妖怪雪濃段(鶴屋板黒本集第二八册)
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- 富川房信畫
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- 2026-08-17T19:23:17.919Z
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- 2026-08-17T19:23:17.919Z
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- バケモノユキノダン
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- 東北大学
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- 2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
かゝりしかばゑぞのほうより
しくんたなびききくるみ
大王あらわれ給ひそうほしか
むすべきよし申わたし給ふ
なんのたはいもないいゝさすが
なんのたはいもないいいゝさする
ことはらちもないことかやいま
よりりやう人なかなをりいたす
一月廿五日
絵師
富川吟味
通
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噺怪雪濃殿上の
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米はけ物番のだん下国
越後の
国の山おくに
ばけけ
ひさしく
きめき
ばけ物しや行に
少かうまん心にて
出ける
よけ物ゆきの□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ぐそうで
おじやらふ
かくて夜明
かれ
の
やどを
たのむ
ゑちごの
申〳〵お女ら
大坊主
なるが
大高
跡へも
十一十八
しなのく山をくに
としへてすむふる
一たぬきの
こつ長三つまなこの
〽女ほう雪安
あいさつする
アヽおやすいこと
ながらていしゆのて
るすにわたしが
とりますも
あなたに
山ねこのさ
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してよい
とまり
やとがござり
まする
大坊主
此うへはたがいに心をあはせ
坂ためがたましゐをうばひ申さん
あれ〳〵東にあたつて
あかくするどなる
うんきなしはぶゆう
すぐれしもの此山人はいくわい
おぼへたり
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おぢぬ
物はない
しかし
さかたの
きん
ひらめ
より
くそう
くたびれ
申上
女ぼう
をんな
四天王の
たちいでう
わんばうを
ぬいで
わたせ
しなのゝ国の
山をくへ
かざし来る
ふもせぬ女房女をうだれ
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さきへだせ
やかしだ
はきが
はづむ
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さても
さんぞく共金平を
はがんと大ぜいかゝの
坂田かぶゆうにおそれ
さな〴〵ちそうして
国さかいまでおくる
しづかに〳〵
よい〳〵
りし
多富川房信筆
それより
坂たの□金
酒を
所に大の
またが
かほを
なでる
大風
大成
卯九一
つそうが
りうの
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此ころは一つ
いやまはけ物で
わうらいがござらし
高五次と
庄やのが
見てせつ
しめさつた
けな
何でも大なり
坊主だそう
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ばけ物の
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したゝかのみ
かたはらの
酒やへ立
よりさけを
里人の
はなしを
がつかない
事し
それよりさん年ばけもゝ出る所へ
行たりけるに
はなしにたが
わず大坊主を
同
さま
さま
出けれ
ひう
大意
さつの
おし
わけ
三雪女
あらはれ
きもの雪の雪の雪の雪のたん
富州房信筆
の
ばけものを
切ちらし
大むじなを
ただぬき
いけどりける
こゝち
こそ
よき
□□□
しばつて
見よりものと
出るぞ
坂田のきん平むしや
じゆ行ゟかへります
〳〵忠節を
中世文庫