萬寶料理獻立集

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器土堂主人
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2026-08-17T19:23:22.650Z
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2026-08-17T19:23:22.650Z
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場所: 京都
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器土堂主人
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日本語
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西村市郎右衞門等
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マンボウリョウリコンダテシュウ
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東北大学
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2025-11-13T07:12:36Z
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2026-08-28T18:53:25.651810+00:00
串 所月 究2 研年 学3館 化成書 和平図 冊ん 書名 会3大 北6式成成 東狩 O株平東 刊 所蔵者 資料番 同断 万宝料理献立集 両宝料理献立集全 兼宝料理献立集序 狩野氏図書記 かくに ジ平幸 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 穀は精と炊とにあらずんば。其 有多からず。上下共に用ゆる ものは。旦坊と毒と。爰に 器土堂の翁は。此道に親しく 国之。御料理人の。究祖たるを 尋求て。是を述し。門人に授く 此書にて。事足といべとも。猶刀を 一執らんには。前篇二篇は。魚類を あつめ。三篇四へんは精進を 集め。伝授秘法を。残さず 著はず。誠に笑宝。秘密と いふべきもの歟。且案事 騒客を慰さめんには。此書 なくんばあらじとしかいふ 天明五年初秋 京甫書 万宝料理献立集 卯百珎目録 荒井泰宿氏ノ寄贈金ヲ 以テ購入セルヤ 獪野亭吉氏藩蔵画 巻上 一四季献立一丁ヲ卵百珍献立十丁ヲ 三汁七菜御膳大獻立 同後段十三丁ヲ卵飯仝粥十七丁ヲ 卵吸物之具廿丁ヲ仝吸口之類廿二丁ヲ 台引重引取肴廿三丁ヲ大平鉢物丼之具廿三丁ウ 水物之類廿五丁ヲ卵之具息類廿五丁ウ 料理献立集○上 仝巻下 卵百珍汁之具一丁ヲ同平皿之具四丁ヲ 同菓子椀之具七丁ヲ同茶碗之具八丁ヲ 同坪皿之具九丁ヲ同猪口之具焼物十丁ヲ 指身膾之具十二丁ヲ香物之品々十四丁ウ 指身之具魚類十六丁ヲ同料理方十八丁ヲ 以上 萬寶料理秘密箱前篇全部五冊 此書は。たまみ百色。鳥るい。川うをるいの料理。飯。汁。なます。ちよく。ひらさら 。くはしわん。やきもの。すべて膳部二式。勿論酒のさかな。すいものに至るまで たまこ。一式かして。四季のこん立。くみあはせ。古来より。拝理の書にいでざる 珍らしき。仕立にて。いまだ人のしらざる。秋方伝受もの。并に当りうの 作りものゝ。仕方をいづかたにても。とゝのひ安き やうに。くはしくかきしかしたる書なり 仝 同仝二篇全部三冊 二篇全部三冊 此書は。もろ〳〵の魚るい。料理のしかた。ならびにうをるいのつけものに さま〳〵。めづらしき事どもを。くわしくかきあらはしたる書なり 仝 三篇全部三冊 此書は。精進一式にして。めづらしく。おもしろき。料理の仕かた。ならびに いろ〳〵のみその。製法。あるひは。漬ものゝ仕やう。又はくだものるい。 を。いけをきて。あぢはひまこしも。かはらず。久しくもつやうの。秘伝 製法。口伝等を。のこさず。くはしく。かきあらはしたるものなり 米理利蜜箱丁 仝 四篇全部三冊 此書は。同じくもろ〳〵のしやうしんものゝ。料理の仕かた。三篇のうちに 無之ものゝるいを。こと〳〵く。此へんに。かきあつめたるものなり 仝献立集 全部二冊 此書は。たまご一色にして。膳部をくみ立。酒のさかな。いろ〳〵。吸ものに至るみ。玉子 一色をもつて。仕立。并に本こん立等まで。くわしく記し。且又四季のちん ぶつ并に遣ひ方。取合せの具。山海の魚鳥。切かた。木の実。漬物。干物。くさびら 塩鳥。干魚のせいほう。諸国の名物まで。こと〳〵く。しかしたる書なり 右料理の書。五通りとも。趣向くみ合せに。各品替りいかやうのむつかしき。めづらしき 料理にても。心安く出来供。尤五通りとも。御所持被成候へは。文も残る所なく。且つれ〴〵の 御伽にも相成又は御進物に被成候而も。甚珎敷重宝なる書にて。魚るい精進を分ち候へは 御寺方への。御進物とも相成。風之流の御方は。平生の御なぐさみにも。可相成書なり 万宝料理献立集 一春一汁三菜こん立 けん あへまぜ うすやき玉子いと切 白みそ 若大こんたんざく 郷食交 木くらげ糸切汁けぐりほし大こん 木くらげ糸切 着みつば よめなこま〳〵 せうがはり切 三ばい酢 一拝里献立集の上 ふゆづけ 香物あを 冬漬大こん 一青漬なすひ 笋煮 すくい玉子 うくひす菜 飯 平皿うくひす菜 輪柚 でんがく 青串ざし 焼物平煮たまこ わさびみそ引 夏一汁五菜こん立 けん青ゑた梅 金子たまご縁切 柿すき玉子切重 みそ 夏かぶら丸むき 生盛鱠めうがのこ糸切 け 二つ入る 黒すりこま かいわりしそ 朝うりたんざく たで酢ためて ほそ大こん 小なすび 料理献立集○上 笋美煮 大つと玉子はす切一ッ入 ひら 平皿 雪しいたけ壱又 平皿かいわりな 花助飯 飯 せんば煮 糸くみ玉子一ツ入レ くはしわん 菓子椀 早冬うり輪切 につけちやせん松だけ ぬかこせうのこ ねかこせうのこ はす切 はす切 焼もの源氏たまご うす醤油つけやき しきみそ ちやにん薄やきをろし長いも 茶碗しめじたまこ すりせうがをく しよこんだいひきまで 初献台引 初献台引饅頭卵壱ツ 火どり青海苔 二献重引 二献重引水みつ葉 花ぐりちらし したし物 すまし すま 三献すいもの茶巾たまご壱ツ せうがの汁 しやらさい 一料理献立集○ おなじくなか 一仝夏一汁七菜こん立 けん抔李 切かさね紅たまご もりわけなませ もりわけなます 一盛分鱠夏大こんたんざく しらがたまご盛上 夏大こんたんざく からたけせん切 へぎ黒烏年 うす赤みそ しんじやう長いも 汁 おしなめ茸 口青さんしやう たで酢ためて 青づけなすび 香ものあさづけ白瓜 あさづけ白瓜 一斗里比三年○上 笋羮者火 平皿新さといも 山吹卯壱入レ 新さといも くだごぼう 山吹卯壱入レ飯 醤油あんばい 花ゆ ちやわん 茶碗 鶉玉子切重 くずかけ むしたけ くずかけ煮冷物 にびやし 煮冷物 三つ入れ 煮冷物大椎茸一ツ入レ 蒸気卯小口切 新煮むめ 青まめちらし ほそさゝぎ 一つの入れ ぎんす おろしせうが 銀子たまご 一十四十一年 うすしやらゆ煮 くはしわん 菓子椀 湯玉子すくひ入れ つけ松のみとり こま〳〵 焼もの海台まき玉子 ちよく白あへもの 猪口杏子才切 一初献台引磯菜たまご 一并に折形氏申そへて 二献重引 二献重引菊のさき目 一したしもの菊花栗 すまし 三献まい物梅仁卵 またはなし 秋一汁七菜こん立 けんにぎく 生盛鱠 一落桃玉子切重ね しらが大こん 石茸もり上 葉せうが薄切 ひつかきくり 三ばい酢 赤みそうすく 赤みそうすく 汁 焼め附松露 菠薐草 口青とうがらし 香物 新なら漬瓜 香物惣づけなすひ 平皿 食 笋羹煮 しぐれ卵角切 まつたけちらがさ 松茸中中 しらがながいも 一白髪長芋 茶碗梅仁卵大一ツ入れ 一将子油あんばい敷葛 青柚 ゆぼし 柚干たまこ 中皿物犬白菊花 白ねり酢ためて せんば煮 卵とらふ大一ツ入 角切 角切 一去月一んぶ短冊 一猪口一種玉子鮓一種玉子緋 くはしうちん おし栗弐ツ入れ 并におろし大こん 口柚 あをくし 青串さして 桑物大煮抜鶏卵 うにでんがく ぼたん 初献台引 初献台引杜丹たまご 花巻あさ草 煮醤油かけ 二献重引根芋割て 并ゆばこる〳〵 すましめごちたまご 三献吸物卜治卵いこみ 口青柚 冬一汁七菜こん立 けん 葉付きんかん 金子卵長にて 金子卵長にて薄だれみそ 盛分鱠 一みどり卵切重 一みとり卵切重青梅たまご 盛分鱠紅松だけ切重汁わりみつば わりみつば 穂たでそろへて口めうど 花栗 白ねり酢ためて 沢庵つけ大こん 香物 ならづけなすび 飯 笋美者火 鶏卵大切一つ入れ わきうすくひ入 利休たまごひ 平皿 茶碗大焼おし栗一ツ入 一平やきふたんざく 山やらしきみそ 口むすび柚 うかん 大五度かはらけにて くだ 盛こぼし 野煮たまご 管子たにご 中枕似し十三四筋入ル もの 中椀 もの漬新はじかみ 皮牛蒡たんざく 大椎たけ一ツ入 ねりこせうのこ はす切 松かせ卵小線切 かすていら玉子 やき物 わさび醤油つけやき 猪口 青梨おろしあへ 三ばい酢かけ 初献だい引ちまき玉子 御所あさくさ わか菜 二献重引 二献 二な重引青からし醤油かけ したしもの すまし 三秋こ物玉子そば湯ためて ○こせうのこ 一仝冬二汁七菜こん立 指身 けん寒気 かもじたまこ 紅原玉子ながにて 白みそ 本汁しぐれたまご 十六しま まきしいたけ 切かさね しら髪大こん 口さんしやう 葉わさび 一小ちよくいりさけ飯 花大こんにすりわさび 飯 はつきかふら 香物もづけなすび ならつけあさ瓜 ようかん切重 すまし 二の汁はくだいかい 向中平漬色はじかみ 二の汁 すいせんしのり 赤みそにんじん せん切 笋美煮 大麦閉 すくひ玉子とらふ 平皿若せりそろへて茶碗ずくへい 茶碗ずくへい 朝くさこま〳〵 縁切柚 たまご ちよく らふあへ 醤油あんばい 中椀物 糸くみ玉子 一まじ入れ 巻前火たまご 焼もの大煮抜卵一つ入れ 一切入レ あんかけ 焼つけ山の芋 ゆきこ 雪子しいたけ 四り子 せうが ふさ菜三に入 もちをしぼたん玉子 初ち壱引かだのり 二龍重引新きく菜 二鮎重引 したし物 すまし しらが玉子むすひ一ツ入 三献すい物しらが玉子むすひ一ツ入 三龍すい物 漬ほしゆら一すじ入 鶏卵百珎製御献立 御口取三宝。がいしき白髪たまご。煮ぬき俵卵 御座着雑煮。みそ小倉卵餅。丸むき大こん。校柿 御前酒御木具に盃御銚子 一御取肴御木具に巻しめ玉子切毛。柚干玉子切重 御前吸物うすみそ。定家たまご。ふきのとうこま〳〵 たまご しぐれ卵 御台肴山ぶき卵 おしぎんなん 山ぶき卵 紅たまご 右三色はへもりにて 色はじかみ 御台肴御所あさくさ して 白蓮根切かさね 笋美者火 種とり梅ぼし 御鉢肴 大つと卵小口切 割三つ葉長切 小針五石割三ツな長切中平物煮出し酢たまで 木のめ うすたれみそ 御すい物卜治たまこ 口青漬柚 ねりみそ 玉子どじやう 重箱物さゝかき牛房 さんしよ ぬたみそもの 柿づきたまこ 糸うすやき 御平鉢 きんし玉子 生姜せん切 一同じく小猪口に とらからしみそ すまし たまこのに 御吸ものたまごの うしほ煮 口木のめ一葉入 一仝三汁七菜御膳献立 けん紅梅花 白みそ 白半月たまご 切かさね かもじ玉子 笹ふき大こん 御鱠 火とりくはし こんぶ 御本汁 黄味進上玉子 青菜こま〳〵 ○めうど おろしにんじん たまご酢ためて御飯 御飯 粉づけ玉子 御香物青漬茄子 塩をし生姜 二之御膳 かいしき小松 美寒卵切重 金子卵盛上 青よせ卵もり上 御指身茶せん貫草 御指身 一茶せん貫草 巻石茸 二ノ すまし 御汁ばくだいかい 銀すじ 小猪口いり酒 大こん花にすり山葵 一千里状兵謀○北 じんだ 三之御膳 椹太みそ 白 三ノ みぞれ卵 つく〳〵し 野いり明 御汁 御汁土筆 御中皿 但五度かはらけに めうかたで もりあけて 争奏者火 ちやきん 御茶碗 茶巾卵 御平皿牛房鋳込卵 梅にんたまご 芋みそしき さはらび はす切 青くしさし むかふづめ御やき物大煮ぬきたまご うにでんがく しほ 一塩せんば煮 利休たまご 御中椀平やき麩 たんざく うぐひ寿菜 見合 一口しきこせう 見合 御中酒台に盃御銚子 初献御台引松かぜ玉子あん入りまんぢう玉子 間御飯鉢御通ひ御汁もりかゆる 二献御塗盃并御銚子二ツ出す 一木具御台に重箱 千本菜 青からし 御したし物 醤油かけ 三献御銚子二ツ出す すまし 御すいもの 御まいものみどり玉子 十六しま ロせうがしぼり汁 御肴物 中ちよくもの たまご黄身醤 松菜烏芋の芽 御かよひ御湯御水 くはし 鶉やき玉子 御菓子菊花玉子 六角切玉子 一御茶并うす茶 并御口取煮そめかち栗 丸にてつかふ こほり 若々 一廿一日 すまし 丸雪たまこ 御汁之物 しそこま〳〵 ひやし 氷たまご 御次之物 水くり なし 斗里状立集○止 御後酒 三組御拝御銚子 じくだ 一猪つみそ 御吸物むすび銀子卵 口割かけうど 卵かまぼこ 御肴 切かさね 御附後段并御膳献立 薄醤油煮 五色卵大一切 御平皿 御平皿糸こんにやく 大烏芋壱ツ 中醤油あんばい 御すい物芋かけ卵 浅草のりこま〳〵 卵そうめん 御転る 并ニ御汁うす葛 小皿に花かつほ 醤油あんばい おろしわさび 三盃づけ卵に 御薄平皿 大ぎくの花色づけ 五色氷りこんにやく 并にこま〳〵かけ 斗里伏立集○上 御煮もの 御煮ものしらが長いも 味噌むしたまご しらが長いも うす醤油者火 御たまこそば殿御替出す 并にすまし汁是は汁つぎにて出す 小皿かやく花がつほ ちへひこま〳〵 紅おろし大ごん 三ばい汁くずあんかけ 御引物家主貞良卵三ばい汁くずあんかけ 上におろし柚かけ あさづけ大こん 同御引物御香物 唐つけなすび うすみそ 御引吸物唐土たまこ 并あさつきこま〳〵 同御引物御肴かきすき卵 糸わかめ 御酒銚子見合出す 玉子もぢ 一同御引物でんぼうむし但しかやく見合 御吸もの、黄金卵并に吸口秋しらすのつぼみ 壱ツ入レ 御引肴源氏たまご弐ツしたし物しへな からしやうゆかけ 一嶌台五色卵盛上 并に添もり 竹のよう焼卵 黄身がへし卵 作候ては二つ切其まゝ出す 是は木火土金水をかたとり并に三七の儀をもつてす。又は 一日月の林海を孕む。是五行の儀なりゆへに此たまご百有の 一料野こん立の趣に高蔵をあらはし五行のおさめを祝して たまど一種のうつくしき所を台にあらはし見するものなり 鶏卵飯入工名物飯仝粥 卵めし 是はめしをたきゝ時に たまごをわり込む也 汁麩法みそすまし かやく 小皿 紅葉おろし大こん こせうめこ 火どりこんぶこま〳〵 にんにくにんにくかねぎの 白ねかこま〳〵 おろし柚 卵鋪飯 たまごにこんふだしを とうぶんにあはせ鉢に入 むす也米は大びねよし 出し品に右の玉子をば 茶わんの下へすくひ入て めしをもり出す也 汁醤油うすくず 死をろし大こんからみ せうがまりてたゝき 小皿かやく 小皿 あさくさ火どりこま〳〵 ちんひのこま〳〵 ねきしろね こま〳〵 一年里状立集○止 山吹飯 薄やき玉子こま〳〵 上にこし粉玉子をく 汁醤油すまし 小皿かやく紅おろし大こん 小皿かやく こせうのこ ちんひこまゝ みつばかせりか しいたけせん切 ごもくふし やき平麩せん切 芥飯やきぐりひら切 木くらけこま〳〵 うすやき玉子小切 ごぼう小口切 菜の 花め」 うすやきたまご 中こま〳〵 青菜こま〳〵に して入る 汁しやうゆうすまし 汁醤油すまし おろし大こん とらがらし 小皿がやく あさくさのり 死おろし大こん 粉にして 小皿かやくあさくさのり 小皿かやく はなうつほ あさくさのり ちんひこま〳〵 黒ごますりて 豊前小倉名物卵製飯 上白米を、ゆたてめしにして、煮たる時に、水にて二三度あらひ、米一升 ならは、玉子三十わり、よくときて、此汁を右のめしにあはせ、炭火にて そろ〳〵たく、二たびめし也、此めしに酒をすこしうちおろし大こんを たくさんに、めしの上にならしをく也よくうましておろしとも、なく より、すぐにもり出す、甚かろきものなりこれは卵百ちんの 中には出し不申ゆへ此所にしるす、常の料理人のしらざる所なり 右かけ汁はうすじんだみそしる 右かけ汁は しやうゆうあんばいすまし 大こんしぼりしる徳利にて出す かやく 小皿かだのりこま〳〵せん切歩 ねぎ白根こま〳〵柚かちんひこま〳〵 阿州名物麦割鶏卵飯 是は大むきをよくつき。引わりて粉を去り中ぐらゐを およそ壱升に、米四合ほど合せて、よく〳〵かしあひ 一水たくさんに仕かけ、一二度ふかし、扨水にて一度あらひ 一よく〳〵しづくをたらし、古の鍋に入る也、但し此うちへ酒 一壱合入る、扨此中へたまご三十ほど、とけぬやうに一ツづゝ 一入れるなり、其上へ右の煮めしをよくならし、すみ火にて そろ〳〵とたき、鍋よりすぐにもり出すなり 口芋汁これはしやう仕立のとろゝ汁なり 右かけ汁 すまし汁精法みそしる ………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………… 雪汁 雪干これは長いもをむして上皮をさりてかねの すいのうにておろししやうゆうあんばい すまし汁のあつきにかき立て出す 小皿かやく花がつほおろし大こんこせうのこ 柚かちんひこま〳〵かだのりこま〳〵 これはあわのうみよりいづる めいぶつのりなり 大秘方料理 卵白粥卵麦飯卵あまざけ 卵皷糂卵はり麦卵ずゝへい 一右六品は、前篇卵百珍之中に。くはしくしるすと 一いへども。こん立の類ゆへ。此所に目録をしるすのみ。是は 一料理かた。大秘方なれども百珍のうちゆへ。此書に のするものなり。并にさま〳〵めづらしき。りやうり あるひは。所々国々山海の名産を。よせあつめ こと〳〵くしるすものなり 前篇五冊卵百ちん 二篇三冊魚島料理方 二篇三冊魚鳥料理方三篇四篇精じん物并漬もの 鯛百珍料理二冊大根百珎料理二冊 右は料理方切かたをゝめしく記す此書にて引合せ見るべし 卜治卵赤みそすまし 一ちまき玉子すいいおなじ あまのり ちまき卵 すまし口同 西木 茶巾卵 すまし日同 水の あられ卵すいゝこせう 赤みそすまし生姜 生姜 わ切にして同 金かん 定家卵清シ 梅干 豆腐卵 すまし口同 実斗つかふすまし 久年母 ちまき玉子同同 胡桃 金子たまご すましよい口同 葡萄 臼がたまご すまし口同 菊の花 ちまき卵すまし 五しき卵まい口同 梅花祐 ゆば こして玉子吸口さんし申 豆腐 こしみ玉子 うすたれじんだみそてゝ さまし口同 おぼろ うぐら玉子◯同 とらふ 赤みそすまし 糸こんにやく 長崎油もらたまご口同 うす赤みそうすくず す赤みそす 茶巾卵 麸品々 すまし口同 ぢやうめん 薯蕷菱 薯蕷麺 山吹卵薄葛 粽卵口同 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 丸々とりて 観心寺 かもじ卵右同 もろこし 白玉ユはりて吸口さんしやうせらがこせう うきふ 干葉卵 糸組卵薄くずすまし 右同じ ようかん 梅仁玉子 すまし日同 仙台こほり餅 山ぶき玉子右 くるみたまて日 一朱理献立集○ すいぜんじ吉 定家たまご口同 薄くずさまし 十六嶋 山ふき卵 あられ すまし同同 もち 粽卵口同 すまし ) あま 一大雪卵すまし 海人のり うす葛口同 こしこ 浅草のり たまご 薄くす清し すい口同し さくらの実 うづら卵右同 ちまき卵 みぞれ 菊の花 卯右同 たまこかまほこ バククヱカヤ うすくずすすまし たまこかまほこすいを同し神馬草 粽卵 神馬草 赤みそ 赤みそ 赤みそ 蒜卵すまし かもじわかめに こせうせらが ぶんどうもやし 卜治卵吸口わさひ 巻煮玉子薄毎之そ吸口 卵どじやう薄たれ同し 大つと玉子切て 一紫土施穂 すましすい口右同じ 煮小豆 大つと玉子口同 赤みそすまし 赤みそすまし 枇杷 しらがむに すまし口同 白なたまめ 玉子ばじやうすい日同 玉子ばじやうすいひ うす赤みそうす葛 ちまき玉子すまし うすし間こんぶ すいふこせら山しよからしねり 一ばじやう卵すい口さんしよせらが 大つと卵 はつしも すまし赤みそからしねり 青こんふ すまし 天門冬 卯の花玉子口同 うすくすまし 梅干 丸香卵 右おなし 小梅干 右同 五色卵 煮木毎 銀子卵 右同し むぎ 麦の若穂 しそ漬卵 すまし薄くす れいし 青梅卵 右同し 吸口こせら青さんしよ せうがの汁 吸口之品 菜蕗のとう。にんにく。紫蘇。めうと。茶せん こと。防風。葉山葵。おろしわさび。穂たで 葉生姜。をろしせうが。新はじかみ。芹のこま〳〵 みつばこま〳〵。葱に口中〳〵。花柚。大袖 青柚。青とらがらし。赤としからし。粉とうがらし ちんひ。こせらのこつぶこせう。ねりこせう。苔米 同粉。浅草のり。同粉。青からし。黒ごまよくすりて 輪きんかん。松のみどりこま〳〵蘭の花。茶若め 火どりこんぶらま〳〵。引茶。梅がゝ香。バクタヱカヤ 菊の若苗。梅ゝろ。梨の干粉。くねんほのにく 榧の小口切又はせん切。梅ぼし 一右之るいを姜橙といふ吸口の事なりこれも 料理人のこゝろ〳〵又は其時節により切かた 調かたいろ〳〵あるべし 才切。丸むき。ゆりね。ふき。割ふき。貫草。 蕨。うくひ菜。房菜。芹。葱白根。独活 同丸むき。土筆。牛房切方品々あり○紫鼠 芋。長いも。山の芋。何首焉。零余子○烏 芋。蓮根。みつ葉。かいわりな。そひじき 十八さゝぎ。茄子越瓜○南瓜○松露。同漬 かんひやう。おだけ。同漬。初茸。しめぢ 同つけ。ひら茸。滑養。推たけ。同曽子 から茸。石茸。木くらげ。笋。○同つけ 青こんぶ。鹿尾草。胡飛。焼栗。銀杏 白なた豆。梅ぼし。氷りとうふ。豆腐品々 豆腐皮。糸こんにやく。水善寺昔。奈めん ほられんさら。新ざくな。藜。まつな。けし け。はゝきゞ。うこぎ。くさぎ。ちさ。あざみ よめな。ねいも。しそ。青まめ。隠元まめ ぶんどうもやし。ぢく菜 凡右のるいあらまししるまといへとも四季の取 合又は切かた等は時の宜にしたがふべし 同ひやしものゝるい 梨。檀子。柿。御所柿。飛。枇杷。李。密柑 金柑。久年母。蒲萄。れいし。山もゝ。桑 いちご。あんず。毒。庭むめ。振榴。すいくわ 大根。蓮根。仙だいこほりもち。水ようかん 一水仙。うき餅。玉丸雪。白髪そらめん。切麦 右はたまご百銘料理につかふひやし ものゝあらましをしるす但し切かた つかひかたは時に応ずへし 卵百珎料理ニ取合ス鳥之類 一鶴。雁。鴨。青鷺。家鴨。白夏○山鶏。 一鷺。水鶏。雉子。鶏○鳩○鶴○雲雀。 鶉。胃。竹鶏◦鶏◦鵯◦鶉◦すゞめ つむぎ。かしは鳥。きじばと。くろかも さきがも 一卵。うこくけい卵。あひる卵 右鳥の類あらましをしるす料理方は 天跡動立にて見るべし 当流料理すりみ百色の仕方 一此書は。魚るいの内。清き魚を。ゑり出し。すりみの仕方を しるす但し魚により。すりみになりがたき品有。又はうをこ よりて。合せものあり。此しかたをくはしく。書并に鳥るいの すりみ。かまぼこの仕かたまで。然ずかき出すものなり 一川うをるいすり身の仕方 一貝るいのすり身并かまぼこのしかた 一海老類すり身并かまぼこのしかた 一精進ものすり身かまぼこの仕方 一とうふすりみいろ〳〵仕方 一芋るいすりみいろ〳〵仕方 一牛房すりみいろ〳〵仕方 一蓮根すりみいろ〳〵仕方 一粟のすりみいろ〳〵仕方 一小豆すりみいろ〳〵仕方 一小一足 一萌桃すりみいろ〳〵仕方 一胡麻すりみいろ〳〵仕方 右之外長嵜物油あげるい摺身色々の仕方追々委いだす 2530 天明五年乙巳初秋 東都通本町三丁目西村源六 大坂心斎橋順慶町北江入丁柏原屋清右衛門 伊州 平安東洞院通二條上ル町木村吉兵衛 同堀河通六角下ル町中川藤四郎 同堀河通錦小路上ル町西村市郎右衛門 一五百五十一日