火術記聞 上下 附三破神傳流
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- 不明
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- 2026-08-17T19:23:21.344Z
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- カジュツキブン
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- 東北大学
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- 2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
火術記聞後連流上
夫鉄砲之者ル往古観音菩薩幽為ニ令於悪魔退
散後告示于黄帝初矣其器雖似殺害之具ニ
本是徴心悪利生之慈愛又広大也一吐二焮気一則
其響如二百千之震雷一轟二鉄丸一也恰モ速疾レ風酔
レ堅ニ破レ綴ヲ其功較世レ類矣苟モ知リ知リ治乱之要備武
一門最第一者彭々然矣雖有如熱嗜張飛一
不レ能レ破二小軍一若一人発二炮異一則傾二強敵一勝一勝マテ次二
於一戦之中ニ一戦之中ニ一人当千之重宝ス何如レ之哉後来
務而莫措云爾
師当流鉄炮之法は昔時薩州之住須佐美権守
秀次より渡邊氏の先祖大膳正時次従レ受二相伝ヲ一
以来数代彼家に伝之外也昔時異邦より儔処立
術は唯玉薬の技を鳴て戦敵の理を不況倩軍理
をおもんみるに猥に遠敵を打頻に玉薬をついやす
一からす能く敵の気を察して其肝要とする処を
故則は一玉の飛勢十玉に越へて利有る大意を宗ト
して死を不恐起静応変の理は一偏に説かたし
賢者は是によらすして至ルへし予か如く成恩蒙
の者は能々玉箭を放スといふ共可戦不レ知術猥に
玉楽をついやし進退共に国に不当敵を打の利
すくなかるへし夫干戈を動し大玉を飛するの道
猶其本をかたくせされは事至りかたし是によつて
当流此利を専らとしてあら〳〵軍術をかりたし
為愚者一伝之猶其木をたゝして応変の理あら
是三破也
王薬火縄ノ三ツニテ破ル
まし是を紅て暫三破神伝之名を止て渡辺流
と号する処也遠く心をめくらして是を按すれは
其理広大無辺也近く混して是を見れは玉薬
前の枝に不過猶つゝむれは心に帰ス然は慮学を
第一とせされは至りかたし理のみいたりて枝不練
なるは益なし枝至りても理にいたらされは徳少し
よし蝦錬工夫をして技理一同にして其技をなす
へし
一錦徳の哥の事飾はかさり也徳はとく也と有り事を
捨て物毎見懸りよき様にとすへからす武藝は舞
楽遊覧と同しからす何事にても徳有様にと
心得執行すへし是当流第一の掟也飾り第一に
する時は業おろかに成もの也世の人武の心点薄ク
当座の見掛ケよきをのみ第一として本意を
失ふ人有り是は金銀禄をむさぼりて拙き心
より出ル武芸商人にして奸曲の技也編徳の
二ツをよく考て徳おとらすハ見掛も能様に
すへし徳劣と見は飾を捨て徳に付へし用武
捨戯也
仁木
五行之事
一忘レ我専レ忠不レ妬レ益道慈憐ヲ第一トハ無益ノ
可禁殺生ヲ事
一軽命重名応変不動継絶発荒可禁
私欲事
一敬師随古第導新第上下作法正ノ可
禁侵事
智金
一不レ知学教智日夜廻二工夫一可レ禁二懈怠一
事
禾
信水
一戒行避レ侫心直メ同正ク雑言千説可禁二
非道事
一当流大規之事規は丸也分廻しの心にて一流の惣
くゝりを言也凡鉄炮諸流を考ルニ大概一挺の
一鉄炮を快打て大事極意とする所も皆違町を
よく打着る事を極とすると見えたり当流は人数
を請取余多の鉄砲を能打する事を第一学也
一極意とする処も諸事不足にして大敵を防にか
たく難議の節能歌を防事を極意とす遠町を
飛せ召よく打事ハ尤秘密たりといへ共極意とは
云かたし鉄炮も百目寸合迄を肝要として執行
する也百目以上の筒は抱打難成居打は町をよく打
覚へ抱打は強薬を留る事を能打覚へり但抱打の
町を打事は当流不用処也敵間遠きを抱打にせは
草臥て敵押詰たる時働らすかるへしを敵をは
居打にて能見込あた矢不打様に心静に折々
あいしらい敵近付は抱打にて透間なくさし失に
打也すへ打の筒は見込隙入矢数打たれさる也是当
流に宗とする所也抱打の町は七八町迄を能執行
すへし子細は小筒は先に進み出両方たかひに鉄炮の
せり合也備は跡より押詰るものなる故備を打は大筒
の役にして大概五六七八町より稠敷打也是によつて
先百目迄の筒を肝要とする事也大石火矢は
重[[]して運[[][[[[ニ]て野合の戦に難[[]て野合の戦に難
用其上貫目の石火矢一枚より百目の大筒十枚に
徳大キに増ル也自身能クしらされは餘多の鉄砲支配
する事ならす能々鍛錬すへし
一鉄炮大小之事小筒は三匁五匁より十匁寸合まて
遠近大小其宣にしたかひ其時に熟して用へし
一中筒は廿目卅目大い目は百目寸合是第一に執行すへし
其外は間のものと号てさして不用乍去捨ルにあらす
其大小にしたかひ遠近強弱の徳あり大概如此
一執行すれは間のものは此積を以に非勢の積不違ゆへ
なり石火矢は籠城城童の大器殊更異敵襲
東の肝要なれは猶以大切也打手を定メてよし
執行さすへし石火矢は攻口に仕掛て敵をおとし
打放さるを肝要と心得へし石火矢も弐百目五百目
一貫目五貫目十貫目を執行さすへし其外は間の
ものとして積を以すへし
一稽古の次第之事先初心の弟子には初学目録を以
火技を伝て能火技を執行さすへし如何に候伝を
能覚ても火技不練にしては用に不立是によつて
惣目録の内より肝要とする処の火技をゑらみ初学
一目録二巻に調置者也真の目録十四巻は執行に
よつて段々に伝ふへし此書は真の日録の表を委
記たる書也たとひ執行鍛練の弟子たりと云共
猥に此書を渡すへからす口伝を以相伝すへし甚
秘中の秘たるへき也又曰あらたに来ル弟子云
初学目録の姜をあら〳〵往て試執行おろそか
成ものには奥を伝ふへからす
ゑひす国より渡たる具也是によつて故骨無之
一鉄炮は日本古来の武器にあらす近来南蛮の
大概了法を用て宜様にすへし
一同武桧戯一毛大山之事用武捨戯とは前に謂ル
綿徳の二ツ也諸の曲打式花火等の遊覧を不用
唯千万宿も敵を討術を執行する也是当流
の大意をいへり一毛大山ハ櫓の掛り也凡鉄炮の懸薬は
少々の増減には矢行に大変なし矢倉は少しの事にて
大に遠近有り是鉄炮の大意を云り些を常に
不忘執行すへし是によつて此二本の旗を目前に立
常に執行する也或人の曰美火は軍陣相図に用る
徳有りと云云是遊賢を好て邪に曰奸語也
凡火光の相図には挑灯松明狼煙等を用硫硝の
火は間々不慮のしつ有り不可用中にも流星は
用ル処も可有歟先は用へからす
要之巻
一甲の図頭上之定中墨之事
一鉄炮目中を居る根元也万物背を甲と云図とす
あらわすとよむ也甲をあらわし額を上も事を定ル
心也小筒は目中間尺に付大底前目中弐厘程
高くする百目寸合は六厘三毛高し是十五間角に
相積也猶筒によつて少々高下有り遠町仕込の
自矢倉事前目中四分のすわり菓弐分三町は
反の事大積口伝初中後中央の理
一自行を知ル事
自行自矢倉薬大小町前修羅前
一矢倉切様之事
目中間を用町前は町尺二分修羅前は鍛錬薬の
多少大小筒長短詰後強弱風雨晴陰高下
地遠近春夏秋冬廿の指引追風の矢倉向風の
一同所以十五分四六三分四分四分四分四分四分半
一天地の気之事
海越谷越植木越尾越片山炎越ハ風
一陸の戦の事地間壱尺四寸
一陰中陰陰中陽陽気の陽の事初中後節発
急静中動
一陽火の故ン陽中陰之事風傷ノ後
一風により分厘を掛る事
風見
一風見の事羽の動キ
一地椎の事土屋堅メ如く堅メかり目中又袋
一町前住法の事其家の作法を問七ウワり検使
居所検使の前筒口あひさつ火返し掛声貴人の前
鉢巻筒脇十五間
一見込み事有明櫓の増
一大筒手前の事口呼風に依て火縄
居打
玉町
火矢
切手前流シ手前
声
切コヱカケコヘ
ラクリコヘ
生声死声
一同角前堅め様之事爰の手の内切留巻留
一同町前堅メ様之事いり合先矢倉時煎
一同打前心遣之事自行自行ニ目矢倉横筒の
強弱薬の強弱疵法の気立ギヱ余人の辺
たる筒天気
一町着幕ニ入星入之事幕長四方星入幕二
長サ四方幕入町三寸入テモ町着
種子嶋流町着坪着星入之覚
十町角前一町四方町着十間四方坪入一丈四方足入
越矢廿間角前一町五反ノ内町付
十一町ゟ十五町迄
廿間四方坪入十五反四方坪入十五匁四分四方坪入十五石
廿町
越矢御間角前二町四方町付廿間四方坪入
廿間四方星入
後三拾町
角前三町町付四十間四方坪入
三十間四方星入
前
越矢廿五間角角前二町五反四方町付廿五間四方坪入
廿五町
廿五間四方星入
一筒に疵有るを知ル事小筒はヒゞキ大筒はサグリ
才
一ひづみかね之事
ひづみ
一はさみかねの事
一抱打腰だめ矢倉切様之事先矢倉
位の矢倉
カゲ
見ツギ
一目付所定に竪一貫一横一を以てする事
町切
目中テ見へさるに用
一町縄引様之事ざい見合ぬれ縄
一陰気九気定ル事
大は六尺三寸小は三尺壱寸五分横手は半分
陰気と云り
九気と云事
四
ハシリ日中テ
一法之気之事
高下の気矢倉に掛ル
一腹肺足頭足と霞之掛之事
一陰気九気より生シ五三三五の幕之事
説ニ遠町ヲ打ニ此
付ニテ木形当ル故ニ
遠町ニヨツテ五反
三反ノ紙ヲ打
時ニ木ノウラニ
当ルト云是
悪キ説ナリ
古干ニモトツカハ
三段ノカ子
有り新キニ
モトツカハ
ノリノキ
有是迄ニ
ニ当ルコ
明白也五三
反ノ越ヲ
打ト云り
理モ楽
ナキヿ也
下川
同断
ぐ
廿一日
玉行
キ
キヒイ
川口
廿一
奉行
うちヤ
九
キニイ
五三反ノ
越テ打故ニ
五三三五ノ暮ト云
の
一射場村土場之事
見
ELLE
カへ筒
□
一大概小概定法之事
しや
弓法故実を用アツチは拵る又は立ルナトヽ不云也
築ト云ヘシ
矢取塚三尺四方
横ハ三尺余二モ又リ
小アヅチノ手サキヨリ
小アヅチノ手サキヨリ
弓杖余り後によせてつきたるカ吉
此杉垣高サ一尺
二寸所ノ小串
ニテ如此スル是ヲ
見切ノ垣ト云
横巾五尺七寸
高サ五尺七寸
大概
巾六尺三寸
巾六尺三
高サ一尺八寸
小塀
一大筒螺拵様之事二重螺五尺四方砂
一三方権木一方シナイノ事
一鉄炮定法之事十匁迄小筒三拾目迄中筒
百目迄大筒其上は石火矢
四
但筒の仕立ニヨツテ大筒
石火矢ハントウノ名有リ
腹ノ掛ノ図
奥ニ出ス
心位ノ目付
口伝
一角定法之事六間二一寸二分之角星六分是
より一間に一分増也
一町幕定法之事弐間四方里一間也
一焼定法之事布六幅長七尺
ホシクレ
前切レ
一角中り名所之事
〽ヤミクレツ
角カレ
右明
下リ
一鉄炮名所之事
名所小
筒田蔵
カ子
半月
後切レ
火ザヲ
筒口
玉フチ
コウジクチ
コウシナキヲ
スクチナト云
○ムサウスカシ
□カサキリスカシ
火ブタ
此日中ノ返シ
ナキヲフクラ、
スカシト云
火ザラ
ケヌキ
□□□□□□□□
クサヲシ
ヒキカ子
⑧
〽火縄ケシ
火ナワ過シ
火ハサミ
小筒ノカラクリヲセヂメウ
カラクリト云
此外スリワリトキン
ツマミ色々有
加米ヲソデナリト云
一当流是ヲ用
一玉目を知ル事別紙に有り
一大筒仕込様之事仕込台力が白生十八間
丁
薬釘付
法ノ気
一尺二分
段之打分之事一尺
一三段之打分之事
一尺二分
甲ノ国
甲ノ図不用
自行引
一強薬鞘桁引修羅前
自ヤクラ引
三段之曲尺
薬もり付
見物前
法三十一日
小ヤクラ
一昇定法之事幅広キ布一巾長八尺也
居土場并人除罷等ニ用又矢落昇八赤キを用矢中
昇は細く赤き吹流しを用
見物之輩矢筋二町之内に入へからす大筒は
間々不念之事にて自然怪我有之共此方不存候已上
へ人際昇書付如此にして此昇矢筋の左右一町五反町に
二本充可立
用武捨戯
一毛大山
左
此昇居土場の前五反
左右二立て
常に執行すへし
右
枝之巻第二
一一鉄炮備立様之事前に要害を取小筒添弓
小筒大筒之技
一玉配之事おとり玉用意くりあげ
一筒配之事おとり筒を置づ長短矢倉切様
一薬込之事無一一方を以強弱を知内を能ケ掛
一玉込之事玉店を嫌り和合玉しき
一遠町薬込之事早荒細三段
一同玉込之事押込玉敷和合
一早込之事袋込
一口薬早込之事石火矢之用一
一千矢筒込様之事押紙筒掛連込奉書紙幅
一寸にして巻脚詰
一棒火矢返様之事押紙送り連込火矢の頭する
さる和合第一ぐわいゆるきにくさひ其日切と云事
一無相火矢込様之事押紙連込羽筒竪一横一
一玉火矢込様之事通火をそむける大事
一四六火矢込様之事押紙玉込て止にする
一施振様之事掛引施の相囲五色の施耳を不用
一抱打くゝり堅ク之事けさに掛ルうて貫を用
一抱星願見込之事其筒自矢倉次第先矢倉
一筒留之事見下ケハ見上の半分跡ニ竪キ物を嫌ふ
無二方ト云
一近キは脇に振る大体百目筒は二尺五寸無一方と云し
但見土一
四十一
一薬の位を知ル事富士嵐を以定規とす風をいとふ
一無群之事兼てためす袋ためし
一はらかん筒打様の事押込筒栓玉行の心持
一はんどう打様の事引付木石渡火不意の処に仕掛る
一渡火之事もつり道火
一袋込之事古布を用木石
一張堅メ之事
一薬込たる筒水中持越様之事火口かこいひき曲
さかさま
一大飢を小筒にて打事
一六角一指の抵六方の破り之事やりのくだ宿仕込そこ
をくる
一一鉄炮目中なきを打様之事甲の図を用かり目当テ
居る目中なを知ル
一火術之事花火にて別に記す
野桐之巻第三
一黄節の気腹の掛屋厘の規矩之事黄節は
土用也方にして中央也野相又中央也故にのつ
とつて用之暫相又敵陣の高下に依て籠城又は
一城攻の気も有之也四節を定て時日の定[ニ]なきが
如く又信の気共云信は実にして直シ野合又直シ
やかんの曲天は常の曲天也又雨陣の気つ云
一其日の軍配人と法を定鉄炮仕掛打様の事
戦様を聞十方正面高きを用ユ抱打二重台軍理
の大小ケンヨ本染忽
一歌の遠近法の気を取置事戦場を廃シ前以
はかる
一鑓合無之内遠韻ニ鉄炮打様の事越下リダキ
一一継合之時矢留之事相図の印は用工
一楯定つの事さんの長サ一尺二寸桟数五ツ壱ツ二
釘六本元ひわしの長サ三尺六寸手形をくる事
八寸手形二付縄五尺六寸材厚サ二寸棟板よし是
古法也当時は鉄炮有故厚さ三四寸にする也殊に
一條多拵ニハ幅も木の有次第ニすへし心何の木ニも
送ル也手桶ハ一丁二丁ト云車材ハ
長サ五尺八寸
ウスキタテニハ面ニ異所
横
一両二両と云竹来は一束二束と云ふ
横
天有
八寸
二重
一ツギ盾ハ二杓アリニ
スル
△
一棚材之事棚付様クルメキ
一掛かね楯之事野合第一の指也
十一
一袖権之事
△
一雨楯之事袖楯の如海袖をひろくして上に唐油
の雨覆仕付ル也袖は木又は竹にてもからしにして
手軽クする也図に不及
一負付格之事くるめきくわんを打負を仕付也
一自由台万方打之事甚く国に写されず
口伝有り第一祐軍に徳有り石火矢は口伝有
百目内外の筒此仕掛によし
一押掛車台之事
石火矢はんごふニ用ル也
②
一追打之事頭ノ力ケ追留追不追
一引打之事足カケクリ引
一払打之事遠キハ打中分不打鑓合際を
打是序破忽也大筒専ラ
田村矢岩石破等也
ゆ
一寸
日)
城攻之巻第四
一青龍の気頭のかけ分返しの規矩の事青龍は春を
司る方に取ては東陽ニして登る也城攻又登ル気也
故に用之又至高気す云至高はいたつて高しと
して登ル気也上には行かたき故頭のかけ分返しの
かねを用分返しハ常の曲尺一寸弐分を一寸につもりたる
曲尺也
一竹吏付様之事七尺又は七尺五寸六束并一間突立
上かふきの徳うし山形
一土俵付様之事土取所米俵金堀
一二方橋仕様之事木をゆひ渡してたてかけ置る也
一無相橋仕様之事木丸を仕はめて引廻り様ずる
なり
一高山むづおれみどりのかねの事城下ゟ城内に
火矢を打に用跡かけ上かけ六寸のかね
一矢文折様の事弓の矢を用城内をへたつる
謀也
一城内より敵掛出ル時鉄砲仕掛打様の事城内の
物音道具の色不中共利有事土俵用意候夜
討の早放
一一払の矢之事火矢の跡火矢遠町を不好事
一千把千火の事車毎の中山陣には雷火車
一退打之事竹のはいかみも
一せいろう上ケ様之事上畑はあし築山日々に増
一車竹束の事車を付て仕寄
一二十五
同
一釣虫ろうの事城内を見る
{
籠城之巻第五
一火雷之気足の掛毛厘之規矩之事火雷は夏
を用し方に取て南極陽にして登つゝまつて下ル気ニ
十一趣也故ニ足の掛也篭城則登り篭て隔て隔て頭を
見下せり火雷又鳴て下ル此故に名とす又直下の
気共云直[に下ス心也下には行安キにより足の掛毛面
の規矩を用也毛厘は常の曲尺八分を一寸にして積り
たる曲天也又朱荏の気とも色し
一大筒仕掛様之事格に不掛筒動静ひくみしざ
りろくろ
一塀掛様の事つき落シ走りへハ押上開キ塀やり塀
顕密
一矢間切様之事間五尺乳通立目通居柱左に受る
六ツ目に袋さま横五尺
サマヤヤ九サ六サ六寸六ケサヤ
一尺二寸
一渡り猿下り猿雲井之火之事篭火止下渡り
一すいのくわの事湿布筒口つらつより吹つ
塀きわ
一忍の早込之事早込袋小より縄小玉塀きわ
〇一敵の道切之事箱仕込火打かどほくち場所
一空穂巻八石かための事ねこだ巻通火
一摺色々の事所々に出ル其時相応
一火玉の事わらふご笛をもりもみぬか返火
一もつはん筒之事
祐軍之巻第六
一白虎之気肺の掛屋屋の規矩之事白虎は秋
を司る方に取て西金性にして水を生ず故に肺の
掛児兔ハ風を生シ風は火勢也波は風によつて荒シ
彼主は私ゆらへて上下不定此故に交節の交節の交節の気共云
五節相交心也秋は草木も陰におもむ事共また
おくれ花とて諸木花を開て春に似たる船軍の
気も又如此上ル肺の掛下ル肺の曲あり矢行に
一心を付て鉄炮を可放又陶乱の気共云
〇一船軍矢倉切様之事気を取事一人矢行に怠レ
先後の見込船横定やくら進退
一船軍目中之事招腹梶取梶
一祐に矢間切様之事櫓ぐひの間居たけ肩通
一大波之時鉄炮打様之事土俵車台
一桶により鉄砲仕掛様之事土俵車台横木
縄巻二階に八五十目百目三階には中筒以下
一裾之帆に応し大筒仕掛様之事四端五たん
三十目より五十目迄帆一端に一挺けん百目は二端に
一挺石火矢は荷船六端に一挺七端より二挺三四五
横ニヤウシ
百目
大名火矢ハス船
一軍船契様之事外陽幕二三寸水にひたる内
幕くさり幕竹束梶取居所やとい仕出格色と
一船組之事角木かすかひかじそ二艘組は波ゆり
すくなし
一竹束程之事長サ四五尺下丁番又は細引搦
一橋なし程之事しの木作り竹板上あける逆櫓
但船の作り替ル也
一せがひ楯之事右火矢仕掛様如意珠の有無土
俵なしみ綱
一まねき格の事付キ上ケ
一くわん堅メの事
一へる堅メの事等り也
ヘルカタメ
一二橋楯の事
木を以結渡二段に立てゝ
二階にする也
一三階材の事石同三段にする
一つかひ楯の事丁番格取放し
一船せいろうの事口伝板取放し二階三階せいろうは
異敵を討に用
口口・
一火船の事もへ草通火風の方角用様
一塞板の事板倉板釘槌布チヤン
一船軍火矢の事細袋かぎ
一たもの事
一波の越沓の事
長五寸横四寸五分
長七寸横五寸
手ガンギ
長五寸
一波の下行之事
此緒長クシテ陸ニテハ上ヨリ引廻シ結ブ
□□□□□□□
竹クダ
一陸を可故事要害の地舟中不レ中
火箭之巻第七
一棒火矢拵様之事木取一分落仕込天地玉重五
送れ込切合釣合五分仕立
四寸
四寸五分
薬付九寸五ト
一四六火矢拵様之事玉鋳様シンカ子
一寸四ト
三郎
フカサ二分半
玉長五ツ内のり八分の
竹筒
四六火矢
百目筒六物一長六寸五分
一玉火矢拵様之事せうこきめ道火の長短し
堅くつむるやくらかねほうろし
一無想火矢拵様之事笄の仕様惣長二尺八寸釣合
寺者寺
一寸八分二寸ニモ
●
一岩石破拵之事合玉巻道火
一大国火矢拵様之事釣合四寸
一乱火矢之事岩石破の如くにして内に焼薬を布に
巻切て入江すだれひらき共云此図に
出ス所は乱火と云也流星の矢を不付もの也
一手離剣失失之事
惣長サ七寸五分根の長三寸釣合八分但根重キ程吉
木口四五分の竹を用
▢一田村矢拵様の事筈の拵れ込厚さ五分惣而火矢は
口伝にあらされは不明也故略之
薬方之巻第八
一筒葉釘付之事拾匁玉五歩拾五匁玉四分八厘右
之通十匁則十四匁也十一町打にハ壱厘増也則一匁一分
其上何町にても一厘一毛増にて打也櫓は町戸に弐分也
丁二二厘七毛増
丁二三厘九毛増十町十匁玉五匁廿目玉九匁弐分
丁二二厘一毛増
丁三百尾坪
五十目玉十七匁百目玉十四匁
一棒火矢巣積百目玉十町火矢の重目弐百目有は
掛ヶ薬八匁十町の打薬十四匁合廿弐匁也矢倉は町尺
四分也但五分の口伝私曰弐分五厘掛り口伝
一四六火矢薬積火矢重目百目に付弐匁掛ケ薬也
玉町打薬に合て打也矢倉は町尺三分也但四分也但四分半の口伝
一筒尺により薬釘付之事委曲の釘付雛有之用
へからす殊外いりわり六ヶ敷也其上薬は少々の増減は
玉行替事無之也矢倉は少にても大キニ玉行替ル也
只矢倉の増減計を用へし故に後に記ス也一毛大山也
一筒尺に付矢倉釘付之事二尺の筒丁尺に二分也夫より
一尺に付五毛落也弐尺より下は五寸に付二厘増也
右釘付如此雛惣同シ薬方にても調合の加減三菓
の上中下天地廿の差引有大体是を本トして町に着
処は執行鍛錬に有女の事にて大に違は鉄炮の火業
なり一がひに心得候事不可有故に執行を以極とす
千金の大事を伝ても執行にあらされは用にふ立也
一冨士嵐筒末之事五百六拾目イ三拾五匁ハ三拾目
大筒に用之
一稲妻筒薬之事五同イ三拾弐匁八三拾弐匁
小筒に用之右何も煮合也
一幼口薬上々白唐土五匁上々水飛鷹目イ一匁杉原
一八壱匁五分右から合也
右三方を以執行して余方を用へからす此加減を以余方決
一薬しとの事久敷置薬は女松の耳はだ桑木煎て
しとにしてよし常には水しど吉酒渋抔用へからす
一筒薬置様之事常の炭を細等にして瓶にても桶に
ても半分より口の方に米の粘を引右の灰をふり懸ヶ能
干て後上を少みかき落て薬を入置てよししめらす
弱くならぬ也少シの薬はひやうたんに入置てよし
王拵の巻第九
別に一巻有之故略之
小筒之巻第十
一円月之事小筒は中り第一也水月西江水の誠心思
無邪直身正気眼情状之陰地不動心眼正一ニシテ
如芥子不レ可レ起一二他念ヲ一向ニレヒレ軍ニ対テモニ禽獣忘レ我ヲ不レ我ヲ不レ我ヲ不レ我ヲ不レ
動レ心ヲ全可レ得二勝利ヲ
一手前之事口伝
一一切十文字一二三引分之事一切十文字は右の大指
一二三は目高橋より小指迄引分ケは左右の手心引
一金当所引かねは引にあらずひかぬになし
哥に
引かねはひかぬにあらず引になし
引もひかぬもゆひにまかせて
ひきかねのあぢをいかにと人とはゝ
墨絵書し松風の音
一尺のかねの事広者の大指一はいに恐たるかたち也
一身のかねの事わりひざの時第一是を用ひざ甚立
ためはさし胴也居付は引闕也何も常に執行してかたち
見苦からぬ様に覚るを身のかねと云
〇一指咽引胴の事向に懸ルをさし胴と云後にかゝるを
引調と云わりひざを打には何も悪し背骨と有と
直か成ル様に身構をすれはおのつから直也わりひざは
一君前第一の手前なれは殊に可念を入手前也
一面に付筒々に付面の事身構へして角を急度見
たる面に筒を付べし面を筒に付へからす身くせ面くせ
一見込の事星の内の星弦月の中四心一にして緩目
の中心眼肉眼
〇一筒さばきの事筒口人に不レ向薬込たる筒下に不置
目中をかへに不レ立金具の方下にせず物に打ありす
一金具の上をにきらず筒口に指を不入
一筒の大小により堅め様之事一両寸合迄は如常十匁迄は
張り堅[キ]迄は大筒堅[ニ]て打散して頬を不放[ニ]て打散して頬を不放
三拾目より上は切手前巻留也
一膝台立ため居だめの事立中腰割膝ひざ台
居付伏だめ六段也何も口伝
一和合之趣之事包様ぐわい敷紙二ケ玉
一薬込之事三歩込四歩は強シ陰陽
一射場嗜の事衣紋鬢体火縄の立消
一敷薬之事洗立には敷薬三口放其次如常其次
ひかへ
一替筒之事口伝
一請取渡之事口伝
一五間五拾間六間六拾間之事別に一巻有り
一裏星之事七寸三分半丁尺二分薬一分半
一百歩の朱積之事矢ふくらの沙汰三曲の折ためし
一他刀かため之事脇指火竿竹木
一くに堅み事たすきがけ
一修羅前の事但五相図習施振様念将を恐勤
静いきおひ開キ
一鎌合之時小筒打浪之事能場に出二陣を打率の
高名将の高名
一横矢折様之事半分
将
一五段の折様之事
一一
一廻り打
挟打
つゝかまへ
一一一
〇五
一一一一重子打○
一一一一
一開キ打
一開キ打一壱丁
并打
一拂打之事敵押詰立時つるへ打
一早放つるへ打之事
一火矢三通之事無烈四六木嵐●
一弓の矢打様之事筈を切めうばん紙高やくら
一夜の目中の事灸白紙にせこし板見せ棚石垣歌
大縄定規
一水無キ時鉄砲洗様之事荒砂強薬小便薬
工八匁は一匁イサ八イ一匁弐分袋玉
一玉無キ時打様之事石火竿
一打ため之事見せ物五六間脇下手
一生取者打様之事
音無障子返し弓矢下ケ針
一曲打之事別紙に有り
射貫権貫生取物
一夜の川越之事火高
一軽精之事うす板深サ一寸の箱髪毛真綿
水中の物等打様
一火かくしみ事皮袋火ぶたの穴
一一寸火縄之事タラノ灰アノ
長五六寸
一馬上鉄炮持様之事力皮の間アヲリノ緒ニ而からミ
一同打様之事左就け出シ右をひらき鐙の舌先に
天押驚身をかゝり打目付麹の前輪歩武者臍上
筒綱留
四十丁打
一一引付足たまり加勢筒之事前に要害百挺四
四十人薬込
何もめい〳〵前を打廿挺うき筒
一跡をすます事射場前頬付修羅前休息
鋳張之巻第十一
夫鉄炮は打者多しといへ共是を鋳長者稀也
静謐の時は用にたらす乱世に及て遠く敵国に
入山海を浦往返自由ならす重筒運[ヲ]難義成
時は則鋳強て敵を打甚当流の自称する処也
かなぐんばいの事
小筒ヨリ五十目迄ニヨシ
一方三銅壱貫目スゞ三拾目タウタシ同鉛同カラカヌ
百目ヨリ一貫目迄ニヨシ
二三一方銅一貫目鈴廿目タウタン同鉛卅目小黒色
一貫目ヨリ上ノ大筒ニヨシ
四三一方銅一貫目鈴卅目夕ら夕ン同ナマリ四十目
スヽ二百目
タウタン三百目
七色金銅一貫目
〽十マリ三百目白み同
多夕入程よし上々念入之筒に用
余少
銀少金銀は
赤銅色銅一貫目
スゞ十匁
十マリ四十目
タウタン卅目白み弐百目
石次矢銅百斤ス十斤夕ウタン十斤
花立銅一貫目スヽ五十目夕つたし百目鉛五十目
真鍮色銅一貫目タウツメン四百目鉛一和利タレ三百目
ノ方モ有ノ
チウシヤク銅一貫目銀四百目三百目之時は少シ黒シ
黒色金銅一貫目鉛卅目鈴十匁白み五十目
一真鍮合様一土サ金百目タウタン卅三匁右赤かね湯ト
成たる時タウタンヲ入能々交合上ケ竿にする也
タウタンヲ早ク入レハ焼てあしく上々み真鍮也
金具に用
〇一赤銅合様赤かね百目金五分右能ク湯ト成たる時吏
一合木綿を二重にして糸にてさし水の内に中くぼみ
中[ニ]二有様にして鋳込取上て遣ふ也四分一ト同シ
一形土加減之事ゴシ土上々赤土を以するハジ口
川の砂成程細カ成を用合加減口伝に有第一なり
芥ごみ大に架ス
一押形引形之事
○押形
一形台之事形台ハ無用の具也
台はけつくあしづミハジロヲ合に形を作立相
口をよくよして干て用
一形拵合様之事形よし干て炭にて焼松を
焼て小すへさる覚悟
一心金立様の事鉄ひらく打ねぢて用下案上は
シ口ニテタリ立丸板をはめてふん廻しきり返ス
よけねぢぬり様立様
一同銭様之事大ふいごたゝら諸道具何も口伝
着金は三四度なかするながしとい流シ大に口伝
一筒仕上様の事口伝
一台仕様口伝
一うつほ玉鋳様の事形仕様分割
一はらかん筒拵様之事
撰分ト云
ハラカントは国の名也
ハ弓カン
イレコ
四
ユビ尻
是ヲ取テ
スル也
一千矢筒拵様之事
口
石火矢
大筒
ハンドウ
口
ライノブ
⑧
ゆ
同
ロ
コック
□□
□
○〕
1951
狩猟
三破神伝流
火術記聞渡之流下
□□□□□□□□
三破神伝流
一かうのつしやうの空にすみの事
一五間五拾間六間六拾間之事
一いんきしき定る事
一裏星の事
一櫓きりやうの事
一百歩の来つもりの事
一手前の事
一いんきくきより生じ五三三五のくれを知る事
一一早放つるべうちの事
一抱灯星影見込狐之事
一水中の打物之事
一、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、〇〇
一棒火矢込様之事
一玉火矢込やうの事
一、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、〇〇
一無慙火矢込狐之事
一遠町築込之事
一遠町玉込之事
一早込之事
一玉目を知る事
一袋込之事
一曲折の事
〇一陰中の陰陰中の陽陽気の陽の事
一陽火の離之事
一風により分厘を懸る事
一町間見様之事
一三方しもし一方しなひの事
一大坂小吸ひつほうの事
一角ひつほうの事
一町墓ひつほうの事
一町縄ひきやうの事
一さいひつほうの事
一地ならしの事
火矢
一棒火矢
一玉火失
一四六火矢
一ほうろく火矢
一無想火失
一巌石破火失
一大国火失
一乱火
一焼薬調合之事
一筒薬調合付節加減の事
一筒薬其侭焼薬に用様之事
一水火縄之事
一雨松明の事
一木筒打様之事
一はうかん筒打根之事
一鉄炮目当なきを打様之事
一薬のいをしる事
一無程を知る事
一火しゆつの事
野合
一しんのきふらの玉やりんのかねを遺事
一其日の軍配人と法上定鉄砲仕掛様之事
一竹たば仕様之事
一棚たて仕様之事
一袖たての事
一雨たての事
一追付たての事
一縫合無之内に遠敵に鉄砲打様之事
一自由台万方打の事
一大筒袋王の事
一千矢筒打様の事
一もつはん火矢の事
一軽鉄炮千挺つるべ放シ但一人にて打様の事
一鉄合之時矢留之事
一抱打くゝりかための事
一問はりかたの事
一鉄砲備立様之事
一さいふりやうの事
一大筒押越車台之事
籠城
一ちよくいの気。そくのかけも原のかねを造事
一すいの火忍の早込之事
一玉込之事
一敵の道きりの事
一うつほまき八石かための事
城責
一しんかうの気。顔のかけ。分色のかねを遣ふ事
一二方楯の事
一わたり楯の事
一無想たての事
一大はんそう中はんとうの事
一高山むづなれみとりのかねを知る事
一巌石破火矢の事
一矢文打根之事
一城中より款かけ出候時鉄砲仕屋様之事
一のき打の事
船軍
一はいのかけやりんのかねを遣ふ事
一竹たば船の事
一せかいたての事
一二階楯の事
一三階折の事
一楯により大筒仕屋様之事
一かぢ折玉の事
一帆まゝり玉の事
一水縄切玉の事
一破玉の事
一船の帆に応し大筒仕曲様之事
一船せいろう仕掛やうの事
一ちやんねり様の事
一とうゆねり根の事
一大筒石火矢銭根之事
一かなくん配之事
一大筒石火矢ひつつの事
一大筒石火矢かた拵様之事
一かたちかけんの事
〇一はらかん筒拵様之事
一木筒拵やうの事
一六角一しのしめ六方之破此二馬の気は異国の事
殊により鉄砲の外大事に遣ふ
以上百廿五ヶ条
小筒之次第
かうの法しやうの定中すみの事
一五間五拾間六間六拾間之事
裏星の事
手まへの事
いつち場之事
一一ッ切[サ]一[ヲ]一[ヲ]一[ヲ]一[ヲ]一[ヲ]一一[ヲ]一[ヲ]一一[ニ]一[ニ]一二三の事
一尺のかねの事
一身のかねの事
一いき込の事
一三ツの引合せの事
一四心一之事
一見込之事
一鉄砲きらいの事
一いつ地前たしならの事
一さし筒引筒の事
一百歩の朱つもりの事
一一一請取渡しの事
一きよく折の事
一はやはならつるべ打の事
一弓矢打様之事
一火矢三通有事
一こしため之事
一角ひつほうの事
一薬調合之事
一大保小塀の事
一小筒たての板の事
一玉なき時打様之事
以上弐拾七箇条
角暮
□□□
一里
当リ
「前
一有明六間六拾間
下リ
星影
上
角こし
十後口
一かうのつしやうの定中すみの事かふのつといふは
石欠矢にて十五間二十間五反壱町の角打時かふの侭
にて鉄砲をならし打也かふのつ割様は鉄砲の
前日当の前のきわをはさみ曲尺にてはさみたと
へば三寸弐歩有り玉たけ馬の内より一寸の玉たけ
引くは残て弐寸弐歩也弐寸弐歩迄二匁にして残る
一寸寄が築持かた〳〵のはりかわ也その一歩に
前目当の高サをとり添扨筒にの上はつれに当て
けれは二三歩にても其上にてもちりあまる事
あり其あまりはちり程に何にても先目当にかけ
打候得は何十間の角にてもあたる
一大筒石火矢の茶持れて張かわの厚[リ]皆々のはり
かわ其筒の玉たけの厚サ有てよしからし口りては
かつかう能様に名もありて吉筒ふれ急にはり
かわらすし候へは薄キに相応の薬を込打事なり
此故は張かわらすきをしらず筒ふに応なる薬
を込打候得ははりやぶり申候付かふのつゝ而わり
打なり
一小筒寸中ゆかみの見様はねはねはぬきす中に
さびのなき様よして家の所に成り共板にてもよし
ねち穴より見候得はかけさす也陰きれて
させば其方にゆがみあるかけきれずさせば
ゆがみなき也
一五間五拾間六間六拾間之事小筒の仕込之
事也六間にて有明にし込申候有明みいふは
角の星下の思キと白みの間を有明といふなり
六間の仕込は六十間のあたり但シ小筒仕込候時はしめ
台又はすな置にて仕込申候即分は小筒は六間仕
込に用る五間五拾間の仕込も同前也
一いんきくきとそは地の馬下をしる事也いんきとは
一地の気のいんき壱尺四寸あかるしきとそは一尺四寸
の高サに木にて作りたる臺也町を見るにくきの
台に長サ六尺三寸又は半分にても用る角木を渡し
六尺三寸の角の木に両のはしになり四歩の目当
ありしきの棒の上に当見る惣而能ら執行入事
なり
一裏星の折様は小筒砂台にて打裏星作様は
絵図の様に木にて作り尤裏表共に紙にて張り
中に絵図の根に墨をし表に打也尤から表
違ひ不申様に墨を打絵図の通り下に表星馬
付る也但壱町に裏星馬元付く也表の里に星
との間七寸五歩間を置付る此外すつなし此故は
やくら積り違不申との證拠に折事也但一町
にて打候得は一町の星に当二町にて折候得は二町の
星にあたる三町四町いつれも違なく当る尤何レも
表の星を見込折候得は衰星にあたる也
但絵図あり星と星の間七寸三歩也
一櫓きり様にそはたとへはす中三尺三寸有ル時真の玉にて
三町打時に先き目当より三尺堂六歩の櫓但一町
に付二歩のやくら積り尤かけ所は同前也火矢を打
時は一町付四歩のやくらつもり也
一百歩の朱つもりの事は櫓切部同前の積りに当れ然共
一櫓切様早業ゆへやくら切根を用部也
一手前の事候は色々口伝事十五匁より弐拾目百
一目筒迄は手前同前也四匁迄八常の小筒手前にて
よし五六匁より十匁筒迄は鉄砲の臺迄同し様に
ひちを上うてよし其外鉄炮場にて心持又は
さし胴よし引胴は惣し神伝様にはさし胴を用
惣而習多し鉄炮場に出申時右に筒を持しまひに
は左に持候事第一身のかこひ也射場すますにも
口伝有か
一十匁筒迄を小筒手前と云
一十五匁弐拾目百目迄を中筒に候
一百目以上は石火失といふ
一貫目の筒を大筒とつふ大筒石火矢の手前通り
ありなかし手前切手前と云
一いんきしきと云は道具は五三々五と云はたとくは
実守を鉄砲にて打貫し時五の蓋を打と云は天間の
真中を五の暮と云やりんの曲尺にたとへは五寸の
所也三の暮と云は天守を心にて三日に折上より
一ツ目の折目を三の暮といふ
一天守の絵図書物に有り
〇一暮を知るといふはたとへは天守目当にて見込候下の
事を書と云惣而暮を知ると云は目中ものにいふ
事也
一五の帯にては三反越しを折
一三の暮にては五反越シを打
一何町にても越を打事右同前
一早放シつるへ折と云は筒にあひ申程に紙にて兜を
作り袋に露込の茶を入玉に穴明キ申候様に鋳付右へ
の袋に参入候を候をひねり玉穴より引出し置る
置て切也打様口伝
▢一右の紙袋作り様は成程うすき百田紙をもろひろ
一け候て能キ薬を細かにおろし酒にて拝きはけにて
二返程引目に干袋作り申也
此通りに作り
申也早放
五〇
檜貝
其筒のなこり玉に紙三返
程に筒を作り底を入ゆき
□□□
薬をこよりに入下をむすひ
此仕様は早過也
引返してよし
〇一抱打星願見込様の事と云は弐拾目筒ゟ以上ひ
星影を見込折也
一水中の打物の事と云はたゝへは三匁筒に而打時其玉
長ケ三郎の長サ二筒に合候様に鉛に鉛にて作り夫をときん
頭よして折也水中をくじる玉也尤込時はときん頭
の方を筒口にして込尤小筒にて打事也
但格貫玉ははかねにて仕る作具様は同前也
一薬込様と云は筒薬の余り細めなるは薬壱匁に付弐
三分の力よろき物也茲により日により薬の威強弱
ある也委敷戸物に薬込候事有之也但何箇
にても玉を込候時渠に玉をつよく突供不申
様に込もの也此故は強り玉薬をつき候へは勇く
たけ細カに成くは薬の威弱之成候故也惣る小筒
より廿見問迄は三歩の薬にて角を打右之通
廿目迄の地薬なり
▢一棒火矢込様の事と云は棒火矢込候時に押へ紙を
して其上につれ込を仕棒火矢をさす筒楽と
つれ込の間四寸蛍申也尤四寸間を置事なり
火遊ひとろ但つれ込と棒火矢との間すき
不申様に込也是を込根と云尤棒火矢作り様は
絵図にあり
一棒火矢にて槍町を打時たとへは棒火矢の重目百
目有時は拾町定の薬の上に四匁楽を増す十匁に付
四分増し積り也右は十町の積也弐拾町を打時は
右一倍の積り也何十町にても右の積り也
一玉火矢込様の事と云は玉込の所にあり
一四六火矢込様と云はおさへ紙として玉の方ゟ込也
四六火矢作り様絵図に有り
一無想火矢込根と云は小筒にて弓の矢打根は押へ
紙つれ込をして尤羽の所を紙にて巻込候時にて
ぬらし込也矢のくつ巻の所に紙にても何にても
枕をさせ申左様に不仕候得分衛門巻の所にてたらへ
二歩と下り候ても先にては大分の矢下りに成候也
一遠町薬込と云は薬三段に込也三段とは町により
何拾目にても三日に割藤嵐の方一ツ常の筒参の
程儀を込又馬は問方の条をあらしして込残る
一ゝは三方一の方の葉を込其次に押紙をして玉を
込打也
一島町の玉込様とは玉を紙にて包水にてぬらし
其上をぬれ不申紙にて包打也但木綿の切しても
包てよし此坂は包す込打へば玉なかれ風に
あたり見込候所に行不申也惣而玉を込候につゝ
さわりよし玉さわりはあし
一一早込之事と云は筒に合候様にもじ布にて袋を作り
薬を二歩にして其上に玉を入口をゆひ打時込火皿
よりさしつうづをさすさしつうづの作り様は大皿に
一入る程の竹を火皿にさし候時に一はいよりも少し長々
きり底を吉野紙にてはり夫に候渠を入置打時
紙にてはり前を下に成候様にさす也惣るま込
にては近町を打也
早込の図
一玉目をしる事は書物に有り
一袋込の事と云は石火矢大筒に用る事也袋込仕様は
筒にあひ候様に紙にて袋を作り其紙袋に三段の薬を
込袋の口をゆひ其上に玉を込也但き敵にても込様
同前此込様は弐拾町ゟ上の町を打時に込也二拾町
よら内は三段に不及也
一曲打障子返しの事とは障子の紙又行燈の紙
の破さる様に玉を込打事也玉込根は筒口に細か
切候紙を二枚程重手其上に玉を込筒候てすり
はらいに筒口に込折也
一曲打弓の矢打根は矢に羽を付用かたには根をすげ
てよし矢羽を半枚紙にて包箱のきもにて紙を
ひねり常の水又はめうばん水などにて紙をしめ
し打也おさへ紙の上につれ込を用るれて込長サ
一曲打さげ針打根はひよく玉にて打也下ヶ針は糸
に針を付下ルもの也下ケ針の糸を此ひよく玉にて
打切也ひよく玉の作り様は玉に穴明き申様に鋳候て
糸を切二ツの玉穴に通し糸の両端をゆひ申なり
込様は薬ほ込其上にひよく玉馬込今万の玉を世
の葉横に包て込打也尤ひよく玉の糸を込時にしめし
申候也惣而下りものゝ類ひを打には下糸を打也更共
下ケたる物を打と人にはいふ也
一曲打楯貫玉作り様の事水中を打候玉々同前也
尤鉄又金にて作る右曲折は何とも小筒にて打也
一曲打生捕もの打根とは玉の作り様也筒に合候様に
なめしかわにて袋を作り成程小キ砂を入口を結ひ其
上を真綿にて包又其上を革袋に引込口を
結ひ打也但右の袋長サは其筒の玉長ケ三分の長サ
に作る也込様は筒口すりはらいに込尤小筒に而打也
陰中の陰陰中の陽陽気の陽陽気の陽の事
筒に玉薬込之時は陰中の陽と云
筒口により玉出候を陽中の陽と云
筒口より玉出はなれ先へ行付不申間を陽気の
陽と云玉土に合を陰中の陰と云筒に玉有時と
一同前本にかへる心也是にて鉄砲陰陽の分りを知る也
一陽火の放の事と云は煙玉を包出煙は残りて
消玉は先へ行玉と煙のはなれ候所を鋤火の放
但昼ハ煙夜は火と見ゆる是陽火の放シなり
一風により分厘を盛る事は第一町を見る時に用事也
一其日の風五厘壱分壱段の内五厘の風臺一分の風
にても前より吹時は先目当のすり割の中より五
届の風と見る時は五厘すり刻より。海に去りの
目当を付る後口より吹時は五厘前にちりの日当
を付る向風には薬左方追風には櫓を埋た石の風
には分届をかくる也是をらずを知ると云也
一町間見様の事書はいんきくきを立先キの目当物
城にてもしきよくも見込先の目当物地形厚キ
時は足くに当る又地形下りの時は頃に当る事も
至り霞に当ル事も有りはいふしに当ル事は
先足〳〵当ル時くきの先キ目当にて足を見込
先而目当に櫓を懸り頭を見込其見込たる事が
天守櫓森にてもの高夫其見前は先の城
とののりの三寸を何十何町と見宮右の城の高
のすを拾町有時は十町に割越候へは城のゝサ村十
何間に知り也
一見当物の名の事人にたとへば腹師且頭と定
足の前を足〳〵とそひの上に当るをかすえのかけ
といふ也
一町間見る事は口伝迄にて八合不申也翌日にては合不申
見る事功積りて是あるへき事也節により日に
より近きもの遠きもの近くゝゆる事はもの也
風立日曇たる日違也よし〳〵熟行入事也
一三方しもし一方しないの事と云は風を知る道具
なり
高サ三尺
第一寸
かけても三方しもしといふ
三日上之事
ともをいた
一尺四万の板にかねの
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
目をもり付も印
此紙一寸四方也
高竹是まらを
見合立る也
見合去る也
〇一大あづちにあづち寸法の事大あつはは壱間四方
上の集とめにて五尺但記さかりに築見切の頃
高さ一尺二寸小あつは高サ一尺八寸に砂にて大あつち
の真中にかきたつる中ノ見塚三尺四方に後江に
築大概の後。はつれ二間引取後[ニ]つく也
角ひつほうの事とそは一尺の角に五寸の角何大
にても角の寸半分の星を付ル也角を挟を角中
といふ也
一丁算ひつつと云はたうへは拾町に弐丈の華一丈の
星定り也め如候得共一問四方の幕にてもさい
にても折也
一のうれんさいの事たとへは木紙三幅の時の長サハ
九尺也さいのすそ両すえに房をそ右いつれ
鯨尺なり
茶巾さいかゝ云は四幅四方に仕立也
右をのうれんざいと云茶中さいは前の如し
一吹貫さいの事たとへは吹貫の口弐尺有時は惣去サ六尺
さいの紙を三ツ折馬を残し馬分下るを切さし也
一丁縄引様の事たらへは十町の別を引付玉落よき
所を見定其所の目印を放先ツ矢落のさいを立へ
させ扨右七町の所にも先きの如く印を立させ尤
居せ場にも真を立居古場ゟ縄を引出し中の
印こ矢落の印を見渡シ遠さる様に引行中の印
を越しては中と罷在場のさいとを見渡シ引付候へは
町縄の筋少しも違無之也
如此侘を引曲尺の手にて玉荷を見左左の切を及乗く出る也
落のさい
四尺
中のさい
是を三四五のかねといふ
一地ならしの事と云は嘉土場にいんきを立しきにて
町幕の所の地形をならし幕本の高下により
櫓越増有る也
一火矢の事棒火矢巌石破火矢
玉火矢無想火矢大田大矢四六火矢
乱火矢ほら路之火矢
右焼薬調合之事何レも絵図書物にあり
一煙薬調合も用方之時はねしゆうまをかへ申候稽古打
とそねしやうまな申に不及惣而稽古打用方の薬
つ組二通り有り
〇一筒菜調合并節加減の事と云は霖雨中に合する
茶には合せして薬一升にあけせうのふ壱匁迄
交相木の入物に入口を紙にて張置也
一煮合の仕様は白塩硝方ニより両目何程にても鍋に
入塩硝のひたり候程水を貪をそろ〳〵とたきへら
にて交大かた水引と思ふ時う干付くさかり候時鍋
をおろし懸合く灰を入鍋の内にてませゑんせう
しみ込して引上臼に入其上にて惣合置候硫黄の
を入かきませ成程よしつきてほそ立候如く
かわき申候時酒のしとを恭筅にて打段しと
つき仕立申也但麻木ハ一寸程にくたき合が
よし
一筒東節かげんの事十水七酉の時分は薬拾匁に付
五分壱匁程も菓の成より其の旱魃なとよは
一菜拾匁に付壱匁又は五分程も強シ秋冬に持料の
薬の成なり
一筒楽其侭焼藁に用様と其筒楽を申げんにて
おろし夫に胡摩の油をから入おろし交候へば則焼薬に
なる也
一水火縄仕様はせう給ふ水を火縄に引干候て渋を
一遍引也是も日に干部也
一木絹打様は木筒に竹編抔をしめるにはくさびなみを
一打二夜も三砲も水に付しめし成程水気の無様に
内を掛候て打也但竹輪古ク痛なと有之候橋を
知せて可打事也
一一はらかん筒折様は築持の所に穴あり其内に入手筒
あり其入子筒に玉葉を込はらかんの穴の横ゟ
針をさしてそ也大かた今は田の長[リ]一尺程々にかり
惣てはらかん筒壱貫目程の筒にて候へは今筒
の玉は八百目程あり大梅弐百目おとり也
一鉄炮目当なき友折様と云はかうのつにてならし
目当屋村折也急成時は土にて作りすゆる也
一薬の威を知事とそはたとへば薬壱ツ宛にても
板の上に置其上に笹の葉を二三歩四方に切梁の
上に置火を付て見るに笹の葉の上ル程を見て成の
強弱を知ル高ク上ルは強ク少上ルは威弱キ也
一無秤を知る事と云は共かりの無時大筒石火矢
一菜込仕時用ル事也何百目の筒にても其筒口の寸
合を取筒に合候様に紙袋を作りすあい胴かへしの
長并に薬を入候をす取りと云又壱る分娩部をす返え
と云高を寸重ねとそす取の東もて八町十町迄を
打す返しの薬にて十五六町迄を打す重手にて
十八九町廿町迄を打百目筒にて可殿の梁十三匁
程也右の桑両目にてハ百目の筒は壱分三座に当る也
一惣体町にては矢廻しとはみなへず落見とそ也
一火しゆつの事と云は書物別に有り
一しんの気ふくの掛通里への曲尺を遣ふ事とは
しんの気とは心の気也心は腹にあり惣而野合とは
両方平場にての事にてふくに鉄砲を付け打也
尤台にてもふくのかけに仕かけ打足をふくのかける
大工の曲尺をやがんの曲尺と云野合にては櫓切ルにも
やりんの曲尺にて積り申也
一其日の軍配人と法を定メ鉄砲仕掛様の事と云は
其日の軍配人と談合して鉄砲を仕掛第一味方
打をせさかやうにつを定メ仕掛る也
一一竹琶仕様は壱間四方に竹にて作る委く絵図に有り
横隔一間にしてよし御并竹其侭にてよし横場広の
けれは救ふる由也
一棚楯仕様の事絵図にあり
一袖楯仕様の事絵図にあり
一雨楯の事右同断
一追に付楯の事絵図に有り
一鍵合無之内遠敵に鉄炮打様の事とそは前落
計を打て見せ或は薬斗にて玉を不込打て玉
とゝかぬやうに見せ歌を近り引寄て打せ
一大筒袋玉の事とそは石国にて打事也込やしは
天目程の石手鞠程の石を渋紙又は布木綿抔にて
包込打也尤なさへ紙少官板にてもつれ込候へは
猶よきなり
一千矢筒村様の事と云は弓の矢を打事也矢の長サ六尺
壱寸にして菩を切矢の根を付る根は重次第根の
重キハ遠く行地入もふかし軽キハ手勢弱キ物也五百目
の筒には矢数三拾六本宛入込様は清長紙を本詰
紙程に切矢のくる墨より本はき迄かつら巻にして
とめ但込時羽の所を低にて包明礬水又は常の水
にても羽の所をしめし候て折か也水なき時の用方には
一小便を用ゆ尤筒によく合に候様に樫の木にて長さ五歩
よれて込をしてよし尤根紙を用ル也矢のくつ巻の
所に紙にても何にても異の間にはさみ候へは矢分て
方しに敷え也ちらせ様如此也平矢筒の事を田村筒
とも云百本矢を込て打を百矢と云惣而抱打は
早業に用ル事也尤抱打におもき筒はくゝりかため
にて折也はりかためは自由あしく矢のなき時は苦
竹を弐尺一寸程に切先きをとかり紙にてかつく巻に
して留メ何にてもれレ込ニしてよし尤大筒石火矢も
用事也
もつはん火矢の事と云は毒火矢の事也もつはん合様は
かゝらいこしやうつぶこせう、白はい、すゝ、山野へたばこ
のやう成ル目口に入なんぎ仕き物を集粉にして入と也
玉の作り様はうつろ玉を二トに割一日には筒薬を入馬には
匂つはんほ入ル二ゝを合声にて十文字に供紙にて十文字にて十文字にて十へん
程張日に千道火を入也竹の先きを矢筈に切さすには
其竹玉えすりはらいに切其竹の中に道火を入る也
道火作り様は新木綿十匁白塩硝十匁鍋に入水を入
煮込日に干上戸に合部程にまき上戸にかたらさし
口を寄詣残し切其三歩の所をきりにて十文字に
もみ通し口薬をも真の如く紙の内にひねり込十文字
の穴に引通し二歩程置切きり口をほせかし火の付
安根よして玉の上におさへ紙を用込様は五尺矢の辺
様同前也
一玉火矢打様には地薬十匁に付弐分薬を引打也
此故は薬定り之通りに込候得は玉火矢先に行着不申
内に張り割口付十匁に付弐分薬を引尤玉火矢を
一打櫓バ壱町に付四五歩やくら積り懸所ハ同前也
一鍵合の時敵のうちにもつはん火矢打込割候てもつはん
出て款の目口に入難儀する所を心侭に打取る也又は鑓合
の時味方風上なれは右のもつはん火矢を風上ゟ故也
一軽鉄砲千挺つるべはなし一人にて打様之事といふは
軽てつほうを作り打事也苦竹を一尺弐寸又ハ其内の寸
にも切皮を消り成程うすくして樫木を丸くつくり
ねぢを仕込十文字に竹釘にて目釘を打ぬけぬ様
して其上を紙にて五へん張り苧にてねち跡迄
巻返し又其上を紙にて張り又苧にて巻薬持に
口薬の穴を明る也扨軽鉄炮を入る程の竹を軽砲
一尺程なれは一尺三寸程にして其竹筒の底三寸の所に
真綿にても何にてもやはらか成物を入詰か候て其上に
軽鉄炮を入レ子にしてすの子抔かきゝ様にならべ
切口を揃へ竹にても木にてもはさみ立かき付けけ心
上の竹にも口薬打し穴を明け渡し火にて打也壱人にて
何百挺も打にうつて千挺つるべ放一人にて打ていふ
軽鉄砲三匁壱両の玉目に作る也尤軽鉄炮二散し
一三族程ハ打也
一鉢合の時矢留メの事と云は其時に鉄砲のす中を
あらい火縄玉薬を求る事也矢留の時の覚語也
一抱打くらかための事絵図にあり
一問はりかための事右同断
一鉄砲備立様の事右同断
〇一さいふる様と候は鉄炮を打そ時に玉薬を込時
又は火ふたを切折放候時ざい振り候事也惣而さいの
ふりやうはあいづをもつて振る事也
一大筒押越車台之事絵図に有り
籠城
一一ちよくひの気足のかけ毛厚の曲尺を遣ふ事といふは
ちよくいの木と云は篭城より上にむらい鉄砲を打
一事なきによりちよく使の気と云上明き心持也
惣籠城よりは見下ケて鉄砲を打によりそくを目
当所にして打是を足の曲と云毛層の曲尺を遣ふと
有之とも毛厘に不及やりんの曲尺にて野合篭城
差引もい遣ふなり
一すいの火忍ひの打込と云大筒負矢抔を打た得は
筒の中に火残ル事有り筒口に手を当火皿の方ゟ
息を吹入候得は其侭消る此事をまいの火と云忍の
早辺とは篭城の時大筒心火矢を矢さまより仕懸候に
玉薬の込根也先キ細なる糸に小キ玉を付火皿の口ゟ
筒先きへこかし出シ矢板間より鍵を出し糸を懸け引
寄を糸の先キに袋込の薬を結付薬持に引込也
但漢の方より先き込也此事を忍の早込と云
一大筒仕掛様と云は大筒打候時に土俵を能キ高して
其上にのせて打也夫にて上ケ下け悪敷と思ふ時は能程
の木を左右に立共の木に大筒のつくをもせねぢの
ひきくは七俵をすけて上ケ下ケをする也
一玉込の事と云は直火矢込様の事也大竹のよをぬき
縄をわさにして通しわさに玉を絵図のめら候付
込る也如此するは玉火矢込之時に付候送火の所を筒
薬の方にあてぬ様にして込也尤筒薬の方は火口むき
候得は打おし申時分玉吹割ル故也
玉火矢込様の図
一敵の道切之事大キ成ル城物をして筒案を大分に入
上に石を大分置大き成る木にかと名をわさみたわこ
なとさし候様に横に渡し枝をつかせ其兄キに大き成
火打を立て置大勢上り候へは踏落し候様にして置也
尤火打五ツ六カにても其上にてもよし其上に土をかけ
平地のやうにして置但二三日之内ニハ薬しめり不申物也
敵の道切仕様如此なり
一うつほ巻八石かため仕様はねこふくをうつろに巻
留メ又はりうご留にしても作の木板を二枚合
中には真綿を張[ル]真飾なき時は絹の類何にても
入に又或は身幡せいたけ程に箱を作り内外にも真綿
を張り内の方には真綿を張外の方は何のもにても
まるはの内に込候て付ル追ニ付楯と異背負候様に
緒を付し棚楯と云は右の楯に棚を付ル袖橋ニ
云は袖を付る亀甲楯と云は厚サ壱歩程鉄にて
一月のなりにして夫を何程にてゆりにしてゆくにして
楯の板の内の方に付也尤亀甲は角に切ても同前
なり右の櫓大形十匁位の筒にては不通也大切成る
楯也右時も雨櫓に話ル唐油唐煉様も有之也
一まねき楯と云は矢挟間をあらか楯也矢狭間の
ふたを上にてちやうつがいにして夫よら鉄炮を
押出し候得ハ明キ候様ニ仕掛尤出し不申得はふさがり
居申也是をまねき楯と云惣而楯の事は絵図に
委く有り
一大はんどう中はんとうの事と云は五貫目
六貫目の大筒の事也第一此筒にては高山むづをれ
乱玉斯火を打筒也
一高山むづ折ㇾの曲天を知ると云は城黄の時款かたら
かまへをなし厚サ五間十間の土手石垣にて園権矢
打かたき時高山山づ折御曲尺を以貫目の玉にて打事
ねぢの所に木の花しか穴俵を入よく絹かためうつほ
巻の中に筒薬を大分入其上に石を大分込薬持の
所に通じ穴をあけ竹の節をぬきつうらに立ル
右のうつぼ巻を五挺にても十挺にても拵筒の間
一間程並ならべうつぼより上に五六尺土を築あけ
一七手をつき蚤つうじの竹は七手すりはらいに
して口薬を一はい入れ渡し火にて打放ス也
一心高の気頭のかける匠の曲尺を遣ふ事心高の気
といふは心の高く付気也夫故心尊の気といふなり
頭のかけと云抱打にても台所の仕掛にても頭の
盛に仕掛る事を云分返しの曲尺を遣ふとにるみ
候得共分返しには不及やりんの曲尺にて差引
をいけらてよしやりんの曲尺の哀の目を分返の
曲尺とそ也
毛厘にの曲尺の事
よををみまに
毛屋にて五寸
かくの差渡毛屋の曲尺にて五寸
一隅よりすしの差渡屋わんの
曲尺にて五寸
一二分格と云は二方より鉄炮を打時に二方をふせしにより
二分拵といふ渡りたてと云は将を継立たるを渡将々
いふ船が梢作り様はむくの木板弐枚合て作ルかすがひ
なり二百目より内の玉なれは当りても敵いたまず
一落ても屋根打貫勢なきにより大筒を用ル也
尤しつほうの曲尺にて打しつほう曲尺とは筒口ゟ
一尺益一尺の桁を懸ル也但城際より此櫓にて打也
委く別紙に有り
一巌石破火矢と云は玉火矢の事也玉の作り様天筒
石火失の玉にてうつろに候也道火の穴より筒薬に
焼薬の丸めたるをつめませ造火の穴より合に申程の
先キを矢筈に切てさす惣而道火入候竹を玉とすり
はらいに切る尤込根は玉火矢の込様也玉火矢の丁を打にて
五町八町十町十二町を打事也焼築丸め様は一枚紙迄
ひろけ紙の上に焼薬を置くまと巻て上を
苧にてかたく巻留夫を小により咽返しに
切玉の中に入け也
一矢文打様の事云は無想火矢の如にして矢の
くつ巻の所に文を込中にて釣合能様にして
軽方よは鉛にても入らへは釣合申也矢に漆候以て
内に文ありと書なん込様は小筒にて弓の矢打候
如くに込也
一城中より敵かけ出候時鉄砲仕掛様と云は絵図に
あり
一艮打たりは大筒石火矢を打候て急に立退候時
通に鉄炮を何の木にも作り出す也但はりかもの
厚サはねぢ本の口にて其筒の玉たけにしてよし
からし候にてはかつこう能程に白母を使也外貫目に
あかりたる筒は本に未に未候ともにはりかわうすくこる
もの也本ににては其筒の至たけ三ツ折二ツ分本口の
ばりかわにしてよし大筒は四尺五寸又は五尺にてよし
尤望次第たるへし五百目三百目の通町打申筒は
七尺八寸にてよし右之通々大筒石火失は何レも
釣合の所につくを鋳付てねぢは長かぎほうしの
なりにする也是を象尾とそ也
一かたちかけんの事
一はらかん筒拵様の事
〇一木筒拵様の事木形絵図にあり
一六角一しのしめ六方の破
小筒の次第
一かうのずしやうの定之事とはかふのづにて鉄砲を
ならし目当の尊下を知り又は薬持のはかわの厚[
を知り筒のゆかみの有無を見て折也ゆかみ給也ゆかみ
ものにあたらずはりかわうすき筒はつよ薬込事
不成也
一五間弐拾間六間六拾間之事とそは小筒をはり立
六間に集を立砂台か又はしめ台にて打候先を仕込に
いふ尤有時を見込打也惣て小郷間地行と云は六十間
なり其上は櫓次第也但六間の仕込にて六拾間に
あたり五間の仕込五拾間也有時の見込にてめぬ也
大形六間にて仕込事也
一裏星之事之候は町を打申薬櫓の積りを知町に
着申燈拠を見るため角の仕様は幅六寸長サハ町に
より五尺にても六尺にも仕也右の角は木にて障子の
骨の如くに横にはしこの如く横骨を所々星の所を
はづし候て入れ裏表より二三返シはり裏表不違
やうに中墨を打星の斤様は絵図の如く也
絵図あり但星と星の間七寸三歩也
一手前の事と云は射場前に出射場をすます是は
目当ものを見定ルため第一見物衆之礼儀旁射場
をすます也もし手紙とりするために角を立不置
事も有り又はつり角つり玉釣手まりすみ取
一紙下ケ釘其外釣物の類なれば口伝之通玉薬を込
直し糸を打切也此ために兄射場をすます但し
目当ものにかうがひ又は小刀たゝみ扇子なとの様なる
細り長キものは二ツ玉三馬玉にて折也込根は口伝あり
ひらき扇子は中を打此後は日の丸は扇子の中にけり
流候へ口を打たゝみ扇は紙之骨とのさかいを打人形は
打破り退事也筒薬を大分込なても石にても
筒口上込候て渡し火として其退ん打続くは
はら破り申也敵に大筒石火矢を渡ス間敷青メ也
急成時大筒持退事不成場有々の事也
船軍
一脚の掛やりんの曲尺をつかふ事と云は船軍にては
脚の懸ケに鉄炮を仕懸ル也敵の船の上りたる時は
三尺二寸前の潮を見込打事也是を三尺二寸の
気と云歌の脇の下りたる時は姉のかけを見込打也
尤ゆりんの曲尺をつかふ也
一竹根船の仕様と云は三枚帆程のに船にやねを
ふき候様に南方より竹杞を合し也此故は敵の大筒
石火矢の玉を請申ため也大船の先[キ]三枚帆程の
一船を置也尤大勢にても楯をつく事也二重三重に
楯をつき候へは打貫不申也
一せかい楯の事と云は船のへさきに二枚屏風を立たる
ゆるに楯を合てつて事也
一二階柳くは服せいろうの一かいにちゆらつかいをして
付置をそ也
一三かい楯と云は三かいに坐つつれも楯は四方に付る也
一風吹候得は下におろす也
▢一楯により大筒仕掛様の事
一梶折玉の事絵図に
一帆まくり玉の事右同断
一水縄切玉の事右同断
一いかり玉の事右同断
▢一駅の帆に応し大筒仕掛様之事とは別紙に有り
一.船せいろう仕様之事絵図にあり
一小の進行絵図の事
一浪こしくつの仕様は絹にても布にても唐油せ付
絵図の如くに作り海川を渡え時背に付候得は
しづみ不申悩より上は浮上りく由する也付わ時
口より色をよく吹込口にせんをさして付候也尤
一絵図に有り手かんき足べる此時に用る也
一ちやん煉様別書にあり
一唐油煉様の事右同断
一大筒石火矢銭様の事別伝にあり
一かなぐんはいの事右同断
一大筒石火矢台ひつほうの事絵間にあり
一大筒石へ矢かた拵様の事おしかたに仕候得は白の
腹を打也鉄砲を右に持出る事身のかこい又はいさき
よくみかきたて候金具を人に見せるため也但見物の
人の中に意趣有失り又は乱心者有て切かゝり時は
是を以請にため也打仕廻して左に筒を持立候も身の
かこい又は打ようしたる金具を見てさるため也
一鉄炮仕込ためしの時の如く無思邪と云事当流に
又用是を哉武者といふをあやまりて高なるへし
武者臥て打ゆへも惣て鉄砲を打事被愚無程也
おもひよこしまありては物にあたらす我を意えたゝ
いふ事も有り
小筒富玉迄は右のひぢを少下口也五匁玉より十匁
まては鉄炮蒸ひちをかまゆる也十五匁より上
百目玉迄は成程むぢを上る大ゆびのおさへ手の内も
段々に違ふなり
一居て場の事と云は手前打所と云打手の居る所也
一一切十文字一二三之事と云分手前の時右の大ゆひの
ちださりの所を臺の上に当サ十文字に押人さし
ゆひにて引星を引小指より一二三としめるの心也
右の手も心持同前にて一二三とゆひをしむる也
一尺の曲尺引ヲ切りの事と云は鉄砲を打時大指之人
さらゆびと押張り五寸に持左右共て同前の心持也
是を宮のかねと云引切の心持は左の手を先キに引右を
前に引く心持也是を引切とる
一身の曲尺の事と云は火決に火縄を咄之衣紋を
つくろい右の手を膝の上に置身のろくを改打也
是を身のかねに草身のろくを極すして打候得は不当
見込違ふもの也
〇一息込の事と云は鉄砲を頬に付候時に息込みを
する事也尤抱打には何筒を打にも見込をする也
一無の引合之事と云は鉄砲を頬に付候時引切手
の内見込是三ツを引合て打放也
一四心一の事と云は見込候心手の内の心思無邪の心
息込の心是を四心一にして見目の南りと云見目
の当りと云は角に中り玉の通りたる者の明キ候を見座ル
心也親目の当りと云は廿目玉より上の筒にて打時
一目当にては見乗せ手前の崩不申様に第一に仕る
尤くわん目の当りと云は観すると云心持也此故は
廿目筒よりは重きものなるゆへ目当にては見乗せ
かたきにより大形に見のせ心にて親する当り也
是を以観目の当りと云也
一見込之事と云は角の見込也星の有明を見込打
なり尤廿目簡より上は星影を見込折也
一鉄砲にきらいと云射場前にても玉薬を込候
鉄砲を人の方に向けぬ事也尤立消抔仕候筒を
持ありき不申事也是をきらひの事とる也
一居七前たしなみの事と云は見物人の前にて鉄炮
を打時口薬を懐中仕候もの也尤立消の時の為に
持事也
一さし咽引胴と云は左の足をふみ出し右の足せむ
一敷膝台にて打是をさし胴と云引胴と云は左の
足をふみ出し右の足のゆひにて左の足のきびすを
ふし付膝台にて打是を引胴と云然共神伝流
ゆへ是を用也惣て自由能故也
にはさし胴を用テ此故はさし胴は立候時のわざつき
一百歩の朱つもり櫓の事と云は朱法なりは櫓切
一様同前の積方也常のやくら積り筒は目当の先キ
はつれより一尺置弐歩のゆくら積りにて一町真の
玉を打也何町も此積り也百歩の朱積り仕方山つ
かし常のゆくらを用てよし百歩の朱積りと云は
別伝に有り
一請取渡之事と云は射場にて角を打候時立消
する事有り其時替の筒に矢梁込置しを火縄
を添持出したるを取打事也
〇一使者抔に行鉄砲幷火縄添たるを請取渡の
次第先左の人さしゆひと中の指の間に火縄を
はさみ夫に筒を持添石の手にて台尻を渡候
請取様同前也
一曲打の事障子通し弓の矢打様下ケ釘打根
いゐたてぬき打様生捕もの打様
但下ノ物類
一打数同前
水中のもの折様
一はやはなしつかへ打の事と云は角を立台を仕掛
角に当り候様に極め置居て場を幕にて囲白を明け
打也玉抜打様口伝之通也早放ゆへ筒数にて
つるべ折仕様に有之に付の敵つるべ打今そ也
一弓の矢打様
一火矢三通り有事と云は小筒にて火矢を打時四
六火矢棒火矢無懸火矢是三通りを小筒にて打也
火失の扱様込様口伝有り
一こしための事と云は腰に付打事を云尤野合の
平場にて是を用る単用也
一角ひ川ほうの事とそは壱反にて弐寸の角一寸の
星鎮りて一町に弐尺の角一尺の星十町に二丈の
幕壱丈の星定にて候へ共略して壱間四方の
幕にても或は麾にても町を打也
一角当りの事絵図有り
一薬調合の事別書に有り
一大概小あつちの事絵図に有り
一小筒楯の板の事と云はむ〳〵の木二枚合にして
中に亀甲なりに鉄をしてくさり雨にしても
よし是を亀の甲楯と云又ハむし板にて身蚊
せいたけの箱をさし内外にまかわを張り桁の外
の方には何のもにても真草の内に込内の方には
まれたをはる何も雨暫につくる也
一玉なき時折様の事と云は玉なき時は火ざほ
を折て玉の如にして込也但二寸程に折てよし
右三破神伝一流之目録御聞書遂
一覧候処師伝相違之儀無之候様
御執行肝要之事に候以来懇望
之仁於有之者神文之上可有御
指南候仍加奥書所如件
覚