら〳〵蹴あり左田舎虚気只忘佃
可成乙ひらし師口もと京間
とおもひしに田舎間なり市
とおもひしに田舎間なり今日明日浮浮浮行
酒まいるこそ苦象はよけ
水とのぼりつめ玉ふは外の色
ならねば鳶もあらんかし
たいひのなさけにきはうちやうてん
大悲情気有頂天
唐の衛の霊公は弥子媛の
といへる若衆を求てし
●桃の食分を喰分を喰ひた
水木菊之丞
まひけるとかやされば
我等も梅干のくひわ
水鴨川水諸分流
けにても食たひと
存ずるしかし会風才
木伽羅木焼手抽
良しう見へてすこし
口吻に申分ありて相
もしろからず市肌はよい
菊盛成菊唾慈石
ともわるひとも申候
ぬがましかひの
援是何様恋稲舟
過しうきをわすれし
目出度身うけ尾上の
尾上右近
鐘もひゞくと弐らん
むかしはこの君御手ふ
しやうな仰干通じやと
やまどりのをしめにくやながきよを
山鳥尾憎矣永夜
きゝまして今は予干の
辰になりましおなし
いやがうら入におもひそふむねのほむら
弥上思添胸焦炎
野浅色の方へのお勧
どにもこしんき
に弔陣がなひけな是
左之右之嗟心気
もじまへになられし
ゆゑかしらず
まちやをはまつもひさし
間近御辞待久滝
薩摩がた沖の塩うり
も腕首うつてうむじつ
瀬川竹之丞
やりもらさぬと云声し
せもかもがみのせはいろのふち
陸奥の安達が波羅に
黒菽ひさく親父も肩
瀬賀茂川瀬色淵
こしてあじよつた若象
かしらなひもさと語る
川 ̄ノ西巻籏東山燃
あり実此君自然と
生れついて酒器量な
竹離烟烟-遣_レ望
れど御一所故かかもん
殿に似て自慢貌過し
むかし思ひ出したら。行末の
さまはあつはれまんびやうさんたいゑん
義 ̄ノ通萬-病錦-円
我此君を見て唐の夕霧
の装なりといへばある虚人
我にとふて曰かじにも唐人の
高尾林之助
夕霧ありや答て曰あり大
門廿六里北にあたつて
松がまがはらにかみおはしましてより
高間原従_二神御座
大門口彼種尻にうち
のせし王照君がこと
せきれいのをはあひのなるだちこひのうた
鶴写尾恋妹恋歌
なり又問しからば云の
夕霧も此君のようにして
彼上林惣風味左
たるいか答て日さればし
たゝるき故元帝といへる
之明不_レ知先当_レ襲
医志坊に見捨られたげな
なむしもしこめば木蜂と
なるためしあるこゝに
玉川吉三郎
坂田の滝鼠御器量も
吉ける程と太夫本のおよろ
玉者無疵天性黛
こび先はめでこし会席
の風俗大体しかし大坂
のふうしやんとせず
かわたけのおなさけぬれのせうめは
川竹御情濕正名
御断て野夫はころり
ふしだのぼん
床入の高ばなし一
吉田坊様見斯体
産のさはり今参り
まいでひねりこむはきんだいのどし
七十五日とかくはかさる
三枚摺籠近代鉦
ねて
《題:處によりて草の名も
かはる浪速のからのよし
○岩井倉之助
あしことも見るや都の骸
人も泥をとられしも
いわはしもかりばしもめつたによろこんで
にくからじ思ふもおもわ
岩橋假橋滅太隣
さりつるもたゞ周思君
ちよつと岩井の御盃よ
井本礼而野笑朝
きもあしきも水ぐきも水ぐき
○といふしのおもひをふくめる顔せ
倉開当世色根本
仕或は鞍馬おくから牛
左源太殿のかはりには
君満件羅添宝船
親方の貧乏
水木辰之助和漢合体
水在_レ龍名助_二推参_一
同
きの
我木端之此援庵
田づ舞津声け有
之国多磨木能男
水木龍之助七化狂詩
永無熟池金生水水//之之之之之之之水水レ水水
用木
御
龍
椿
潜夜
襲怪舞
龍
様子七
変雲模
現□思解
恋首環
輪廻毎日
舞台間
諸人感妙
疑_レ云吠
其侭写成
煩悩肝
第二初冠
天上人
甘興看則
而男男
好非歌枕
遣_二転寝
難負四水
水木木
白髪影亦
公世間
不_レ鏡真似
此兒鬣
撃腰立處
現庵老至
川浪潑聲
何鬼潜
頼服著紅
為長卿
丁厂三口
凡丁丁
桟敷覆落
半畳仰
四人婆爺婦
咄響声
の
一振烟為二振傾
想像此前
一才小六方
転転転活
利拍拍
三絃交千
今些長
飛燕軽業
何及君
藤壺愁鬱
屑不_レ員
龍勢仕榎
如_レ得水
自_レ肩至_レ裾
真点頭
鐵甲還薄
芸州夢
七戀七頒
左不究
今日此君
舞_レ乱時
猩猩自得
_レ離_二禽獣
好事門を出ずして悪事
千里をかけるとをらん
御江戸の御呂波殿の落
鈴木辰三郎
書にいろはにお下手
ちりぬるをばゞと申け
鉛虫声夜中夢侵
るとかやされば此君の
落首に姫ふりはいろ
まつしかぜとともにきみがねやをたづぬ
木公風共君閨尋
はしろふてあぢもなし
かなぎり声はおまへかせ
辰巳喧許乾鋼彌
きにとある人の申さ
さんじやうさんがりきくかりばしのけん
れし
三條下聞仮橋吟
放下僧の舞ぶり自
慢貌とこそ見ゆれし
かし行成うつくしうし
勝村半太夫
てよし宇田村殿の御
一家すこしたかふ見
勝華玉容点無_レ疵
ゑます芸は伏見で
見ましたよりすこし
村雨添_レ涙伽羅膏
あがりました
半顔紅葉平顔桜
太鼓与_レ客雷轟_レ道
処は阿波の鳴門なるに
蝋燭の大尽達弐三人
芳沢小柴
《題:唱行騒ぎしに勝手
より吸物を出しぬ我れ
賢くも蓋をとりて見
もかんばしくそのふにうへしふにうへしふに
芳名園生植二葉
れば人間のすいものなり
とわつと驚ぬよく〳〵
見れば味噌吸ものに
澤涙多羅尼事業
に
我影のさしいりたる
なりと腹抱笑ぬやゝ
小町徒跣皆流言
あつてかたはらの虚
紫所緑天次第時
人申けるは残去けん
ふるし謎し
て六合五勺
呑まひかと
云よりはやく
なぞは花をぞ
ちらしける其内
此君と京の
町とおなじと
云謎あり我
感歎をだけ
どもしれず
金を求るものは砂をあつ
めてこれをとり玉を翫
物は石をひろふて是を鑑
霧浪花叢
とやらんされば此君よく
もゐがゝれたる玉むかし
霧纏_二翠黛貴妃面
下和が玉を堂きし玉
す今此界に生れて理
な町しろきはだへにゑいずせいしがよ云ほひ
浪映白膚西施粧
きし君なるらん座持あ
はなにしてつねにものいふきやうのわかくさ
つはれといはぬ人もな
花而常言京若草
し衆人愛敬の有は予則
つまもこもれりいろもこもれりこれきみがさかづき
染に坊有て愛染まつりてもせ
妻籠色寵是君觴
らるゝと社覚ゆしから申分有
いはぬがまし
虚人問て曰八虫奴男の
枯髭はないげなおしこ
◑坂田六三郎
むは定て三六であらず
しかるに三寸五寸とあり
十九日はてるものをのうらず
いまだ日用首にもいた
坂晴渡陰賤男恨
らぬ物をと云われ答て
曰汝が云事は加宇の事
ごのうらふねこがれやくきみ
田子浦船漕行公
今三寸五寸と云ハ世話
にいむく三寸五寸は虚気
の鼻毛と云ことをしゝる
六道凡夫無不泥
ずや
三寸五寸思_二推籠
けひ勢ひの物日の前
になりて状くるゝと芝
居の貌見せ前に子供衆
勝村門之丞
の御情ふかふなるとは
感心のいやらしものは
勝花集禮西藤思
なゐとある人/我にかた
りぬわれつく〳〵お
村雨行成誰袖裏
もひけるはせては此君は
いつとてもかほ見せ前
とおもわるゝかしらず
門入編笠散見初
之揃瓢巾歟不_レ止
いでおよ人をわすれ
やはするいやわすれま
せぬいなのをざゝの
山本難波
一夜なりとも称たい
と云は此君の事なり
山有_レ仙四水此子
されば床の内は畳の
屋すどことこそおぼし
本天白癩呼_二当千
めせしかし御めもとは
蓼酢にてもいけぬでい
難合月画賤胸算
の
なみにうをかやあけくれみやあけくれみやがわにおどる
波魚且暮躍宮川
海は化して陸となり
葺は渠となり牛は虎
水尾木難波
となり女は化して石と
なり人は虎となり草
おかをはすひしやうりんつゆをふくむいる
二十二日晶輪含_レ露色
は蛍となるためしあり
顔水晶輪含_レ露色
されば半弥殿化して
此君となりたるかと世
肌尾上桜亦欺_レ瑞
の人の沙汰しかし羊弥
あはれむべしきのはしきみこゝろあらば
どのは小野の小町とこそ
可_レ哀木 ̄ノ端君 ̄ノ有_レ意
覚ゆ此君はそうはなゐ
げな
難波津咲横花料
○配所の月罪なくて見
鴨川の水心ありて呑ば
◎村上繁之丞
おもしろかるべきにさること
あるまじければなり
されば此君の事をお
とびめぐるうつけもふづんで
村里村里廻暗向泥
もふに先の世にては
〖療法〗両替やでありつらめ
その報にてとこそ覚ゆ
しかし行つさいやなり
さては武職野
上手例発露離吟
一けんはあげさごげんづのまよひ
繁御言唾三途漕
様子仕出山隠迷
をしまのあまの袖を
も此君に見せたらぬれ
一やうがたらぬと云ほど
岸川豊之助
の御めもとしかしに
岸有_レ花径天色眼
くうはないされば六
三どの屋瀬河殿など
はなにやらあると小類
廣澤月今鴨川岬
とやらいゑる御人の御す
なし君も可愛ものは
ないか聞たし
本朝浪/片連元豊徹
君情井入此瓢巾
吉原の太鼓に羽織借
と河原の金剛に小銀
あづけ松くは倅のせぬ
山下松井
ことなんめれされば此
山散散偏起恋山
君舞台て見まし
たより取寄ておもは
しからずしからずし旧冬
興下引組人目關
太夫本へ御かゑりなさ
れてきつうおふとりが
見松婢綿業平面
まいりました
井筒発南彌生顔
大坂の堀には吉原雀と云
子共衆有と聞いやらしき事也
ければ此君の御姿有女
●山下小才三
即花の風になびきた
るよそほひ面体はな
山峡廻行思結_レ波
でしこの露にぬれた
るよりもやさし市
石下蟹眼恋君多
都はお江戸の平八殿
に似たと云咄し余の事
はいはぬがまし
心小蓄_レ忍幾煩惰
才無_二為方長恨歌
唐土にても松は太夫の
名代なるに北野の松を
山本市之丞
てんじんの松と世の人申
しきゆへ松腹立かれぬ
かれたはけちじやともふ
山冨士程思参候
すも堀池の坊の事お
もひあはすればおかしき
本本穂出我浮浮
に鴨水のにごりたるも
いかなるよしかありけん
市中山中是第一
上光久より下染殿に
いたるまで意気もなく
之吟四橋石垣游
すりもなふしてかの
山下殿の申
されし天豆に
ならぬむかしと
こそおぼゆえ
れゆへかしらず
〳〵
此君の評に
曰第一うつく
しうして春
の花秋は深
山の月と松
ほしめせ
汐乾に見へぬといひの
こせし沖の石にては
山下龜久丞
なさそうなれど
御めもとはいつとても
ぬれ〳〵として見ゆ
山郭公初音響響響響響響響響響響動響響響響響響響響響響響響響響響響
ければ浅右衛門殿の
御子を方にあしそ
見へますはない予仕合
三味調下室葉箱
かめはまんねん
とかげながし存ずる
亀万年不老不歟
君載行之波鹿車
ければ此君のこと申
ましとう松も人とも云
べきことなしさても
鈴木重巻
うつくしや〳〵〳〵と
不讃人こそなかり
衾振緋_レ秋万歳楽
木撲提/提腰太平楽
さ〴〵おもしろきみやこすきみやこすどこ
種面白京涼出状
さかづきにうかぶつきにんげんのごくらく
捲浮月人間撫楽
されば水木の水と
いふは浪速の水にやく
塩のしほらしき風俗
一野作作丸作作水木雅久助
どふも木は八千の椿辺
水辺岸波従陥入
て辰殿のおたからされば
朱畫が註に
と住す毛詩の註に
木野夫石三指識
は玉姿と注す
たすくるにして弥捨
の船かしらす
おんなはうるさいすいたみやがは
姫石流左好宮川
これやいわつらつしかごい云げ
之召我等辻駕急
嶋原がよひに家質を流し
道頓堀ぐるひして御城米
かりて切近くらつらいの大
大和川桐之助
盃の御名は一挺切の念仏
大尽あるひはお江戸ならば
無大事_一此勘当箱
本郷の風大画あるひは神
田鍋町の丸太大魚といふ
和巻舌_一颯破理牀
ならんかされば大和川の
大通泉の御名は川村殿と
彼川潜上珮颯颯
おぼしめせしかし此君の評
第一うつくしうして行末
銅紋黄物朝日霜
たのもしなりふりはきりきつてのへ
京の水はすなほなれど
むらさきにはめでたから
ずといへども君はむらさき
桐波常世
ほうしにかなゑり第一
発明にして行す衛たの
_レ桐/無類香茶唐摺
もししかし我等は君には
山下半れ殿の木綿羽
織なぜにおもひほし
小波無_二遣瀬_一恋眺
無常変只思君草
世三分五里押奴
されば此君のしだし
雪の内の委後は何
今村弥太郎
ごともるつひもせす京上と
誉られたまへ
村越谷川山越漂
今宵手折芝蘭條
太鼓末社不_レ知味
弥保自_レ元牛角観
にかひのすしごをひよ
つとのぼりたたると
◎小桜友三郎
き田舎のうつり見へ
ますある瓢巾がいわく
それは〳〵〳〵〳〵
桜散木下陰革堂
一湯ざとこにいらんきゐたへ
去来淋入君此方
なかにびつくりわがむねをおどるゆ
小夜中/怪我悩懼
此思不知鐘撞坊
遊宮川賦
登二-階_一 ̄ニ以-四-四-望兮攸-日以消
_レ憂覧_二斯-屋 ̄ノ之所_レ處兮實顕-敵而
寡_レ仇挟_二鴨-川之通-流-_二石-垣_一
之長-岸背東-山之広-陸兮臨四-
水之沃-流西彌五-條南接_二松-原
華-容蔽_レ屋紅-顔粧_レ閨雖_二信-美_一而
非_二吾處兮曽_何足_一以少医_一堕_二浮-
沈_一 ̄ニ而遷-逝兮漫諭_レ旬以迄_レ今情
緩-緩而忘_レ帰兮孰憂-思之可_レ任
憑軒檻 ̄ニ以遥-望兮向_二窓-風而開_一而開_一而開_一而開_一
襟洛-中遠而極_レ目兮蔽_二祇-蘭之
後-峯路透-色脩迥川既添而済
浅悲吾-宅窮屈兮演横塗而弗
_レ禁昔孔-子之在陳兮有_二帰歟之
嘆-音_一水-辰舞而芳澤奏兮-半
去而霧-波起人-情同於懐_レ土兮
豈口-舌而異_レ心惟_二貧‾久之愈_遭
兮僕河清_一其未_レ極魚男-色之/
昌兮假冨-貴而尽_レ稅懼_二盃之徒
乾_二兮畏_二梅-干之莫_一_レ食歩烏-乱
徒-痾兮自-日忽其将_レ溢風蕭-悪
而置_興兮天惨惨而無_レ色懇-尻
狂-顧以設_レ礼兮過-車相-逢而談
分四-橋轟其多_レ人兮/貴-賤行而
未_レ息心悽-愴以感-発兮意鏃録
而不_レ徃循_二階-除而下降兮思塞
於胸-臆夜参半而不_レ寝兮帳盤
植以反-側鳴-呼何-時復來-遊此
里十一
吉原吟
卒從_二踏_二-入此色界_一不_レ言全盛或不休
六盃機嫌分偏笠二丁挫出戀否用
毛渡_二脇指胸取次先探_二巾著_一意難_一意難_一意難_一 ̄ヲ_一
誰彼道中待_レ誰被君故既言為_レ君悠
散恭叶_二嗔物食口_一隔子柳_二倭厄者頭_一
天神勝山髪残恨太夫吉野花有_レ優
諸国空気声。腐高牢人悪日夢浮浮
一能一能振_二-擧面萬輪萬輪克廻_レ牛
石部金俄和_二巻舌_一百文真早棚_二鼻油_一 ̄ヲ
古文真早門_二鼻油_一
手沈仕成吾妻細頬杖者本夷中投
火車見_レ露如_二螺舞_一揚屋戴_レ紙以_二年像_一
鎧持無異急_二床入_二駕舁下便嘆_二何酬_一
諸浮操付大寄比口舌張強小会秋
爾保勝目明鑑涙師者忘レ姦衣桁版
梅干被_レ障夫通欲巻鯣催_レ酔焼風流
一兎角自_レ今止_二僭上_一南無三節只結抽
大磯吟
從_二和田掻破諸浮_一幾通者泥曲輪_二此曲輪_一
糸鬢奴男城張荒墨髯敵州遺繰爛
恨_レ別驚_二藁貫指錢_一等_二嶋財布-財布銀_一
性悪御房少為_レ嗜頓的抜作見早論
雀是檀那見事渋磊弥大盡足腹積
就_レ中打込助入爐神本鶏面虎流身
時宗操付手管杯少将仕成有_レ分菌
鳥籠浮気滅法戒寒否浪人不好貧
閣恩曽我増左禮抹香先生添_二此津
評林跋
末世の比丘少童を犯ずと波羅
奈国の寺町にて辻談義せし人も
去怒賢を覧して色にか人より魯国
の二条辺にて売講釈せし人も
と何くんかある上界は皆恋一寸
さきは闇いでや此世に生れての
世話是なり頭日菊水先生の撰
せる淫男浮林を見るに三千世界
恋我恋の恋をあつめ十才浄土の聖の聖の聖の
をつらねてつまびらかに其評を
尽せり是亦世話の一端にあらずや
ずや
蓋此書に対する則其分その
いきあたかも秦鏡にむかふがごとし
いまだ此界に至らずとい得
ども屋暮なりしがすいと
なんぬ先生のこゝ路只世のかい
かづきする客おあはれ
むがために是をあめり其功
史記の浮ゑといつれ
土口堂
元禄十三春
及水跡
見玉新四良
六〇