梅雨濡仲町 初至三編
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- 歌川國貞畫
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- 2026-08-17T19:23:18.081Z
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- 場所: 江戸
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- CC0
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- 歌川國貞畫
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- 日本語
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- 蔦屋吉藏
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- サツキアメヌレタナカチョウ
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- 東北大学
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- 2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
梅雨ふれた仲町
初編
弐編
三編
也
梅蝶桜浦貞画
小され
金五郎
御知失堂坂
職書
しん板
柳水林種清録ス
第二編上下
火の用ひ
経清作
消貞画
国貞一
三十一
種漬
三
さつきゆ
酒仲町三編
下の巻
りうむゐて
足から
梅てふ桜
しかく
紅えい
だら
文庫
やすかく
紅英堂の製望に任せ十番切の二番目
に五人斬めく世話品を丁短触ひし船船に古衣合
甚三が恨の傲報伎殺といまも猶流もたつみの小さん
金五郎巻に発と河開を一君行屋の正本編
者笹興ふと無西吾東に聞ふとすれど充満
大入何座にか穴がと裸々て廿丁を書収たり
共も長くはおめまだるからんと小三が員の三巻
にてめてたく切の開大期頭取めかしく先は
二編へ
二十六柳水亭補助
一柳水亭種青
海西切
松同市
小関
小糸
金頭
さいきあめぬれたなかちやう
小さん
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
金銭弐百文
三まく読切
同断同
板間初
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
甚三郎
次に
金五郎
一
びな
小さん
わか村屋さらい
狂げんの図
同同同
刈
一
一位
立室
福岡宿
なかむじや
内治
海海酒切
右同衣同衣
よみはじめさうしには
はなみづばしとちやを
にごすことばはあれど
すんだすゑきやうごく
ばしのかはびらきその
ひも五月廿八日とふときも
かいたるはいはでもしるきかみゆひどこそれと
ならべるでぢや屋の見せにこしをかけたる
ひとりのげいしやこれはちまんのまへどふり
ゆきのしたなるなかちやうになをとゞろ
かすこひなくりひとりのをんなを見かへりて
〽おますどんあのはんじらう
いやしきもおひもわかひもうち
こんじさるにもはやきころおひより
ひとのやまなすはしのとうざい見かけも
はやきしやうじのしるしやつこのあたまの
〽さんはとふなさんした
らふぞいなァ〽サア
ちよつとよるとこ
ろがあるといつて
きんごらう
さんといつしよ
においでなさん
したが七ヲお見
えなさんしやう
わいなアトうわさの
くちのまだかはかぬに
せんどうきんごらうを
ともなつてこゝへいりくる
ひとりの
わたそ
らうにん
これば
かまくら
海両内
あふきがやつ
にてさゝの
はんじらう
というさぶらい
なりしがこひ
ながため
にはおや〳〵の
いひなづけ
せしあつと
せしあつと
なりそれを
見るより
はんじらう
こひなもともに
とびたつうれしさ
あへばいつものくせ
ながらやぼらしい
ほどちはやう
ほどちはりんき
だてものなるこざんとて
これきんごらうがかくし
いひついはれつくぜつ
するかゝるところへ
ひときはめだつ
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
をとこなれ
どもをんなには
はじかれがちな
かたきやくその
なもふるてやじんざ
とていやみがちなるかね
もちがほつれたるげ
しやはなかちやうのおほ
づまなりされども
びちよのかなしさ
にはあまたのひとに
こひしたそれより
さはるもくどきたて
たがひになびけんと
おもへどもたゞきん
ごらうにてい
ぢよはだてゝ
百まんにも
なびかぬは
たての
あた
りの
おほたまの
おともここ
しもおそろし
よのたとにいふし
ごとくいろはしあいさこ
からじそれと
しりつゝ
おとこ
ぎはげに
折同市
〽さんのほ
かけぶねのりかゝ
つてはひくにも
ひかれずけふも
うか〳〵こさんを
つれていりくる
ふるてやじんざぶ
らうあとにつき
そふせんどう
たしちむかひ
にいでたるわか
むらやの女
ちうおたけも
とも〴〵にさんざ
めかしていでき
たり〽これこざん
見やれけふは
きやうごくの
かは
びの
き
おび
た□じい人じやねへか□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
京極若村屋に
おいて童手踊
大梭の図
海海辺
掛両材
若村屋の二
▼一めつたな
ことは
いはんす
なら〽きん
ごらうに
めでしら
じんざは
たえねて
〽イヤかくし
てもしつて
ゐるせん
どうの
きんごらう
いへばこさんはにが〳〵
しいかほ〽わたしやひと
ごみがきついきらひ
どゝはものぼせてならぬ
さしでぐち〽そりや
さつきのごしゆが
すぎたゆへおち
ついたほらよふご
ざんしやうそれに
けふはにはかでんきで
みなみがつよくふき
ますからサそれで
さんがのぼせるのだトじん
ざがことばにたしちはいろ
わいなトいふをおたけが
おとこは
いゝがしやう
ばいはたかの
しれたるこ
ふねのり
わらざう
りいつ
しらうさんとふたりして
つけ〽たんなおまへさんにかへ〽ばかをいへ
ぞんなかふはまはつてこないはまア
□げん
めばやくきんごらうべとなたかと
おもへばふねてやのじんざさんじ
いふをこいなももろともに
〽ほんにこさんさんよふござん
したなア〽こひなさんはんじ
おうらやましふござんす
ぞへトをんなどうしは
とこやらやさしくちやほや
しつるそのところへはなに
あらしのあら〳〵しく
ひげむくつけなる
おほともばんざう
のつし〳〵といりきたるを
ども〽ばんざうさまよふ
かほにこつかせ〽これは〳〵
どれも〳〵ちかづきの
どれも〳〵ちかづきの
かほばかりイヤほんぎやうの
ふるてやせんせいこざんを
つれてみちゆきだなトまは
らぬしたのくちあひを
じんざもおなじくわらひ
〽さればけふ
されていた
なんにしろわかむらやへトきたるを
わかむらやいつ
ゆきのしたのなかちやう
ぢうのげいしやのまめ
れんとやらのさらひがある
からみどもがかくしけいのしよ
さごとを見せるつもりでわざく
まゐつた〽それはなにより
いつけうトそやしたてられ
ばんざうはあたりきよろ〳〵
見まはして〽イヤはんじらう
どのといひじんざせんせいおもは
おてきをひきつけてアゝきがわるい
〳〵トあたまたゝけばふる
てやじんざイヤモヲはんじらう
それと見るよりをんな
さまはかくべつこのじんざはにねん
ごしこけとしりいゝよび
おいでトいふにおほしま
とふせどいまにやさしいこと
ばもかけぬはこざんが
いのちをかけたを
とこそこらあたり
にまぢ〳〵とじ
いふにきばやの
きんごらう
うでまくりして
かけへばん
かけ〽ばん
かけばん
こさんはきがねし
ざうざまは
だいふごきをあしくだてゝ▼
「ほぎあわない
そんなん
えんのき
れめじいや
からんだ
かねのいくはう
そのをに
つひてせんどう
たしち〽そりや
だんなのおつ
しやるとほり
かねでもこばんと
いふものはまとひ
ものか四かくな
ものろついぞつぎへ
同同
梅雨初
若村屋の三
つゞき見た
ことはあり
ますめへじいは
れてこさんはいろを
かへ〽おいてくださんせ
こゝろはまかせぬげいしや
かたぎかねといふじも
きらひじやわいなじ
〽ふるいせりふに
いふとほりたとへ
手なべはさげ
するのがたのし
よふともくらう
みじやわい
まかせたつとめのみでも
ふたことめにはかね〳〵とかねに
りつぱにいへばじんざはあざ
けり〽かねといふじもきらひ
□□
ならきんごらうにはなぜほれた
時宗の枝小糸
祐成の役小臣
上
羽屋
かせ
物
廿一日同
▼ハテものずきな
ことではあるじ
つとたちあがつて
たしちをひき
つれわかむらやへ
いりければ
のこるひとく
みなもろ
ともおなじく
かしこへまひ
こみけり
こみせり
〽これより二丁
あとの
もいかた
四
こゝは
かはより
ひがしの
}
かた人も
しつたる
きやうごく
わかむらや
といふかし
ざしきこよ
ひはおとりの
さらひにて
なか
げいしやれん
それがなかにも
ごさんのいもう
□
といと
五十四
五のまめげい
しやなれどげいは
こせき
など
いふは
まだ
しよにんにひいでたれば
こよひのやくはそが
けうだいしよてい
なりふりもばんじ
こさんがさしいしていとゞ
てとりにそ
それ
だてたり
ばつ
こよひははな
びのしよにち
なればくが
にもみづ
にもみづ
にもくろきは
ひとつき
ある
きはとも
しびそのかすは
ほしよりもなを
ひやくばいせり
このわかむら
やのぎ
しき
ぢ
板両初
ウ・
に
なりわたるばかりなり
それはしたやのざはき
ろへあしおとはげしく
あがりきたかはなか
ちやうのわかいもの
ぜん八といふよこねじけ
〽あのはんじらうの
うちへいつたらこのわか
むらへきたとのこと
あのつらににあはゆへふ
ていやつだおやかたへ五十両と
にてにかいはあかりもほの
ぐらくきやくもまばらなるとこ
いふかねをかへさずにちや屋を
かへてうちのげいしやのこひなをつれてあるく
とはふてへのづなしぜひともとんやはしろいくろいのかたを
つけにやさおかぬわへトまごくしてぞおくへいるあとへ
ひつそとあがりくるこさんはおたけおまつにさゝやき
〽そんならはやふきんごろさんを〽ハイ〳〵
たゞいまづれもふしますとこと
ばをつがひおりてゆくあとにこ
さんはひとりごと〽ほんにまア
さいぜんもさいぜんとてあのふる
てやのじんざづらがきんごらう
さんへあてつけごとそれを
こらへてちやうしをあはせ
つとめてゐるもきんごらう
さんがあるゆゑじそれ
ともしらずとや
かうとかねせけい
しやをじゆうに
せふとはえぎでう
まれたよふにも
ないそれにひき
かへものごとにゆき
わたりのよいきん
ごらうさんわたしが
ほれゝばまたひとがおほ
しみあればくるしみのたゆるまも
ないつとめのみまゝにならぬがうきよ
じやなじむねにあるたげおもひつゞ
けてきのふさいだるおりからに
にかいのあなたはかはみづ
ならでぞう〳〵〳〵とおと
きこゆるはこれておどりの
そがきやうげんにもち
ふるほんあめのみづ▼
かたほれるであらふかとたの
海雨切
ヱはこひとろ〳〵となり
わたるはあめのおとてふ
なりものにやきこえける
にぞこさんはいとゞうす
きみわろくみをちゞめ
〽ヱヽそなんじややらきみの
わるいあのはやしあと
さき見らるくこゝちしてたゞ
きんごらうにあひたいつ
しんいきをころしてある
ところへうかひよつたる
おほしまばんさうはをり
をあたまへすつほりかぶり
おほどろ〳〵のはやしとと
もに〽もゝんぐわアトこゑ
ふりたかればこざんはびつくり
とびあがり〽アレヱトにげんと
するそでとらへ〽どつこいと
さんばんざうじや〽ヱヽそわ
るいことばかりわたしやびつ
くりしたわいな〽をどりの
はやしのどろ〳〵でほんの
まにあひできごゝろかんにん
しやじしたにすはらせ
じんざがまへではいはれぬ
ゆゑそつとこゝへぬけて
きたのだこのあひだから
なかちやうでかげになり
ひなたになりくどひても
せうちせぬはあんまり
どうよくこれ手を
あはしておがむ
板両同
五百五十一丁
つゞき
たもら
たもト
いふかほを
見てこさん
もうちとげ
〽そのおこゝ
ろがこれし
ろがこれし
さにとくしん
せまいものでも
ないがわたしや
おまへにたのみ
がござんすそれ
さんすか〽みども
がこゝろにした
がふならそ
りやなんな
りと〽ほんま
にきいて
はきいてくだ
くだきん
すか〽す
くとも
〳〵シテ
そのたの
みはやァ
おまへがも
つてゐなさんす
あをえしもさかとやらが
ほしうござんす〽なんと
いふ〽そのひとこしざへくだ
さんしたら〽ヱヽくちさきで
ちよろまかしそのしも
さかをきんでらうに〽さい▼
与力
ふなアはんじいう
さんのごきさんに
なくてかなはぬ
そのかたなきん
ごらうさんがいろ
〳〵ときをもんで
ゐなさんすゆゑ
わたしが手かも
ふなアはんじらう
のぞみもかな
ひそふなもの
でひある
ではあるじた
らしかけ
られ〽なる
ほど〳〵
おめしが
さういう
○おんを見
せかけいや
おふなしに
おまへの
こゝろに
こゝろなら
いかにもあを
えしもさかを
いまにもやらふといひ
たいがそなたのところへ
これまでかよふたあげ
だいきんにさしつかへその
しもさかはうりはらつた
〽ヱヽ〽それもふるてや
じんざゆゑ五十両の
かねさべやればとりかへ
されるあのかたな
〽そんならどふぞしも
さかを〽そのかたなさへ
そなたにやつたら〽そ
かやモヲどふなト
なるわいナ「ヱヽ
かたじけない
しろものを
わたさめ
さきに
手つけを
ちよつこ
わたして
たき
つくを
〽ヱヽ
モヲな
にをト
へきとば
されよろ
めきなが
らまただ
きつくとこ
ろへぬつと
きんごらう
こさんば
うれて
いだきつき
〽さゝよひ
ところへきん
こらうさんじいふに
ばんさうきよつと
して世つかく手つけを
わたすところをこと
わたすとこと
はりなしになにしに
きたトいはせもたてず
きんごらう〽アヽじんざ
さんがおまへさんを
およびもふして曰さへ
一神神
まきこいとおつしやり
ますそれゆゑあな
たへおしらせに〽なんの
こずどもよいことをト
くゞといひいくや
◑こさんは
よふ〳〵
かほそ
あげ
〽おまへが
つねく
くらう
しな
あの
とにきんごらうがひざに
とりつきみをふるはせ▼
さかの
かたな
かたな
のことを
ばんざう
さんに
たのん
だぞん
〽ヲくその
かたなば
かねて
なぬしも
しつて
三分
あにうへほりぐちしん十郎さまがしもさかのかたなを
うけとりはん次郎さまをつれてくるとおつしやれど
そのしもさかははんすらさまがあのばんざうへ
五十両のしちにおいれなされたゆへおれもあぢ
こちおきやくききへいひにくひむしんをいつ
てよふ〳〵こしらへた五十両そのしもさか
をうけもどさうとこゝへかねをもつて
をうけもどさうとこゝかねなゝも
きたしさいふをいだしてこさんに見すれば
さもうれしげに〽こりやまアうれしう
ござんすなアわたしもそのことをしつて
ゐるゆゑどふぞとおもふてばんざうが
こゝろをひいて見ればそのかたなを
もつてゐらにちがひござんせぬト
もつてゐるにちがひござんせ
かたらふうしろへひとりの
さぶらひそとたち▼
三の巻よりはんけらさまのこきたんなさるゝじせつきたつて
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
大角
同同同
あひたかつたトみにち
からいるゝもこひのいかり
づなふねもとゞむるばかり
なつゆ
ゐやる
三の七七人
うかぶは
といでゝこのていを◑それト
きもつかで
きんのらば
ぞく〳〵
うれ
これ
はんすらがあにの
〽それ
きへ
ほりぐちしん十郎がわかとう
たみへいふたりは◑
ひの
うちに
はんすら
さまのお手
からすぐ
きんもらはそのはじめざゝの
けのげらひすぢふかひご
おんになつたせゑこくぞご
おんのおくりどころと
よろくのおもひでこし
さまうけも
どさせもふし
ておいつゝごき
さんばねがふ
といふもこの
らへたこの五十両
そのうへ
あのこび
なさん□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
坂西ワ
右同利
うぎおなじかちうのたかはしひやう
だいふさまのむすめごおいひなづけばか
りでごくんれいもないうちにはんすら
さまのごかんどうそのあとしたふていへて
なされわるものどもにかどわかされおも
はぬくらうもつきぬごえんはんずら
さまがなかちやうではからずであふて
かろ〳〵じやとのおものがたりおし
やうすぢのこひなさんゆゑそなた
にたのんだおふたりさまの
おこのうへほんに〳〵
こひなさんも
はんすらさんも
このやうす
きかしやんしたらたいていの
およろこびではござんすまい〽イ
おふたりさまのよろこびより
このきんごらうがよろこびは
とのやうにあらうぞやい〽その
よろこびつひでにきんごらう
さんとじつとよりそひ
かほつく〴〵〽どふしたヱく
モヲまじめなことわい
なアトにぎるよつでの
あみのめより
しげきせ
ぐちしん十郎がわかたう
たみへいこのていを見
てきのとくそんに
めいしぬれかゝつたるをりからに
こゝへきかゝるいちにんはほり
〽エゝこれはしたり
ヱへ□〳〵トでも
せぬせきをみつ
よつするにふた
よつするにふた
りはびつくり
〽ヤおまへは
わかたう
たみへい
どの
海両切
民
いふを
たみへい
とぼけ
がほあたり
をさぐり
見えぬふり
にてさういふ
こゑはきんいら
どのいそいで
ひと
めをやく
しばし
いだきつくだのいさり
ぶね〽アヽユレこのひと
でいりのおほひなかで
きちがひじやアある
めへし〽アイわたしや
きちがひじやによつて
どのやうな
ことをするか
かゝいへきたせいか
まつくらやみで
さつはり見えぬ
トいふをこさん
はまことと
〽そんならわたしが
こゝにゐたのも〽二ゝ
まつくらで見え
なんだ〽それで
よふ〳〵おちついた
トむねなで
おろせばたみ
へいもそのざを
にごしておな
〽しれぬぞへ〽そりや
じよふに〽イヤ
わしも
◑どふし
してじむな
さきになみをごしゆじん
くたせしおきの山
て〽アイこふ
まぎらしざに
おちついた
〽せいかしてやつ
とのことで見え
てきたしわらひ
つけばきん五郎は
あらためて
〽ミテたみへい
どのにはなんぞ
ようでも〽せつ
しやがこれへ
まゐつたは
ごしゆじん
つきへ
くたせしおきの四
十二
梅雨初
海肉刀
権威神
「つゞきせんどうたしち〽イヤかづさやのだいじ
なおきやくじんざさんのあげといひところも
あらうにきやうごくまできてゑつほを
ふつていきまとひぬすみくひするのら
ねこのらいぬ〽イヤにやんともわんともいひ
よふのねへふといやつらだはなれないと
みづをふつかけくひいたまからちゞめて
くれるじいふをいこじにきんごらう〽エレ
こさんもつとこつちへよりやな〽アー〽ねむく
なつたこさんねよふか〽アイこれ見よがしに
ねよふわいなアト手をとるを見てごんへい
たしち〽そんならふたりはあつかなしく〽ヲヽ
見たてのとほりいぬねこだからとなさん
たちの見るまひでだいてねて〳〵ねぬく
のだ〽うぬさうぬかしやアかふするトらつ
てかゝるをきん五郎みきとひだりへどんへい
たしちをにぎりこふしではりたふぜば
もんどりうつて〽アイタ々々〽七シあひたいと
いなア〽そりやだれに〽ヱヽおまへにこのちゝ
せうめらひきよせる〽モシおびをとか
しやんせぬか〽手めへもときはなじきんもら
こさんふたりがしどけなきありさま見て
ごんへいたしちはやイきん五郎じんささんの
あげけいしやよこばんきつてすむとおもふ
か〽ヲゝすむは〽すむとはなんで〽しれたこと
かりたのだ〽ヤ〽ヲヽかしかりはどちのならい
きん五兵がかりたがどにする〽アとやかす
ことはなら給へは〽とふしたと〽サアなら
ね干いふところだがいまのてぎはぢや
どんなめにあおふもしれぬせゝきづを
つけずにはよふかへせ〽ホミヽあんな
ひとにかまはづと〽あのこざしきで〽サア
ござんせ〽トレあせでもかこふかトこさんを
つれてきん五郎はひとまのうちへいるあ
とにごんへいたしちはくちこぐと〽ヱゝいま
〳〵しいおいらまでおかしなきもちに
させおつたトぶつ〳〵いふてしたへゆくあとへ
いりくるおほしまばんざうぬきあしさし
あししのびよりかのこざしきをさし□
ア
やす
氏人
□□□□□□□
せ
ヤヤ
のぞき
きをわる
さうに
かほを□
海太刀
○しかめとやせん
かくやともがきしが
ふとおもひつくひとつの
わるぢゑかたへにあり
けるこびんのちやを
しきゐへそつとな
かしかけおとせぬ
よふにしやうじを
あけびやうぶの
こさんに
てわた
しす
れば
いや
おふ
いやん
いやん
ぜつたい
うちをそと
ぜつめい
のぞきまくら
のぞきまくら
もとなる
きん五郎が
あつちの
ものでしも
さかをころち
さいふを
とつ
せしめるさい
くのゑあげ
おどりに
つかつた
にせて
はん
これと
すりかへ
くまひ
〳〵トさい
ふのなり
より五
十両い
だして
てばや
くふと
ころに
ころに
ちきたり
かくしもつ
たるに七
こばん
より
ほく〳〵うなづきゑ
がほして〽あれがこゝろ
をかけてゐるあのこさん
めとちん〳〵かものざまを
見てはらのたつことだい
かへたる
その
よりめを
きらに
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
五十両のかねのあることうかゞ
こさんがほしがる
しもさかを
こくばしらにさもにたり
して
ばんざう
さまが
しかしちゞりと見かじつたたみ
きんもらが子ところに
それをまんまとひある
ともつめ
ぬすんだはこれで
こさんがほしがるしらず
かたなあをえつりはな
しもさかをいけを
じんざからきつと見て
ばんざうさうじや
〳〵トこ
うなづき
むどしかのはな
しゆびいけへ五丁
両をかく
たたみ
へいが
きつと見て
してふたゝ
さいふをば
もとのところへ
そつとおき
もどつてつぎへ
林田新
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
〽やレ〳〵
よくそれも
うれしやまんまとしゆび
此所へはきゆへはきゆへはきゆへ
おれがもつて
五両
板元
肴中様
Q
せゐてはもし見
つけらるく
からそれが
あぶなさ
はないけ
のなかへ
しのばせ
おけば
あいつ
らがかへ
つたあ
とで
くふう
もでれ
海百切
〇
うちのたちがつ
※こび
梅雨初
かゝりあつさをさますかは
より五十両いだしてかはり
〽つぎあたりをうかゞひ
にぼんせきをひとつつゝ
みてかはりにいれまことの
かねをふところに
してみをひそむる
ぞこゝちよしこの
こさんとともにたちいでゝ
どびんのぬるみに千を
あらひにへいの手すりにより
はないけをおろしてなか
ときよふ〳〵きん五郎
かぜのあたへせん両ごくらく
せかいはなちるさまや
一四の春
おほはなびたまやのこゑと
もろともににつ
ひへきたる
げぢよ
おだけ
ひへきたる
〽モシ
ござんさん
さいぜんから
じんざさんが◑
□□□□□□□□
しがいろ〳〵うそ
いふて〽それはほんに
ありがたふアゝうるさいがヱ右のこふ
海雨力
とさらひを
やくは七ヲおし
まひかしていまのり
べにをおとして
きたのサ〽さうして
あとはなにがでる
〽ヱしんきやうげん
てんトおた
けにうち
つれした
やへゆけば
ちやうばの
まへにていも
うとはせき
ははやくも
こゑを
かけ〽あ
〽いくころしサ
〽それはさぞおも
しろからふいま見に
〽◑かかま
いのを
いはし
ゆくからよさそふな
あなをだれぞに
たのんでおく
かいには
またきんめら
かはすみはだ
やくしばしすゞ
むところへばん
ざうたちいで
きん五郎がそばに
がそばにならのち
きたり〽みどもに
あおふといふたは
はなたかんテなに
ようじやきんもら
たのんでおく
れといふとき
こせきはとゝ
ゑになり
〽きんざんも
いつしよに
おいれよ野
よくいつて
おくれだほん
にたのもしい
こせきさん
だのうそん
ならのち
にらこせ
きにわかれ
じんざかざし
きへいりに
けり
一一一一一一一
二十二日
同同一二四一
〽ほかのことでも
ござり
ませぬがいつ
でやきくのはんすら丁ぎへ
十六
廿一日方
いふたいきんじやぞよ
〽なるほどそれもせう
ちしてかねはぢさん
いたしました〽スリヤ
アノ五十両ぢざんせし
となあつはれしゆる
となあつはれちゆか
ぎこしゆうをわす
れぬこゝろざしこの
わきしさまが五十両のかたとして
あなたへあづけたあをえしもさか
うけのどしとふござります〽ユリヤ
きん五郎あのかたなは五十両と
ばんざうもかん
しんいたしたいかに
もあをえしもさ
かをかへしてやらふといひ
たいがこのぎはどふもまかり
ならぬ〽ヱなんとおつしやる〽あの
ひとこしはとそにほかへうつてしまつた
〽ヱヽそりやどろして〽やくそくのつきがきほた
ところへよいのぞみてがあつたゆゑ〽スリヤほん人にに
ことはりなく〽うりはらふてもだいじないせうこと
ことはかなく〽かりはちらでもだくい
いふはこのせうもんトふところよりいだすいつゝら
きん五郎はひらき見て〽このせうもんは五月かぎり
けろは五月廿八日まだつきぐれとはいはれます
まひ〽それはそつちのいひがゝりいつゝきかぎりにかし
かねきよねんのくれから四月までゝいつゝぎはきれて
しまつた〽スリやごぐわつかぎりをいつゝきとよみを
なほしてやくそくのつきがき水たとおつしやる
のか〽しねたとだはそりやまたあんまりシテヱ
かほを見て〽さういふおまへはてふつて
へしもさかのかひぬしはトとひかけたるときうしろ
にて〽そのかひめしはわしでごんすとぬつと
いでたるふるてやしんざきん五郎は
やのしんざといは
ひら
かすを
きんもら
〽そんなら
それが
あのしも
さかの下
にけちな
□□□□
やらう女
きん
ちやうにんのみ不
いぞみゆゑ〽そ
でしもさかばらう
かつたはわし
かつたはわしが□がみに
おぜいりの
まし
さるおやしきで
のぞみゆゑ〽そてはな
れでみどもがうつた
のだ〽そりやしもさかず
やしきがたへはか
もつてきてじんざがとしに
さしてゐるト見せ
はぬ
だい
ぢの
しな
また
ござう
だんが
きまり
ませ
ずば
どふぞ
わたしに
四の巻也
でそぐさまうけといふか
ですぐさまうけといふか
〽おわたしもふすトふと
ころよりさいふいだして
つゝみがねわたせばばんざうは
あみ老あ見てやとみ
こりやにせねだ〳〵
〽なににせがねとはじ
〳〵トしんざまとつ
てわざとたかごゑ
〽ヤミこゝこりやどふ
うつてしんぜませふ〽それはありがとふ
こざります〽ぜんいそけだ五丁両をこく
□□□□□□□
「下よりしみきからひだりできんわらへとのいかにも
くだ
〽そりや
廿四日戊辰巳乙丑正巳
じやよぶ〳〵
さいかくしてもつて
きたしやうじんの
かねがいつのまにか
にせかねにすりかへ
られたはどふした
こととこゝろもさん
らんたちつあつうろ
〳〵するをばんざう
じんざみぎひだりより
とつてひきすゑ〽ヤイきんもらの
おほぬすびといかにそのみがせつない
きのそらへ
とてにわねをもつてしもさかをかいもどさうとはつらにかくにかゝりたいか
に両のぶといやつトふんだりけたりたゝいたりおもふそんぶん
またたちかう
ちやうちやくせられ〽ごりやきん五郎をそつかにかけたな
〽こゝけてもふんでもたいじないそれほどはらがたつなちやうちやくせら
やらばにせがねつかひのいひわけあるか〽ヤアそれは〽たがし
ぶん
嫁
くつかくやり
もしよぶが
み二五十両のかね
があらか〽いかにも
こゝに五十両
〽かゝなる
ほどやきの
さうだんも
かね見ぬ
うちは
おぼつがねへ
まづそれ
まつそれ
よりは
五十両
四
海雨切
右一日計
つぎはがみ〽ヱヽこれはんすら
さまのごきさんになくてかな
はぬあのかたなせんしんばんくで
よふ〳〵とちやうだつ
してきた五十両いつ
のまにやらにせかね
のまにやらにせかね
とすりかへられたは
きん五郎がいつしやう
のみのあやまり
のみのあやまり
ちやうちやくもりの
とうぜん手たしも
ならぬふがひなさ
こゝろづくしもみづのあ
わおもへば〳〵くちおしいと
こらへねてをとこなき
両人にはなほ
せらわらひ
〽なんだなくか
ほへるかいゝ
ほへるかいゝ
ざまだ
これから
〽こきはがみ〽とゝこれはんすら
いふをあとよりはんじい
さまのさきさんになくてかないふをあとよりは
〽コレでんはち
すぐに
このかた
なはねうつの
さうだんちつともは
やくトたちあがるじんざをひき
やくトたちあがるしい〳〵をう
とめ〽サアそのかねをさいかくする
うちしばしのごゆうよどふそ〳〵
トわびひるをじんさがそこいじ
ころく〽そりやいやだといふ
太〽こりやわたしをばとふなさんすト
〽〽わるいうへちや屋をかへて
くるやうなぎりしらずしよ
せんかねはむづかしいおやかたへの
もふしわけあふたときかさを
ぬげとやらだふたりのきものを
ひつはいでもつてゆくのだサア
ぬげ〳〵じむほうにとつて
かゝるところんはしやいでたる
たみへいがでん八とつてもん
どりうたせ〽アくわがたんな
手ごめにしてどふ
するのじや〽どふはるも
はよふ〳〵はいおきとん
こひなを
さまこれにおいでなされまし
たか〽やそなたはたみかい
〽よふまアこゝへとよろこぶ
こひなはんすらまたでんは
だやつこがわいてゞて
おほをとばせたむほ
うものさうしてこなた
はなにくでた〽ヲゝかし
かいのあひさつに
〽そのあいさつはにしゆ
やいちぶのことじや
ねへかねはだいまい
五十両〽その五十両
わたしてやるじさい
ぜんばんざうが
はないけへかへ
すさまじい
せしかねきん
こひなさんを
よびだして
五郎がしよ
ぢせしものと
ところだがおれがほれた
ところだがおれがほれた
あのこさんのよこばんきつた
きん五郎「ヱ〽サアうをこぐろ
あればみづごゝろァコレゑ
なによつたのたゞでもやる
めへものでもないまへりや
あのかたなをとやかく
いふうちモヲいつゝみさん
をのこしてさきくゆくのが
とほうの□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
かねてうだつ
までしもさかを
ほかへはやらぬうを
ごゝろみどもく見の
がすみづごゝろかいはず
かたらずこゝろとこゝろが
とければたがひに・うをと
みづそんならきんごらう
●おふたりさまわかさねて
あはふじさらいのうたを
◑いまじやァ
こなたへかし
つけやしきへき
かりておくへぞいりにける
きん五郎はぼうぜんとうをごゝろ
あればみづごくろとじんざといゝ
ばんざうまでがこゝろありげな
いまのことばどふですでじやいかぬ
やつらまづさしあたる五十両のさい
かくを一申なんにしろこさんにあつて
どふぞこづそりはなしたいじしあんの
さなかへでん八がこひなをひつたていり
きたり〽おれといつしよにきさつせへ
□□□□□□
だかゞてうどしめて五十両たつ
がすみづごゝろかいはずたいまうけといふか〽サアこなたの
いふのはもつともなれどおつ
さんすればほか
ならぬこひなが
みのうへあげ▼
だいさつは
〽どふぞまつてト
こひなもろとも
りはらふほどに
いましばらくを
海面切
わびいれどもでんはちは※
いつかなき
かず〽イヽやなら
ないなりませぬ
これまでしうちの
ほんに□丁両ト
しらざれば
いだしてで人
手わたしす
れは〽ヤヽこりや
ほんに五十両ト
うすきみ
わつくいた
だくを
たみへい
はあざわ
2
らひ〽すてる
かみあれば
ひろふかみ
かりた
かねを
すます
うへは
おふた
りさま
にいひ
いぶんある
まいな
くばきん
すのうけ
とりをじいふにでん八やたて
とりだしさら〳〵としたくめ
て〽これでよろしふござり
ますか〽かくこなでいゝもを
おのれにはようはねへとつとゝ
かへれじ□めつけられあたま□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
村西初
つきかゝへてにげゆくあと
にはこひなはんじらう
たみへいに手をあはせ
いくたびとなくれいを
いひよろこぶさなかへ
いりくるははんじらう
のあにしん十郎
〽それにゐるははん
じらうか〽やくあに
じやひとめんぼくしだいも
ござりませぬ〽イヤくるしふ
ない〳〵
ひさ〴〵
にてのたいめん
まづはけん
ごでちや
うでう
く〽だん
〳〵との
ふつうせき
おゆるしな
されてくだ
さりませ
〽なにさく
いつたんはわか
げのあや
まりも
のがたい
おやびと
のあいかり
つよくごかんぞ
つよくごかんどう
がねぐその
はうといひな
づけせしどうか
ちうのたか
ばし工
かちうの
ひと〴〵
をあひ
たのみ
よふくと
かんどう
そしや
うす
ぐ□
※
おさいどのもそのほうがあ
とをしとふてやしきをしゆ
つほんうわさをきけばわる
ものどもの手にかゝりげい
しやぼうこうするとの
とりさたそれはかくべつさ
きだつてぶんつうにて
もふしおくるごとくこの
たびおやびとのおくせ
によりさゝのゝあとめ
をそれがしにさう
ぞくいたせとのごな
いなれどそうれう
ながらこのしん十郎内
ひやうだいふどのゝそくぢよ
図てか
けばら
ゆへめうじ
たかは
けへも
つうだつ
さへはゝかたのもりぐちを
なのりじやくはいなれども
そのはうをぜひさゝのけの
あとめにとそれがしがねがひ
若村屋の桜辻
品禅の所
若村
屋楼下
さらいの一
海自刀
□□□□□□□□
さま
こんにち
むかひながら
これまでま
なり
あひかなひ
ごきさんのねがひ
あひかなひ
さぞよろ
こびであ
らふなら
じひの
ことばに
はんじらう
らくるゐ
なしてかふ
べそうな
だれ
桜田初
〽つき〽おろそか
ならぬあにじや
ひとのおぼしめし
なんと
なんと
おれいを
もふそふやら
〽ハテけう
だいのなかに
なんのれいひや
うだいふのむす
めおさいことも
きさんのうへにて
すぐにこんれいそれ
につけてはたかはし
けへたのみのしるし
におくるべきいへの
ちやうほうあをえ
しもさかおやびと
そのほうをかんどう
のみぎりゆづりあたへ
られたるそのひと
こしさだ
サガ
くだされトこゑをかけつく
ぎんもらはしりいづ
れば〽ヲゝ
きん五郎
ろすりや
そのはう
はいさいの
やうす
を〽う
けたまはり
したゆへ
おとぐ
め申
まするも
ごきさん
の申わ
けあをえ
しもさか
のひと
こしはと
くと
やそのほ
うがしもさかを
〽お手にいれませふ
ほどにはんじらう
さまはたみへいどのとひと
まづかんきよへおこしあそ
ばしかだなのきつそう用
おまちなされしか
らばたのむと
たゞし
おき
めて
じに
しよぢし
ておらうは
とはれてぎく
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
つくりはん次郎
いからはせんと
とむねのめんをよく
しん十郎ははやくもすゐしくゝ
へんとうなきはこゝろもと
女なしみ二丁しもさかはいかゞ
いたしたなんと〳〵トきくもんす
ねどいらへなければつとたちあがり
●千疋なきけなひにしよぞんもの
一手にかけるトたちあがつたるをりからにおかづ〳〵おまちも
たかはしけべのいひわけおやびとへのめんばなにしん十郎が
扨白太
にうち
せつしん十郎も
くわぶんにおもふくし
しもざかのてにのきへ
神雨新
御水高隆清殿
申はきんすづくいのちにかへても
〽ヱきいるしゆだんは〽しゆだんと
さいかくなしきつ
とおんてにいれま
せふばテたのもしい
そちがしんてい
しからばみやうにち
はんずうが六けんぼ
乍恐
権
らうきよ
までまゐつて
きつそうあひまち
つそうあひまち
なるそれにつけ□し
つりばないけ
〽をもちきたり
このいけばなのはな
あやめはなものちはぬ
はんじものいやサはん
次郎がみのうへみづぎは
とてもわがきん
げんはトたちあ
がりてかたへなる
一雑志に戴たる営妓か軍士の幸無
者を待と謂しは是造邦の端女ならく
十一
又鄰州の紅児といふ姑獣不声善し羅出くれを挑めへ
ども答へずと記せしは是妓女なるこそ静にして泣
史に現たる小三に侶たり都て女亀の道たるや
ばんり
万里の外も異なる縡なし嗚呼嘆ずべし伎
同六
女の枝芸多くもあらぬ三条の絃に客へ
のこゝ呂の区を調分たる十二調糸巻きは
財金の械掛られて遁退ならぬつめ弾に
同断同村
仲
階
梅
届
七
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
出米三米二
一冊二十一冊
EEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEL
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□
毎月二
一同二十一日
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
五十一
泣音苦しき忍駒繋ぐ條さへ桜とは
どふか昔の時の相輿夫と仮君との中間参候命
の糸の舒巻三の転乎の巻加減も喩と
一吐とに約束て妄語を混られ本詞声身の
画図はばち皮の中空の砕くる岩ならで浅
際測の大股波因よく米あるの理を察しめせと
伎なる君に諫
する詞斯
柳水亭種清
てうどふねのよは
たりこれなるふねの
はないけにはなを
さかすがそのみのち
うぎかならずしゆび
よふたのむぞよふ
こゝろのこしてじん
十郎ちりうちはらひ
たちかへるあとまち
かねてこざんははせよし
り〽かのしないてに
いつたかいなア〽そのひ
とこしをうけもど
す五十両がいつのま
す五十両がいついま
にかにせがねにな
つたはやい〽ヱミ々〽そ
の五十両ができない
ときにはこのきん五郎が
〽ヱヽ〽それそのはな
いけのはなあやめさ
くかしぼむかしもさ
かのかねとゝのはぬその
ときは〽そんなら
おまへは〽いのちをすて
てもしもさかを〽ニノ
てもしもさかを〽ハ二ノ
きづかひなさんすなそ
のかねわたしがとゝのへまぜふ
〽そんならおぬしが〽たんヱ
初んよりいゞきしは人にまに
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひしそのはうがかげうも
海国
**********************************
****************************************************************************************************
光珠
治治
おして
くださんす
な〽アヽかた
じけない
そろく
ゆかふじふた
はが手を
とりたち
あがつたる
そろく
そのうし
ろへぬ
あしな
していで
たる
ばん
ざう
かの
はないけ
よりいし
づみを
とりいだ
し五十両
のかねと
こゝろえ
〽かたじけ
ないト
おしいたゞし
くをつきへし
十一日
〽きん五郎は
きゝつけて〽たれ
やらそこにト見
とがほられて
ばんざうはしよく
だいのひをふき
けすにこさんは
じつとすが
りつき〽あく
かりの
きえ
たは
な
つの
よつ
ぜか〽き
んおらさん
〽わかれに
ひきよす
はきやうごく川
びらき
しかけの
はなび
にたま
やのこゑ
ちよつと
のいなりが
るとさんにら
しかけの
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
おつればとほみ
◑ふたりのをんな〽つろなく
しのだのもりのトきつねはつらで
おほむじなの詞
ばんざうを
ばんざうを
つるてくだの
つりわなついに
たしちが手をくゝり
つけ〽サア〳〵
ばんざうさま
おまへさまの
かみやう
だいの
たそどのが
わなに
かゝりまし
たからひとつ
おあがんな
さいましト
そうでやぼ
なはなび
なはなび
をきの
かしら
ねのか
ねのか
しら
四一
十一
一二
□□□
一一一
同一
とぞ
よはふけ
たすこゝ
にあくや
たいがきを
つまんでいはゞ
まづしやうめ
んにながのれん
かみのかた▼
▼九しやくの
濱屋
ちうにかいこ
れにしやうじ
たてきつてしも
てはこしだかのおほがうしいつものころに
かどぐちをおきそはまやといふかけあんどう
すべてなかてうをばまやのていこゝにさぶらいのこし
らはへはこれおほし給ばんざうなりおかくはこくのむすめて
ぶんごくいやみなるなげしまだおまつはぢよちうの
こしらへにてせんどうた七とつりぎづねこゑたか〴〵と御
卅一
いはれて
ばんざう
あたまを
あたまほ
かき〽そん
ならおれが
のまにやなら
ぬか〽それがいや
ならおまへさん
きつねにおなり
なされませ〽それはめいわく
これたしちわれもよつほど
ぶきなやつだ〽わたしもほかの
ことにはきようなものだが
きつねつりはとんと□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
なれ
〽ヲヤ〳〵
ばんさん
わたしは
きつね
になる
ことは
□□□□□□□□□□□□
サ〽たしち
どんだんな
のかはりにのみな
ざんせトいふをばん
ざう〽これおかくて
いはせも
はてずせん
だうたて
□めへこれからきのねに□〽つゝいやだも□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
毎月二
ユ
松浦二
十一
たゞきねへものだおめへのみほはためきの
やうだ〽ヲヤたしちどんてへげへたよすみの
ほうへそつとしておいておくれ〽そんなに
はらをたゝずともいゝこれからお
かくさんのたぬきつりがよからう
トたしちがわるくちばんざ
うも〽たぬきつりとはあたら
しいわへ〽あたらしい〳〵あた
らしくばやくわんをかぶれ
〽アやにくらしいくちだたしち
どんおぼもていなよトねめつけるとき
ばんざうは〽アてれはそふとこのこ
さんはモヲきさふなものだいふ
を占まつがまにあはせ〽アイ
こさんさんはちつとや
やきあひがわるひといふてゞ
ながいだれぞそヲ
ござんしたがあなたのこと
ゆゑいまにおいでなされ
ませう〽なんにしろあんまりともおぎんいつ
いつへんやつてくれ〽イヱ〳〵
ほかのものをやらず
ともおぎん〇つ
いつまゐつ
おれば
ゐつ
おればだい
ぜうぶだが
たゞきになる
はじんざめが
どこぞへつれて
ゆきはせぬか〽土
〳〵じんざさんも
おくでやつはり
こざんさんを
まつておいでゝ
ござります〽それなほ
〳〵きがゝりだ〽モみ
だんなおあんじな
さいますなこさん
さんはなり〳〵
じんざさんの手に
のらないこの巻へ
ゆばんざうは
一の巻よりことはこの
たしちぶしやうにん
でござります〽なるほ
とくさういへはきのふこさ
くさきやうどくでおれに五十
んがきやうとくでおれに五十両
むしんをいつたからはまんざら
きのないでもないと見える
〽ところをうまくつけこんで
くどきおとすがあなたのこん
たん一はやくかねのくめんをして
じんざにあづけたしもさかを
こつちへどふぞとりもどすくふうがあり
そふなものではあるし手をこまれいてし木
んの返りからこさんはいやなきやくながら
つとめのくがいぜひもなくおばま。やのむすめ
ぶんおぎんとともにうちつれてかたつま
ぐつとあげまくもでのこゑともろ
ともにをばまやちかゝあゆみさて
〽七そきんさん〳〵
本
同
中央一
□□□□□□□□
権
こさん人を
たくさん
またせて
おいてま
いりさう〳〵
かきぎ
むしば
ぞでく
おまへの
おいでがおそいめゑむか
ひにやけけ〳〵じそ水之
わたしがちつたのてござんす
ぞへ〽ヱヽそめづらしそふにさら
してな人はまだかへナヘアーきん
とらうさんはまだきなさん
せぬ〽ヤチまつてゐるひとは
きもせぬで〽ハアそこがくがいで
ごさんすわいなアじかた
ぬこれを見やれ
ぜつでも
してきた
のか〽なんの
わたしに
そんなあ
いてはごさ
んせぬ
〽︎トやない
とはいはざ
一りつゞけてうちにいれば四
しおさめてぬ
ぐひとりいだし
このころほうぐ
のかみほとけに
かりてあるおさめ
てぬぐひ初よく
□につけ□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
二
按両二
ばかりはいはれまい〽あゝひろいせかい
にたくさんなおなしもんはいくらも
にたくさんなおなしもんはいくらふ
あるそれをせらこにいろこひ
あるそれをせうこにいろこひ
とはおまへもよつほどくらう
せうだねといふこさんにかた
もつおぎん〽ほんにそかわ
るいとせでをにをゝつけて
いひたがるのがひとのくちの
しまぎちかされてうちうな
つき〽これはみどもがわるいつた
とやかくいふももとはといへは
やつはりおぬしにほれたゆゑ
ごきげんなほしてひとつ
のみやれじさかづきとつてこさんにし
させは見むきも
やらずいやでござ
んす〽アニいや
とは〽わたしや
さゝをたつた
ゆゑにほひ
をがくのも
いやでごさん
いひさま
つみとたち
あがるを
ばんざうは
ことは
ひきとゞめ
〽もんどころはこさんおぬしのもんであらふが
〽またかたくはわしかなかまきんとらうのもん
どころ〽まんざらおもしにいろこひがないと
ばかりにて
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ばかりにて
てらかゆる
おかしみは
これこの
ひとのしん
しやうなり
ところへいで
くるふかてや
じんざこさん
の名見て
〽こゝにあたる
〽ヲヽじんざ
さんいつのま
に〽おぬしは
こゝにたつた
ひとりやゝ
きん五郎を
まつてゐる
のか〽わたしの
かみだでわた
しがこゝに
〽こさんまちやれ〽なんでござんす〽みど
もがさしたさかづきをうけずにそなたは
〽たんしゆじやものを〽やふやぶられじトはな
がみにてさかづきをたゝきおとしてその
まゝにおくへはいらればんぞうはいぬぼね
まくにおくへはいすこはよろ〳〵す事をじよ
をつてたかまなこきよろ〳〵するをじよ
ちうどもとりしづめてぞおくにゐるおかくは
あとにたゞひとりのこりざかなにのこりざけ
さへのおさへのきがねもなく四五はいかさねておも
ひだし〽しかしこんなにたんとのんでたのまれた
ようをわすれてはすまぬ手のひらへなとかき
つけて下かたへのすみふでひきよせてすみくろ
ぐ上手のひらへようじをいろ〳〵かきつけて
これでよし〳〵トひとりうながきまた
さかづきなんぞさかながありそふなと見
ればこなすのからしづけこれぞトひと
くち〽コヽからいはなが〳〵トいひさまに
いまかきつけた
ばかりの手の
ひらまだ
すみもかは
かぬをわ
すれてはな
をしつかとおさへ
さすりまはせば
はなのあたまは
いふありさままつ
くろにしたるをりころ
あれごさんはせはし
ねづみさんびきと
ここさんはせはしく〽おるくどん〳〵□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
あれごさんはせはしく〽おかくどん
よび
たてつゝも
いできたり
かほ▼
におもへば
くれたがよい
トやさしく
いはれて
と見ておも
すこしゑ
はずふきいだし〽お
まへのかほはどふしたのだへ
〽わたしのかほがどふしましたへ入・ひどろつぎし
しやくし
〽なるほと
ひごろつぎへ
今まへ
柏師二
なる
ほどお
ぬしが
いふとほ
りじ◑
ぎをぬいて
見せつゝも
はほり
たがる
かゞき
しん
せつに
いふて
くだんす
おまへの
〽このことばかりは
こゝろうなし
けれどもひや
だといふのか
たしがなんの
かろふ
が〽おな
ごのわ
ゆへほし
くば
〽そんならこれ
ほどくどひても〽へんじのならぬその
わけは〽きんごらうにたゝぬのか
〽さうではなけれど
やらふ
「ヱヘト
いひ
たのが
こゝろのみさほ
ざしきばか
めつた
には
りはともか
やられ
くもおび
なび
ひもといて
たつて
ねることは
ほしくば
〽かんにんして
きん五郎
くださんせきか
とすつ
はり
またおぬしが
いぢをはればおれもをと
えんを
こだこれからはこひのかたきの
きん五郎をうでにおぼえのあふひしもさかこの
ひとこしですつこりと〽ヱヽもしまつてくださんせそん
ならおまへのひとこしがへさゝのとやらのいへのちやうほう
〽あふひしもさかでござんすか〽いかにもあふひしもさかだ
あふもしもさせかでござんするにもあふ
〽そんならかたなのなかごとやらにあふひがつひてござんすり▼
それなかごに
あり〳〵あふひの
ひとは〽うはざにたが
はぬこのかたなこれがどふして
おまへの手にトふしんにおも
おまへの手にトふしんにおも
ふてどひかくれば〽ハテぬほり
きつた
らへおび
ひもとい
たらおぬ
にやらふ
つぎへ
海内二
松浦二
めしにからふ〽それじやとぜこめまきしやうゆやんの▼おもひさつてゆかんとするじんざ〽アリや
いふていやならおれもトたち
あがるところへおぎんがいできたり
〽わたしにおまかせなされませじ
たらしておくへやつてのちほどを
あはせておきんもともにおくへゆく
あとふこさんはひとりしあんにしづみ
おるところへきたるはこさんがぎりの
おやさかなかりをとせいとせし
五へいじといふものおばまや
ちかくあゆみきて〽いま
なかうらできゝやァ
むすめのこさんはお
ばまやへおきやくで
ひるからでゝゐるさう
だがどふぞちよつとあい
たいものだトかどぐちへ
きてこさんを見つけ
わきおめしにやらふ〽それじやと
かりがだん〴〵たまつて
三十両モヲいひわけもいひ
つくしかねがなければ
いきてはいられず
とあつてこれまでいく
たびかお
ぬしがヱ
おやさかなかりをとせいとせし
うしろのかたにふるてや
じんざ〽いやしぬにおし
ばぬそのかねはおれが
やらふトづゝといで三十両の
かねづゝみふたりがまへなげ
いだせはこさんはぎよつとし
〽やおまへはじんざさん〽そん
ならつね〴〵うわとに
きいた
じんざ〽スリや
このかねを
おまへさまが
〽はしかすあつた
おやごへみやげ
〽ヱヽありがとふ
ござりますト
かねいたけば
かねいたゞけば
じんざぶらう
〽のろひやつだが
きよねんから
こさんが
かよひつめ
きやくの
れどひと
ばんでも
やさしく
ざれた
ことの
ない
すげ
〽ヲゝむすめそこに
ゐたか〽とゝさんおまへ
なにしにこえ〽ちつと
おぬしにはなしがあつて
〽はなしといふはいつもかは
らぬむしんでござんせふ
〽イヤ〳〵けふはむしんでない
〽イや〳〵けふはは
いとまごひにきたのだわへ
〽なにわたしにいとまごひ
とは〽どふでろくなことでは
ないがまアひととをりきいて
くれやれいまさらなが〳〵いはず
▼ねんもましたゆゑ
ぎりにもむしんはいはれぬ
ゑぎそこでわざくけふきたはいとま
ごひなりふたつにはおぬしのかほの
見おさめだいとまごひの見おさ
めのとおまへどこぞへゆかしやん
すのか〽サアいまもいふたかり
ゆゑにさんじやくだなをたゝ
んでしまひとほいところへ
ゆかねばならぬ〽とほいところへ
とはこゝろがかりシテゆかしやんす
こさんにつながるおや
ない
ならしのふといきみふとかまは
ずにたかみで見てゐるところなれども
見てゐられぬがおれのきしやうさい
ぜんからのかなしいはなしきゝなが
しにはならぬゆゑすいきやうもの
とわらはれるもしやうちでたすける
こなたのいのちこざんにはせぬこれ
とりさんこりやおまつゝのこゝろざし下
りかいをりかれて五へいしは〽アヽナイ
とおれいをもふそふやらコーナ
つこでしかも五ねんあとのこと
おふくろがびやうきはいつ
たんなほつたがまた
ぞろひんのやまひ
にてとぶ〳〵
そのくれわかれ
ともだがおぬしはおふくろのかれ
てしまび
それからお
れがひとり
みにどふそかねを
こしらへておめしが
ねんをぬかふとほのとひ
いちねん三百六十にちそのとき〴〵の
であきなひいちやあければあふぎ
ばこ二月がくりやアゑまやがくひなの
はぜからせうぶちりすぐこちやう
ちんぼんどうろつきみのすゝき
くされいちゑ
びすこうの
うりかいやら
きうきんつけ
のいりかはり
くれはなほさら
いそがしくすゝはきだけ
やらかざりまつあるいはしは
までうりあさけどびんぼうがみの
いとなみにてくすりのにほひ
のたへまがなくとふかでかやアは
つかあそび□ねんこのかたふしあいせ
一金柄二
ところはへ〽十万をおくどだ〽ヱヽト
びつくり五へいじもなみだを
ふいて〽サアそのびつくりは
もつともだがひきてゐたくも
ゐられぬしぎひきやうに
かけおちしようよりこでも
なけてしぬかくご〽ヱヽまア
おまへのこゝろにしなふと
までおもひつめたはよく〳〵そ
せつないわけてござんせうが
しなずとしよふもあらふ
ほどにさちだんかけてくだ
さんせ〽そのこゝろざ
しはかたじけないが
すめそなたもとも〴〵じんじ
さまへよつくおれいをもふ
てくれしいふにじんざは〽なん
のこれしきほんのこづかいいま
さらこさんがくちをすぼ
めておれにれいもいはれ
まひまだくこんなこと
じやないことによつたならほ
しかるものもこつちはやる
ハテおとこはあたつてくだけ
ろだコレおやぢどのまたこ
まるならいつなんどき
でもおれがうちへたづねて
ござれとたちあづるとき
こさんはちやつとじんざが
よしやおぬしかねんを
ましいのちをたすけ
くれたもころがまたもや
かりのできたときはこゝろ
つくしもみづのあはおれゆゑ
いつしやうくがいをのがれず
ひたいにこじわのできるまで
つとめをするのがはれでに
ないこんどばかりはかまつて
くれるな〽それじやといふて五郎さんとはおまへたん
これがまアどふこのまゝにかへさにでぬさきからすへは
れう〽かへされぬとて五へいじが
いきてゐるには三十両〽いまと
いではそのかねが〽それだに
よつて〽とふぞばんまで〽ハア
ひとおもひにしなしてこりやれ
そではひきとゞめ〽もし
じんざさん〽なんだ〽かんにん
してくださんせやぶから
ぼうにかんにんしろとは
〽まアしたにゐてひと
ひたいにこじわのできるまで
くださんせいるさらいふ
もいひわけなからきん
五郎さんとはおまへざん
にでぬさきからすへは
めをとにならふと
いのかたいやくぞくした
ゆゑにたとへどのよふ
なおきやくでも
一おもしつおかしら御ぎへし
ひとおもひにしなしてとりはんとまおもしつおかしらつきべ
一村浦二六
松岡二
べきいひなしてざしきばかりで
おびひもをとかぬがをとこへつ
わたしのしんぢうそれゆゑ
にどかさんどにてあびそを
つかしよびてもなくいつもしよ
くわいのきやくばかりそれほど
つれないわたしをば見
すてもなさらずきを
ながによんでくださる
しんじつもじつは
うるそふおもふ
たがいまとなつ
てはもつたいな
いぎり
ある
ある
なかの
とゝさんの
のちの
せたしちはめばやくし〽アしきんごらうが
まゐりますぜ〽そんならおれが
ゐてはめんどう〽たんなおくで〽トレ
けんぶつしよふじひとまへいるまに
ほともなくきんどらうはかど
どちへきて〽ヲイこゝをあ
けてくれトとをたくけば
たしちはそこいぢわろ
くだれだくも
せたしちはめばやく〽アレきんごらうが□うちじやアるすだ
うちじやア事すだ
〽なんほるまででもきれど
〽なんぼるすでもたれぞ
ゐよふきうよふだから
ちよつとあけてみん
なねてしまつたいざう
いふこゑはたしちじや
ねへか〽ヱヽやかましい
下いひさまあ
けてうちへいれば
をんなどもくち
甚
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ぐにあひそ
づかしのたら〴〵
いふを金五郎は
はらもたらず
〽ヱヽそんなら
こさんに
ちかつ
とあば
いのちの
おやのじんざさん
つれのふしたをかん
にんしてどふそこれから
すゑながくわたしを
よんでくださんせじうつて
かはりしありさまにじんざは
もとより五へいじはたなそこうつ
あたすけなされてくだされたじんざさまのごあん
にはたとへをとこを見すてゝもおびひもとひて
おとぎをせねばをとこめうりがつきる
てかんじいり〽もかりむすめでかしたよくいつたぎり
ありなかでもおやはおやこの五へいじがいのちをば
せて
せへ
まだ
こつち
にや
ぞよ〽ぜアそれじやによつてきんごらう
さんときれてもしたがふこゝろなれど
いつたんきらふたわたしゆゑじんざさんの
おこゝろが〽アゝそりやあぬしがいらぬ
ねんまんざらぎのないものならば
なんでおいでなさるものかモみじんざ
さまこれまでのことはふかゞはのみつに
ながしてこれてはどふぞむすめは
すゑながくかあゆがつてくたさうよ
しトいはれてじんざばとびたつおもひ
うつかりのれねへむかひぶねうそばつくだでないことなら
しんちのはなをのつきつたおぬしがしんぢうく有
とくと見せやれ〽アイそのしんぢうはこれ
こふじそばのかたなに手をかくるをち
やつとすゞめて〽アヽこれあぶないしんぢうだ
てにゆひでもさるのかねんぬきすりやアおれ
の女ばうきづものにしてつまるものかいたいめ
せずとしんぢうならいひかはしたきんとちうと
こんやすつはりきれてしまやれ〽そりやおあん
じなされますなこのさへいじがすつはりと
つきだしておめにかけませふ〽手さへきれゝば
こさんをすぐにねんぬけをしてあすから
ことおほかたならんていぞくしたるそのところへやうちぢうどや〳〵
〽きういふおめしがこゝろならのろいやうだがくびつたけ
ほれぬいてゐるこのじんささんもらの手さへきるならす
ぐにおぬしがねんきをぬきイヤ〳〵しかしくちさきばかり一
□□□□□□□□
女ばう〽そふなるときにはこへいじは〽いはずとしれた
おれのしうとご〽ひたりうらわでくらさせるわへトよろこぶ
いやくおめてたう〽ヲゝいまにもきやつがきたならばふぬしたちもともとも〳〵に
さんごはう□つきだすかとうどもりやもヲかてんでござんすトいふまにきたかさん□□□はやく□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
おくの
まより
かけきて
こざんに
さゝやき
しめし
はやくあ
ひそづかし
をじめで
しらす
れはこさんは
はやく図
海西二
同所一
かげよりいづればきんこらうは
ふしんがほ〽やそこにゐるのは
ふしんがほ〽やそこにあるのは
ヲゝこさんださつきからあれ
ほどいふのになんでものを
いはぬのだこゝろがせく
ちよつとこゝへトいは
せも左てずたし
ちはこはだか〽これ
さ〳〵きんごらう
ふだんはふだん
こんやはおれが
〽かきしこゝろえてつとつひたての
おくづてヱ
濱屋
種清
国貞
▼きたおきやくの
あひかたじゆうに
してもらひますめへ
なんのことだいけふさ
〳〵しいトいふくちのをに
〳〵しいじいふくちのをに
おかくはめにかど〽はな
しがあるならこつそりと
しのんではなしをするが
いひわけがあるな
いはしらないがせん
どうしゆうにつた
たりて
よ〽せん
そのど
りはもつ
ともだが
ちつとこゝ
ろのせく
□おほめに
ことだ
思ふ
見てくだせしやこれさ
こさんやくそくのものはどふして□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
二のきがしくれたしゆびができたかできれへかへんじをさひて
おちつきたいトいはれてこざんはさすがにもほれぬいて
にるをとこにたいしあいそづかしのひとこともなん迄
いはりよふさうながらこゝがやつはりをつとの
ためとこゝろを五にゝ〽ヱヽしらぬ
□□□□□□□□
わいなア〽なにしらぬとはサア
だんじあにたかねのことは〽そのかねは
〽しらぬわいなア〽ヤスリやくれがたまでできると
いつたは〽うそでござんす〽なにうそとは〽なに
もかもむちやくちやじやわいなア〽コレに
さんヱくおのれはナアトはをかみならして
とびつかんとするをたしちはたちより
ゑりがみをひつゝかみつゝひきもどす
手をそのまゝぎやくにまつでん
どうもんどりうたせまたもこざんに
つかみつかんとおもひきつたるゝたゞなかへ
おぎんおかくがたちふさがり〽コレ〳〵
もふしあんまりあらひいふことがあるなら
しがかにしいへどもいかでかしづまるべき□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
すもふがすむまひがあいそのつきたおまへのしかたいやになつたもも
ござんたのんだかねはできねへとかあれほどかたい
やくそくしていまさらそりやあんまりふじつやうすも
あらうがこれこざんそれでもおぬしはすもふとおもふか〽なんの
米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米
せきんこらうさんいろと
いふではなけれども
わたしが
おきや
くができ
たわい
なア〽や
〽サア
じつを
つくして
米
成米糸
*
しんせつに
せわして
やいふと
たのもしいおかたを
すてゝこれがまア
ぎりにもおまへに
そはりよふかゆけば
このみもおやも
しあはせたれはゞ
からぬごしんぞ
さまおまへに
ついてあるときは
わたじやいつしやう
うかむせがござん
せぬこれがてうど
よいきれどきて
んなものじやなづ
みなさんじいふに
おかくがむくつけに
〽それ〳〵それが〽それが
海内二
損雨二
とくとやら〽スもやそのりくつが
いまわかづてそれでわ
りやアゑりにつく
のかサアゑりかた
もとかしらぬ
〽さきたとへのなをとらふより
けれど
や
たけ
そろ
ふた
おかたの
とうへ
ゆくがかつ
てゞごさんすわい
なア〽かゝさう
いうきたねへ
せうねじやや
なかつたがいつの
まにさうしたこゝ
ろにこれとさんそれでけい
しやのいきじがたつかがき
こどもじやアあるめへしいま
となつてしらねへとはどの
つらさげてまじ〳〵といは
せておきやるでるまゝに
どろしておととわすらを
たてるへなんのきれてしまし
つたらたつもたくぬもござん
せぬなかふいふだけおまへのはぢ
ヱイやサさういふこゝろ十二寸
せうねならなんにも
いはねへおもひきつたぞ
〽おもひ
きつの
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ぜうかけ〽フヽ
それじやによつてなにごとも
みなえんづくとあきらめて
さつはりきれてくださんせそれも
これもおすかへのため〽イロサアみんと
つきしのみのため下をはていまは
きんごらう〽モヲかんにんがトとい
つかんとするをおくよりごへいし
かけいだし〽ざんごらうまて〽ヤ
〽わりやアこさんがおやのごへいじ
だなさてはおのれもぐるに
たるきつせの
なつて〽ヲゝむすめがしゆつせの
じやまになるびんぼうがみの
きんごらうこのごへいじがさし
がねでわれをつきだししゆつせを
さすのだ〽チヽミ二ノきんごらうが手を
きつてせわをさそふトいふきやくは
どこのどいつだそのながきゝたい〽ヲヽ
じんざさまとねかすのだそのとり
もちはこのごへいじはらはたとうが
そこがかねづくふるいうたにも
あるまり手なべさげよトくち
もうかみあがるせんさくだし
かいてやらんト
よゞりとり
よせみくだ
りはんを
手ばやく
したゝめ〽コレ
とらいでト
とりあげて
こゝろなら
ずもこさ
んは
ではいへとむすめばかりかおやまで
こゑをひそめてめでしらせサア
それもこれもそのみののぞみを
〽ナア〽かゝ〽そのみのきちののぞみがか
なやアわりいこともあるめへからみれん大
こゝろをださずともすつはりときれて
しまへ十郎どふだトのみこませる〽スリヤのご
かなへるこゝろであつたかなんにもいはめしこゝろにれい▼
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
うけとりなみだ
のみこむそぶりを
見てきんごらうは
たちあがりつき
だされたうへからはこの
のちわれがかほは
見ねへこれがいか
せうのわかれだぞト
ゆかんとするを
うしろより左七は
ぐつとつきとばせは
そのてをさかに
もんどりうた
せ〽ゐろといつ
てもゐるもの
かじかどぐち
いづるをと
へいしよび
とめ〽コレ
きん五郎
われも
ちのけ
のおほ
ひからだ
いのちを
すてゝ
ち
ふれを
たてたゝ
おも
はばうら
ざしきの
きどぐちへ
たづねて
こいその
みのほ
そのいひ
ふは不へ
やうら
さしき
のきり
どごちへ
□□□□□□□
ならみご
あとには
こさんがこゝろ
相理丁
一九九九九九九、九九、九九、一五、一九、、、、、、、、、、、、、、、九五、九九、九九、九五、
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
二十二年一月
「あらんとす「というちゃんださいという
します。こんをさんなをさをさもさもとい
見てよさをきみやさんやこちをうえんぎついていたくやうなります
わぎ〽まだそのうへにのきぜう
までかゝせてとつておいたぞへ
トふこところよりだして見
すれはじんざはぼく〳〵
うちよろこび〽これでおれが
こゝろもはねた
こゝろもはねたそんなら
このみのうたがひは〽はれた
だんかにつほんばれだ〽そ
れでわたしもおちつひた
わひない〽ほんにおぬしは
見あげたこゝろふとした
ことからおやぢのな
んぎをおれがすくつた
ぎりづくにかあひい
をとこをつきだして
これまできらひに
きらひぬいたおれ
がこゝろにした
がつておやぢの
おんをかへす
とはゆうりに
まれなる
おやかう〳〵
こゝろに
なほく
おらァ
ひきよする
ときふとんの
したに岡
四門のよ〽コリや
さ
ではともかくも
さつばりの
いてしまつ
ゆゑく
てからは
らうを
このみゑん
そのかたな
なるほ
どかた
なを
いれて
おいたこ
れはだいじの
あふひしもさか
それてかくしておいた
のだがおぬしやこれが
ほしくはねへか〽ヱヽト
ひつくりむねにくぎ〽そ
りやまたなぜへ〽このしも
さかのかたなゆゑくらうを
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ゆゑほしくは
してゐるきんごらうそれ
ねんかトいつた右へ
ね
いよ
くほしくは
もうたがいぶかい
まだわたしのきが
しれないのかい
大部ヱヽもふ
かうじやト
もゝをふづ
ねへの〽ほんにおまへ
つり〽アイ
夕み
田かたなのい
れてありけるが
こさんはしらねは
うつかりといつゝのり
〽ヲくいたそみじんざさん
がトいはれてじんざはこゝろせ
ふとんのしたにかたいもの
□□□□□□□□
たからはやくねよふし
〽サアねることはねる〽つぎへし
柏酒二
つゞき
けれ
□□□□□□□
そば
なる
てう
じの
さけ
をとりゆの
をとりゆの
みについでの
まんとするを
〽こさんま
ぢやつねから
ふかくのまぬ
さけはなん
さけをなん
でこよひは
〽おまへも
まア
のふ
十四
〽アイヘサアその
いきほひで
はやくねや
〽イヱ〳〵
よつほど
よわにや
はづかしいト
またなみ〳〵
つぐをお
一わたしゆゑいまさら
一わたしゆゑいまさら●くつて
はづかしい〽アヽそれでか
□けへも
ねへそん
たはい
からふしつかり
おれが
のみ〽せアく
これでぬ
よふ〳〵な
んのいなア
このやうな
ものでのん
ではきが
しつかり
せぬトどん
ぶりばちを
とりよせ
めつ
やらふ
ひつ
て〽これ
ほう
公りあなら
くちへつくるを
〽これはしたり
それをのませて
たまるものかよし
にしやれトいへども
きかず〽それじやと
いふてついださけこぼの
されもせぬわいなア〽アヽ
こまつたものだしかたが
ないじしあれがすけよふ
まアおぬしちよつとくちを
〽それそんなみづくさいことをいふ
かうなつてはゞかりゆへちまもいる
ものかちよつとくちをつけたり〳〵〽ア
イトひとくちのむやのまぬに〽ヲツトよし
〳〵これをのんではおれでもたまらぬドレト
じんざがのみかけるをこざんはなほもわざへし
つけてよこしやれ〽それでもはゞかり
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
けんとする
にてうしに
さげのあら
さけのあら
ざればつと
たちあ
がつてゆか
んとす
るを
じんざは
つぎつぎか
こゑ
みれ
こざん
椎町一
尾浜広右
三の巻ゟ
もふひたつおまへと
ふたりでのみたい
わいなァ〽つたりで
のむ
のむ
とはありがてへ
おかへなせへ〳〵
いふまくにした
さへもはや
しどろもどろ
どんぶりのさけを
みなのみつくし
たればはやめは
うつとり
このまにこさんはてうしをもちかつて
のかたへたつてゆくあとにじんざは
かいまきをかゝへてよこにたふれ
毎月一
田そこにの
こりしをまず
のみつくしせア〳〵
もふのめねへ
さまに
たわひ
なく
こそねいり
たれよもはや
よつにちかけ
ればあたりは
くつのおとも
な
がら
〽とはらも
ねへこのさけを
おぬしにのま
してたまるもの
かじ田
同二十二年二十二年
十七
こゑさへも
いとかすつ
なるさびしき
よはをよき
さちなりと唱へし
梅雨二
一同じん
屋の穴蔵
より密
書を拾
いだす図
海内二
つゞきおほ
まばんざう
みつつぐひよつて
じんざが
まくらべ
ねいきを
うつゞひ
ふとんの
したなるあふ
ひしもさかの
いつたうを
そトひき
いだしては
◑さき
なる
いし
どうろ
うのもと
にきたり
かたなの
めくぎを
手ば
やくぬき
おのれが
さしたる
あかいわ
しとみを
すりかへて
またもと
のじんざが
ふしたる
ふとんの
したへ
いれて
おの
れは
しも
さか
は
まん
まと
ばいとり
にげかせ
たり
かくとも
しらず
やの
こさ
んもヲ
よきじぶ
んとうつゞ
ひより
いらぬ
てう
もち
ながら〽そみ
じんざさんいま
のさけをのましやんしたか
もしへ〳〵トよべどゆすれど
いらへはおろか
せうたいさらに
あらざりければこさんはよろ
こびいまはのぞみのかなふ
ときかたじけないとてんちを
はいしかのしもさかのいつ
たうを
とらんと
すれどさすがはをんなぎ
ひざわなくはのねも〽つぎへ
松浦一
岩村
屋の
踊道
貝を
尾浜堅
送る
〽つゞきあへ
ずまづあへ
しびけしてじんざがま
くゝべさしあしぬきあし
しのびよりふとんを
そつとひきまくりさゞ
れば手さきにさわる
いかたゝりこれぞこさんは
いつせうけんめいかた
なをとつてたちあ
がるとたんになり
さすよつのかね
こさんはむねを
なでおろしおし
いたゞき〳〵
チヱゝかたじけ
ないありがたい
このかたな
さへ手に
をトたんけいのとも
いれば
かあい
ひをつ
とに
さい
ぜんの
あつかう
いふたも
わびれば
すむそれにつけてもかなしいは
このみのうへこゝろにもないぬ
すみしてそれにつけても
いまなつたはよつのかま
きん五郎さんのくる
こくげんはよふ
とりにき
ていのふ
いふまもあらせずきんごらう
よふ〳〵しのんでにはつたひに
うらざしきのきりどぶち▼
細内二
中村
▼かゞひよれば
こさんいそれと
見〽そこにゐな
さんすはきん
〽さういふこゑはこ
さんじやないか〽ア
モシしたが
シしたが
ひにさ
よりいま
ぬすんだる
いつたらを
きん五らうの手に
わたし〽このひとこ
しはおまへのたづぬる
あふひしもさかト
きいてそく〴〵
こをどりなし
〽スリやこの
かたながしも
さかとななんに
もいはぬ千エゝ
かたじけないとおし
いたゞきこしにばつ
こみへこゝろもせけば
〽おまへすぐにゆか
びやうぶ
しやんすか〽こよひ
よつまでのやくそく
ゆへ〽そんならはよふ
〽れいはゆつくりコレおや
ぢにもよくいつてくれ
こさんさらばトあやめも
わかぬやみぢをばこれいつ
せうのわかれともしらで
はせゆくきさらうひたんぞ
のちにさぞかしとおもひやられて
あはれなりこさんはあとを見おくり
〳〵のこりをしげにざしきへあがり
じんざぶらうがふしたるとこを
囚のぞきながら
ごし図
〽じんざさんお
まへねなさんし
たかトひとこゑ
えんがはにでくしんざがかたをふし
おがみヱゝもめたいないやらおそろ
よべどもいらへなければ
しのや郎をとこのため
とはいひながら
こゝろにもないうそ
いつはりめがさめて
しつたならさぞは
らがたちなんせうとふぞ
かんにんしてくださんせトごたい
をなげうちなみだとともに
ふしおがみふとおもひだすいぜんの
のきぜうアゝこゝろがせいたはつかきへし
十八
松雁一
つゞき
かり
にいまきん五郎
さんにこののきぜう
をかへすのをふつゝり
わすれてしもふた
わいなアすこしの
うちでものきぜう
をもつてゐるのは
こゝろがゝり
いつそ
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
きん五郎
さんのう
ちへいてかへしてこよふ
二アくこゝろにかゝること
じやないトうろ〳〵
しておるそのとこ
ろへそつといで
くるこのやのお
ぎん〽そこに
ゐるのはこさん
さんか〽ヲヽ
おぎんどく
〽しゆへ
とふで
ござん
すへことは
ながら
あのしなをきん五郎
さんにわたしたわいなア〽アヽ
それはなによりそれでわた
しもあんどしましたそん
ならはよふふくしでおかへり
さうしませうじ手を
ひかれしたくしつゝもこの
やをいづればおよくはとち
うをあんじけるゆゑい
□□□□□□□□
もろと
左ゟしおくりて
ゆかんと
もにふな
やどまど
つきそひ
さて▼
をばまやの
おくざしき
にはふるてやの
じんざついに
なきたい
しゆゑ
ければ
せう
たい
なく
ぜん
ごも
しらで
ふしたる
ところへ
むかひと
見えて
□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□
□□□
かづさや
たしちおくざし
きへいりきたり
〽七シじんざさん
〳〵コリヤ
マアあかしも
きへてゐるト
てうちんの
ひをたん
けいにうつし
て
あ
たり
を
見まは
せばとき
する
ひとも
あらざるに
じんざひとりが
たるいびきたしちはゆし
もひなし
はぶつこゑ
それみつゝめ
にはあらぬ
よつのき
まはつて
くるやいなり
まちばんやの
田だれ
ばかま
そこへ
ござるは
やくにん
かいな
ふれの
かうぢ
やうさ
やうならば
またみや
うばんと
ゆくも
あり
ひつ
かへし
まく
おもふ
も。
かあ
居り
ゐ
のこく
きた
れど
もろへ
のゆき
とだへぬ
やきの
おやぢがまへ
ろくけん
ぼりの
のあき
れて
こゑた
しよぢの
かく〽もし
しもさかをと
じんざさま
らふばかりの
〳〵ちよつと
おをきなされませトよび
おこきれてめをさまし〽アヽ
これこさんしつほりあせを
こしらへごと
せうこは
さつきあ
なぐらでひろ
かゝせたなアトうつとりと
してうつゝのてい〽モンだんな
なにをおづしやりますト
いはれてよふやくこゝろづき
〽ヱヽそんならいまゝで〽ゆめ
でもごらんなすつたか〽くゝ下
あたりをかいさぐりふとんの
したにかくしおいたるしも
さかのかたなあらざるゆゑ
これはトびつくりやゝこりや
しもさかのわきざしが〽なく
なりましたでござりませう
〽それをどめして〽ハテきん五郎を
こさんめがつきだしたのは
つた手がみが
ござります
このふみよんで
ごらふじませト
わたせばとつてよみ
をはり〽かゝこのぶんていでは五
へいじぐるめおれをいつばいはめた
のだなトいかりのがんしよくちば
しるまなこそばからたしちがたき
つけて〽こりやそのぶんではすまされます
めへぜ〽おもひきるきだ〽そんならふたりを
〽むねにあるわへがゝじねぢきるふみ
がらをすてるがこゝのまくぎりなり
これよりつきのゑときゑはみべんの
まつかなうそ
はじめにいだす
だんなが
せふくじや
うら
じやくや
丸しやく
二けんの
わびず
まひ
これは
はんす
がかくれ
がなつ
こひな
もともに
かつて
てつだい
みそを
する
やらしる
のみのいてう
ぎへ
八月
二十
やさだいこのほうてうも
げに〽もしはんすらさん
はやくわたしもみまゝに
なつておまへさんと
このよふにくらしとふ
モヲすこしのしんぼう
こしがしゆびよくわしが
をすぐにやしきへひきとり
はなれず〽ひとにきが
ねのくらうもなく
ねたいときにはかつ
てにねて〽さうして
わたしやアやくがうみ
わたしやアやくがうみ
とふござんすわい
なアへそりやもふ
すぐにできよふ
わいのふじとしわか
どしのしどもなく
たのしみのなかにむらくもさよあらし
ゆびさきあぶなふ見えに
けりこひなはいとゞうれし
ござんすわいなア〽そりや
じやあふひしもさかのひと
手にいればほんちへきさんの
はんすらそのときこそはあぬし
やどのつま〽せけんはれてめを
とゝなりあさもばんもおそばを
よればさわればくせはるかりたがひに
いざきつきはなのながにもおよばぬ
きちろじぐちをそつといでこのやをのぞくながやのななべと
①
十六丁
十六
覚一
〽モシ
おらう
にん
さま
あぶ
らを
かいに
まいり
ます
が
磯雨三
海面一
梅雨三
梅雨濡仲町三編目序
延元の頃戌花
声海が白髪に驕る頃は頓兵衛といふ母
矢口にすむは
渡守ある成駒社に
伎行たる時は松右衛門の棹師
元略の頃摂州
福島に
よしとて世挙て賞讃
せしかど今は時代も魯鄙相ばと逆格を順に稱愛気に近
退をよく料理て揖抹指する世話阿の船黨槎菱を目託にする
も繍紋の金五郎共和情の妓姑には美濃蔵三勝の古鳳をば
佃節にて洗揚肝涼しいと晦日の夜に乗微脉のころし
まで速択着よと蕎吉にせかれ硯のうみの乾まで陰に
船をのぼせんと欲す
柳水亭種清記
こへんよりよみつゞきついでにかつて
あげませふからうちをさしのぞき
〽ヲヤまアトいひつゝすこしじれぎみ
にてあしをふみならしわざとしはぶき
しば〳〵しながら〽もしあぶらはよろ
しうございますか〽ありがたいござるが
さきほどもとめました〽それじやア
かみはようございますか〽トとはれて
こひなはかほあからめ〽ハイかみも
たくさんござんすわいなア〽これは
そゝうトかどのとしめ
ふたあしみあしゆきかけ
しがみぶるひなして
アゝきがわるいひ
とのことより
わたしがかみ
をかはずば
こひなはうちわらい〽おまへ
さんもだいじさうにしたへ
おひてもよふござんすのに下
いひつゝはながみとりいだし
みそのついたるはん次郎が
そでのあたりをふいて
やれば〽ついでにこれも
ふいて下すりこぎをいだ
せばうつかりふきながら
かほ見
なるまひ
▼あは
ばつ〳〵しい下
せて〽ヲホミヽ
あぶらつぼかゝへ
はみこともろ
てこそははしり
ゆくあとには
こひなはん次郎
あたり見まはし
〽アヽわしとした
ことがすりこきを
もつてゐてそこら
ぢうだいなしに
したこひなちよつと
ともにおもひだし
てぞわらひける一アく
となりのをんなのきた
ゆゑにかんじんのようが
しやそれはさうと
こよひはあにじや
ひとがござるゆゑ
もつてゐてそこら
なにはなくとも
したこひなちよつとごぜんでもとおもふ
ごぜんでもとおもふ
きたゆゑ
てつだふて
もらふたが
そなたがゐては
おもぶせなれば
モヲよいかげんにかへらぬ
かいのトいふにこひなは
すこしむつとし
〽なんぞといふとかへれ
〳〵とむかひのも
のこぬかちはかへる
ふいてくりやトいへばところへそなたがことはならぬわいいせい
海酒一へ
梅雨三
ちゝきしなア〽アヽおくつてやるにもひとは
なしてしかたがないかうしようモシ
あにじやひとがござつたらめしつかひの
つもりにするゆゑそのきであひさつして
たもやふてりやがてんでござんすわいなといひつゝ
ふたりがみそとだいこん〽コレわしがほうはモヲ
すれたがそなたのほうはまだきれぬかいのふ
〽きれるといふはぎになるゆゑみんなつなげと
つなげておいたはいな〽ヱヽぶきよふなト手を
もちそへ〽それ〳〵かうきるものじやに下
だいこんをみなきりはなせば〽アレきりはなし
かぜもなきだきみやうがきぬけするほどのほせきて
まへだれにせしふろしきをとるておそしトおたがひにあは
こゝつかふにまひをりつゞひはなれぬて山のゑのはかぜに
ぬるふぜいなりかゝるところにろぢぐちより
ついむかふで
ついむかふで
へぎり
てはきにかゝるトほうてうだいこんなげいだしすゞ
ごらうにんのおだくはいづ
れでござるな〽それは
〽ハイなんでございますへイヤこのながやの
うちにさゝのはん次郎さまとおつしやる
さげていでくるあ
とにつゝいてあゆみ
いぜんのおなべあぶらつぼ
くるきかゝる
さむらひお
なべにむかひ
〽イトものがたづ
ねたいトいはれてへ
おな
いは
かへり
〽これは
おせわ
でござる
トいふに
おなべは
いらぬ
くち〽あ
すこば
よひ
から
からぬ
うち
で
ござい
ます
そのわけしらで
やねばいふ
かりながら
かどべにきた
あんないしやれ〽イト
とのもにちかづき
て〽おたのみもふす
トおことなへども
いらへなければさし
のぞき〽ヤアこりや
りさむらいは〽これしんへい
けしからぬト前とじさり
同一
しん十郎
はいぶかりて
〽コリやいがいた
したはん次郎はざい
しやくなるかト
おなじくのぞ
いてあきれ
がほなるほ
どこれはけし
からぬト
あとへ
さがりて
〽これしんへいこはだかにあんない
しやれ〽かしこまり
ましてござるト
こはだかにおた
のみ申ます
〳〵トきいて
うちにはふたり
がびつくりあ
はてとびのき
よくもきか
ずにはイ
あぶらは
さきぼど
もとめました
いふをにこひ
なも〽かみもた
くさんございますトことばにかどたて
いひちらせばしんへいはふきいだし□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
梅雨三
片
〽つゞき〽ハミヽ
くやさやう
ないかい
ではござり
ませ
ぬきゝ
の
廿はんすらさまのおたくはこちらで
ござりますかじとはれて両にん
まじめにゐなほり一ハイこちらで
ござるがいづかたよりといひつゝおもてを
見ておどろき〽やゝあなたはあにうへ
〽さくはんずらざいしゆくせしかトきい
こひなはうろ〳〵手もちぶさたにかま
どのそばおづ〳〵すはりてゐたりける
はんすらはおもなげに〽サテ〳〵これは
見くるしきところへよふこそごらいりん
くださりましたまが〳〵あれへトせらじ
いれこひなにめくばせユレ〳〵おちや
たばこぼんはやくあげぬかべはイ〳〵
まりましたらわな〳〵しな
がらふるちやわんにしぶちやを
くんでさしいだせばしんすらはこひなが
かほ見て〽はんすらあのものは〽八ツあれは
めしつかひでござります〽ヲヽそのはら
がめしいかひかは二てうかのすまゐははで
やかなものではあるトおちやをにごさで
すゝりおるこひなはもぢ〳〵じぎ
なしてかつてへゆかんトするをよびと
め〽シテめしつかひはなんと申〽ハイわたしは
こひなじいんくちおさへアヽコレてうかの
げぢよはとほりなでこなおさんと申ます
る〽バヽアおさんともふすかいかさまおさんと
もふしさうじやトいふをはん次郎はきもだえ
して〽このきんごらうはなにしてゐるやら
またしん十郎にうちむかひ〽めん
ぼくないありさまをごらんにい
れておそないりたてまつり
ます〽なんの〳〵そのくやみもいま
しばらくおやびともくのしんさま
のおとりなしにてみやう
にちよりさゝのゝ
かとくさうぞく
のねがひかなへばその
はうがかねてなら
みのおさんではない
こひなじやら
みろけいたして
すぐによめ
これまでつぎへし
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
海内三
松浦三
をさしおきかめいさうそくつかまつりま
すは〽イヤそのこゝろづかひむようにいた
すは〽イヤそのこゝろつかひもよこりにいた
しやれこのしん十郎は手かけばらそのは
うことははゝびとごそんじやうの
みぎりよりちのあまりとてごふ
びんがりよめのことまでくれ〴〵
とおふせおかれしおことばと
いくあにがしよぞんもた
つるためせんねんおやびと
ごかんどうのみぎりゆづり
あたへしあふひしも
さかのひとこしはさく
じつきんごらうへたいめ
んのうへこよひよつの
たであらふな〽なるほどその
たであらふな
ぎはぜひともにトかとへたちいで
あげぬかいのふ〽ハイ〳〵かしこまりま
ちやをくんでいだすをとゞめ〽アヽ▼
かねまでにうけとるやくそく
いたせしがそのきつさうをきい
おもてのかたを見れどもかけだに
かきくらうのせわがひあつてしん十郎がこゝろのよろ
これはんすらすいりやうしやれ〽はゝありがとうぞんじ
まするこれまでふかうのはんすらをさほどまでに
おぼしめされおやびとはじめとのゝごぜんおとり
なしくださるごかうおんさりながらあにじやひと
見えざればまたたちもどりてまづおたばこでも
めしあがれといへどもこゝろおちゐざれば〽これさ
おとうといまだきつさうないかどうした〽ハイヤを
たゞいまでござりますコレおさんもひとつおちやを
あげぬかいのふ〽ハイ〳〵かしこまりましたトまた
一の巻ゟしよふ〳〵〽それはちやう〳〵ユレ
おとうときんごらうによふれいを
いやへしや七斗いかにしゆう〴〵
なれはとてこのたびのくらう
いつしやうわすれはおかぬぞよ
し両手をあはせよろこびなみ
だ〽これはしたりもつたいなひごかん
ほうこうはいたさねばなりませぬ帯しも
とつてゑん十郎いくたびとなくおしいたゞき〽ことばに
れいはいくしがたしそれはかくべつきんごらうにはあ
ふひしもさかのかたなのことをくはしくぞんじ
出るまひなしかたなのこしらへつく〴〵見まはし
まことにこれぞおぼへあるこしらへトえみをふく
みつこひぐちくつろげ二三すんほどぬきかけて
あきるくばかりぎやうてんなし〽ヤヽ
こりやしもさかならぬまつかな
にせものじきひてふたりもと
もにぎやうてん〽ヱなんとおり
しやる〽かゝこれ見よおとうと
すんしやくたいはうによれども
まことのあふひしもさかはすぐ
やきばにしてならごにあふひの
ひとはをあらはす〽スリやその
もの〽ヱヽミヽドレトはんすらとりあげ
見てかくこりやちがふたわレきんごらうこりや
どふせう〳〵ぞトみをふるはせてもがくをば大
どうのこのとしつきごふじゆうをさせ申
ふがいないきんごらうせめてこれほどのご
かたなは〽にてもにつかぬまつかなにせ
さかのひとこしをおうけとりくださりませトいだせば
毎月三
大かまやるな〳〵きかさうきか
ねばちやもたばこもはテさて
あんどならぬことじやトあにも
おとゝもきをいらちまつまを
こゝにきんごらうこざんがわだ
せしいつたうをひつかゝへて
かげきたりかどうちたゝき〽か
かだんなくちよつとあげて
くださりませしきいてたちいではん
すら〽ヲゝきんばらうかやうすはどふ
じやトいひざまあくるかたくりど
ろくにあかねどきんごうみを
よこにしてうちにいり〽およろ
こびなきれませとりもどして
まゐりました〽ヱヽかたじけない
もしあにじやひとおよろこび
くださりませ手にいりましてござ
りますじきひてこをどりしん十郎
〽ヲヽきんごらよかサア〳〵これへ〽これは
〳〵しん十郎さまさそおまちかねで
ござりませふべしやきんとらうさく
じつも申ことくこのたびおとゝがくわ
きうのきさんになくてかなはめあふひ
しもさかそちがしんはいくわふん〳〵〽ツヽ
ありがたきそのおことばはこよび四ツの
かねまでしおやくそくはいたし
たれどいつこくもはやくあ
なたさまがたのごくろうを
やすめませうとせいいつはい
はたはきましてたゞいましてたゞい
しん丁らははつたといかり
はんすらがゑりがみとつ
てそくかにひきすへ
あふぎにてちやうちやく
なし〽アノこゝなふしよ
ぞんものめがいろとさけ
とにしやうねを
しやうねを
うばはれ
おのれと
かしなふ
あふひ
しもさか
なにき
んごらう
がぞん
だこと
かみの
あや
まりを
おもふ
ならば
とも
なぜ
とも
ぐに
せんきはいたさぬこれと
いふもこひなれやらいふ
いふたかこれ
おんなにばかりうつ
をぬかしひとを
たのみにおもふゆへ
かやうななんざと同じ
つき
あひ
なるは
ふく
いはふ
やう
なき
ふと
と
もの
夜一日三
に
た
えず
つきた
ぶしはや
なにき
んごらう
かやうな
やつをだん
くとの
せわしん
あつく
れい
を
ぞし
かしそのかひ
もなきこよ
ひのしぎア
ひのしぎア
ざんねんに
おもふわへ
己はんすらりやう
ごしたばさむそのい
ぜんはかほどのことにわ
きまへのないそのはう
ではなかりしが□そち
はいくつになるとおもふ
しゆにまじわればとよの
ことわざいかにてうかにすめば
とて見さげはてたるふしよ
ぞんものめが〽サア〳〵その
おはらだちはごもつともな
などなか〳〵もつておろそか
にいたせしと申わ
けにてはござ
りませねど
これにはだん
〳〵〽だまれなにを
おのれがそのかひ
わけおほとのゝごぜん
おやびとの手まへ
どのつらさげて
いひわけならふ
ぞにんちくせう
にもおとりしやつ
ことばかはすも
毎月三
みのけ
がれされ
きんの
そち
には
これ
まで
なに
かと
なく
むだに
じんはい
いたさせ
それを見せじとはなうち
かみ〽そちがふかくはこどもが
おちどせつふくいたせばことは
すむさらば下かどべにたち
いづるをはんすらはたもと
にすがり〽そんならどふでも
〽ヱヽふしよぞんものめがこと
ばはないわしそらをなが
めてこよひもはやねの
こくくもりがちならさつ
きやみユりやきんごらう
みどもがめがねもくも
つたはやいとなりぬかほ
するくらしさにしん
十郎はまたすがる
をかちはらひ
てうちんをさ
かたなを
こしにたち
あがるを
〽しろ〳〵の
おはらだち
なんとおわびの
じようもなし
なみだながらに
はんす郎かうべを
すりつけしほ〳〵
参をもえあげ
きにたゝせ
てかへりゆく
てかへりゆく
あとには三人
はゝはいら
なだゆく
ふねの
なんとおわびのふねの
しようもなしトほを
うば
はれ
ろかい
とら
ぬさまを見て
いかれどさすが
れし
こゝち
けうだいの
ちなみはあ
つきしん十郎
してしば
しこと
ばも
なかり
ヱいとゞ
ふびんさいや
ましてひたんの
なみだはら〳〵〳〵
こび
なは
金
かつてなる
でばほう
ちやうを
さかて
にもち
じがい
なさ
んと
なし
いきては将ら〽きへ
けるを
きん五郎
はんすら
みぎひだ
あより
おしとゞめ
〽アヽこれ
こひななんで
そなたは
ヘサアもとの
おこりはわた
しゆへどふも
木同三
□□□□
拾一浦三郎
のきずでんととつてなけだる
きかにしらをかくてくせもの
きのかしらをかくてくせもの
〽ヲイたちこしてこいやいの
かけごゑたかくむちも
さんにかけゆきしは
いきほひこんで
いさましく
○それはさて
おき
さかなやごへいじさきより
ふたりがはなしを
たちざゝあるひは
おどろきまたはよ
もろこびおのれ
ばんざうしも
さかのかたなを
とらでおくべきかト
しりひつからげでまつゝ
いで〽そのしもさかはおれ
こゝに
また
おほしま
がもら入トこゑかけ
られてにゝんはびつ
くり〽やさう
ばんざう
ばんさう
たしちの
こにんなかてう
うらまできに
けるがあ
□□□□□□□□□□□□
いだして
じんざさんを
はめたのも
たりに
いまと
ひとも見え
ざればばんざうたて
にか
ちむ
かひ〽しんざぶら
うがこさんめし
いすかなしごと
〽ところでおれがしやう
ものゝこのしもさかでこさんにを
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
だいて
ねるきだ
〽なる
いふわれは
〽ヲヽこさんの
おやのごへい
じだ〽そん
ならいまの
はなしをば
〽のこらず
うしろで
きひて
ゐた〽ヤア
〽さつきむ
すめが
にう
つゝを
せんしん
はん〳〵で
ぬか
とりえた
してねた
まをうかゞひ
あふひしもさかの
あはししゆびよく
あゐてさんが〽どめでみどもに
ひとこしをまんまとみどめがさしぞへとこざんめがほれよふはづは
かたなが
にせとあればこゝ
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
すりかへて
うばひとつ
たじきいてたし
ちもすこしかん
かへ〽それじやア
さつきあの
こざんにじん
ざさんが
ぬすま
そみづのあはおもひもよらず
◑ないほどにこれをおとりにひと
ばんでもだいてねればそれがほんもうはテ
さんまいめではいろはできぬて〽そりやちがひ
ござりませぬ〽イヤこれはごあひさつ〽かゝみ
あにゝしろこれからすぐにまたをばまやへいふにばんざうたし
ひきかへしといたしませふ〽すこしもはやく書さゝやき〽みちがゆ
しやうじんありしよのしれ
たあふひしもさか
おれがもらつたわたさつせへし
いふにばんざうたしちと
さゝやき〽みどもが
しも
さかを
わさせ
のし
も▼
れたあ
▼さる
に
のかいかにもうはべはしも
さかだがなつはみどもが
さかだがなかはみどもが
さしぞへだ〽さうとは
しらずしゐさかをとら
ふばかりにこ
さんめが
きん五
しも
さかでほんも
などゝはしや
らくさいこれが
いはゆるとしよりの
ひやみづふびんなが
らもいちだいじを
きいたうへはたすけ
おかれぬ〽へゝとしは
とつてもさかなやのご
へいじにはほねもありやア
すぢもあるがきのおり
からしほみづでそだつたとく
にやァかはがあついきれる
ならきつて見ろ
ばかないら
なじりき
みつくれば
ばんざうは
をへいかげ
よりうつゞひ
よつたる田たしちつきん
〽こしやくな
ことをそれ
たしちつきん
五月一
猪浦三
〽コヽがつてんト
ありあふどぶいた
手ばやくとつてう
なばやくとつて
ちかゝる〽ヱヽわる
ほだへをしやァ
がるなじちかよる
たしちをはりた
ふしばんざうが
しよぢしたる
しもさかの
かたなをとら
んとするこな
たはやらじ
やくしばしあら
□□□
そひけれど
こもひては
あひては二人
こなたはとしより
あしなみのみだるゝ
ところをばんざうがじ
ントあてみにごへいじは
ウントばかりにもんぜつ
するおりからひとおと
きこえければばんざう
たしちはきおくれ
してあしばやにみを
かくしけりかゝるとこ
ろへきんもういきせき
とかけきたりもんぜつ
したるごへいじにはたと
つまづくとたんにごへいじは
いきふきかへしてたちあ
がり〽うぬそのかたなト
きんもらにうつてかゝる
をふりはらひかほ見
あはせて〽やわりやごへい
じか〽コゝきんごらうか〽うぬ
よくいつへいやりややがつたな
くわんねんしろトこしにさし
たきばぼうちやうにて
つきかゝるをごへいじあちこち
みをかはしもつともだ〳〵
そのはらだちはもつともだが
これにやアわけのあることだ
〽なにをおのれがいふこと
あらふトまたもするどく
つきかゝりたゞひとつ
きにトとびつくをあ
きにトとびつくはあ
なたへはづしこなたへ
はづし〽まつて〳〵ト
たちまはれどのがす
つきつかれてどつかとざし
〽アヽもつともだ〳〵ちの
けのおほひりやうけんじや
おやこなれあひえんを
きりいつはいはめたとおもふ
らうがさら〳〵さういふ
わけじやアねへいきのある
うちひととふりおれが
いふこときいたうへはらが
まじとかたさきをひと
悔酒
フ
大ゐぬならころしてくれなにを
もさかのかたなをとらふばかり
にてこゝろにもないあいそ
かくさうじんざぶらうが
むすめをどふぞな
びくよふかうしてくれと
たのまねてしぬるいの
ちをたすけられ三十両
といんかねをいひあはせにて
なれがもらひそのおんがへしにとく
しんさせろとたのまれたはくば
さいはひにむすめをばんざに
したがはせこなたがたづめるし
もさかのかたなをとりえて
やらふとおもふこゝろはおなじ
やらんとおもふこゝろはおなじ
むすめくもじんざにしたがいし
いひあはさねど
おやとこが
こなたの
ちうぎを
たてさせ
よふとおも
よふとおも
つたこともいすかの
はしむすめがぬす
んだしもさかはばんざうめが
すりかへしにせときいたも
たつたいままことのしなは
ばんざうがしよぢしておる
こそあふひしもさか女部
ひこれをこなたにいひだい
ばつかりわるいこゝろで
せぬこともはらがゐぬ
ならころしてくれいのち
はおしまぬきん
ごらうじき
いてこな
しらず
これとつさんはら
たも
ぎやう
のたつまゝはやま
つてこなたをきつたは
おれがあやまりその
てん
なし
〽スリや
いひわけにはこれかう
やしもつたるほうちやう
ばんざう
がぬすんだ
わがはらへつきたてんと
するをごへいじおしとめ
〽ユレこよひにつゞまる
しもさかの
をしら
ずに
おれに
わたせし
とかやく
ミ
さら
〽ありしよ
がしれたにしなふとは
あとさき見ずのちいさいもやう
けんしなずとかたなのせんぎを
しやれ〽わゝしなねばならぬいひ
わけもそんならおれにおれが
いのちをしばらくあづけて
くださりませトごへいじが〽つぎへ
つゞきしきずを見てヱゝしらぬこととは
いひながらこのふかでゞは〽なにこれ
しきのかすりきずおねにかまはず
やれ〽ミニノばんざうめがゆくさきはへヲゝまたしも
さるをおとりにしてむすめをくどきおとさんとせん
どうたしちといひあはしてゐたからはたしかにきや
つはをばまやへへいつときあらそふこよひのせつはいの
ちをすてゝもしもさかをへ手にいれるやうすこしも
しもさかのひとこし手にいれちうぎをきて
はやく〽とはいへ見すてゝ〽ヱヽみかんなことを式てんならこれよりをばまやへき
ゆくはなさきに
せんどうたしち〽わ
れはやら
ぬヱゝ
二十一日
まて
うしろへは
とつて
かゝるを
しつきとば
しがまつゝなた
されて
たぢ〳〵
〳〵とごへい
れかゝるを
ごへいじ
たゝち
をとつて
ひきすへ
〽こいつに
かまわづ
ちづとも
はやく
〽ヲヽ
がつ
てん
一ゐだてんばしりに
をばまやさして
かけりゆく三のまきへ
二十六
十一
二の表さゟしさんはおかくにつれられてふねにうち
のりしほどめへのりきらんとなみよけぎはまでともしらなこのおとたう〴〵と
きにいるころいつてんにはかにかきくもりみづあかりものすでければとさんはうしろし
見らるゝこゝちゆく
さへとれざればせんどうきちろくあたりを見て
さみたりもろともこのすにていまきゆる
ともしらなこのおとたう〴〵と
〽ヤアいまのまにまつくらになつてきたこいつアひと
あめかゝるわへからねへうちにのつぎりていトろを
おしたつればおかくもともにそとをのぞひて
〽もしこさんさん〳〵ふだんとほるところ
「◑〽ひるとちが
つてよふけのせいかし
どこともなしに
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
だがどこだかさつはりしれませんは
きみが
〽ほんにこゝはどこだねへきうさん〽ヘイ
わるひこれだ
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
からあしたおいで
かさいとわたしが
なさいとわたしが
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
のきにて
れでも
きん五郎
さかにあつて
こののきやう
を久さぬうちは
こゝはすきぢおきでございます
〽それではしほとめまではもふ
すこしてござんすな〽ひとあせ一
かきやアのつきり
〽わたしやこゝろがす
まぬわいなァ〽されば
しほとめへかへつても
きん五郎さんがどふぞ
ます〽ごくろうだが
いそいでくださんせ
〽がつてんでございます
ゐなさんすりやアよいが
ねへしいふきつかけを
ときのかね
ちばかす
トろをおしたてゝヱヽシ
ツシ十たんばかりこぎ
だししがぬばたまのよ
のゆくさきしれずすへ
のつかけておせどもうごかず
きをもみなんだすへのつかけたとへ
そりやアまアたいへんだねへ〽とふ
かしよふはござんせぬか〽なに
モヲいまにしほがあげますから
ちつとのうちまつておくんなさい
まし〽ほんにこゝですゞもいとはふ
きがつかな
かだしにく
まれぐち
〽なむさんそこりですへのつかけたトさほ
とりなほしおせどももどらずおかくは
きぢか
うなばらへ
ひゞきわた
よだちおぢけたつのも
けにむしがしらする
りてこもぞく
〳〵われとわが
きにみのけも
とにやありぬべし
こさんはいまざら
くやみごと〽それは
さうとけふはのざへし
梅雨一
林同三
〽きまアかあいひをとこのためとは
いへどうはべばかりのえんきりにじんざ
さんをふかみへはめかうとしつたらさぞ
つしがにくはもちろにおころもたとい
わしがにくふもあらふおはらもたとふ
かんにんしてトかげながらわぶるをおかくが
せゝちわらいへかういんすぢなきやう
げんはしばゐでいくらもすること
だがほんにわがみに
あつたならは
らもたとふが
ねをいへばだ
まされたのが
やつはりま
金
ぬげそれだ
からくず
〳〵に
なんとも
びつくりしりもちつく〴〵とさしのぞき
〽ヤじんざさんからいはせもたてで
ぬきうちになみへざんぶりきり
こんだりこのものおとにおどろき
ながら〽きつさんどふした〽そみけが
でもしなさんしたかトいふをじん
ざはさぐりより〽イヤなんともせぬ
〽ヱくさういうこゑはトさし
のぞくに
いきほひにさすがの
じんざもひかれて
ふねをとんでおり
おいれこさんめにが
しはせじとひだりの
かひなぞきり
おとすおかくは
うろ〳〵ちにまこ
ねてにげまはり
しがいまははやお
ひらりと
つきいだされ〽アレヱトふた
もはみよしのかたへ
にげのくうしろを
おかくがかたさき
さんしすんほどきり
さぐればアツトひと
こゑさけびながら
それわなゝき
こしひざも
たゝぬばかりに
こけまろぶを
じんざはおか
くがえりがみ
つかみすな
にすりつけ
いはず
かへつたわいな
〽サアそのなん
ともいはずにかへら
しやんしたがわた
しやこゝろにかゝる
わいなア
とた
んにおち
たるづけ
ぎのい
わうへひ
のうつり
てや
すへにげいだすを
こさんもともにつゞ
いていでんとするを
手ばやくおび
ひつゝかみ
ひき
はがみを
なし〽コレ
おかく
わりやいま
まぬけな
じんざに
ひとは
をんなの
みでもかう
みでにいふ
いうめにあふ
てはたゞはかへられぬのに
それといはぬはこゝろのうちにふかい
しあんのあつてのことかどふかかゝつかと
はつと
たつひかり
にこさんはじん
ざがかほ見て〽ヤ
おまへはトぎやう
もど
されてたぢかく〳〵
よろめきながらいま
ははやこくぞいつせう
けんめいゆゑおび
きれ
ぬと
ぬか
した
な〽イヱ
あんじかをもしきかにでもきはしなさんす
まひかとおもひすごしをするせいかさうき
からのむなさはぎわたしやこわふてならぬ
わいなトいへはおかくもそこぎみわろくどうは
ふるへどよりみを見せじと〽なんのこわいことが
ごさんせうそりやおまへのとりこしぐらう
きるのつくのといふことはきのきいたひとの
することほんにじんざさんのやうなあんつ
なまぬけなとんちきがひとをきるの
つくのトいふはたらさがござんすもいか
〽〽くこれそんなにわるくいつてもしきかれ
たらとるいわいなア〽そりやだいぜうぶサみ
ほじるしよりほかにきゝてのないきしをはな
れたすきぢおきとんなおほきなこゑをして
もきこえるきつかいはござんせぬじんざのまぬ
けやおほまぬけしよびたつるこゑもろともに
ふつときえたかちやうらんのあかりにみな〳〵
びつくりなし〽アレちやうちんのあかてがきえた
〽ろうそくがたちきつたか〽ヲヤ〳〵あかりが
きえたらばはならまゝ事もしれれぬぞへトおつ
くもどこやらきみわるそうにこさんかそばへより
そへはこさんはこゑかけきちろくとんはやく
つけておくれでないかきみがわるうてならぬ
わいな〽八イいますぐにつけますじひなわばこ
てんするを〽フゝ
ふるてやじんざだ
〽ヱヽミ
あみだぶつ〳〵ト
おかくははじめの
ことばにもにず
かほうあをざめて
わな〳〵ふるふ
じんざぶらうは
ふたりがまつゝ
ぬつとつゝ
たちこさ
んをねめ
つけ〽に
よりつけぎとひうち手たぐりにとりいだしひを
うちつけんとするをりからなみかぜはげじくいかづちの
おともろともにともじりのいたごをしたよりはね
うへしぬつといでたるじんざぶらうきれあぢするどきいつ
たらをこしにほつこみつゝたちあがるこのときせんどうきち
ころくはよねやくすくきにひをうへしおもをず見て皿
ろくはよふやくつけぎにひをうへしおもはずかほ見て▼
ひきたぐりて
くかへとぶ
その
あれ
はだましやりがつ
たな芝これたはト
ぬきかたなめさきへ※
くそんな
ことはいひ
ませぬ〳〵
へいふも
いはぬも
もふ
ないは
きれるか
きれぬか
このかたな
それ
かけて
見ろ
たぬき
ばゞい
めかふ
一
かた
より
きりさげら
れてたまぎる
こゑ〽アレひと
ごろしじいは
せもはてず〽ゆか
ましいはじひと
海向三
村両三
つぎ
かたな
に
お
を
ぐつと
さしとふし
ちがたな
ふつて
うかび
よるを
こさんはくつうに
たえざれども
のがるゝたげはと
はいまはりしが
じんざと見る
よりてをよはせ
〽じんざさんさぞ
はいがたつたで
とさんとふがかん
にんしてくださん
せ〽かぬよく
しんざがこの一さへ
どろをなすつた
一九二
これこさんト
たぶさつかんで
ひきずり
たふしす
なにすり
つけにぢり
つけわつ
やびをさゝ
れるをじつ
とこらへて
をばまやを
すご〳〵
こんやかへ
つたはのき
ぜうかへし
にしほどめへ
ふねでゆく
かき
のをきいた
ゆゑこの
しかへしを
しよふためねへ
しのびこんだるいた
ごのしたなんぼまぬけな
じんぎでもなれもえどつこ
むしがあらァこのまゝいけ
ちやアおかれねへおれをだまし
たはこのくちかとこさんを
ちうにひつさげてみづたるゝばか
りなるやいばをつぎへし
海内三
同
十三
柏所三
□□□□
すご〳〵ととど
まぬけどり
かなしきなか
にもおかしけり
こさんはくるしさ
たえがたければ
〽どふぞじんざさん
ひとおもひに
きくちへつき
とふしイヤサあふひしも
さかをぬすんだはこの手で
あらふトいひさまにみぎの
うでをばらりずんどきつて
おとせばこのものおとにおど
ろいて左つかもめどりとりが
ねぼうかこだうぐがとつち
とひよとなかれもせず▼
さしころして
うらみをはらして
くださんせ〽イヤ
ひと
おもひ
にころし
ちやアはらが
ゐぬなぶり
ごろしにつぎん
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□
白肉一
機械或
IILILINILININININININININININININININININININININININININININININININININININININININININININININ
一一
一一二九
同六六六六六六六
一
{
□□□□□□□
ATIL
INVIVIVIVIVIVIVIVIVIVIVIVIVIV
}
十一丁
柏雨三
つゞきころしてやるとうへを
つゞきしころしてやるじうへを
きりしたをつきおもひの
まゝにさいなめばこさんは
かたなにすがりつき〽チヱヽ
こつちがわるいとしりながら
あまりといへば〽ヲヽくやし
からふくちをしからはわがみ
つめつてひとのいたさを
しれとはこゝだだまされた
ときのおれがくやしさまだ
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
〳〵こんなこつちやアはらが
ゐぬころだ〳〵トまへうしろ
きずのつかざるところもな
くあさくきりふかくつき
きうしよを
よけて
みもだへしつてんばつとゝりじんさが
なぶり
四の巻へ
毎円三
三の巻ゟ
あれヱ〳〵ト
なきさけぶこゑは
さながらきやう
くわんぢごくの
せめもかくやあら
んとおもひやられて
あはれなりじんざぶ
らうはせゝらわらひ
〽いくらないてもぼさい
てもとほくばかづさぼう
しううらちかくはすきぢ
せつほうずいんぼうほ
どもきこえねへきやくを
おくるしんちのはなのつ
きるつくだのさはぎうたねんぶつ
がはりのいんどうにみをじるし
をとうばとおもひこのおき
なかのもくずとなれト
松町三
のどぶえのちし
ほはながれ
てしほみ
づもことわざ
にいふちの
いけにや
ぐれんのいろぞ
これなるらめござんが
しがいをうみへなげ
こみ〽これでちづとは
できぐつとつらぬく
むねがはれたトいふ
をりからにふり
いだすしのつく
あめはあし
ばらのかずを□
あらそふその
あらぞふその
ふぜいすなの
くぼみのたまり
をぢしほといきを
ついたるところへあ
めをおそれて
めをおそれて
いそぐにやゐの
きばふゆ
のいもを
ほるいき
ほひなし
てのつぎる
せんどうろを
みづくちにくゝみてかつ
たて赤ほして
〽どつこいなすへ
のりかけちやア
きひてじんざぶちう
きひてじんざぶらう
〽さいはひのこぶねトひ
りととびのりつつた
たいかんだトいふこゑ
てばせんどうは見て
てはせんどうは見え
びつくりなし
〽ヤイ〳〵なに
をしやァ
がる〽ヲゝし
んちまで
のせてくだせへ
〽おらアす
きぢへいく
ふねだ
風
安内三
木のせる
ことはでき
ねへ〳〵一十二
のせられねへト
たわことぬかしや
これだがどふだト
ぬきみをめき
きへつきいだされ
〽ヱヽみこれはトぶる〳〵
ふるへどもにかゞんで
たちえざるをじんし
ざはことばを〽つぎん
十七
才同三
蔦吉板
たま〳〵
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
富
つゞき
やはらげて
〽コレほねをりは
ぬすまぬわたしてくりやれ
〽ハイ〳〵〳〵むまのせをわる
ほどふりくるゆふだちに〽ヱヽ
またふつてトうすべりになみ
のおとをあぶせかけひくや
毎月一
道徳
日本橋一寸大
冬
ひな
はの
ちから
なは
いそげば
いそげば
あまぐるま
しんちを
たして
とのつかり
ゆきぬさる
ほどにきん
ごらうはごへい
じがをしへに
よろこびいさ
みばんざうが
あとをおつ
きたり
しがをばま
やにはおらざれば
ばんざうめがかへり
みちをとべいたい
ばしのかたへぞト
あしをはやめて
かけりゆくこゝに
おほしまばんざうは
おのれがあくじの
ねをたゝんとかねて
手なづけおいたる
ごろつき十人レばか
りをよびあつめまづ
ひらせいにていつはい
そこらせあめもろ
ともにちや屋を
いでへいたいばしの穴へ
桜間二
こなたなる
こぐらきかげ
/
には
みど
もが
にていきを
つき〽いづれ
もごくらう
〳〵たゞいま
もそのはこり
たちへもふせし
ごとくこびの
いこんの
きんもら
また
しよぢ
ふたつ
なす
あふひ
しもさか
のこのかたな
へこゝろをか
けるにくひ
やついけておい
てはしゆつせの
さまたげしゆ
びよくかれを
ばらしてしまへば
ほうびはこがねの
山をつむぞや
りやおきづかいな
されますなさし
されますなさし
しほぐみのどからい
わたしらかねときい
ろのつゞくたけのり
だすはやふね〽う
んもつくだのはな
ばしらたゝきくじ
いてじやくめつ
いらくめぞつこ
ひねるよりいと
やすいか〽こさんの
いろとさくからは
おかやきもちで
もすのなつ
でもいぬゐの
えどほう
ちやアどんなしけでも
がくをく
つとたつみ
にひきう
けてむかふ
みづのざぶ
どのにかたを
もつのもおい
らがきせう
のりかゝりしほの
そこりはいのちの
ひきどきころし
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
きのやみくもに
あたりほうだい
ひきどきころした
しがいはどんぶりとあ
としらなみにむじやうの
□□□□□□□□
むり
らのゆう
□おいでなせへ〽あつはれ〳〵
そのいせいではきやつはいち
手はづは
かうとさゝ
よぶことては
にんたとへくら
らのゆう
ありとも
なか〳〵お
やきつゝと
あるこかげへ
しのびおる
かくとも
しらぢのお
ほゆかたやみを
てらしてかけくるは
〽きんごらうなりければ
ばんざうそれと見るより
もどつこいやらぬじたち
ふさがるをきん五郎はすかし見て
〽やゝわりやおほしまばんざう〽くゝかた
せへかくごよばはりこのきん
なをおれがすりかへたことをしつたからは
いけておくれぬきん五郎われが
ほしがるしもさかのきれあぢ
見せるぞかくごなせ〽しやらく
五郎もいまでこそはこ
ぶねのりいぜんはさゝ
のゝわかとうぼう
くうすこしはおぼ
えのうでつふし
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
みな〳〵〽そ
シばんざうさま
おほぶねに
のぎぶが
ほうは
やじむま
わきろの
あひてに
ちま
田
しよう
とはおしの
おもかぢとり
しぢりいのち
これぬ
そうじんしろ
〽なにをこしや
くなたゝ
んでし
まへ〽コヽ
がつてんだト
あまだの
わかもの
みぎひ
うつ
て
かゝるをかたへの
たてふだ手ばやく
おつとりうちふり〳〵みぎひだ
りおほなみこなみとうちはゝへば
はつとたつなみむらちどりちりては
あつまりあはせてははなれてかゝる
しうさんりがらさしもにたけき
きんもらにまくりたてられおほぜい
しはむら〳〵ぱつとにげちつ
たりすきをうつ
がひばんざうが
きつて□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
毎月二
松雨三
つゞきかく
るそひ
つはづし
かいちやう
ふだにてあ
いしらひしばしは
いどみあらそひ
しがついにばんざうを
うちたふしかれがもつ
たるかたなをとりあげ
〽これぞまことのあふひし
もさかふたゝび手にいる
てうへからははんすらさまはほ
んちへごぎさんかたじけないト
おしいたゞくうしろへばんざう
おきあがりかゝらんとするをし
しもさかにて
からたけわりに
まつふたつ〽アラー
こゝちよやト
しもさかにて
まつふたつ〽アウ
いつさん
ごらうかくごをせよトきりつくれば
〽さういうわれは
じんざふらう○よし
にかけだすまへくじんざぶらう
たちふさがつて〽こひのあだなるきん
毎国
○と〽おれをだました
こさんめをころした
あふかいおの
あふやい
ばをその
まくにかいの
しゆもくに
しつかとあ
さへまつたく
まづまつたト
いふをふたりは
きつと見て
〽やくごへいじ
どふして
きずが
〽こゝふしんは
のりつい
でにらぬ
もとも〴〵めい
もつともまづふたりとも
かたなをひけおれが
みのうへきさまたちが
すじやうをくわしく
ものがたらんときいて
ふらはかたなをさゆへ
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
どのみちづれ〽ヤヽスりや
こさんをころせしとか
くゝごくいじといひばん
ざうをや
これ
きんごらう
きずはさの
みにおから
女わが手
にけしかへからは
どふでいがれぬ
ひとごろしいく
たり
ねばもししや
んじはしゆへ
かとあとを
ゑゝはく
つけたちにて
してらさまにおめ
にかりそのとき
たまはるめうやくにて
〽そくざにいえたかたの
きずさすればそなた
にとがは
ない
〽イヤばん
ざうを
あやめたから
は〽われもこさ
んやおかくらを
八つしころせし
いゝみなれば
しゆきつて
きんめらとさしちが
へん〽ヲくさうせんじ両
人がかくごてい〽ヤレ
まてしばしトこゑ
もおなじとがこさんの
かたきかくごせよ〽こしやく
なことをトさうはうがしら
はとしらはのでんくはうせきくわ
しばしあらそふそのところへちや
やうちりてらさせきかゝるひとむ
れそれと見るよりごへいじかけよりごらうは図
かけいれ見れば
さゝのゝはん第
たみへい
こひな
なり
ければきん
松浦二太
つぎかけよつ
てさきほど手
ろいるしもさか
をいたして
じんざにうちむ
かひ〽かたなのし
さしもさかのかたなてにいるうへはわれは
ほんちへきさんせん下きいてごへいじ
めろともに
たぶさを
ろにわがくびわた
きんいざかけと
れといひければ一
じんざはちゆう
ぎをかんじいり〽そなた
のつみもわがみにひきうけ
じがいせんそなたはいきて
をわきばらへつきたてんと
なしけるを〽ヤレまて
ちゆうをつくせしいひつゝかたな
じんざこれを見よト
いだすはおやこの
しるしにとじんざが
しよぢせしあふ
ぎのおやぼねこぼ
ねはこゝにときん五
らうがいだすにま
す〳〵おどろきて
〽スりやきん五郎はわか
こであつたか〽いまおやとこのちな
みがわかれは人ごろしのせいばいなさんと
かたなひきぬき両人がもとゞりふつゝときり
おとし〽しゆつけとなりてこさんをはじめやい
なは
三人の
ものに
あつくれいを
のべいさみ
よろこびたみ
へいひきつれさゝ
のゝいへたちかへり
しん十郎のとり
なしにておやこ
のたいめんとのへ
のしゆつしこひ
なとふうふのこんぎふさまりめでた
いつものは
きこの
はんすらよりしろぎをうけてだこ
よをやすくなきひとぐのあとをとむらひ
まれなるちやうじゆをたもちしとがてまたはんにら
ふうふはなるむつましくまごひこやしやごをもふけけるゑだし
さいきあめ
梅雨
ふれた
火哉
仲町
紅英盛寿棹
貝屋一り五
松浦三
十一日
つぎかけよつ
てさきほどね
〽ろいるしもさか
をいたして
じんざにうちむ
かひ〽かたなのし
ろにわがくびわた
やしもさかのかたなてにいるうへはわれは
ほんちへきさんせんじきいてごへいじ
もろともに
たぶさを
きつて
しゆつ
さんいざうけと
れといひければ
じんざはちゆう
ぎをかんじいり〽そなた
のつみもわがみにひきかけ
じがいせんそなたはいきて
をわきばらへつきたてんと
なしけるを一ヤしまて
ちゆうをつくせじいひつゝかたな
じんざこれを見よと
いだすはおやこの
しるしにとじんざが
しよぢせしあふ
ぎのあやぼねこぼ
ねはこゝにときんも
らうがいだすにま
す〳〵おどろきて
〽スりやきん五郎はわか
こであつたか〽いまおやとこのちな
みがわかれは人ごろしのせいばいなさんと
かたなひきぬき両人がもとゞりふつゝときり
おとし〽しゆつけとなりてこさんをはじめやい
ばにうせし人ぐのあと給ふてろにともらふべしふうふはなるむんましくきごひこびしやごをもふけると
ばにうせし人〴〵のあとねごろにとむらふべし
三人の
ものに
あつくれいを
のべいさみ
半
なとふうふのこんぎ
よろこびたみ
へいひきつれさゝ
のゝいへたちかへり
のゝいへたたちかへり
しん十郎のとり
なしにておやこ
のたいめんとのへ
のしゆつしこひ
ふさまりめでた
きとの
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いつものは
はんすらよりしろぎをうけてだ□
よをやすくなきひと〴〵のあとをとむらひ
まれなるちやうじゆをたもちしくぞまたはんにら
ふうふはなかむつましくまごひこやしやごをもふけけるめでだし
ふうふはしつむつましくまごひこやしやごをもふけけるめでだし
さいきあめ
梅雨
ふれた
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仲町
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
かのり
紅英壱封梓
貝屋一リ曲
同断二月
小さん
金五郎
さつきあめぬれた
梅雨源作町
さくしや柳水亭種清録
一両又柏蝶楼国貞助
はん歟戯英堂寿様
外初通風上下ふた巻
月日
10406
此めし
くめ