狂歌集
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- 不明
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- 2026-08-17T19:23:18.400Z
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- 2026-08-17T19:23:18.400Z
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- 不明
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- キョウカシュウ
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- 東北大学
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- 2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
村歌集四本全
五日
七。
▽▽泰橋ノ間附金ヲ
以テ購入セル印謂博士
「猶写吉氏語探書
水底の霞
十点
水底の霞にかけてかしみ鯛
今日輪のしよくと見べし
有吉
一雲よりも日あしい深く踏込て
延火よりも日あしい深く蹴込て平笑
われからの貝霞山水底
酔笑
玉得んと広か腰縄たなる事
霞の底に深き程とも
暮れ
みゑ
山々に露い衣谷川江黒つ
さらせは底も霞棚引え
名にしあふ角田も春は誠〳〵
心にしあふ角田も春は然し
水道よりも霞しけり
三
又兵衛
紫心客の網◯水底を
曳しらすは大江戸の花
面水
やし
縁樹花魚木にいふる前底に
応藤
妻の綱をはるの明りの
相知候へも霞むと見へて貰申候子か
けふはあわひを取そ煩ふ
窓翁
十日
隅田川花の上春は水底へ
から
うすむらさき○霞かさねが
松丸
六点
水の底に霞もたつい都には
桜てふ名も安つて鯛
天其段
七兵衛
水底に引とは見れと醤匂つ
妻の網をもるゝしらけ
御法道
七点
よしいつ水底深く霞らし
岸心桜の蔭をうつして
興味
六兵衛
朝風和田子の浦波敷よき
にしの霞の見ゆる岩か松江
五六天
ゑ
龍宮城之間道見る太刀の角
霞の衣の籏そつたつ
酔笑
十点
諏訪の湖水はとけて水底に
またはらふかく霞渡れり
蔭道
七点
みな底の波の花見にて姫か
霞の幕に遊ふ程宮
蓴菜
いの
大森の泥の麁朶から
かけ物て酔笑
水底霞む紫ののり
七点
公姫もおゝる話にされら鯛
霞の幕をはるの長閑さ
鮎喰組
五兵衛
しら冬舟手伝ふりに浪間
霞の網を下す水底
より舟庭
舟庭
七点
水底は霞の網の袖るうら
袂を建入いとよりの空
酔笑
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
浦嶋か霞の幕をたついて
沖島か霞の幕仕たついて構成
うらやましくもみなそこてはね
砕成
地獄の残雪
五兵衛
此無可ら慈悲も積して
御蔵る
雪は本獄の道にしやり程
酔笑
つみ消る計りになりてそつと
地獄になる雪しよ事し
なし
信にいふ地獄の沙汰も金次第
施しせこれは罪きへなり
七点
おそろしや名も立山の地獄公
つくりし罪心さ也やらぬ雪
黒門
七点
三角をひたへにつきし
餓鬼とうに
三角をひえかぎにつと
然りし書も握りめしほと
酔笑
竹を打にをそこないしよつて
とかによつて
地獄の穴になる面丸
右の池のあなたはしら妙に
然れ候雪は針となる山
昔風
大船蓮池針の山ふたいろのとり合せ面白妙に覚候
地獄まて尋し妹かきぬた
襟になりし白粉の雪
八七
ふとしくしきるる地獄の鬼さんと云め
とらふまたらに雪ておれる恋夢
十六
銭なしや綿につゝみし針の山
高田五郎兵衛
通世の罪をは消然に候雪の
恋翁
地獄とはうそのかわらの果といふ
羽丸
ならくれ底の罪のこる雪
奈落の底まて気のつかれし作れつみよりも
ふかし〳〵
六兵衛
産仕めかとうしん遣し此数は
つこりの雪さねから堀らきす
て霞
七点
一畳のかけうつるを持る雪とかはら
地獄を渡る田子の浦船
陸道
六点
白銀の雪の剣心消やし詩
身をさくほとに風さゆる春
興味
久兵衛
八寒の地獄の冬は此世より
寒の地獄の冬は此世より五六文
三月をくれて雪や解くらむ
五六天
七点
をそくしやつみ積るか有
消かねて
地獄谷にて我儀十一郎雪
酔笑
十七
一太は金銀壱匁し河原に消ぬる灰の虫間に
むら生の
地獄の灰は雪の御妙人
陸道
又兵衛
御仏へ備へし餅と思ふほと
阿鼻の底に登るしら候由
舟庭
十上
三途川のにんの雪に白かねの
汁をみせたる岸の老松
雑順丸
六点
地獄なる畜生とうにあちこちと
ふちになりつゝねるしら雪
酔笑
いの
越中のふとしのたけに立山の
地獄に至る雪は三尺
立
山中の魚漁
今一度やまて浄酒内證を
細川穴三郎証儀金元
以国にかはるあせきいあれは有
諏訪湖の鯉の金を産む国
蔦丸
一鯉魚の金鱗光りあれといまたいとをさなし
七点
みちて来る真野へ入江行
有之候
梢之を分て置候つり舟
夕風に
黒つ
堅田浦の遠兵衛幽玄にきこゆれと今少しか
やし点
宇々富士に春は霞の網かけて
夏すはしりのすなとりや
酔笑
せん
うら冨士に下山道の砂走りよく愚意に落
ました
朝ほらけ霞の間より大森の
舟にのり木をわけて語る
大森なるのか木をわけると計
なく題霞過てみえす
大森なるのか木をわけると計りにては山中の亡
一御の鮎の旅籠〇山家にも
上手に客を餝つけた宿
名東
二児山さいの河原を欠歩行き
玉のあみたてすくふ漁り
面水
二子山と吾の字に置たるは趣向の発意にして内国て
きこゆれと此山に賽の河原なる事をきかす今
少し心を欠歩行して尋給へ
安中の子のうまるこゝんの
はしいつ
かす春の網をはらの泊り
よし野川は紀伊の国にて尤山にそふたれと一首かくては
落題といふへし
十七
ほし鰈釣ているさい山の端に
宗翁
しはらくあゝる三か月のき
但馬国入佐山の片落にて鰈干す所釣り縄のほそき
三日月まて見つけられし趣向いかにも感しいるさの
やまなるへし
文之丞
山小屋で心鍋をつりのいと。くら
よきをわすれてみる桜鯛
松丸
兵衛
いわし雲積て加え路と三笠山
さす棹鹿や三か月の舟
趣向過て作置分明ならす
て霞
五兵衛
いも山とせ山のあゆれ名物は
すしによしむゝ川の漁り
陸道
放題なる事下の句にあきらけし
箱根山さんしよの魚海より
酔笑
ひり〳〵いたむ法腹にきく
一引かゝる霞の網をはるの山
花の浪間にとる桜鯛
陸道
うちつけになしぬ箱根の
さんしより
網の目をもる関をたつれは
うちつけに箱根とかけたるは物国なれと一首郡にはとく
恋にしたしくきこゆ
やし点
けふもまた鵙の行
たとりはし
五六天
山路に得たる草くきの空
鳥の早〓はゝ見出されし趣向の眼力艸くきのたならると
聞の早熱を見出されし趣向の眼力艸くきの冬ならねと
一作主つらめきてよし
六点
富士か松に幅もにたんの網に
山くしらてふ大しゝをとも
酔笑
七点
蜘い巣の網もをひける
かみも深山にすなとりの
いわし水
舟匠
此
魚漁の詞堀の巣のいとほそやかにしてたしかならぬか
平総
財の男の堀出しもの山の山のい
うかなきと化して高直にて
うる
難順風
やしの
唐の名のまるたとらんと山中で
のいとみさこの落す鮎とた
酔笑
海山に千年つゝのほら貝を
安宅の関て得たる弁慶
出放題の大ほら貝海陸二千ねんを入て
作意あるへし
寄沙汰直
八点
白悩の闇にあやなき黒染い
そまなきものと思ひしきとも
有之
六点
直風に悪魔ひつか打はとて
沙門の舟はかいにたもて出
蓴菜巻風
五兵衛
くた物に命つないて案もやらひ
思ひは君かくしやみともなれ
黒門
く沙弥と遣ひたる所あまりに趣向過て一首の
体くた物のくた〳〵しき方歟
十点
新発意○のみ込あねは初恋は
昇候おふみを読む計野
酔笑
浄土門に恋の新発言例のお弁をよむと思ひよせ
られし所狂哥に一心一向宗のたりかたまりあら有
かくき作意の法便心耳をすまして聴聞なす程
アナ尊とやなし
六点
おとそうとといて聞かせる事
御花位〇
八分はとうが承知せし妹
法花経の八部されし恋なからやうやく講説の弁をもて
くときおとしたる妙法さしつめ女人にしたしき撰婆ぼん
さまの壁落承知しました
けへ
直すてふ我名はまたき
たゝねとも
人しれすこそしやくついた事
黒門
振袖をうち敷にして罪洗ふ
汝つののりいといた張物
珠数の輪を掛てもめとも
緒をしめて
百八ほんのゝ忘れさる妹
緒をしめて西水
一首の治定今にし
十迄
二世かまたちきる計りに
くる珠数つ
や野に
たまれ絹もはや捨た
そうなり
急度
命も捨た僧なりとは一首の決定言葉の玉の懸
いとよし
沙門の身に御あるましき
子なかた
色に迷ふは同し人の子
八点
表にば経読被進のせめ念仏
人目に珠翁をくり〳〵の僧
松風
玄賓と恋にはすねて三輪の里
ありてすきにし恨いふとき
天霞
下いる今少しあらてはたしかに聞えかたし
七点
新発念にむりなえにしい直衣
懸た想ひもなれる本願
陸道
悪想の本願直なしからす聞ゆれと少しく至りなる
恵哥治定いかゝあるへきか
十一
仏をは捨て迷ひのあら世帯
上
妹とひとつの通つとひあたま
外にたくひはあら世帯のへつゝひあたまこはたの鮨
もうりかねましきなまくさ和尚の迷ひといふへし
くつゝ
逢時はいじ高珠数のいら高く
立のみたてゝすれぬ君かき
興晩
八点
うは玉の墨の衣に忍ふ身也
いつこゆらしの色に出なん
丑六天
一極楽の通をおしゆるわかみたび
恋の山路に登まよふとい
舟匠
志賀寺の朝勤上人か俤今ふたらひ御恩所の哥
もあらは此法師正覚に飯すへきにや
八点
玉童いとゝもいとゝ長袖の
たよりを聞ん君かうつめて
難喰丸
たきしめた手もいたそうの取寝する
けさま伝首にかけ案し妹
たま〳〵に逢ふのを君は百万遍
切所計の珍数のくり言
十兵
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
いへは元にまた新発岩川
いしたつらい
君かころもの袖に付墨
薄くもにくし恋の新発着
酔笑
大きなる事を
よめ候
六兵衛
須弥山を妹而小指て引ぬ方へ
乞巧奠へまふいとまき
有吉
世界み分丸呑にしてあんこと
大価の腹の果を知らまし
蔦丸
荘老の二賢と見へきか作者の腹中また果な
からんか
七点
蒼海も須弥も五岳もなんもの
世界ひと目に照す日の本
しつ
世界之分かみ分にしる天の口
したにあしよき日の本の国
文治をやとせし腹の大きさは
み産の時の少様の広さに
黒つ
空海の二字をかりたる所よけれと下の句
今少しか
いゑ
星空を梨子地にしたる雪
魂の酔笑
中の万国真珠とや見ん
酔笑
八点
みれむ
とし
一大海を池右エ鯨を目高とし
一重領虹を掛橋と見助
暮れ
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
天照は恵みしらぬもあり其海の
底ま伝光る日の神の徳
白水
日の神の徳を海外まても輝かせし作己かの
沙漠なる夜国もいかにやとおしはからるれは
一首の底又み深し〳〵
みの
はのむかし噺の種をまき狩の
ふしは世界の山のり大将
慈善
日々に学通は智恵も大学の
こゝろをひろくたびゆたか也
五色なる
十一丁
世界をは。手鞠とおしてつねに
御仰布見をかからす様ふ幼子初合
見あけ見をはす給ふ幼子
柳丸
八点
須弥山にしらへをかけて空の皮
はつて見つしのつゝ夜にや
七郎
乾坤◯日のせり出し大仕候
乾坤◯日のせり出し大仕掛落道
空と海とを舞台にもとゝ
薩道
水風呂に申けを立せで大内の
政事をも可仕まはす棒
薩道
例の弓削の弓物作置あやしきおまつか事一
首の倖ゆけのたちよく趣向大き〳〵
又右衛門
美迷盧か
染色の山を包みてきた南み
さし持なから肩も休めす
世吹
みの
大空の春の光りにかせそへて
切れとも切れすわたると遊
五六天
いゑ
夕虹いをゝこに月と日を荷ひ
十百十八日
世舁の外へ足を踏出す
雑作丸
唐土の上代かの風船のこときものに駕して日を
迎えたかし術にもおとるましきより
八点
大ほう○鳥も蝶帆なと詠めては
亀の齢もたつた一時
酔笑
九万里に翅をのすといふ大ほうも蚊地ほとに
見なさはいかにも万歳を一時にちゝめんか
七点
百位の須弥を手玉にとりかば
あつま男の力ためしさいひ
不解
八点
一酔覚に四つの海川呑ほしと
かわき止まねは雨乞そする
難作ゐ候
七点
混飩となりし世界の小玉子を
西水
呑めともたらぬ酒の肴に
渾沌の小玉るを者にせしは国常立呑の下ス
上戸なじんか一首のかたち芦かひのあしくはあらす
久兵衛
万国を丸薬にして一口に
また呑たらぬ大海の水
酔笑
七点
この万国丸は余病にきかす且天かん地の道を
治する事妙なり一ト廻り用ひんに長命
かきりなからへし
須弥山の木枕につく
かみ代こら
一寝入にもたらて起され
立
此枕いかにも時代のみゆる所神代杉なとにて
や作りけんよくも趣向をいひ起されたり
くす
雛見飽音雁
雛見飽音降
未なし心を大きう
なしてほよみはへる
薄巻
頂に要をつけて
あふきみ舞し
末広かりおもふ菊木山
大鵬の羽を日月の
むくろしにさして
世界の外へ遣り
葉子
再考
十三点
うじてさに酔笑
いるも
はるはゝむの
やまゝ端に
あすかけ高十三兵
蝶蝶釣亭
なつすはしの
しはし
の次なとりや
たゝよふ
三日月の日
舟
せ弐升
真翁
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
十三番
ほそけを婆すてゝ幽家
御あり世帯いもとひとつ
へつい天窓
かる。
世界をも手まりと
なしてみ色なる
蚊を婆原にかゝり
都扨天牟
陸道
十郎迄
乗婦はま多
嶋無行衛ひ
五六天
十四点
奥の名社
嶋のひらするたとる
酔笑
気かやま中に
たとかつゝ山路采かやま中に
に得たる
ひきまうけ
たる
草久喜
さたもの
ちいめを
あす
砕笑
春春と召覚薄くも
やや忠
いたつらにつけて袖を
にろし惣き新発意
米之考社金の
叶も
地こかへ
へし
国生の
昼間に
残る灰江
十五点
さしえ
15034
□□□□
もえ
土浄道