権太栗毛〈熊谷出陣〉(四)

AI summary (β)
この文章は、武蔵の国での戦いの様子を描写しています。熊谷直実(熊がい一郎名おざね)が出陣の準備をしている場面が描かれ、彼の忠実な部下であるボンタが期待に応えられず、最終的に命を落とす様子が描かれています。熊谷はボンタの魂を称え、彼の馬に「ボンタクリゲト」と名付けます。最後に、戦場の光景と名馬の栄光が描かれています。
pid
1329928
date
1939-07
note
商品番号 : Z-183, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 浪花節
year
1939
genre
浪曲
creators
岡本 綺堂∥原作, 梅中軒 鴬童
duration
205
persName
岡本 綺堂∥原作, 梅中軒 鴬童
publisher
ビクター
武蔵の国 白旗なびく熊がいんご 万土武者の名も高き なおざね館門前に 燃ゆるかがり火たてかぶと 炎にうつるさしものは 二つ矢羽の おもえもんどころ ボンタは一体どうしたであろう 彼ならばと信じていたが たかが魔界 やはり小物は小物じゃ 武蔵一元熊がいが一番遅れたとさたされては この名おざねばかりでなく 死の塔の端 是非がない 出陣の用意せ ほう いで出陣とせいぞろい おりしもあれかん一発 こだちをもれてかつかつかつかつ 遠く聞こえる静めの音 この日もついで道の区から 飲まず食わずで野も山も ただまっすぐに中身の一面 駒に打ち伏し一山に 一網 海大魔界ボンタ ボンタ待ちかねた ううでかした一物じゃ 殿さま 御意にかないましたか おっぱれめいじばじゃ ううボンタ そちゃできず ふびんのごろ手当も届かぬ こりゃボンタ めいどのみあげよく聞け 熊がい一郎名おざね 今日出陣のかどんでに そちの魂こもりしめいば いまあらためてそのなみ ちなみ ボンタクリゲト 名づけるぞ まつごの駒くについてた みっこり わらうだまつの名ごりは 月のあさぼらけ かがやきわたるあさしかに ゆくてはゆうこのすまの おうら いそにとどろく じんだいこ めいばの ほまれかがやかした