落語:寄合酒(三)
- AI summary (β)
- この文章は非常に混乱しており、具体的な内容を把握するのが難しいですが、以下のように要約できます: 登場人物たちが集まって酒を持ち寄る場面が描かれています。誰かが酒を持ってくるように指示し、他の人々がそれに従って動いています。しかし、酒が足りないことや、誰が何を持ってきたのかが混乱している様子が見受けられます。最終的に、誰が何を持ってきたのか、誰が何を言ったのかが曖昧なまま話が進んでいきます。
- pid
- 3575599
- date
- 1931-12
- note
- 商品番号 : 60695, デジタル変換後ノイズ除去 : ノイズ除去なし, 落語
- year
- 1931
- genre
- 落語
- creators
- 初代 桂 春団治
- duration
- 193
- persName
- 初代 桂 春団治
- publisher
- オリエント
お菓子とかで魚の根引かんともいいとこなら、こいつも知らんことみんな喋ってみやがんに。
そいつどうやってやるかだめやん。
おもてぬれいじゅうみんな酒持ってこい。
家へおもてぬれいじゅう待ってやがんに。こっち入れます。
おい、おもてぬれいじゅう、酒持ってこいちゃいり。酒持ってこいちゃいり。
おい、みんな誰だ、誰だ入り。えらいこした入りて入り。
いや俺もかわにせんなんもん。酒もないのに。えらいこした終わったんすな。
あんのこと、ほら、よいわん。よいわんてうちらもあっても入ったりいない。
おい、あの、おいおい、お前、お前としがせ、お前入り。
俺入る代わりにお菓子になったらみんな入ってくれよ。
俺がやってこんなお前、酒もないのにえらいこした終わったってこんなあんのこと言うなやだか。
お菓子になったら、いや入ったからやで、酒入りんの。
え、兄貴、こっち入らんかい、みんな若いもん、どうしたい。
いや、あの、なんでね。
今日みんなあの、いしおびんを一本ずつね、え、じゅうにんが十本かたけてお宅へ持ってきたんですね。
おらっきのぞくに、どこにおいたんね。
え、どこにおいたんね。
え、いずれあの、まだ奥のとこにいてはいんねが。
十本持ってきたやないか。
いえそう、あの、それ持ってきたとすんのです。
なにを。
いや、あの、あんた、兄貴、だまっていてもらうとややこしい。
なにを言うとんねん。
いえ、それが出はんやね。
十本持ってきたんですねがな。
持ってくる道で、てんでんに一本ずつかたけたら、
じゅうにんの手があくごろだから、十本一人にまとめたら、かたけたら、どやと、こう、こう言うたんですね。
誰が、よっさんが。
いえ、どうしたん。
でんでんに一人がまとめてかたけたら、一人ばかり持たれちゃったらおもたやがな。
これは手がある人やないか。
んなら、十本持ってきたら、なんどにしたら、どやと、こう、また言うたん。
誰が、よっさんが。
なんでも、おれ知らんやん。
ま、だまっていいのお前。
いえ、でゅうと、あの、かたけたら、むっから、
坊さんが来たもんね。
おい、坊さん来たでよ。
おい、まっちゃんとこへまわし。
まっちゃんが、かたけになり、また坊さん来た。
おい、ちにゃんとこへまわし。
おい、また坊さんや。
おい、めはんとこや。
おい、つねはんや。
たくみんちょう、とらんこ、うのすけとしと。
でんすけに渡しているうちに、
あぶね、あぶね。
左より、おしろから、自動車来たぞ、と、こう、また言うたん。
誰が、よっさんが。
なんでも、おれやん。
うっせ、せいで、そかーって、せいで、左よりかけた。
左よりかけたから、左から、いけん、たくしが来たがな、言うたん。
これから、ひなもとの右よりかかって、
でんでん、右よりかけた。
うはったらしい。
ええ、まあ、まああったんです、な。
まあ、あったもないもんじゃん、あった。
だれが、あったや。
いい?
だれが、あったや、なんか。
さあ、だれにしよう。
お、あれ?
どういうふうに、言ってるやん、こいつ。
われが、あったんかい。
いい?われは思えん。
な、だれ?
いい、われ、われおしろの男。
ん、つねこ。
おめは、あったんかい。
いい。
兄貴、わたいやのおしろの男です。
たくやん。
ごまんかい?
いい。
おしろ、だれも言えへんか。
あ、言えへんか。
ああ、そのうちに来ましょやろ。
だ、だれが来るか。