ひれ伏していみじく泣く
- 感情分類
- 悲しみ・哀れ
- 身体部位
- 顔
- 極性
- neutral
- 強度
- medium
- 人物
- (犬の翁丸)
- 人物の性別
- unknown
- 作品
- 枕の草紙
- コマ番号
- 11
- NDL 書誌 ID
- 888880
淚をたゞ落しにおとす。いとあさまし。「さはこれ、翁丸にこそありけれ。昨夜は隱れ忍びてあるなりけり」と、あはれにて、をかしきこと限りなし。御鏡をもうちな置きて、「さは翁丸」といふに、ひれ伏していみじく泣く。御前にもうち笑はせうこんのないし給ふ。人々参り集りて、右近內侍召して、かくなど仰せらるれば、笑ひのゝしるを、上にも聞し召して、渡らせおはしまして、「あさましう犬なども、かゝる心あ













